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テーマ : 熱海市

岩井千、開幕戦制す ゴルフ ダイキン・オーキッド・レディース最終日

 女子ツアー今季開幕戦で、前日首位に立った21歳の岩井千怜が、ボギーなしの5バーディーで67と伸ばし、通算18アンダーの270で逃げ切った。通算5勝目で賞金2160万円を獲得した。通算18アンダーで優勝し、ギャラリーの前でポーズをとる岩井千怜=琉球GC
 2打差の2位は西郷真央、さらに5打差の3位は菊地絵理香だった。2年連続年間女王の山下美夢有は通算2アンダーの19位、1アンダーの渡辺彩香(熱海市出身)は27位、約6年ぶりに復帰した元賞金女王の森田理香子は1オーバーで36位となった。(出場54選手=アマ1、曇り、気温15・9度、北北東の風4・6メートル、観衆6133人)
無心、耐えた 大会記録4打更新  鋭く振り抜くスイングのリズムは終始変わらず、安定感があった。岩井千は西郷と一騎打ちの様相となった重圧の中でも隙を見せず。初日と前日の65に続き、67の好スコアで通算18アンダーと大会記録を4打も更新し「追いつかれても耐えた。きつかったけれど絶対に勝つと思ってプレーした」と誇らしげに語った。最終日、18番でウイニングパットを決め、ガッツポーズする岩井千怜。通算18アンダーで優勝した=琉球GC
 首位発進も序盤で西郷に並ばれた。それでも「無心に攻め続ける」と揺るがない。14番でピンまで133ヤードの第2打を2メートル以内につけて再びリード。前日にダブルボギーをたたき、この日も平均4・1667と最難関の15番は確実にパーで切り抜けた。一方で西郷がここでボギーとして勝利に前進した。
 今大会は2日目に73とつまずいた。「強風でピンを狙ってはいけないところも狙うなど欲が出た」と反省。その後はメリハリをつけた攻めで伸ばし「状況を判断しながら
 

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