静岡県内全域に水難事故多発警報発令
静岡県水難事故防止対策協議会は6日、水難事故多発警報を県内全域に発令した。期間は12日まで。3日までの1週間に水難事故7件が発生し、3人が死亡した。
県などによると、8月から9月3日までには計19件の水難事故があり、前年同期比で6件増加した。死者数は5人で同2人増だった。死亡が確認されたのは8月29日、31日と9月1日に発生した3件。熱海市の海岸でシュノーケリング中の男性(53)と、下田市の神子元島で釣りをしていた男性(60)、湖西市の中学校のプールで泳いでいた男性(22)だった。
県は体調不良時には水に入らない▽魚釣りやボートに乗るときは必ずライフジャケットを着用する-などの注意事項を徹底するよう呼びかけている。