西郷66 単独首位浮上 ゴルフ ダイキン・オーキッド・レディース第2日
2年ぶりの大会制覇を狙う22歳の西郷真央が2位から6バーディー、ボギーなしの66と伸ばし、通算11アンダーの133で単独首位に立った。70で回った菊地絵理香が4打差の2位、さらに1打差の3位に前日首位で73だった岩井千怜がつけた。
仁井優花が通算5アンダーの4位。3アンダーの渡辺彩香(熱海市出身)は7位。2年連続年間女王の山下美夢有は2アンダーの11位、約6年ぶりのツアー復帰戦となった元賞金女王の森田理香子は1アンダーの18位にいる。2オーバーまでの54人が決勝ラウンドに進んだ。(出場108選手=アマ4、雨、気温16・3度、北北東の風6・1メートル、観衆2565人)
強い雨でも「マネジメント」
今季は米ツアーを主戦場とする西郷にとって、試金石でもある国内開幕戦だ。これまで積み上げてきたゴルフを一つ一つ確かめながらのラウンドで第1日の67に続き、強い雨の中でこの日最少の66で首位浮上。「マネジメントがしっかりとできている。全体的に早めにコース状況に対応できている」と自信を深めた。
スタートの10番で残り138ヤードを1メートルにぴたりとつけてバーディー発進。力強いショットが光り、確実なパットでチャンスをものにした。「雨は苦手」と言うものの、勢いは止まらない。パー4の6番では、雨水の影響から第2打にうまく回転がかからず、グリーンをわずかに外れた。それでも7メートルを沈めて、6個目のバーディーを奪った。
2位に4打差をつけて臨む決勝ラウンドへ「しっかりと、頭を使いながらプレーするのが大事」と気を引き締めた。