熱海経済の飛躍へ結束 3団体が賀詞交歓会
熱海商工会議所(内田進会頭)、熱海温泉ホテル旅館協同組合(森田金清理事長)、熱海市観光協会(中島幹雄会長)は5日、新年賀詞交歓会を市内のホテルで開いた。経済、行政、議会関係者ら約130人が出席し、地域経済の飛躍に向けた結束を確認した。
主催者を代表してあいさつに立った内田会頭は能登半島地震に触れて「(熱海も)地震の危険性が高い場所。防災に対する先行投資が大切になる」と日頃の備えを呼びかけた。「地震の被災地の方に寄り添っていきたい」とも述べ、新年賀詞交歓会の主催3団体で募金活動を実施するとした。
斉藤栄市長は3日で発生から2年半が経過した同市伊豆山の大規模土石流について「復興のスピードを上げていく」と強調。観光経済の発展に関しては、平日の観光誘客やインバウンド(訪日客)獲得を着実に進めるとの方針を示した。