いとう漁協2支所に灯台監視で表彰伝達 下田海保
長年にわたり灯台の作動状況を監視し、海の交通安全に貢献したとして、下田海上保安部は14日、いとう漁協八幡野支所(伊東市)に海上保安庁長官表彰を、同漁協網代支所(熱海市)に第3管区海上保安本部長表彰をそれぞれ伝達した。
海上保安庁が定める「灯台記念日」(11月1日)にちなんだ表彰事業で、灯台の監視が20年以上で長官表彰、15年以上で本部長表彰の対象になる。八幡野支所は2003年から八幡野港防波堤灯台、網代支所が07年から網代港北防波堤灯台を担当し、灯台の明かりが正常についているかを日々確認してきた。
八幡野支所では、下田海保の西山博部長が稲本英雄支所長代理に表彰状を手渡し、「灯台は船の交通安全に欠かせない。長年の監視に感謝するとともに、引き続き協力をお願いしたい」と話した。稲本支所長代理は、灯台周辺がテレビや映画のロケ地にたびたび採用されていると紹介し「灯台の明かりを見守ることはもちろん、観光面でもPRしてきたい」と意気込んだ。