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テーマ : 熱海市

静岡県内インフル流行期入り シーズン初週、急激な感染拡大懸念

 静岡県は14日、インフルエンザが流行期に入っていると発表した。定点医療機関の報告によると、1カ所当たりが直近1週間(4~10日)に診た患者数は平均4・79人となり、前週の2・19人の2倍以上。シーズン入り1週目で流行期に入った上、過去最多となった。今後、急激な感染拡大が懸念される。

定点医療機関当たりの週ごとのインフルエンザ患者数
定点医療機関当たりの週ごとのインフルエンザ患者数

 流行の目安は1カ所当たり「1人」。新型コロナウイルスの感染症法の位置付けが5類に移行した5月以降、異例の流行が始まった。定点医療機関あたりの患者数は6月以降は1人前後で増減を繰り返し、いったん終息したものの、8月下旬に1・44人になってから前週比1・5倍以上で上昇を続けている。
 国の基準で注意報レベルは10人、警報レベルは30人。県内の過去最多は2019年1月の69・42人。

県内10校学級閉鎖
 県は14日、県内の小中学校と高校計10校でインフルエンザに感染したとみられる患者136人が確認され、学級閉鎖を行ったと発表した。
 市区町別の患者数は次の通り。
 【小学校】熱海市8人、掛川市16人、湖西市43人、同市10人、浜松市東区7人、同市南区7人
 【中学校】掛川市17人、菊川市11人、浜松市中区6人
 【高校】浜松市中区11人

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