献上梅 丁寧に枝切り 熱海市、上皇さま誕生日お祝いで
熱海市は18日、上皇さまの誕生日(23日)をお祝いして贈る「献上梅」の枝切りを同市の熱海梅園で行った。上皇さまが皇太子だった1969年から続いていて、今年で55回目。
早咲きの紅梅「八重寒紅」と白梅「冬至梅」を厳選して贈る。同市公園緑地課の加藤可奈さん(25)が枝にはさみを入れた。加藤さんは「今夏は暑い日が続いたが、気候の変化に耐えて花を咲かせてくれた」と話した。
梅は22日に都内の仙洞(せんとう)御所に届ける。同市とゆかりのある英国、韓国、ブルネイの各大使館にも渡す。
同園では今年、梅の開花時期は早かったものの、咲きの進み具合は遅めだという。