静岡の魅力 写真で切り取る 愛好家団体有志 葵区で展示
静岡県内の写真愛好家で作る団体「シズオカシャッターバグズ」は19日まで、写真展「静岡と私」を静岡市葵区の「ギャラリー青い麦」で開催している。同団体メンバーの有志12人が「静岡の魅力」をテーマに、それぞれの視点と感性で切り取った力作約120点が展示されている。
コスモス畑の後方に雄大な富士山がそびえ立つ光景や、日没前の熱海市の砂浜を歩く女性を撮った作品などが目を引く。浜名湖やJR静岡駅など、県内各地の風景写真を撮影場所に合わせて配置し、静岡県の地図をかたどって展示したエリアも来場者の注目を集めている。
同団体代表の谷岡瞭さん(30)は「作品を通じて、県内の地域ごとに異なる自然や文化の魅力を再発見する機会になったらうれしい」と話した。