熱海市がマイナンバーひも付けミス 課税データで1件
熱海市は9日、マイナンバーのひも付け事務の総点検で、1件のミスが確認されたと発表した。氏名、生年月日、性別、住所の十分な確認作業を怠ったことが原因としている。既に適正なひも付けに改め、個人情報の漏えいなどのトラブルはないという。
市によると、個人住民税の賦課に関し、市に住民登録がなく、マイナンバーにひも付けられた課税データの状況を調べた。対象の379件について住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)を使って突き合わせ作業を実施した結果、別人の情報を誤ってひも付けていたケースが1件あった。
市税務課は再発防止に向け「複数職員による確認作業を実施し、同様の問題が生じないよう万全の体制で事務処理する」とした。