緻密な計算で霊峰パチリ 「奇跡的」ショットも 富士市で写真展
富士山を撮影する静岡県内外の写真愛好家でつくる全日本富士写真連盟による「富嶽(ふがく)百景写真展」が11月5日まで、富士市の道の駅「富士川楽座」フジヤマギャラリーで開かれている。
富士山が望める名所や独自に見つけたポイントから撮影した作品など、会員約30人による41点が並ぶ。新月の夜に天の川と富士山を同時に収めるといった緻密な計算を踏まえた写真が多い。一方、会員が奈良県の山間部を訪れた際に気象条件や時間帯の妙から、偶然に富士山を捉えることができた作品もある。
同会の担当者は「年に数回しか見られないような奇跡的なショットもある」と話し、来場を呼びかけた。