「笑い文字」で年賀状を 富士郵便局 教室に20人
富士郵便局は10日、文字に笑顔の絵を組み込む「笑い文字」を活用した年賀状教室を富士市の市交流プラザで開いた。一般社団法人「笑い文字普及協会」(東京)の千々輪典子さん(64)が講師を務め、市民約20人が年賀状作りに挑戦した。千々輪さんは、文字の太さを均等に保つ筆ペンの持ち方や、顔のパーツの配置などを説明した。
参加者はノートに練習を繰り返した上で、はがきに「ありがとう」や、来年の干支(えと)にちなんで「龍」の文字をしたためた。完成すると、参加者同士で交換して講評し合った。
千々輪さんは「手書きの文字を受け取った時の温かさを知ってほしい」と魅力を語った。