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テーマ : 熱海市

岸谷本線 着工は秋以降 熱海市長 逢初川整備計画で 熱海市議会一般質問【熱海土石流】

 熱海市伊豆山で発生した大規模土石流の復旧復興事業を巡り、同市の斉藤栄市長は6日の市議会2月定例会一般質問で、被災地の逢初(あいぞめ)川両岸で整備を計画する市道「岸谷本線」について、今秋以降に着工するとの見通しを改めて示した。越村修氏(熱海成風会)への答弁。
 岸谷本線は逢初川沿いで被災した生活道路。静岡県による逢初川の拡幅工事に合わせて、市が両岸に幅4メートルの市道を整備する。斉藤市長は迂回(うかい)路を確保する観点から、近隣地で1月に先行着手した市道「岸谷2号線」の復旧改良工事を今秋に完了させた後、岸谷本線の整備工事に着手するとした。
 市は越村氏への答弁で、被災家屋の公費解体に関する状況も報告した。対象は公費解体の意向がないケースを除いた70件。64件の申請を受け付け、このうち63件で解体工事を終えたという。災害廃棄物の処理に一定のめどがついたとして、県道笹尻交差点の近くに開設している一時仮置き場を3月末に閉鎖する。
 (熱海支局・鈴木文之)

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