湖西市の記事一覧
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浜名湖遺体事件、18歳男逆送 家裁浜松支部「犯行中心的役割」で刑事処分相当
湖西市の浜名湖畔付近で2月上旬、袋井市の通信制高校の男子高校生(17)が溺死させられたとされる殺人事件で、静岡家裁浜松支部は24日、殺人と傷害、監禁の疑いで同家裁に送致されていたフィリピン国籍、浜松市中央区の無職の男(18)を静岡地検浜松支部に送致(逆送)すると決定した。家裁は男について「一連の犯行で中心的な役割を果たしており、計画性がないことを考慮しても犯情は非常に悪質」と指摘。保護処分ではなく、刑事処分が相当と判断した。地検が起訴すれば裁判員裁判の対象になる。 地検によると、男は殺人、傷害、監禁の罪で起訴されている同区の無職の男(21)と共謀し、2月5日午前3時半ごろから同5時ごろまで
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釣り場ガイド 静岡県東部/中部/西部
東部 熱海 18はメジナやタカベ、ネンブツダイ。19日もメジナやタカベ、ネンブツダイ。20日はアオアジやメジナ、カサゴ、小マダイ、スズメダイ、ネンブツダイ、タカベ。21日はメジナや小ムツ、タカベ、スズメダイ、ネンブツダイが釣れた。 ▽熱海市和田浜南町熱海港海釣り施設・電0557(85)8600 伊東 オレンジビーチでは投げ釣りでシロギス。カサゴ狙いの穴釣りなどもできる。海水浴シーズンになると釣りができなくなるため、今がおすすめ。 ▽伊東市静海町稲七つり具店・電0557(37)0177 沼津・船 20日午後の沼津沖船釣りは0.8~2キロのマダイ、20~25センチのマアジは時合
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【浜名湖花博】会場周辺エリアでデジタルスタンプリレー 4商工会
遠州信用金庫(浜松市中央区)は同区で開催中の「浜名湖花博2024」に合わせ、会場周辺エリアの4商工会が連携するデジタルスタンプイベントリレーを7月末まで実施している。地域商店街の消費促進や観光交流人口拡大を図る。 参加するのは奥浜名湖、湖西市、新居町、浜名の4商工会。専用アプリ「toypo(トイポ)」を介して、花博会場の浜名湖ガーデンパーク、はままつフラワーパーク、イベント登録店の飲食、小売り、観光施設などの訪問先で、スタンプを収集できる。設定された個数を集めると、地元産牛肉や銘菓などの特産品や商品券が抽選で当たる。 6日にスタートした奥浜名湖(6月2日まで)は54店、5月1日から始まる
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バランス感覚持ち県の政策を進めて 知事選巡り湖西市長
湖西市の影山剛士市長は24日の定例記者会見で、知事選(5月9日告示、26日投開票)を巡り新知事に求める姿勢として「バランス感覚を持ち、県の政策を前に進めてもらいたい」と述べた。特定候補を支援する意向は示さなかった。 影山市長は24日までに知事選への立候補を表明した元副知事の大村慎一氏(60)と、前浜松市長の鈴木康友氏(66)のどちらとも以前から面識があると説明。「(選挙戦が)地域間の戦いになることは誰も望まない。全県的なバランス感覚が必要」とした。 5月10日に辞職する川勝平太知事については「バッテリーパークの整備など、県の産業の中で湖西市を重視してもらい感謝している」と述べた。
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おいでん祭 9月28日 湖西市長会見
湖西市の影山剛士市長は24日の定例記者会見で、同市の夏を締めくくるイベント「第29回湖西おいでん祭」(実行委主催)を、9月28日正午~午後8時に同市新居町のボートレース浜名湖西駐車場で開くと発表した。 例年、会場や時期を分けていた消防フェスタと環境フェアを、今年は同じ会場で同時開催する。同日夜には、湖西湖上花火大会が同市鷲津の表鷲津湖岸公園で開かれる予定。 実行委事務局の市文化観光課によると、おいでん祭は昨年度、熱中症対策のため8月下旬から9月中旬へ開催時期を変更したが、今年も暑さ対策やボートレース場との日程調整でさらに10日ほど遅い日に変更した。目玉である市民総おどりやステージイベントの参
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座敷のぼりで職人技堪能 湖西、昭和初期製作 端午の節句合わせ展示
湖西市新居町の小松楼まちづくり交流館で端午の節句に合わせ5月末まで、昭和初期に製作された「座敷のぼり」を展示している。 芸者の置き屋として栄えた小松楼で、1937(昭和12)年ごろに誕生した店主の長男の健やかな成長を祈り飾られていた。本来は家の前に設置するのぼりや吹き流し、やりなどの外飾りを室内用に小さく作ったもので、縦110センチ、横80センチ。陣がさや太鼓、かしわ餅など端午の節句にちなんだ飾りも並ぶ。 座敷のぼりの台座は漆塗りで螺鈿(らでん)細工や金蒔絵(まきえ)が施された豪華なつくりが特徴。交流館を管理するNPO法人新居まちネットの寺田敏幸理事長は「今ではほとんど見られない細部のこ
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イースター、楽しいね 親子でゲームなど挑戦 湖西市
湖西市の表鷲津多目的ホールで21日、外国の文化を体験するイベント「親子イースターパーティー」が開かれた。米国や英国などで春の祝祭として盛んなキリスト教の復活祭を題材に、約35人が英語の歌やゲームに挑戦し、家族や友達と一緒に楽しみながら外国の文化を学んだ。 イベントは地元の英語講師白井晶子さんが、昨年から2カ月に1回をめどに開催している。参加者は白井さんや米国出身のボランティアスタッフからイースターの象徴であるウサギの歌やダンスを学んだ。卵の殻に模様を描いたり、ニンジン型の菓子袋を獲得するゲームに挑戦したりもした。雨天のため、卵の飾りを探す「エッグハント」は室内で行い、子どもたちは笑顔で会場
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浜名湖ウナギつかんで味わおう かば焼き作り体験 27日から湖西・新居観光協会
一般社団法人湖西・新居観光協会は27日から、湖西市新居町の観光施設「海湖館」で浜名湖産の養殖ウナギのつかみ取りとかば焼き体験を開始する。大型連休のほか7~9月の休日や夏休み期間に実施する。 ウナギを池に放流し、手づかみで捕まえてかば焼き作りを体験する企画。定置網漁で水揚げされた魚をつかむ体験とシラスの釜揚げ体験も行う。昨年は延べ約4500人が参加した。初日の27日午前10時~午後4時には、浜名湖花博2024に合わせた「海の見えるマルシェ」も開く。特産品販売ブースやキッチンカーが並ぶほか、フラワーアレンジメントやアウトドアの体験も行う。小雨決行。 うなぎつかみ・かば焼き体験は午前10時半~
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「まちをどう守るか考えて」 湖西市消防、能登活動伝える市民講座
湖西市の表鷲津生涯学習推進懇談会は20日、能登半島地震の被災地に派遣された市消防本部職員による市民講座を、同市の表鷲津多目的ホールで開いた。約40人が緊急消防援助隊の役割や被災地での活動を学び、大規模災害に対する地域の備えを考えた。 同本部消防署の救急救命士宍井一滋さん(43)らが講師を務め、1月1日の発災から同21日まで、全国から延べ約5万9千人が派遣された緊急消防援助隊の動きを解説した。静岡県大隊の一員として被害が大きかった石川県珠洲市で活動した様子を紹介し、道路の隆起や土砂崩れのため現地へ入るまでに時間がかかったことや、厳しい寒さや雪の中での活動に苦労したことを振り返った。 宍井さ
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湖西7団体で海岸清掃 「合同絆感謝運動」JCなど連携、交流深め
浜名湖青年会議所(JC)は20日、地域の青年団体などと協力した海岸清掃を湖西市新居町の表浜海岸で実施した。同JCを含め7団体約80人が集まり、海岸に漂着したごみを拾いながら団体間の交流を深めた。 例年は単独で清掃活動を行っていたが、他団体と連携する場をつくろうと「合同絆感謝運動」と題して初めて実施した。市と新居町の両商工会青年部や湖西ライオンズクラブ、海岸清掃に取り組む地元のNPO法人などが集まり、参加者はごみ袋を手に海岸を歩き、漁具や生活用品のごみなどを拾って分別した。 終了後には異業種交流会も開き、地域の課題について意見交換した。
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「心が安らぐ」中根庭園 枯れ山水の魅力満喫 新緑眺め、茶も楽しむ 湖西で鑑賞会【浜名湖花博2024】
湖西・新居観光協会は21日、浜名湖花博2024の関連イベントとして、「昭和の小堀遠州」と呼ばれた世界的造園家中根金作(1917~95年)=磐田市出身=が手がけた枯れ山水庭園の鑑賞会を、湖西市新居町の老人福祉センターで開いた。来場者は、浜名川の歴史などを基に設計された庭園の魅力を学んだ。 湖西市新居・中根庭園を研究する会の吉元洋美会長がガイドを務め、センターの近くを流れる浜名川の歴史を踏まえた庭のデザインや、石組みの工夫による空間づくりなどの魅力を解説した。来場者は四方を窓に囲まれた中庭をさまざまな角度から見ながら、新緑が芽吹いた庭園を鑑賞した。 ロビーには茶席も設けられ、来場者はゆったり
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湖西市、下水処理に次世代システム導入 実証実験へ豊橋技科大などと合意
湖西市は19日、小規模自治体の下水処理場に導入できる次世代型メタン発酵システムの実証実験を行うため、豊橋技術科学大(愛知県豊橋市)と同大発のベンチャー「豊橋バイオマスソリューションズ」と基本合意書を締結した。下水汚泥や浄化槽汚泥、家畜の排せつ物を混ぜて効率的に発酵させ、メタンガスを含むバイオガスを発生させる。将来的には発電などに活用し、地域の資源循環や脱炭素社会の実現を目指す。 市役所で締結式を行い、影山剛士市長と同大の若原昭浩副学長、同社の熱田洋一社長が合意書に署名した。2024年度は湖西浄化センター(湖西市吉美)に実験用の設備を置き、原料の濃度を上げて効率よく発酵する方法や、発酵を阻害
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ヤマハ発動機グループ施設に無人店18店舗 MV東海
マックスバリュ(MV)東海はこのほど、ヤマハ発動機グループの静岡県内施設に無人店舗「Max(マックス)マート」を18店舗オープンした。 浜松、磐田、掛川、袋井、湖西市、森町の工場や事務所などの一角に2023年10月から24年3月中旬にかけて開設した。多くが24時間営業という。 ヤマハ発によると、各施設の食堂などに併設して有人で運営していた全ての企業内ショップをMaxマートに変更した。無人店舗は各施設で働く計9千~1万人の従業員向けで、営業時間の延長や福利厚生費の削減につながることなどを理由に導入を決めたという。
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湖西の金原さん100歳 誕生日会に市長ら祝福
湖西市新所の軽費老人ホーム「ケアハウス燦光(さんこう)」で18日、100歳を迎えた入居者金原美代志さんの誕生日会が開かれた。影山剛士市長が市民を代表して祝福に訪れ、家族や入居者、施設職員と共に金原さんの長寿を祝った。 誕生日会には金原さんの娘から生後3カ月のやしゃごまで家族6人が駆けつけた。施設職員らも花束や手紙を贈り、金原さんはケーキのろうそくを吹き消した。長寿を祝う賞状や花束を手渡した影山市長は、「これからも元気で長生きしてください」と声をかけた。 磐田市出身の金原さんは、10代後半から湖西市新居町の新聞店で働き始め、太平洋戦争で夫を亡くしながらも新聞配達の仕事を約50年間続けて家族
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新会長に彦坂氏選出 湖西市自治会連合会
湖西市自治会連合会はこのほど、2024年度の定期総会を市健康福祉センターで開いた。24年度の新たな役員5人と会計監査2人を選ぶ議案などを承認し、板倉福男会長に代わる新会長に彦坂昇副会長(市場自治会)が就いた。 23年度と24年度の各自治会長ら約80人が出席し、23年度の事業報告と23年度の事業計画案を承認した。彦坂新会長は「各地域の課題を共有しながら、円滑に自治会活動を進めたい」とあいさつした。 ほかの役員と会計監査は次の通り。 副会長 酒井憲一(南上の原第1)山本光紀(大知波)尾崎晴之(橋本)▽会計 久米好之(表鷲津)▽会計監査 鈴木富志(大森)牧田行正(新居中央)
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静新地域貢献顕彰 たんぽぽ賞 新聞 安心 学びお届け
静岡新聞社と静岡新聞取扱販売店の店主で組織する静新会は、新聞販売店スタッフの地域貢献を顕彰する「たんぽぽ賞」の受賞者を決めた。人命救助、高齢者保護をはじめ、環境美化緑化、ボランティアなど、地域に貢献した活動から選んだ。「たんぽぽ賞」の表彰は今年で16回目。県内約4800人の新聞販売店スタッフが、大切な新聞を届けながらあなたのまちを見守っている。本年度の受賞事例の一部を紹介する。 動く防犯カメラ 見守る 薮崎新聞店育伸社、いけたに新聞店、藤枝江崎新聞店 藤枝市内の新聞販売店全5社による「新聞販売店バイク車載カメラ見守り」=新聞販売店の地域活動をたたえる2023年度「地域貢献大賞」(日本新聞
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今切口と渡船の歴史紹介 新居関所史料館 湖西市
湖西市新居町の新居関所史料館で、浜名湖と太平洋がつながる「今切口」の成り立ちや渡船の歴史を紹介する企画展「今切ノ渡し」が開かれている。5月12日まで。同館や個人が所蔵する浮世絵や絵巻などの史料約20点を中心に、解説パネルなどを展示している。 江戸時代の絵図などを基に、15世紀末から16世紀初頭にかけて地震などの災害で今切が出現し、開口部が広がって渡船が重要な役割を果たしたことを紹介した。徳川家康の宿駅設置に合わせ旧東海道新居宿に整備された渡船役人の組織や体制、舞阪宿に向けた航路の変遷もまとめた。2000~02年度に新居関跡で行われた渡船場の発掘調査と復元工事の写真も展示し、護岸の石垣や湖底
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お祝いケーキ 飾ろう 湖西・新居図書館 6月に“100歳”
湖西市立新居図書館の入り口に17日、開館100周年を祝う誕生日ケーキが設置された。6月1日に同館で開く記念イベントに向けて、来館した子どもたちにろうそく飾りを配布し、100本以上の飾り付けを目指す。 職員手作りの展示物は縦約1.5メートル、横約2メートル。色とりどりの画用紙で作ったろうそく飾りは、本の貸し出しの手続きでカウンターを訪れた子どもや親子連れを中心に配り、貼り付けてもらう。完成後も記念撮影のスポットとしてしばらく展示する予定という。担当者は「一緒に誕生日ケーキを作り上げるのを楽しんでほしい」と話した。 同図書館は1924(大正13)年6月、旧新居町の町立図書館として新居関所構内に開
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釣り場ガイド 東部/中部/西部
東部 熱海 12日はマゴチやメジナ、アジ、サンノジ、タカベ、30センチのオナガダイ。13日は小マダイやアイゴ、スズメダイ、タカベ、ベラ、マアジ、ネンブツダイなど。14日はメジナやアイゴ、スズメダイ、タカベが釣れた。 ▽熱海市和田浜南町熱海港海釣り施設・電0557(85)8600 伊東 伊東港周辺は水温がまだ上がらないため、フカセ釣りでメジナ、胴つき仕掛けでカサゴ狙い。サビキ釣りで豆アジや小ムツが釣れるが、数は少ない。 ▽伊東市静海町稲七つり具店・電0557(37)0177 沼津・船 11日午後の沼津沖船釣りは1キロ前後のマダイや1.5キロ前後のクロダイが多数。20センチ前後
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中根金作の庭園鑑賞会 湖西市老人福祉センターで21日【浜名湖花博2024】
湖西市新居町の市老人福祉センターで21日午前10時~午後4時、「昭和の小堀遠州」と呼ばれた世界的造園家中根金作(1917~95年)=磐田市出身=が手がけた枯れ山水庭園の鑑賞会が開かれる。 浜名湖花博2024の関連イベントとして湖西・新居観光協会が主催する。会場では市新居・中根庭園を研究する会が30分間程度のガイド説明を随時行う。庭園を鑑賞しながら楽しめるお茶会も同時に行い、来場者のうち先着30人に浜名橋をイメージした上生菓子を提供する。 鑑賞会は入場無料。お茶会は午前10時半~午後3時で1席400円。問い合わせは観光協会<電053(596)9255>へ。
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外国籍小中生の日本語教室無償に 湖西市、負担軽減と受講促進図る
湖西市は2024年度、湖西国際交流協会(KOKO)に委託する外国籍の小中学生向けの日本語教室「ちきゅうっこひろば」を無償化した。従来は1回300円の参加費を集めていたが、23年度に市日本語教育推進会議から受けた提言を基に、24年度一般会計当初予算の事業費を23年度から64万5千円増額し、参加費を廃止した。経済的負担の軽減と受講促進を図る。 24年度の教室は、同市鷲津の市民活動センターで毎週水曜と金曜、同市新居町の上田町公民館で毎週水曜の放課後に開講する。外国にルーツのある小中学生の希望者が参加し、支援員のサポートを受け読み書きを練習したり、宿題に取り組んだりしている。同センターで24年度
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キューバ大使「浜名湖ヘミングウェイ杯」協力に謝意 7月の開催前に浜松市訪問
キューバのヒセラ・ベアトリス・ガルシア・リベラ駐日特命全権大使が15日、浜松市役所を訪問した。7月20、21日に同市中央区の渚園や湖西市の新居浜名港で開かれる「浜名湖キューバヘミングウェイカップ2024」(静岡県、浜松市、湖西市、静岡新聞社・静岡放送などでつくる実行委員会主催)を前に、浜松市の開催の協力に対する謝意を中野祐介市長に述べた。 ヘミングウェイカップはカジキ釣り大会のビルフィッシュトーナメントのほか、地元海産物とキューバの特産品のブース出展、同国の音楽の紹介などで地域振興、ブランド力向上につなげるイベント。ガルシア大使は「キューバを知ってもらういい機会。国民を代表して礼を申し上げ
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ガラスの中にコケの世界 「テラリウム」50点 30日まで湖西で作品展
湖西市新居町の小松楼まちづくり交流館で30日まで、ガラスの容器にコケを植える「テラリウム」の作品展が開かれている。 同市と豊橋市在住のテラリウム作家3人が手がけた作品約50点が並ぶ。ガラス瓶やボウル、ワイングラスなどにピンセットで1本ずつコケを植えながら、ジオラマ用の人形などを配置して、牧場の風景や野山、家などの世界を表現した。 月曜休館。期間中の木曜日午前10時~午後2時にはワークショップを開催している。所要時間は1時間~1時間半ほどで、材料費3000円が必要。
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トキワマンサク 春の陽光に輝く 湖西・神座の群生地
湖西市神座に群生する県天然記念物「トキワマンサク」の花が満開を迎えた。黄白色の小さな花が広がる景色を楽しもうと、花見客が訪れている。周辺整備を行う「トキワマンサク里づくり推進会」によると、見頃は1週間程度。 国内の群生地は同市のほか三重県の伊勢神宮と熊本県荒尾市のみで確認され、湖西市は分布の北限にあたる。糸状の花が集まって咲き、満開となった木は日光を受け輝いて見える。同推進会は「今が一番きれいに見える時期。花が好きな方は早めに見に来てほしい」と話している。 (湖西支局・杉崎素子)
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よみがえる “昭和の新居町” 湖西・中村さん 記憶たどり風景画に 13日から展示
湖西市新居町の絵画愛好家中村美代子さん(78)による水彩画展「私のあらい」が13日、同町中之郷のカフェ&アートステージ竹生で始まる。昭和40~50年代の旧新居町の街並みを自身の記憶や地域住民の証言、写真などから掘り起こし、昭和の人々の営みがよみがえるジオラマ風の風景画に仕上げた。旧新居町を題材にした過去作を含め20点を展示する。21日まで。 町職員として広報誌制作を担当した経験のある中村さんは退職後の趣味で絵を始め、時代とともに失われる街の風景や歴史を題材にした絵を多数描いてきた。今年に入り講師に街並みを描くアイデアを提案され、自宅近くの旧町役場周辺や商店が軒を連ねた船町通りなどの絵を描き
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タカラ梱包輸送 事故防止、安全運転誓う 湖西署へ宣言書提出 啓発品反射材600個も寄贈
湖西市に運送拠点や営業所を置くタカラ梱包(こんぽう)輸送(本社・愛知県豊川市)が10日、春の全国交通安全運動に合わせ、事故防止の取り組みを誓う交通安全宣言書を湖西署に提出した。県交通安全協会湖西地区支部にも啓発品の反射材600個を寄贈した。 同社の市川雅大梱包担当部長らが同署を訪ね、川島好勝署長にカーブでの減速や交差点の安全確認など7項目を盛り込んだ宣言書を手渡した。川島署長は「模範ドライバーとして引き続き安全運転に努めてほしい」とあいさつした。啓発品は反射材ベルトなど2種類。同支部は交通安全教室や街頭啓発活動で市民に配布する。
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花博の応援シール 完成 湖西の新居町商工会
湖西市の新居町商工会がこのほど、開催中の「浜名湖花博2024」(浜名湖花博20周年記念事業実行委員会主催)を応援しようと、キャラクターのシール6000枚を作製した。 会員からも協力を募り、同実行委の許可を受けてシールを作製した。絵柄はメイン会場となっている浜名湖ガーデンパークの「のたね」やはままつフラワーパークの「ふらまる」に加え、20周年記念キャラクターの「ウグリン」「てんてん」の4種類。 会員の20事業所が協力し、市内で配るなどして花博の開催をPRしている。
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静岡県議会ふじのくに新役員 政調会長に伴氏
静岡県議会第2会派ふじのくに県民クラブは10日の議員総会で、2024年度の執行部体制を決めた。幹事長に四本康久氏(63)=富士宮市、4期=を再任し、総務会長に田内浩之氏(47)=湖西市、4期=、政調会長に伴卓氏(36)=富士市、3期=を新たに選出した。任期は5月1日から1年間。 4日の議員総会で、会長は田口章氏(62)=浜松市中央区、4期=の続投を決めている。
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鉄製ふた 盗難相次ぐ 静岡県内で被害
小山の水路 19枚 小山町北郷地区の農業用用水路で、水路の接続や集水などの役割を持つ「枡(ます)」部分にふたをする鉄板が相次いで盗まれていたことが11日、町などへの取材で分かった。町は同日までに、御殿場署に被害届を出した。 町によると、中日向区で6日、縦横70センチの鉄板14枚がなくなっているのを地域住民が発見した。用沢区では10日に縦横90センチの鉄板5枚がなくなっていることが発覚した。盗まれた時期は不明で、署員や町職員が現場を確認して安全確保のためバリケードを設置した。被害額は計110万円超とみられ、町が地区内で注意喚起を行っている。 中日向区では1月、中日向浅間神社の屋根の銅板が何
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復旧工事契約など4議案承認、可決 湖西市議会臨時会
湖西市議会は11日、臨時会を開き、2023年5月に火災が発生した市環境センターリサイクルプラザ(同市吉美)の復旧工事に向けた契約締結など4議案を原案通り承認、可決して閉会した。 火災は不燃ごみを粉砕し金属類を回収する作業中に発生し、出火原因はごみに混入したリチウムイオン電池と判明した。火災によりアルミ選別機や外壁などが損傷した。復旧工事の見積額は8億5360万円。市環境センター基幹改良工事と一体での実施が必要として、改良工事を行った「荏原環境プラント」(東京都)と特命随意契約を締結する。工事は25年3月に完了予定。費用は保険金3億6300万円と、公共施設整備基金を充てる。 ほかの議案は、法改
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地域の防災情報 冊子に 全戸配布「避難計画に役立てて」 湖西・南上の原
湖西市の南上の原自主防災会がこのほど、地域の防災情報や災害への備えをまとめた冊子「南上の原防災ハンドブック」を作成した。市内では初の取り組み。約2000世帯に全戸配布し、地域の情報共有や個人の避難計画策定に役立ててもらう。9日、酒井憲一会長らが市役所を訪ね、影山剛士市長に完成を報告した。 訪問したのは酒井会長と防災委員代表小笠原満さん(73)、南上の原自治会の防災担当役員鈴木伸治さん(66)。冊子はA4判24ページ。南上の原地区の状況に応じた防災対策の重点項目に「火災発生時の初期消火」と「倒壊家屋からの救出」を掲げ、住民や組長、防災委員など各自の役割や組織図、防災資機材の設置場所などをまとめ
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釣り場ガイド 静岡県東部/中部/西部
東部 熱海 5日はボラやタカベ、ネンブツダイ、クロダイ、メジナ。6日はタカベやスズメダイ、クロダイ、ネンブツダイ、ベラ、マダイ。7日はタカベやネンブツダイ、クロダイ、マダイ、タカサゴ、スズメダイ、ベラ、カワハギが揚がった。 ▽熱海市和田浜南町熱海港海釣り施設・電0557(85)8600 伊東 伊東港周辺のサビキ釣りはイワシとアジが少なく苦戦。水温が上がる今後に期待。オレンジビーチでは消波ブロック周辺でカサゴ狙いの穴釣りができる。餌はサバやサンマの切り身、オキアミ、青イソメなど。暗くなるとメバルも狙える。 ▽伊東市静海町稲七つり具店・電0557(37)0177 中部 由比漁
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デンソー社員ら森林再生に汗 湖西で整備活動、アジサイ植栽
湖西市のデンソー湖西製作所はこのほど2日間にわたり、湖西連峰の森林を再生する社会貢献として、同市大知波の「明日への森」で整備活動を行った。初日は同製作所の社員と地元の湖西フロンティア倶楽部の会員ら約30人が集まり、木を間引いたりアジサイを植えたりする作業を行った。 明日への森は、おちばの里親水公園近くに広がる国有林の一部で広さ2300平方メートル。2010年ごろに台風被害で荒廃した森を復興するため、林野庁天竜森林管理署と協定を結び、整備作業を続けてきた。10年超の活動で、アカガシやコナラなど広葉樹を中心とした森が育ちつつある。社員有志がボランティア休暇を取って参加し、のこぎりを手に木を切っ
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JR鷲津駅前広場(湖西市)で音楽イベント 8団体出演
湖西市のJR鷲津駅前ひまわり広場でこのほど、音楽を楽しむイベント「Ha.m.o.p(ハモップ)」が開かれた。県西部などで活動するソロミュージシャンやバンドなど8団体が出演し、オリジナル曲やカバー曲の演奏や、出演者同士のセッションを繰り広げた。 会場にはキッチンカーや屋台、マッサージや手芸品販売など約20のブースが並び、来場者は飲み物や食べ物を片手に出演者の演奏に耳を傾けた。イベントは、常設のライブハウスがない同市で音楽に触れる機会をつくろうと昨年7月に始まり、4回目の開催。
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色あせぬ輝き ビンテージの魅力【しずおかアウトドアファン】
所有者が長年大切に使い続けたアウトドア用品には、新品にはない味わいがある。県内でビンテージのキャンプギアや衣料品を扱う店舗を訪ね、色あせない輝きと魅力について聞いた。(生活報道部・草茅出) フリマ通じ所有者が交流 思い出の詰まったアウトドア用品を長く使い続けられるよう、所有者同士やメーカー、店舗などをつなぐ試みも。3月31日に浜松市中央区の渚園で開かれたイベント「Re[リ]‥Pair[ペア]」では、キャンプ道具やウエアなどを扱うフリーマーケットや出張修理など多彩な催しが人気を呼んだ。 フリーマーケットは、出展者と来場者の対話を促そうと値段の掲示は禁止。交換や販売を開始する前に2時間、
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プレミアム付き買い物券14日発売 湖西市商業協組
湖西市商業協同組合は14日午前9時から、1セットあたり千円で2千円分の買い物ができる「プレミアム付きお買い物券」の販売を、市商工会館(同市鷲津)と市西部地域センター(同市駅南)で行う。計2千セットを先着順で販売し、なくなり次第終了する。 物価が上昇する中で地域経済を活性化させようと実施する。買い物券は15日から6月末まで、組合に加盟する市内の飲食店や商店など計37店で利用可能。販売数は市商工会館が1200セット、市西部地域センターが800セット。購入は1人5セットまでで、支払いは現金のみ。 問い合わせは同組合事務局の市商工会<電053(576)0637>へ。
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新消防団員17人、地域貢献誓う 湖西で入退団式
湖西市消防団は7日、2024年度の入退団式を市アメニティプラザで行った。尾崎俊也団長が新規団員17人を任命し、代表者として第7分団の山田譲一さんが消防の義務遂行と地域への貢献を宣誓した。 計13分団と女性分団の団員約200人が集まり式典を行い、23年度末の退団者26人の代表者には記念品と花束を贈った。尾崎団長は新入団員に「地域の第一線の活動部隊として、自覚と誇りを持ち活動してほしい」と訓示した。影山剛士市長は「地域に寄り添い信頼される団員になって」とあいさつした。 消防庁長官や日本消防協会の表彰を受けた団員への表彰状伝達も行った。
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浜松新球場、多目的ドームか屋外型か 基本計画策定へ 静岡県知事辞意で先行き不透明【ニュースを追う】
浜松市中央区の遠州灘海浜公園篠原地区の新野球場整備を巡り、県は6月にも、国の事業認可の前提となる基本計画を策定する。最短で2032年度供用開始というスケジュールも明らかになり、曲折をたどった大型プロジェクトは建設に向けて動き出す見通しとなった。ただ、焦点となっている規模と構造の絞り込みは先送りされ、「2024年問題」に伴う人手不足や建築資材の高騰など課題も山積する。川勝平太知事の突然の辞意表明もあり、肝いり事業の行方は視界不良だ。 県が野球場の整備を予定する遠州灘海浜公園篠原地区周辺(本社ヘリ「ジェリコ1号」から、写真部・宮崎隆男) 「雪の降らない静岡県は青空の下での野球場がいい。あ
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外国人の日本語教育支援 バザー売上金8万円寄付 湖西地区労福協
湖西市内25社の労働組合員でつくる湖西地区労働者福祉協議会(園田徹会長)はこのほど、湖西国際交流協会(KOKO)にバザーなどの売上金8万54円を寄付した。外国人市民向けの日本語教育などを支援しようと寄付を決めた。園田会長らが同市鷲津の市民活動センターでKOKOの袴田勝彦会長に目録を手渡した。 寄付金は、昨年10月の湖西おいでん祭と同11月のこさいふれあい広場に出展した生活支援品バザーなどの売上金。同協議会がこれまで、KOKOが主宰する日本語教室の受講生に文房具の寄贈を行っていた縁で、運営費への寄付も初めて行った。園田会長は「縁があって来日した人たちに、日本をよく知って好きになってもらいたい
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湖西の手筒花火40本 豪快に夜桜照らす 梅田保存会
湖西市の梅田手筒保存会(坪井洋司会長)は6日夜、同市の梅田公園で手筒花火を披露するイベントを開いた。遠州新居式と三河式の豪快な花火約40本が、公園に咲いた満開の夜桜を照らした。 夜桜と手筒花火の競演を地域住民に楽しんでもらおうと、長年実施している恒例行事。そろいの赤い衣装を着た会員25人が集まり、花火の締めくくりに勢いよく底が抜ける三河式と、手筒を抱えて軽やかに踊る遠州新居式の2種類を次々に披露した。地域住民は夜桜のライトアップと共に地域の春の風物詩を満喫した。
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「被災地支援、動物愛護を」競技の枠超え訴え ボートレース浜名湖
御前崎市出身のボートレーサー長嶋万記選手(42)が主宰する慈善事業「マキプロジェクト」のイベントが6日、湖西市新居町のボートレース浜名湖で6年ぶりに開かれた。現役選手やOBに加え、災害被災地の支援や動物愛護活動の趣旨に賛同したプロボウラーや元競輪選手も登場し、競技の枠を超えてチャリティーへの協力を呼びかけた。 動物愛護をテーマにしたトークショーには長嶋選手や元選手池田明美さん(浜松市出身)、犬猫の保護活動を行うプロボウラー中島美穂さん、元競輪選手の高木真備さんが登壇。選手のサイン入りグッズのオークションなども行われた。被災地支援として、宮城県気仙沼市と石川県珠洲市の特産品を販売するブースも
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三味線や踊り 花見堪能 湖西・本興寺で花まつり
湖西市文化協会が主催する本興寺花まつりが7日、同市鷲津の本興寺で開かれた。境内の参道脇や公園などに植えられた約200本の桜が満開となり、地元の民謡保存会の会員など約30人が、花びらが舞う中で踊りを披露した。 市内で民謡踊りに親しむ湖西民謡保存会となでしこ会、湖西民謡愛好会の会員が集まり、飛び入り参加の市民も招いて「佐吉のふるさと音頭」や「湖西音頭」など7曲を2回ずつ踊った。北原白秋作詞の「鷲津節」では三味線の生演奏も加わり、華やかな演奏と踊りで花見客を楽しませた。 客殿では茶席を設け、日本茶花道鷲津支部の会員が抹茶と春の和菓子で来場者をもてなした。寺では市民の交通安全を祈願する法要も営ま
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児童虐待防止へ寄付 浜名湖競艇企業団
ボートレース浜名湖(湖西市)を運営する浜名湖競艇企業団はこのほど、子どもの虐待防止を呼びかける「オレンジリボン運動」の支援活動として集めた募金約40万円を、行政や県児童養護施設協議会などでつくる「児童虐待防止静岡の集い実行委員会」に寄付した。 昨年11~12月にかけて、オレンジリボン運動の支援レースを開いたほか、職員や来場者、参加選手から寄付を募った。運動のロゴマークを貼付したボートを展示するなど、周知活動も展開した。取り組みは8年目で、過去最高の金額が集まったという。 同企業団事務所で開かれた贈呈式で、鈴木利享企業長が、実行委メンバーで児童養護施設「清明寮」(浜松市中央区)の野中利紀施
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浜名湖花博PR大使、當間ローズさん ガーデンパークに作品出展「花の美しさ、優しさ感じて」
浜名湖花博PR大使で歌手、モデルの當間ローズさん(30)=湖西市出身=が6日オープンした「浜名湖花博2024」の浜名湖ガーデンパーク会場(浜松市中央区)を訪れ、「花の美しさや優しさを感じて」と呼びかけた。 華道家としても活動する當間さん。交流サイト(SNS)などで花博のPRに取り組むほか、ガーデンパーク会場で本県産花きを紹介する「しずおかの花展示」に作品を出展し、フラワーガーデンコンテストで審査員も務める。 當間さんは「すてきな花々が一堂に集まるイベントで、思わずため息の出るような空間が広がっている。県内外から大勢の人に来てもらいたい」とアピールした。 (浜松総局・仲瀬駿介)
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浜名湖花博へは舟でもどうぞ 水上交通の運航開始 弁天島、浜名港、海湖館など発着
「浜名湖花博2024」の浜名湖ガーデンパーク会場(浜松市中央区)が開幕した6日、同区の弁天島や湖西市新居町の浜名港、海湖館などを結ぶ水上交通の運航も始まった。航路は全5種類。6月2日までの会期中、地元の遊船組合などが運航を担う。関係者は舟運を通じた浜名湖の魅力発信や、周辺地域の活性化を期待する。 浜名港や海湖館の発着便は、花博に向け整備した桟橋とガーデンパークを25~30分かけてつなぐ。湖上からカキやノリの養殖棚を眺められるクルージングで、時間が合えば新幹線や電車が湖を通過する様子も見られる。利用状況に合わせ30分間隔をめどに運航する。浜名港には大型の無料駐車場もあり、会場周辺の混雑を避け
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満開の夜桜 ライトアップ 湖西・新居の龍谷寺
湖西市新居町の龍谷寺で、樹齢80~90年ほどを迎えるサクラの木が満開となった。寺では4日から10日間ほどの予定で、夜間にライトアップを実施している。 見頃を迎えているのは参道脇に植えられたサクラの老木。例年に比べ開花が遅く、4月上旬まで山門前で満開のサクラを鑑賞できる。ライトアップは葉桜に変わるまでをめどに、各日午後7~9時に行っている。
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危険業務従事者叙勲 元警察官ら 静岡県内86人
政府は6日付で、警察官や自衛官など危険性の高い業務に従事した元公務員を対象とする「第42回危険業務従事者叙勲」の受章者3615人(うち女性21人)を発表した。内訳は瑞宝双光章が1759人(同7人)、瑞宝単光章が1856人(同14人)。発令は29日。 職種別では、警察官が1825人(同9人)で全体のほぼ半数を占めた。自衛官936人(同8人)、消防吏員625人、刑務官と入国警備官137人(同4人)、海上保安官90人、麻薬取締官と漁業取締職員がそれぞれ1人だった。 都道府県別では、埼玉県の276人が最多。北海道275人、千葉県217人、神奈川県212人、東京都171人の順だった。静岡県は86人
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桜の下で靴飛ばし! 湖西 花まつりにぎわう
湖西市鷲津の本興寺でこのほど、市商工会主催の本興寺花まつりが開かれた。境内の公園で靴飛ばしを初めて行い、幼児から大人まで約30人が集まって春の陽気の下で楽しんだ。 3月中の寒さの影響か例年より桜の開花が遅く、境内でも咲き始めたばかりだったが、気温が上がった中でいち早く見ようと多くの人が訪れた。靴飛ばしは市商工会が用意したサンダルを使い、年齢別の4部門で飛距離を競う簡単なゲーム。親子連れなどが挑戦し、公園内には子どもたちの元気な声が響いた。各部門の優勝者には賞状と本興寺の伝説に基づいた縁起物の子育てあめが贈られた。 寺院の客殿では茶席を設けたほか、参道には屋台やキッチンカーが並び、来場者が抹茶
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手編みのバッグ33点並ぶ 湖西 川尻地区の愛好会作品展
湖西市鷲津の市ふれあい交流館で30日まで、同市川尻地区の住民でつくる「川尻にこにこ会」の作品展が開かれている。色とりどりのクラフトバンドやPPバンドを使って編んだバッグ33点が並ぶ。 川尻公会堂で月2回活動する60~70代の地域住民のうち、泉ひろ子代表ら9人が1年間に製作した作品を集めた。紙製のクラフトバンドと樹脂製のPPバンドを使った手提げバッグなどで、作品ごとに色の組み合わせや編み方を変え、似た形でも印象の異なるバッグがそろった。 同会は5年ほど前から、地域の居場所づくりを兼ねて近隣住民同士で共通の趣味を持とうと発足した。普段は15人ほどの会員が集まり活動している。 会場は土曜休館。
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社説(4月4日)浜名湖花博 周遊観光定着の弾みに
「浜名湖花博2024」が浜松市中央区のはままつフラワーパークで開幕した。6日には、もう一つの会場である同区の浜名湖ガーデンパークでもスタートする。集客力の高い花と緑の祭典を機に、環浜名湖の魅力を発信し、周辺エリア一帯の観光振興に結びつけたい。 04年の「しずおか国際園芸博覧会(浜名湖花博)」の20周年記念事業として静岡県などでつくる実行委が主催する。「人・自然・テクノロジーの架け橋」をテーマに6月中旬まで、季節の美しい花や庭園、関連したデジタルアートなどの最新技術を披露する。花き産業が盛んな本県産の美しい花や庭、風景を広くアピールしてほしい。 期間中は両会場だけでなく、近隣の湖西市で世界
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釣り場ガイド 東部/中部/西部
東部 熱海 3月27日はネンブツダイやタカベ、スズメダイ、メジナ。28日はクロダイやイシダイ、ネンブツダイ、タカベ、カサゴ。29日は強風のため休園。30日はネンブツダイやウツボ、ベラ。31日も強風のため休園。 ▽熱海市和田浜南町熱海港海釣り施設・電0557(85)8600 伊東 伊東港周辺はブラクリ仕掛けや胴つき仕掛けでカサゴが狙える。餌は青イソメやサバ、サンマの切り身。小型はリリースを。オレンジビーチの消波ブロック周辺でも狙えるが、危険なので消波ブロックの上には乗らないこと。4月1日から9月30日までは伊東市内の各港ごとに定められたエリアでイカ類の禁漁期間となる。 ▽伊東市静海
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浜名湖遺体事件、殺人罪で21歳男起訴 18歳男は家裁送致 地検浜松支部
湖西市の浜名湖畔付近で2月上旬、袋井市の通信制高校の男子高校生(17)を殺意を持って溺死させたなどとして、静岡地検浜松支部は2日、殺人と傷害、監禁の罪で浜松市中央区の無職の男(21)を静岡地裁浜松支部に起訴し、殺人と傷害、監禁の疑いで同区の無職の男(18)=フィリピン国籍=を静岡家裁浜松支部に送致した。無職の男(21)は裁判員裁判の対象になる。 起訴状などによると、無職の男(21)と18歳の男は共謀して2月5日午前3時半ごろから同5時ごろまでの間、同区のアパートや駐車場付近で男子高校生の全身に暴行を加えて意識障害などのけがを負わせた上、乗用車のトランクに押し込んで湖西市の浜名湖付近まで向か
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公務員給与、3年連続で静岡県1位 静岡市は政令市4位
総務省がこのほど公表した2023年地方公務員給与実態調査の結果によると、国家公務員給与を100として地方の給与水準を示すラスパイレス指数(23年4月1日時点)で、静岡県は前年と同じ102・2となり、都道府県別で3年連続トップだった。政令指定都市では静岡市が101・5(前年比0・7減)で全国20政令市の中で4位、浜松市は前年と同じ100・1の11位で、ともに順位が下がった。 指数は基本給与のみの比較で諸手当が反映されていない。地域手当や時間外勤務手当など諸手当を加えた平均給与月額は、県が43万1409円で東京都に次ぐ全国2位。静岡市は42万8349円で政令市中14位、浜松市は41万4925円
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優秀選手や功労者 表彰 湖西市スポーツ協、2団体41人
NPO法人湖西市スポーツ協会はこのほど、2023年度に各競技で全国大会出場などの活躍を収めた優秀団体や選手と、長年にわたり選手育成に携わった功労者をたたえる表彰式を、市健康福祉センターで行った。優秀団体や選手として2団体38人、功労者として3人に表彰状を贈った。 菅本利隆会長が各選手らの主な成績を紹介し、1人ずつ表彰状を手渡した。菅本会長は「今年も多くの選手が全国で活躍してくれた。並々ならぬ努力と頑張りに敬意を表したい」とあいさつした。影山剛士市長も「皆さんがさらに全国や世界に向け羽ばたくのを市としても応援したい」と祝った。
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会員制の卓球場オープン 一念発起「実力伸びる環境を」 浜松商高OB・東さん 浜松市中央区
浜松市中央区西山町の雑居ビル「パリタ2」にこのほど、県内で珍しい会員制の卓球場がオープンした。完全個室の予約制で全国レベルの経験豊富なコーチ陣から学べるレッスンもあり、利用者から好評だ。 卓球場「パキラ浜松西山店」のオーナーは、浜松商業高卓球部OBの東弘祥さん(30)=湖西市出身=。競技人生で知り合った仲間に全国大会出場の経歴を誇る実力者がいながら、その経験や技術を継承する環境が少ない点を課題に思っていた。日本人選手の活躍で卓球人気が高まる中「誰もが実力を伸ばせる環境をつくりたい」と愛知の金融機関を退職し一念発起した。 卓球台は2台。ボールにさまざまな回転がかけられる専用マシンを完備した
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東海道線の車窓からも見える! 菜の花見頃 湖西の花畑
湖西市の前向地区の耕作放棄地を活用して整備された「前向花畑」で、菜の花が見頃を迎えている。東海道線鷲津―新所原間の車窓からも見える場所で、4月上旬中は楽しめる見込み。 花畑を整備するNPO法人ハピネス湖西が、1000平方メートルに菜の花を植えた。今年は品種を変更したことや3月の寒さの影響で、例年に比べ開花が遅めだったという。花畑の周囲には紫色のオオアラセイトウや黄色のパンジーも咲き、色の違いを楽しめる。地域住民やNPOのメンバーが作った空色のベンチも設置され、写真撮影に訪れた人が一息つきながら春の景色を堪能している。
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浜名湖発「生きる喜び」 がん経験の川中さん 悩み吹き飛ぶ感動体験イベント
浜松市中央区のパーソナルトレーナー川中ちひろさん(47)が、SUP(スタンドアップパドルボード)や食など浜名湖の自然を五感で楽しんでもらうイベントを今春スタートした。シングルマザーとしての子育てやがんを経験する中、浜名湖の雄大な自然に魅せられ2019年に静岡市から移住した。「非日常の空間に身をゆだね、生きる喜びを感じてほしい」と語る。 育児中の母親、育児が一段落した40、50代向けに、地元水産物を味わったり、気軽に海遊びを体験したりする場を提供する。3月中旬、浜名湖の眺望を間近に楽しめる湖西市新所で開いた初のイベントには、幼児を含む家族連れなど3組が参加した。川中さんや地元の消防士男性の指
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本興寺花まつり 茶会など催し 30日と31日 湖西市商工会
湖西市商工会は30、31の両日、桜の名所として知られる同市鷲津の本興寺境内で「本興寺花まつり」を開く。屋台の出店や茶会、靴飛ばし大会などの催しを行う。 開催時間は30日午前10時~午後8時と31日午前10時~午後4時。本興寺の門前に商工会員の飲食店や商店が、花見にちなんだ特別メニューを含む菓子や総菜を販売する6~7店の屋台を出す。30日は開催時間を前年から2時間ほど延長し、夜には桜のライトアップを試行する。 31日は屋台に加え、午前10時からお花見茶会を開催する。先着100人で一服300円。午前11時~11時半には本興寺公園で靴飛ばし大会を実施する。午後1時~2時半には湖西高三味線部と吹
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多文化交流、身近に楽しく 若者企画のカフェ 湖西で初開催
湖西国際交流協会(KOKO)はこのほど、湖西市内の20~30代の若者が企画した多文化交流カフェを同市鷲津の浜名湖れんが館で初開催した。中国やブラジル、ベトナムなど、日本を含めた計9カ国にルーツを持つ多様な市民が集まり、お茶や菓子を片手に互いの言語や文化を紹介し合った。 中国のブースでは身近な菓子として食べられているヒマワリの種、ブラジルのブースではチーズ入りパンなどを紹介した。他にも各国のスナック菓子や軽食、甘味を用意し、来場者は文化の違いを体験した。 KOKOの日本語教室に通う外国にルーツがある子どもたちが作ったテーマソングを披露したり、各国のあいさつを使ったレクリエーションに来場者
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20年の集大成 油絵など展示 浜松の平野さん、湖西で31日まで
湖西市新居町のカフェ&アートステージ竹生で31日まで、浜松市中央区の絵画愛好家平野亜希子さん(56)による絵画展が開かれている。約20年間、趣味で油絵などを学んできた平野さんの風景画や人物画など21点が並ぶ。 テレビ番組を見てスケッチから絵を始めたという平野さん。地元の絵画講師に師事して油絵を学び、ヨーロッパの風景などを題材にした油絵を制作してきた。絵画同好会の仲間の個展で竹生を訪れ、会場の雰囲気に引かれて初の個展開催を決めたという。 旅行で訪れたフランスや雑誌で見かけた海外の風景などをモチーフに、明るい色使いで絵を描く。展示した油絵は20年間に制作してきた全作品で、一度完成した後で色の
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古民家 心の“余白”つなぐ 築90年を改装 イベントスペース誕生 湖西市
湖西市新居町の国指定特別史跡新居関所にほど近い国道301号沿いに4月、古民家を活用したイベントスペース「ヨハク」が開設する。築約90年の町家を改装した建物を活用し、地域の自然や文化を感じながら人々がつながる空間づくりを目指す。2025年夏には宿泊も可能な交流施設とする予定で、関係者が準備を進めている。 運営するのは神戸市在住の建築士池田裕樹さん(44)=浜松市中央区出身=と、湖西市で地域おこし協力隊として活動する佐藤拓真さん(26)。建物は池田さんの祖父母が暮らしていた家で、池田さんが数年前に改修し、サテライトオフィスとして使いながら活用法を模索していた。22年12月に同市初の協力隊員とな
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「トヨタバッテリー」に社名変更 車載用電池製造PEVE、10月から 湖西
トヨタ自動車と車載用電池を生産する子会社のプライムアースEVエナジー(PEVE、湖西市岡崎)は27日、トヨタによるPEVEの完全子会社化に伴い、10月1日からPEVEの社名を「トヨタバッテリー」に変更すると発表した。6月に開く定期株主総会の承認を経て正式決定する。 トヨタは3月5日、パナソニックホールディングスが出資していた19・5%の株式を取得してPEVEを完全子会社化すると発表し、27日までに手続きを完了した。現在製造するハイブリッド車(HV)用電池に加え、2026年以降の生産開始を目指す電気自動車(EV)用電池や、プラグインハイブリッド車(PHV)用電池の製造にも取り組む方針。 ト
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浜名湖観光圏整備推進協の解散決定 今年度末 浜松市
観光庁の認定を受ける浜名湖観光圏(浜松市・湖西市)の事業を協議する浜名湖観光圏整備推進協議会(会長・中野祐介浜松市長)は27日、2023年度第3回総会を市役所で開き、同協議会を年度末で解散することを決定した。 昨年8月の総会で、年度末に認定期限を迎える同観光圏の更新手続きの見送りを決定したことに伴って同協議会も解散する。同協議会の事業は観光地経営組織(DMO)「浜松・浜名湖ツーリズムビューロー」に集約。同協議会の代替として官民組織「DMOネットワーク会議」を組織し、多様な関係者による観光地域づくりは継続していく。 24~28年度は同DMOが策定する観光事業戦略「海の湖観光戦略」を基に各事
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JSCに「剣道」開設報告 湖西市、中学部活の地域連携
湖西市の中学部活動の地域連携や地域移行の在り方を議論する協議会の会合がこのほど、市民活動センターで開かれた。市は中学生対象のクラブ活動として市が委託する「ジュニアスポーツクラブ(JSC)」に、2024年度から剣道コースが開設されることを報告した。会合では休日部活動の地域移行や部活動指導員の活用について、24~25年度に可能な種目から試行することを前提に、競技関係者や保護者代表らが課題を話し合った。 JSCは学校週5日制を機に中学生へ運動機会を提供しようと1994年度に始まった。2023年度は市内4中学校で月2回、土曜日に活動した野球をはじめ、サッカーや柔道など7種目が開講した。24年度から
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遠州信金、環浜名湖4商工会に寄付 花博など地域活性応援
遠州信用金庫(浜松市中央区)は27日、今月開幕した浜名湖花博の会場が立地する環浜名湖地域の4商工会に対し、地域活性化支援のため各10万円ずつを寄付した。 寄付金を贈ったのは、浜松、湖西両市内の新居町、奥浜名湖、湖西市、浜名の4商工会。同区の遠州信金本部で贈呈式を開き、守田泰男会長が各商工会長に目録を手渡して「人口減少で地域の疲弊が予想される中、一緒に地域振興に取り組みたい」と呼びかけた。永田博一奥浜名湖商工会長は「コロナ禍で苦労した事業者が多く、厳しい経済状況の中で寄付は大変ありがたい。地域発展のため活用したい」と述べた。 4商工会は花博開催記念として4月6日から7月末まで、遠州信金がア
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釣り場ガイド 東部/中部/西部
東部 熱海 21日はネンブツダイとタカベ、スズメダイ。22日はカサゴやタカベ、ネンブツダイ、スズメダイ。23日はマダイやタカベ、ネンブツダイ、スズメダイ。24日はカワハギやマダイ、メジナ、タカベ、カサゴ、ネンブツダイ、スズメダイが釣れた。 ▽熱海市和田浜南町熱海港海釣り施設・電0557(85)8600 伊東 伊東港周辺はサビキ釣りやウキ釣りでサバとアジが釣れていたが、先週末は寒さが戻ったため釣果振るわず。伊東オレンジビーチでは投げ釣りや穴釣りができる。消波ブロックもあるためカサゴ、メバル狙いのブラクリ仕掛けも楽しめる。また、駐車場とトイレがあり便利。釣り場周辺で路上駐車しないように
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【静岡県内公示地価・西部】浜松市中央区、遠鉄沿線需要変わらず/掛川市、人気の駅近は供給限定的
浜松市中央、浜名区 中央区の住宅地は0・5%上昇。遠州鉄道沿線の人気は依然根強く、曳馬で15万円の売買があった。東名高速道へのアクセスが良く、道路整備が進む初生町では12万円台。商業地は0・9%上がった。スーパー、ドラッグストア、家族葬向け葬儀場やフィットネスジムの出店意欲が目立つ。浜名区の住宅地は0・1%上昇した。遠鉄沿線の市街化区域周辺は安定した取引が続く。小松の調整区域は6万円台後半から7万円台前半。旧引佐郡3町は下落傾向にあり、空き家が増えている。事業継続計画(BCP)の対策で工業地への関心が垣間見える。 浜松市天竜区 住宅地は2・0%、商業地は2・1%下落したが、直近
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「売れる福産品」へ新商品 静岡県内3事業所 副知事に開発報告
静岡県の支援を受けて新商品開発に取り組んだ県内の障害福祉事業所がこのほど、県庁に森貴志副知事を訪ね、商品の完成を報告した。障害者の工賃アップにつなげようと、「売れる福産品」を目標に掲げ、マーケティングの専門家から助言を受けた。 就労継続支援A型事業所のすこやかファーム湖西(湖西市)、B型事業所のアイタス(沼津市)ともくせい苑(伊豆の国市)の関係者が訪れた。利用者が生産したキャベツやニラを使った冷凍ギョーザ、3種類の風味を楽しめるさつまいもチップ、利用者が描いたハチやサルの絵をあしらったジッパーバッグを持参し、商品の特徴や開発の経緯を紹介した。 ターゲットを明確化し、消費者の意見も参考にし
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フルートの音色にうっとり 湖西の製造業者 PR兼ね演奏会
湖西市新居町で高級フルートを製造する「フルートマスターズ」(野島洋一社長)がこのほど、同社工場のホールで入場無料のフルート演奏会「ほのぼのコンサート」を開いた。地域住民に、フルートの音色に親しみながら地元のものづくり産業の魅力を知ってもらおうと、初めて企画した。 同市新居町のフルート奏者大林清香さん(31)とピアニスト野島幸さん(45)のデュオが、「春よ、来い」や「となりのトトロ」など、幅広い年代に人気のある12曲を披露した。約40人が集まり、奏者の息遣いも感じられる距離でフルートの音色に耳を傾けた。終了後は工場見学も行い、手作業による楽器製造のこだわりを紹介した。 野島社長は「地元で音
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御前崎と森のお茶 地元出身ボートレーサーが発信 浜名湖ボートで4月イベント
ボートレーサーとして活躍する御前崎市出身の長嶋万記選手(42)と森町出身の森下愛梨選手(27)が、地元産のお茶を包装したチャリティーグッズを新たに製作した。以前から被災地支援などの慈善活動に取り組んできた両選手が、地元のお茶の魅力を発信して地域貢献をしようとグッズ化が実現した。4月6日、湖西市新居町のボートレース浜名湖で6年ぶりに開くチャリティーイベントで販売を開始する。 静岡茶の生産量減少や若者のお茶離れを危惧する茶販売業「静岡やすま園」(湖西市駅南)の安間達哉代表=森町出身=が、同郷の森下選手にお茶の魅力発信を相談したのがきっかけ。長嶋選手が2009年から取り組むチャリティープロジェク
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津波対策最終案に131項目 湖西推進協 防潮堤「検討継続を」
湖西市津波防災地域づくり推進協議会はこのほど、静岡県の第4次地震被害想定のシミュレーションを踏まえて今後の津波対策の方針を定めた「市津波防災地域づくり推進計画」の最終案を市に提出した。津波からの逃げ遅れゼロや災害関連死ゼロなどを目標に、ハードとソフトの取り組みを総合的に盛り込んだ。 計画案では津波からの避難や避難後の生活、迅速な復旧など五つの取り組み方針を掲げた。避難訓練の実施や避難所設備の充実、事前復興の検討など計131項目にわたり、取り組むべき施策の内容や担当主体、期間などを整理した。 一方、市内では最大15メートルの高さが想定される「レベル2」の津波に備える防潮堤の整備は、費用や期
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コデマリやアマリリス 湖西市産の花でアーチ、来庁者出迎え 浜名湖花博もPR
湖西市内の営農者でつくる市農業振興協議会は24日、全国シェア8割を誇るコデマリなどの市内産の花を用いたフラワーアーチを制作し、市役所1階に設置した。転出入者の新たな門出を応援するとともに、会員が出展する「浜名湖花博2024」もPRする。展示期間は1週間程度。 アーチは高さ約3メートル。コデマリやスプレーマム、アマリリスなど9種類約350本を使用し、フラワーアレンジメント講師の会員の指導で制作した。フォトスポットとして写真撮影が楽しめる。谷中正博会長(54)は「普段の生活で花に触れる機会は少ない。たくさんの花が地元で作られていることを市民に知ってほしい」と話した。 アーチの設置は2020年
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ハイカーの安全を祈願 湖西連峰山開き
春のハイキングシーズンが本格化する時期に合わせ、湖西連峰ハイキングコースの山開きが24日、湖西市の梅田コミュニティセンターで行われた。ハイカーの安全祈願式典が行われ、湖西連峰ハイキングコース開発委員会の鈴木健治委員長ら関係者が神事を行った。 梅田八幡神社の山本啓介宮司が神事を執り行い、地元自治会や観光協会、湖西署、市消防本部などの約30人が玉串を奉納した。鈴木委員長は「湖西連峰の知名度が年々上がり、県内外から多くの人が訪れている。倒木整備や除草に努め、一層魅力あるコースにしたい」と意気込んだ。地域住民には三色団子や甘酒が振る舞われた。山開きに合わせたトレイル大会も開かれ、参加者約30人が6
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湖西市の企業バス活用実験 5カ月で269人利用 10月本格運用目指す
湖西市内の企業シャトルバスを公共交通に活用する「BaaS(バース)」事業で、市が2023年9月~24年1月末に行った実証実験の利用者が269人に上った。沿線地域はコミュニティーバスとBaaSで1時間に1本程度の運行が確保されるため、市はBaaS事業に「一定の効果がある」と判断し、10月の本格運用を目指す方針。このほど開いた市地域公共交通会議で報告した。 JR新所原駅やデンソー湖西製作所周辺を巡る「デンソー線」の利用が236人(87・7%)と大半。特に豊橋市との連携で県境を超えて運行する路線で、付近に住む豊橋市民による新所原駅周辺への移動が多かった。JR鷲津駅周辺で運行する浜名湖電装線の利用
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水泳全国「恩返しを」 浜名湖SS選手ら抱負 湖西市役所訪問
全国JOCジュニアオリンピック杯春季水泳競技大会に出場する浜名湖スイミングスクール(湖西市新居町)の選手らが21日、市役所に影山剛士市長を訪ね、本年度最後の全国大会に向けて意気込みを語った。大会は27~30日に東京都で開かれる。 出場選手は、同スクールに所属する小6~高3の選手20人で、同日はこのうち17人が市役所を訪ねた。200メートル平泳ぎなど5種目に出場する浜松商高3年宮崎海里さん(18)は「支えてきてくれた人に恩返しできる結果を出したい」と決意を語った。 その他の出場選手は次の通り。 増田莉蔵(浜松市立高3)鈴木麻央(浜松商高3)鈴木颯(新居高1)原田卓門(新居中3)平沢夏生(
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ニンニン!忍者みたいに走り抜け ボートレース浜名湖 31日までイベント
湖西市新居町のボートレース浜名湖で31日まで、春休みの子ども向けイベント「ニンジャマックス」が開かれている。足場やネットなどで障害物を設けたコースを走り抜けてタイムを競う種目で、子どもたちが果敢に挑戦している。 園児と小学生向けで難易度が異なるコースで、参加者は手裏剣を的に当て、網の上や高さ3メートルほどの壁を乗り越えたり、斜めになった足場を通り抜けたりして記録を競った。掛川市立第二小3年秋山晴都君(9)は「手裏剣を的に当てるのが難しくて時間がかかった。でもコースは怖くない」と笑顔を見せた。会場では、レーザーガンで首から提げた的を撃ち合う「シューティングマックス」も実施している。 対象は
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知事賞に平出章商店(浜松市) SDGsビジネスアワード
静岡県は21日、環境課題解決に貢献する事業アイデアを発掘する「県SDGsビジネスアワード」の成果発表会と表彰式を静岡市葵区で行った。最高賞の知事賞には、製菓・製パン材料専門商社の平出章商店(浜松市中央区)の「スモールエリアで完結する農産物加工の仕組み作り」が選ばれた。 同社は、県内で不足している農産物加工場や事業者が共同運用できる冷蔵・冷凍庫を開設し、狭いエリアで物流を回す事業アイデアを発表。地域の生産者、加工業者、販売業者などでネットワークを構築することで、二酸化炭素(CO2)排出量や食品ロスを大幅に削減できると強調した。 アイデアを中心になって検討した泰沢友和社長室長は「地元の農産物
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静岡県職員人事異動 班長級4月1日付
静岡県は21日、2024年春定期人事異動の班長級職員の異動を内示した。役職定年者(126人)を含めて814人で、23年度当初比124人増となった。定年延長に伴って役職定年対象の班長級56人のうち、9人は自主退職する。部長級14人は班長級の新設ポスト「参与」に就く。 ◇…知事直轄組織…◇ 知事戦略局総務課総務班長(がんセンター局県立静岡がんセンター事務局総務課企画人材班長)望月和浩▽知事戦略局秘書課秘書主幹(知事戦略局知事戦略課主査)松本菜生▽同(健康福祉部新型コロナ対策推進課主査)嶋悠一郎▽知事戦略局秘書課主幹(知事戦略局総務課総務班長)小林拓生▽知事戦略局
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当初予算案など12議案可決、閉会 湖西市議会
湖西市議会3月定例会は21日、最終本会議を開き、2024年度一般会計当初予算案や国民健康保険事業などの特別会計予算案、追加提出された人事案や工事契約の締結など計12議案を原案通り可決し閉会した。 24年度一般会計当初予算に対し、小中学校の再編計画や表鷲津湖岸3号公園の整備などについて住民との合意形成が不足しているとして、「予算執行にあたり、住民の意見を十分に確認しながら業務をすること」との付帯決議を付ける動議が出され、可決された。 追加議案のうち工事契約関連の3議案は、市環境センターの改良工事と長期包括運営委託事業が契約金額を1900万円増額する内容。新居地域センター改修工事でも1230万円
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新教育長に松山氏 湖西市
湖西市議会3月定例会は21日の最終本会議で、3月末で任期満了を迎える渡辺宜宏教育長の後任として、鷲津中校長の松山淳氏(59)=同市鷲津、写真=を任命する人事案に同意した。任期は4月1日から3年間。 松山氏は1988年に採用され、市教育委員会学校教育課課長代理や白須賀小校長、静西教育事務所長などを歴任し、2022年度から現職。市校長会長も務めた。 渡辺氏は17年4月から教育長を3期7年務めた。本会議では「少子化やコロナ禍、1人1台端末整備など、教育環境が大きく変わる期間だった。今後も子どもたちのために尽力したい」とあいさつした。
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中根金作の庭園 周遊ツアー体験 湖西 商店主ら、来訪者に情報発信へ【浜名湖花博2024】
湖西市新居町の商店主らがこのほど、磐田市出身の世界的造園家中根金作(1917~95年)が旧新居町で手がけた公園や庭園を巡る周遊ツアーを体験した。浜名湖花博2024の関連事業として4~6月にツアーが実施されるのを前に、地元の商店から地域住民や来訪者への情報発信につなげようと、休みの店が多い日に参加を呼びかけ、約10人が街を巡った。 湖西市新居・中根庭園を研究する会の吉元洋美会長がガイドを務め、JR新居町駅から駅前公園、新居文化公園、浜名川緑道など約4キロを歩くツアーを実施した。吉元会長は「昭和の小堀遠州」と呼ばれた中根による新居図書館の日本庭園や市老人福祉センターの枯れ山水庭園をはじめ、街角
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1月有効求人1.40倍 ハローワーク浜松管内
ハローワーク浜松が発表した管内(浜松、湖西市)の1月の有効求人倍率は1.40倍(実数値)と、前年同月を0.09ポイント上回った。 ハローワークの担当者によると、賃上げや燃料価格の高騰などが響き、中小企業を中心に利益面を圧迫している。製造業などほとんどの業種で求人は減少傾向にあり、今後の動向を注視する。 1月の有効求人数は前年同月比1.5%増の1万4986人で、33カ月連続で前年同月を上回った。有効求職者数は5.5%減の1万673人だった。 新規求人数は4.3%減の4986人。産業別では卸・小売業が5.8%増の601人、医療・福祉が3.8%増の1330人。一方、製造業が14.0%減の693人、
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税の大切さ伝える絵はがき コンクール作品展 浜松市中央区
税に関する絵はがきコンクール作品展(浜松西法人会女性部会主催)が25日まで、浜松市中央区の遠鉄百貨店6階ギャラリー・ロゼで開かれている。 浜松西税務署管内の小学校35校から、1287点の応募があった。消防車や病院などの絵に、税金の大切さを伝えるメッセージを添えた作品が並ぶ。 主な入賞者は次の通り。 浜松西税務署長賞 佐原凌吾(湖西岡崎6)▽県浜松財務事務所長賞 中根実鈴(浜松富塚6)▽浜松市長賞 五十右花苑(浜松双葉6)▽湖西市長賞 外山朋介(湖西鷲津6)▽浜松西法人会長賞 北村咲久(浜松広沢6)▽浜松西法人会青年部会長賞 宮国ゆりあ(湖西鷲津6)▽浜松西法人会女性部会長賞 今泉咲樹(
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認知度不足 巻き返し期す 目標来場者95万人【彩りをつなぐ 浜名湖花博2024㊥】
「本当に来てもらおうと思っているのか。PRが足りていない」。1月上旬、「浜名湖花博2024」(浜名湖花博20周年記念事業実行委主催)の開催を切望してきた浜松市経済界の1人は前売り入場券の販売状況を聴き、政財界の集まりで語気を強めた。 23年9月の前売り券発売から4カ月たった同年12月末時点の販売枚数は約4万枚。実行委が販売目標に設定している38万枚の1割強にとどまっていた。 新型コロナウイルス感染症の5類移行と大河ドラマの放送が重なり、観光客でにぎわった23年の浜松市。コロナ禍で落ち込んだ経済を花博効果でさらに活発にしようと期待した経済界は危機感を抱き1月以降、財界の仲間に見どころを紹介
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湖西市の脱炭素へ最終案 50年度実質ゼロ「対策実行計画」 推進協、市に提出
湖西市ゼロカーボンシティ推進協議会はこのほど、2050年度の温室効果ガス実質ゼロの達成を長期目標に掲げた「地球温暖化対策実行計画」の最終案を市に提出した。同協議会長の滝川浩史豊橋技術科学大副学長と委員を務めた湖西高、新居高の生徒4人が市役所を訪ね、影山剛士市長に計画案を手渡した。 計画案は市の自然や経済の特性を踏まえ、13年度の温室効果ガス排出量を基準に30年度に46%、50年度に実質ゼロにすることを目標として明記した。施策には再生可能エネルギーの普及やものづくり産業の支援など4分野に16の施策、51の取り組みを示した。 施策の中には浜名湖で二酸化炭素(CO2)を吸収するアマモ場の保全な
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浜名湖カキ詰め放題 湖西で23、24日
湖西市新居町の観光施設「海湖館」で昨年12月から開設された「牡蠣(かき)小屋」のシーズン終了に合わせ、地元のマルア水産が23、24の両日午前、浜名湖産のカキ「ちび丸」の詰め放題を同所で行う。 ちび丸は、新居牡蠣組合が養殖したブランドカキ「プリ丸」のうち、身の大きさが10センチ未満と小ぶりのもの。直径18センチのバケツの中に、30秒間で好きなだけカキを詰め込める。レンジで加熱したり、フライパンや鍋で蒸したりして食べられる。1回1500円。 各日午前9時~正午で、カキがなくなり次第終了。軍手の持参を推奨している。問い合わせは海湖館<電053(594)6624>へ。
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釣り場ガイド(3月21日)静岡県東部/中部/西部
東部 熱海 11日はメジナやマゴチ、タカベ、ネンブツダイ。12日は入場者なく、13日は休園のため釣果なし。14日はメジナやカワハギ、タカベ、ネンブツダイ、スズメダイ。15日はヘダイやタカベ、ネンブツダイ、スズメダイ。16日はタカベやスズメダイ、メジナ、ネンブツダイ、アイゴ、カサゴ、ウツボ。17日はタカベやスズメダイ、ネンブツダイが揚がった。 ▽熱海市和田浜南町熱海港海釣り施設・電0557(85)8600 伊東 伊東港周辺はサビキ釣りでアジやサバ。イワシも少し交じった。イソメ餌では、越冬した20センチ超のシロギスも釣れる。 ▽伊東市静海町稲七つり具店・電0557(37)0177
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湖西市水道料10%上げ 2審議会答申 25年度改定へ
湖西市の上下水道事業の経営状況について諮問を受けた市水道事業経営審議会と下水道事業審議会が18日、影山剛士市長に答申を提出し、水道料金は現行の料金水準を2025年度に平均10%引き上げるように求めた。下水道は今後5年間の価格改定を見送る判断をした。水道料金の値上げは消費税率引き上げに伴う変更を除き、1993年以来32年ぶり。市は24年度中にも条例改正を行う方針。 水道事業の答申は人口減少や節水による料金収入の減少や、水道施設の老朽化に伴う更新費用の増加などを見込み、安定して事業を継続するために必要と結論づけた。量水器の口径13ミリと20ミリで設定された基本水量を廃止し、納付書や検針票のペー
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“野遊び塾”4人が卒業 24年度新規塾生募集 湖西の自然教室
湖西市のNPO法人「DIGtag(ディグタグ)」が主宰する自然体験教室「野遊び塾」が17日、1年間にわたる活動の最終回を迎え、小学6年生の参加者4人の「卒業式」を同市新居町の三十ケ谷の森で行った。小中学生28人が集まってレクリエーションを楽しみ、1年間の思い出を発表した。 同塾は三十ケ谷の森や浜名湖を拠点に、小学生を中心に季節の遊びや食を学ぶ月2回の活動や合宿に取り組む。式では佐々木善之塾長(同NPO代表理事)が小学6年生4人に一人ずつ卒業証書を手渡した。塾生は保護者が持ち寄った食事でパーティーを開き、1年間の活動を締めくくった。 同塾では2024年度の新規塾生も募集している。小学生が対
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2027年度の黒字化目指す 市立湖西病院が経営強化計画
湖西市立湖西病院は18日までに、2023~27年度の病院経営強化プランを策定した。昨年11月に稼働を開始した地域包括ケア病棟の病床拡充などにより、27年度に経常利益の黒字化を目指す収支計画を盛り込んだ。23年度に約8億7600万円に上った市の一般会計からの繰入金は、27年度に7億6千万円まで削減を見込む。 市内の病院による役割分担では、同病院が急性期から回復期、民間の浜名病院が回復期から慢性期を担う。浜松市の浜松医療センターとも機能分化や医療従事者の派遣で連携するほか、地元の浜名医師会や市消防本部などとの連携も強化する。 病床は、現行の急性期病床54床と地域包括ケア病棟の回復期病床47床
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湖西市人事異動 村越氏、女性初の部長職 総務部長に安形氏
湖西市は15日、4月1日付の人事異動を内示した。退職者は22人、うち部長級は2人。総務部長に安形知哉企画部長、企画部長に山本敏博DX推進課長を充てた。女性初の部長職として、湖西病院事務長に村越正代同病院管理課長を起用した。 こども政策課に新設する「いじめ防止対策準備室」の室長には、長田裕二こども政策課長を兼務で充てた。係長級以上の女性職員数は本年度末の29人に対し、1人増の30人で20・8%。 【部長級】総務部長(企画部長)安形知哉▽企画部長(DX推進課長)山本敏博▽健康福祉部長兼福祉事務所長(湖西病院事務長)太田康志▽環境部理事兼環境課脱炭素推進室長(環境部理事)村山隆徳 【課長級】
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水道栓を遠隔で開閉 全国初の実証実験へ 湖西市、中電など
湖西市の影山剛士市長は15日の定例記者会見で、2027年度までの市内全域化へ設置を進める「水道スマートメーター」の通信網を活用し、新たに水道栓の遠隔開閉や下水道設備の常時監視を行う全国初の実証実験を24年度に行うと発表した。水道スマートメーターの通信技術で連携する中部電力などと協力し、技術の有効性やコスト削減の効果を検証する。 水道栓の実験は、メーターボックス内の止水栓を遠隔で動くスマートバルブに交換し、水道スマートメーターと同様に中電の電力スマートメーターと無線通信する機器を取り付け遠隔操作する。市営上ノ原住宅(同市岡崎)の3戸で実験を始め、中電の管理システムを通じて操作できるかなどを確
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白須賀幼稚園(湖西)最後の卒園式 67年の歴史に幕 元気いっぱいに園歌響かせ
少子化のため本年度末で閉園する湖西市の白須賀幼稚園で15日、最後の修了証書授与式が行われた。9人の年長児が卒園を迎え、教員や保護者らが門出を祝った。1957年創立の同園は67年間の歴史を閉じる。 拍手を受けて入場した子どもたちは、教諭のピアノ伴奏に合わせて元気に園歌を合唱した。修了証書授与では教員が一人一人の成長や頑張りを紹介する言葉を贈り、園児が登壇した。佐原香織園長から証書を受け取った園児は、保護者や年中児の前で、縄跳びやプール遊びなど楽しかった思い出を大きな声で発表した。 佐原園長は「幼稚園で身に着けた力を忘れず、笑顔で元気いっぱい頑張って」と送り出した。 同園は57年に同市白
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岡崎地区でサル目撃 湖西市が注意喚起
湖西市は14日、同市岡崎地区でサルの目撃情報が相次いでいるとして、同報無線や防災メールで注意喚起した。 市環境課によると、サルは6日ごろに太田地区で目撃された後、数日前から岡崎地区の山林に近い場所で住宅の屋根やベランダにいる姿などが目撃された。14日時点で、けが人の情報は確認されていない。同課は「見かけても刺激を与えないでほしい」としている。近隣の学校などにも注意を呼びかけた。
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新居高ボート部員 湖西市役所訪問 男子ダブルスカルで全国V目指す
22~24日に浜松市天竜区の天竜ボート場で開かれる第35回全国高校選抜ローイング大会に出場する新居高ボート部の3人が12日、湖西市役所を訪ねて影山剛士市長に意気込みを語った。男子ダブルスカルに出場するのは2年の和田潤誠さん(17)と平山和義さん(17)で、補欠選手として1年近藤陽さん(16)もチームを組む。和田さんと平山さんのクルーは昨夏の全国高校総体にも県代表として出場し、準々決勝に進出した。和田さんは「高校総体ではまだ2人の息が合っていなかった。反省を生かして練習を重ねた」と振り返る。昨年10月の中部選抜で東海地区の1位を獲得し、全国出場を決めた。 部長を務める平山さんは、昨年の大会に先
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釣り場ガイド(3月14日)静岡県東部/中部/西部
東部 伊東 伊東港周辺はサビキ釣りやカゴ釣りでアジやサバ、穴釣りではカサゴが釣れた。まだ海水温が低く魚も少ないため、ターゲットを絞って短時間で狙わないと釣果は出にくい。 ▽伊東市静海町稲七つり具店・電0557(37)0177 沼津・船 悪天候のため出船できず、釣果なし。今後も旬の根付きマアジを中心に出船予定。 ▽沼津港 大翔丸・電090(4259)6786 中部 由比漁港 10日の三保沖船釣りは五目釣りで、1~3.2キロのマダイが0~3匹で船中4匹、イナダ(ブリの若魚)が0~2匹で船中3匹。他にウスバハギなど。 ▽由比漁港 海桜丸・電090(1560)0465
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浜名湖花博ガイドブックで魅力紹介 実行委が作製
浜名湖花博20周年記念事業実行委員会はこのほど、「浜名湖花博2024」の魅力を紹介する公式ガイドブックを作製した。会場となる浜松市や、近隣地域で無料配布している。 A4判6ページの冊子。はままつフラワーパーク(23日開幕)でガーデンデザイナー吉谷桂子氏が監修した没入体験型庭園「フラワーフォレスト」、花博の開催を記念して浜名湖ガーデンパーク(4月6日開幕)に新たに整備される庭園「汽水園」といった両会場の見どころを紹介する。このほかに会期中に実施予定のイベントやグルメ情報、花の見頃のカレンダー、会場までのアクセス手段も掲載している。発行部数は7万部で、同市や湖西市の公共施設、県西部のスーパーマ
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学校近くのビオトープ清掃 湖西・知波田小6年生 ベンチも設置
湖西市立知波田小の6年生が11日、学校近くのビオトープで整備活動を行った。総合的な学習の時間や理科の授業などで訪れたビオトープで、草刈りなどの整備を担うボランティアと一緒に外来種の水草を取り除き、卒業制作として完成させたベンチを設置した。 ビオトープは2001年に、地元住民が休耕田を提供して整備されたもの。子どもの自然体験などに取り組む同市の「湖西フロンティア倶楽部(クラブ)」と「夢くらぶ21」の有志が、月1回の草刈りなどを行っている。児童20人はボランティア6人とくわを振るい、池や水路に生い茂ったオオカナダモなどを除去した。ビオトープで竹炭を使った水のろ過や食物連鎖を学んだことも振り返っ
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静岡人インタビュー「この人」 民間子育て支援施設「OHANA PARK」の館長 柴田陽加さん(湖西市)
昨年6月、湖西市新居町の新居関所前に位置する歯科天陽堂柴田医院の改装に合わせ、医院1階にカフェや子どもの遊び場を備えた親子の居場所「オハナ・パーク」を開業した。自身も3児の子育て中。35歳。 ―施設をつくった経緯は。 「都内から移住した際、親子の遊び場の選択肢が少ないと感じて自分が欲しい施設を考えた。子どもの満足はもちろん、親も楽しめる場所が欲しかった。公共施設は飲食できない場所も多いため、ママがリフレッシュできる環境を重視してカフェやランチもできる居場所にした」 ―開設後の手応えは。 「初めはママ友同士の利用が多かったが、親子1組での利用やリピーターも増えてきた。特に産後ママの会や
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地域住民と1分間トーク 「年齢差あっても盛り上がる」 湖西・白須賀中
湖西市の白須賀中はこのほど、生徒が地域の大人と会話を繰り広げる「トークフォークダンス」を同校で初めて実施した。3年生31人に対し、幅広い年齢層の地域住民約30人が集まり、1分間ずつ指定されたテーマに沿って話を展開しながら交流を深めた。 下田高(下田市)での取り組みをニュースで知った白須賀中が、生徒に大人とのコミュニケーションを通じて自分の考えを広げてもらおうと企画した。学校運営協議会や自治会を通じた声かけで住民が集まり、生徒と対になって円形に座った。教員が示す「最近気になったニュースは?」「中学時代の夢は?」などテーマに合わせて生徒と大人が1分ずつ話し、相手を変えて会話を繰り返した。 宇
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お医者さん気分で診察体験 湖西病院でフェア
湖西市の市立湖西病院でこのほど、市民に病院の役割を知ってもらう「湖西病院いきいきフェア」が開かれた。コロナ禍により、2019年以来5年ぶりの開催。糖尿病に関する講演会や病院内の仕事紹介、子どもたちが医師や看護師になりきるブースなどを設けた。 子ども向けのブースでは、来場者が白衣を着て記念撮影をした。子どもたちは聴診器やパルスオキシメーターを使って診察の様子を体験し、手作りの認定証を受け取った。医師による糖尿病に関する講演会では、病気の仕組みや市内の患者の割合などが紹介され、全身に合併症を引き起こすリスクを解説した。 骨密度や血管年齢を測定する健康チェックや、診療放射線技師の仕事を紹介するコー
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【2024注目予算】湖西市 多子世帯に学用品購入補助 子育て負担軽減 拡大
湖西市新居町の歯科医院に2023年オープンした「オハナ・パーク」には、市内外の親子連れが集まる。昼食を交えたワークショップに参加した市内の20~30代の母親からは、日常生活の悩みが聞かれた。「下の子の健診と上の子のお迎え時間がかぶって大変」「一時預かりがいつもの園にもあればいいのに」―。 年少と小1、小2の3児を育てる講師の女性は、大学授業料無償化など政府の多子世帯支援に関心を寄せつつも、扶養の範囲や所得制限など制度ごとに細かな条件が話題となることに「あまり実感がなくて、まだあてにはしていないかな」と首をひねった。 市は24年度当初予算案に独自の多子世帯支援策として、進学時の学用品購入を
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正しく歩き健康に 季節満喫、住民交流も 月2回ノルディックウオーキング 湖西市
湖西市の新所自治会と新所地区社会福祉協議会が2023年度、地域住民の健康づくりを目指して月2回のノルディックウオーキングに取り組んだ。地元のインストラクターと地域を歩くコースを考え、体力づくりを通じて住民同士が交流を深めた。 11日には60~80代の約20人が集まり、旧新所幼稚園を出発して地区内の神明宮などを訪れる約2キロのコースを歩いた。回ごとにルートを変え、サクラやアジサイの花が咲く場所や海岸を訪ねたり、津波を避けて高台に上がれる道を確認したりした。松井千里さん(82)は「初めは脚が痛かったけれど回を重ねるにつれて正しい姿勢でしっかり歩けるようになった」と効果を実感する。仲間と歩くこと
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キャンプの経験 災害時の備えに 「ヒュッゲ湖西」で訓練
湖西市吉美のキャンプ場「ヒュッゲ湖西」で10日、アウトドアの知識や経験を災害時に役立ててもらおうと、初の防災訓練が開かれた。約60人が集まり、テント泊や車中泊、炊飯袋を使った炊き出しなどを体験して、避難生活に必要な道具を確認した。 2021年に手作りのキャンプ場をオープンした滝本宗男代表(74)が、アウトドアの視点で災害時の備えを学んでもらおうと企画し、キャンプ好きの仲間に呼びかけて開催した。まき割り体験や災害時の車中泊設備、ビニールハウスを使った避難生活の体験など七つの企画を用意した。参加者は炊飯袋で米を炊いて昼食を食べ、楽しみながら防災について考えた。地元有志が設計した段ボールハウスも展
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湖西・浜名湖パークビレッジ 本格開業祝いイベント
湖西市の新居弁天地区に民間事業者が整備した新たな観光拠点「浜名湖パークビレッジ」は9日、本格開業を記念したイベントを同所で開いた。キッチンカーやアクセサリー、犬の雑貨などを販売するマルシェに計70店が参加し、愛犬家や家族連れでにぎわった。 特設ステージでは開業を祝うテープカットを行い、チアリーディングやダンスチームなど6団体がパフォーマンスを繰り広げた。隣接した広場を犬が自由に遊べるドッグランとして使ったり、恐竜の着ぐるみを着て走るレースを行ったりした。昨年11月にオープンしたキャンプ場の設備を見学する人の姿もあった。 同所では、1972年に開園した市営プール「新居弁天わんぱくランド」が
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浜松新球場「ドーム型にすべき」「草薙球場と同等に」 委員間で意見隔たり
静岡県議会建設委員会は8日、浜松市の遠州灘海浜公園篠原地区に整備予定の新野球場を巡り、県西部の委員から意見や要望が相次いだ。「2万2千人の多目的ドーム型があるべき姿」「静岡市の草薙球場と同等のものを」といった声が交錯し、意見の隔たりが鮮明となった。県は3案を併記し、絞り込みを先送りする方針だが、合意形成は難航が必至だ。 ふじのくに県民クラブの田内浩之氏(湖西市)は浜松市や地元経済界の要望や、県有資産が県中部に偏っていることを挙げ、ドーム型を求めた。「多目的型であればいろいろな事業で活用でき、中長期的には税金投入が少なかったという結果になるのでは」とも述べた。ふじは7日の建設委でも「妥当な計
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砂糖エンドウ 出荷ピーク 湖西で目ぞろい会
湖西市や浜松市の一部地域で生産が盛んな砂糖エンドウが出荷のピークを迎えている。生産者やJAとぴあ浜松などでつくる「砂糖えんどう共販運営委員会」は8日、湖西市白須賀の湖西集荷場で目ぞろい会を開き、出荷時の注意点や各規格の基準を確認した。出荷は昨年11月に始まり、今年5月まで続く見通し。 砂糖エンドウは実が大きく糖度が高いのが特徴。湖西、浜松両市で28人の生産者がハウスや露地で栽培に取り組んでいる。昨年度の出荷量は約83トン。本年度は暖冬のため生育が早まり、出荷が前倒しになっているという。目ぞろい会には約10人の生産者が集まり、JAの担当者から出荷時の階級ごとに必要なさやの色や長さ、がくの状態
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「浜名湖パークビレッジ」本格開業へ 9日にイベントも 湖西市新居弁天地区
湖西市の新居弁天地区で市営プールなどの跡地に民間事業者が整備した観光拠点「浜名湖パークビレッジ」が9日、本格開業を迎える。午前10時~午後4時に開業記念のイベントを開き、午後6時半からは遠州新居手筒花火保存会による手筒花火も披露される予定。 新たに整備したセンターハウスを中心に、駐車場エリアで70店のキッチンカーやスイーツ、犬の雑貨やハンドメード作品の販売ブースが集まるマルシェを開く。特設ステージではダンスやビンゴ大会、マジックショーなどを行う。隣接した広場では午後0時半~同3時に、恐竜の着ぐるみを来て走る「きょうりゅうレース」を行う予定。 センターハウスでは、創作料理のレストラン「Fo
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浜松特支高 26年度に分校 浜松江之島高に開設 静岡県教委
静岡県教委は7日の県議会文教警察委員会で、県立浜松特別支援学校の高等部の分校を県立浜松江之島高(浜松市中央区)校内に設置することを報告した。開校は2026年4月の予定。 特別支援教育課によると、浜松地域にある浜松、浜北の両特別支援学校の在籍生徒数が増加し、校舎が手狭になっていた。浜松江之島高の空き教室を改修し、分校として活用することで、両校生徒の交流や共同活動を推進する。 分校に通うのは知的障害の生徒で、3学年合わせて48人程度。1学年2学級。浜松、湖西市を通学範囲とする。24年度に設計、25年度に改修工事を行う。
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釣り場ガイド 静岡県東部/中部/西部
東部 熱海 2日はカサゴやタカベ、スズメダイ、ネンブツダイ、メジナ、ベラ。3日はタカベやメジナ、ネンブツダイ、カサゴ、スズメダイ、ベラが釣れた。 ▽熱海市和田浜南町熱海港海釣り施設・電0557(85)8600 沼津・船 2月28日午前の沼津沖船釣りは5キロ超のニベ。0.8~1.5キロのマダイが3匹。他にマアジやカイワリ、アマダイ。 ▽沼津港 大翔丸・電090(4259)6786 中部 由比漁港 2月28日の三保沖船釣りは1~1.5キロのイナダ(ブリの若魚)が3~14匹で船中66匹、マダイは船中2匹。5日は1キロのマダイが船中4匹。イナダが船中4匹。ワラサとクロダイがそれぞれ1
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自治会との協働へ 地域担当職員研究 湖西市方針
湖西市は6日の市議会3月定例会一般質問で、自治会活動の担い手不足や役員の負担増加への対応として、新たに地域担当職員制度の試行に向けた研究を行う方針を示した。 地域担当職員は、市に地区別の担当者を置くなどして地域課題の把握や自治会への情報提供を行い、市と自治会の協働関係を築く制度。山本健介市民安全部長は答弁で、同制度を導入した自治体では地域と行政がまちづくりの方向性を共有できるなどの効果があった一方、自治会活動が行政に依存するなどの課題も指摘されていると説明。研究を通じて「湖西市に合う方法を構築したい」との姿勢を示した。竹内祐子氏(無所属)への答弁。 同日は三上元(立民)、山本晃子(参政)、二
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放課後陸上教室 児童42人が成果 湖西の4校対抗記録会
NPO法人湖西市スポーツ協会はこのほど、市内の4小学校で放課後に実施している陸上教室「湖西こどもスポーツスクール」の学校対抗記録会を、同市吉美の湖西運動公園陸上競技場で開いた。小4~6の42人が個人の100メートル走と学校対抗の400メートルリレーに挑戦し、1年間のトレーニングの成果を確認した。 同協会の陸上教室は2022年度に始まり、23年度は鷲津、白須賀、岡崎、新居の4校で実施した。週1回、各校を指導員が訪ねて子どもたちに走るこつを伝えている。学期単位や通年で受講する子どもたちがいる中で、自分自身の成長を感じてもらおうと陸上競技場での記録会を実施した。 400メートルリレーには、各学
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PEVE 完全子会社化へ トヨタ、車載用電池量産強化
トヨタ自動車は5日、車載用電池を生産するプライムアースEVエナジー(PEVE、湖西市岡崎)を3月下旬に完全子会社化すると発表した。出資比率を現在の80・5%から引き上げる。量産体制を強化し、ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)などの需要拡大に対応する。社名変更も検討中という。 19・5%を出資しているパナソニックホールディングスから株式を取得することで合意した。取得額は非公表。PEVEはHV用の電池を生産していて、今後はEV用とプラグインハイブリッド車用の電池も生産する。 同社の国内生産拠点は大森工場(湖西市岡崎)と境宿工場(同市境宿)、宮城工場(宮城県)の3カ所で従業員は約470
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授乳相談 利用券配布 湖西市、24年度
湖西市は2024年度、市内在住の産婦に対する産後ケア事業の一環として、新たに授乳相談の利用券を配布する。産後約2カ月の産婦を対象に、市立湖西病院の助産師外来か在宅助産師の訪問を利用できるようにする予定。5日の市議会3月定例会一般質問への答弁で説明した。 産婦側の自己負担額は、市立湖西病院の助産師外来の利用が千円、在宅助産師の訪問が2千円を想定。利用券は妊娠8カ月のアンケートに合わせ、対象者に1人1枚配布する。母子のショートステイやデイサービスへの補助などを行う従来からの産後ケア事業を含め、24年度一般会計当初予算案に関連事業費246万円を計上した。鈴木祥浩こども未来部長は「従来からの産後ケ
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所得税の徴収漏れ 遅延で加算税発生 湖西市
湖西市は4日、公共施設解体工事の設計業務を個人事業主に委託した際、委託料に対する源泉所得税など22万536円の徴収漏れがあったと発表した。既に委託業者から相当額の返還を受け納付したが、遅延による加算税として発生した1万1千円を市が負担した。 市会計課によると、昨年11月1日に設計業務委託料を業者に支払った際、個人事業主を法人と誤認して源泉徴収を行わなかった。今年1月に税務署への報告を行うため点検を実施した際に徴収漏れに気付き、同月31日に納付を行った。加算税の発生は2月28日に税務署の通知を受け、既に納付を完了した。所管課が伝票作成した際に誤認し、会計課の審査でもミスに気付けなかったという
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安全運転に貢献 優秀事業所表彰 静岡県警など
静岡県警と自動車安全運転センター県事務所は4日、同センターが発行している運転記録証明書を有効活用し、従業員の交通事故防止と安全意識向上に努める優秀安全運転事業所の表彰式を静岡市葵区で開いた。表彰はプラチナ賞が2事業所、金賞が5事業所、銀賞が7事業所で、プラチナ、金、銀を受賞した代表者が静岡中央署で、県警の加藤悟交通部長と同事務所の北沢博所長から表彰状と盾を受け取った。 最高賞のプラチナは、富士宮牛乳運輸(富士市)と浜松バス(浜松市浜名区)。浜松バスの担当幹部は「基本的な内容だが、社長による安全教育を反復的に続けていることが、80人余りの全従業員への浸透につながっている。賞を励みにしたい」と
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朝学習「100日挑戦」 湖西・新居高、国家資格取得へ
湖西市の新居高が2022年度から、始業前の1時間を使った朝学習で国家資格の第2種電気工事士の取得を目指す「100日チャレンジ」に取り組んでいる。23年度は2、3年生6人が受講し、このうち3年生の2人が合格した。昨年4月から週3回、試験前は毎日の朝学習を継続し、授業で学ぶ範囲を超えた分野で努力を実らせた。 100日チャレンジは、資格への挑戦を通じて生徒に努力する経験を積んでもらおうと同校が企画した。全校から希望者を募り、22年度も2人が合格した。第2種電気工事士は一般住宅など屋内の電気設備の設置作業に必要な資格。23年度の受講生は全員が普通科工業コースの生徒だったが、普段の授業は機械系が中心
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湖西病院、1月入院収益増収 市議会一般質問
湖西市議会3月定例会は4日に一般質問を行い、市立湖西病院の杉浦良樹病院事業管理者は、1月の同病院の入院収益が前年同月比約2700万円の増収になったことを報告した。1日平均の患者数も17人増加したとして、「(昨年11月の)地域包括ケア病床の病棟化による効果が出ている」と述べた。 同病院では101床中47床が地域包括ケア病棟の病床となった。1月の実績のうち、1日の平均患者数は一般病床を含めて77人、稼働率は76%だったという。杉浦病院事業管理者は答弁で、「浜松市や豊橋市の急性期病院からの受け入れも増えている」と報告した。同病院は2027年度までの経営強化プランを今月中旬にも最終決定する予定。相
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白須賀宿 最大8.5キロ歩いて満喫 湖西6年ぶり、史跡や海岸巡る
旧東海道の宿場町として栄えた湖西市白須賀地区を巡る「愛LOVEウオークin白須賀」(実行委主催)が3日、同地区で開かれた。約30年前に地元有志の取り組みから始まり市の委託事業となったイベントで、雨天やコロナ下での中止を経て6年ぶりの開催。コース上の十王堂広場では市商工会白須賀支部が初の「愛LOVEしらすかマルシェ」を同時開催し、ウオーキング参加者や地域住民でにぎわった。 ウオーキングコースは歴史学習施設「おんやど白須賀」をスタート地点に潮見坂や白須賀海岸、道の駅などを巡った後、宿場町の街並みが残る地区を歩く最大8・5キロの道のり。参加者は地図を手に高低差50メートルを超える坂道を含むコース
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デンソーが副駅名スポンサーに 湖西、天浜線アスモ前駅 モーター生産地PR
天竜浜名湖鉄道は1日、アスモ前駅(湖西市岡崎)の副駅名に、同駅隣接のデンソー湖西製作所(同市梅田)が命名した「デンソーのモーター生産地」を採用した。新たな駅名看板の除幕式を同駅で行い、デンソーのロゴマークとイメージカラーの赤色で地域のものづくり産業をPRするデザインを披露した。 新調したのは、駅名看板1枚とホーム上のホーロー看板2枚。副駅名のデザインには、デンソーの先進的な自動車技術と、「明日も前」との語呂合わせで親しまれてきた同駅の前向きなイメージを反映し、矢印の形を取り入れた。 式典には天竜浜名湖鉄道の松井宜正社長と同製作所の鵜飼貞行所長、影山剛士市長が出席した。松井社長は「駅の近く
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アジサイ咲く駅へ 苗100本植栽活動 デンソーと浜名湖ロータリークラブ
天竜浜名湖鉄道アスモ前駅で3日、天浜線沿いの植栽運動「花のリレー・プロジェクト」のキックオフ式典が行われた。同駅に隣接したデンソー湖西製作所と、浜名湖ロータリークラブ(RC)が協力団体として参加した。同日は関係者約40人が集まり、アジサイの苗100本を植えた。 同プロジェクトは浜松いわた信用金庫と天竜浜名湖鉄道、浜松フラワーパークの3団体が中心となり取り組む活動。同製作所が1日に副駅名のスポンサー契約を結んだことに続き、植栽活動にも賛同して参加が決まった。式典参加者は事前に整地されたホーム沿いの全長約50メートルの範囲で、苗を1本ずつ手作業で植えた。 同プロジェクトの植栽場所は19カ所目
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記者コラム「清流」 赤い松
湖西市内で新居弁天地区を中心に深刻な松枯れが進んでいる。主な原因はカミキリ虫が媒介する線虫で、5~6月に幼虫が羽化すると広範囲に被害が拡大するため、市は本年度の補正予算で枯れ松の伐採や予防剤注入の費用を計上して対策に取りかかっている。 マツは防風や砂防の機能と同時に、旧東海道宿場町や湖岸の景観をつくる地域資源にもなっている。赤く枯れた松は伐採する以外ないというが、伐採に1本数十万円の費用がかかる中、私有地では所有者が自ら処分する必要がある。特に枯れ松が多い東京大演習林は市の伐採対象にならず、今後の影響が懸念される。 三保松原では松枯れの改善に何年もの期間がかかった。湖西でも長い戦いが予想
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卓球リーグ 浜松開催PR 静岡県内39年ぶり 関係者、市長訪問
日本卓球リーグ実業団連盟や静岡県卓球協会の関係者がこのほど、浜松市役所に中野祐介市長を訪ね、5月に浜松アリーナ(同市中央区)で開催する「デンソー 2024年度前期日本卓球リーグ静岡大会」をPRした。 同リーグは実業団やクラブチーム、学生チームが一堂に会して年2回、総当たりで戦う国内最高峰の卓球リーグ。前期戦は浜松アリーナで5月22~26日の5日間開催し、男女の1部と2部の計37チームが参加する予定。県内からは女子1部のデンソー(湖西市)が出場し、大会を特別協賛する。同連盟によると、県内開催は1985年以来39年ぶり。観覧は全て無料。 市役所を訪れたのは同連盟の佐藤真二専務理事や同協会の下
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湖西市消防防災センター建設工事 安全祈る 26年供用
湖西市の市消防本部でこのほど、2026年4月の供用開始に向けた市消防防災センター建設工事の安全祈願祭が行われた。老朽化した市消防本部の機能更新に加え、市の危機管理課や防災センター、防災倉庫の機能を兼ね備える施設として整備し、災害対応の機能強化を図る。工事関係者ら約50人が出席した。 新たな消防防災センターは鉄筋コンクリート造4階建てで延べ床面積約4903平方メートル。市が災害対策本部を置く防災センターはこれまで市役所庁舎の北側に別棟で置かれ、災害時には市消防本部から連絡員が徒歩で災害対策本部へ出向き、道路の冠水などインフラの被害状況を消防側へ口頭連絡していた。複合化した建物に市消防本部と災
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ボート部5人「しおざい賞」 新居高同窓会 全国出場たたえる 湖西市
湖西市の新居高同窓会(下村勝之会長)は2月29日、高校生活3年間に部活動などで優秀な成績を残した生徒をたたえる「しおざい賞」を同校ボート部3年の5人に贈った。3月1日の卒業式直前に毎年実施している表彰で24年目。 表彰を受けた部員は飯島凜さん、原太壱さん、大西浩介さん、垣田稜空さん、内藤晴樹さんの5人。下村会長らが同校を訪ね、全校集会の際に代表の垣田さんへ表彰状を手渡した。5人は北海道で行われた全国高校総合体育大会ローイングで男子かじ付きクオドルプル部門に出場し、準々決勝に進出。このうち3人は鹿児島国体のローイング競技にも県選抜チームとして参加し、3位を獲得した。 同窓会では13日にも、
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大正琴で児童、真剣演奏 「ほたるこい」「きらきら星」 湖西
湖西市入出のなぎさ保育園は1日、桃の節句(3日)を前に大正琴の発表会を同園で開いた。年長児14人が約2週間かけて練習した曲を披露し、保育士がひな祭りの伝統を子どもたちに紹介した。 大正琴グループ「琴紫会」の大林裕子さん(62)=同市大知波=が2月中旬に園を訪ね、基本的な演奏方法を紹介して楽器を貸し出した。年長児は2グループに分かれ、保育士と一緒に童謡の「ほたるこい」と「きらきら星」をそれぞれ練習した。同日は年中児と保護者が見守る中、子どもたちは真剣な表情でリズムを合わせて曲を演奏した。 琴紫会のメンバー3人も春の歌を集めたメドレーなど2曲を披露した。
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湖西・すわま 波形が特徴 伝統の餅菓子(長田尚史/湖西・新居観光協会)【わがまちの味】
湖西市新居町地区の名物「すわま」は、米粉、黒糖、砂糖、しょうゆ、食塩などを混ぜて作られた昔ながらの素朴な餅菓子で、ひな祭りで食べられます。 この「すわま」は、作り方などからは江戸で生まれた「すあま」が起源ではとされていますが、波形の形状からは関西地方の和菓子「州浜[すはま]」から名付けたものとも言われます。いつごろ伝わったのかは定かでなく、東海道を通って新居宿に伝わり、明治以降には一般家庭でも作られました。 現在では、家庭で作られることは少なくなりましたが、地元ボランティアの皆さまが作り方など、その文化を大切に伝えています。また、市内数店舗の菓子店で販売されていますので、お店ごとに違った
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15議案を可決 湖西市議会
湖西市議会3月定例会は29日、本会議を開き、老朽化により2023年度末での統合が決まった市営火葬場(同市入出)の条例を廃止する条例案など、15議案を原案通り可決した。 1億851万円を増額する23年度一般会計補正予算案も可決した。国の補助金を活用して新居小のトイレ改修の前倒しなどを行い、総額は290億5190万円とする。 既に委員会に付託した24年度一般会計当初予算案に加え、新たに24年度病院事業会計予算案など6議案の委員会付託を決めた。
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おいしいノリになあれ 浜松で収穫など体験会、浜名湖特産に理解深める
浜松市や湖西市、地元漁協などでつくる「浜名湖の水をきれいにする会」はこのほど、浜名湖特産のノリの収穫とノリすきの体験会を浜松市中央区の村櫛海岸で開いた。浜名湖の豊かな資源に理解を深めてもらおうと企画した恒例イベントで、両市の小学生と保護者22組44人が参加した。 参加者は船で養殖場に向かい、網にたくさん付いたノリを手で収穫した。かご一杯に集めたノリを水洗いして持ち帰った。手作業で行う昔ながらのノリすき体験では、水に浮かべたノリを升ですくい、四角い型に流し込んだ。すいた後、半日以上かけて天日干しすると完成するという。 浜松市の宮本菜沙さん(7)は「収穫したばかりのノリはつるつるしていた。味
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算数・数学でデジタル教科書 教育会議で湖西市 小5~中3全員対象
湖西市の影山剛士市長と教育委員が意見交換する総合教育会議がこのほど、市健康福祉センターで開かれ、教育現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)をテーマに議論した。市教委は市立小中学校でのタブレット端末の活用状況を説明。2024年度から小5~中3の全児童生徒を対象に、算数と数学のデジタル教科書を導入する方針を報告した。 学校教育課によると、デジタル教科書は23年度までの国の実証事業で、外国語(英語)が全学年分、小5~6の算数と中学校の数学は児童生徒の約半数に無償配布された。24年度から本格導入となったが、国の無償配布対象は前年度までと同様のため、市は各学年の全員が算数と数学のデジタル教科書
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釣り場ガイド 静岡県東部/中部/西部
東部 熱海 19日はメジナやタカベ、マゴチ、アイゴ、ネンブツダイ。20日はタカベやメジナ、ネンブツダイ。21日はメジナ。22日はメジナとスズメダイ。23日はメジナやタカベ、ネンブツダイ。24日はタカベやネンブツダイ、アイゴ、イシダイ。25日はタカベやアイゴ、マゴチ、ネンブツダイ、メジナが揚がった。 ▽熱海市和田浜南町熱海港海釣り施設・電0557(85)8600 伊東 伊東港周辺は越冬のシロギスが狙える。餌は青イソメ。釣れるサイズは大きいが、遠投が必要。足元ではブラクリ仕掛けでカサゴが釣れる。餌はイソメ。消波ブロック周辺を狙うと良い。 ▽伊東市静海町稲七つり具店・電0557(37)0
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天竜川水系の取水制限解除 水利調整協議会
静岡県や浜松市などでつくる天竜川水利調整協議会は28日、天竜川水系で1月10日から実施していた取水制限を解除した。 県によると、水位を下げて施工する必要のある佐久間ダムの工事が完了したことや、2月19日以降に降雨が続いた影響で、一時は28・4%まで落ち込んだ同ダムの貯水率が26日時点で78・3%にまで回復した。 同協議会は1月10日からの50日間、上水道4市1町(浜松、磐田、袋井、湖西、森)、工業用水3市(浜松、磐田、袋井)、農業用水3市1町(浜松、磐田、袋井、森)で5~10%の取水制限を行っていた。
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2万2000人ドーム型など3案 浜松新野球場 県絞り込み 県議会定例会
静岡県議会2月定例会は27日、自民改革会議の河原崎聖氏(島田市・川根本町)とふじのくに県民クラブの田内浩之氏(湖西市)が代表質問を行った。森貴志副知事は浜松市の遠州灘海浜公園篠原地区に整備予定の新野球場について、基本計画に盛り込む球場の規模と構造を2万2千人の多目的ドーム型など3案に絞り込んだと明らかにした。事業費については言及しなかった。田内氏への答弁。 ドーム型以外の2案はいずれも屋外型球場。規模は2万2千人と1万3千人で、近くで産卵するアカウミガメに影響を及ぼさないよう照明設備は設けない。 ドーム型は天候に左右されず幅広いイベントが開催可能で、屋外型は建設コストを抑えられる利点がある。
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未来の自分に手紙 知波田小 湖西市
湖西市の知波田小でこのほど、約30年前に同校卒業生から寄贈されたモニュメントを活用した「光求めて集会」が開かれた。子どもたちの健やかな成長を祈るタイムカプセルとなっているモニュメント「光求めて」にちなみ、全校児童128人が1年後や20歳の自分に宛てた手紙を書き、各学年の代表が集会で披露した。 同校では毎年、1~5年生が1年後の自分に、6年生が20歳の自分に宛てて手紙を書き、自身の成長を見つめる機会としている。児童代表のうち6年生の石田結愛さん(12)は、ペットに関わる仕事を目指す思いをつづり、「自信を持ってありのままの自分で頑張って」と未来の自分を励ました。6年生の手紙は、20歳を迎えた「
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最後の指揮 尾崎さん万感 中央区で演奏会 教え子と共演 「出会いに恵まれ、幸せ」 浜松市立高、卒業生団体で女声合唱 計48年指導
浜松市立高合唱部と、卒業生部員らでつくる「浜松アンサンブルフリージア」で計48年間にわたって女声合唱団の指導に当たった尾崎亘さん(84)=湖西市新居町内山=のラストコンサートが25日、浜松市中央区のキャトルセゾン浜松で開かれた。大勢の教え子たちに囲まれながら最後の指揮をした尾崎さんは「素晴らしい出会いに恵まれ、幸せな指揮者人生だった」と万感の思いを口にした。 36歳で当時女子校だった同校に赴任し、合唱部の顧問に就いた。定年退職後、卒業生たちの依頼を受け、合唱団の指導を続けた。 公演では約40人の団員らが尾崎さんの指揮で9曲を上演した。最後の1曲は、同校合唱部で歌い継がれる「落葉松(からまつ)
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線路迷い込んだ高齢男性を保護 原さんに感謝状 湖西署
線路に迷い込んだ認知症の高齢男性を発見し保護したとして、湖西署はこのほど、湖西市吉美の会社員原敬宜さん(39)に署長感謝状を贈った。同署で贈呈式を行い、川島好勝署長が原さんに感謝状を手渡した。 原さんは1月19日午後5時過ぎ、自宅近くで犬の散歩中、JR東海道本線の線路内を歩く同市の男性(89)を発見した。線路の周囲がフェンスで囲まれ土手になっていたため、原さんは道路側から男性に「何をやってるんですか?」と声をかけ、フェンスの近くに招き寄せた。男性と会話をしながらスマートフォンで同署の電話番号を調べて連絡し、駆けつけた警察官に保護を引き継いだ。 原さんは「暗くなってきている中で、いつ電車が
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鷲津で文化展 住民の力作並ぶ 湖西市で25日まで
湖西市の鷲津明湖会が主催する第22回文化展が24日、同市の鷲津コミュニティ防災センターで始まった。鷲津地区の住民らによる絵画や書道などの芸術作品128点が並ぶ。25日まで。 地域で文化活動に取り組む住民の発表や交流の場として開いている。回覧板での募集に応じた住民や、地区内に活動拠点を置く教室の生徒が制作した多彩な作品が集まった。昔話の一場面を表現したちりめん細工や干支(えと)の木目込み人形、愛猫を描いた絵画など、出品者それぞれが日頃の趣味や習い事の成果を披露している。 会場では、明湖会のスタッフが甘酒とポップコーンの無料配布や、焼きそばとワッフルの販売も実施している。 25日は無料の茶
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静岡県内16施設で閉鎖 インフルエンザ
静岡県は22日、県内の高校、小中学校、保育園計16施設でインフルエンザに感染したとみられる患者が計171人確認され、学級閉鎖、学年閉鎖を行ったと発表した。 市区町別の施設数と患者数は次の通り。 函南町2施設17人、御殿場市1施設5人、富士宮市1施設14人、富士市1施設6人、静岡市葵区1施設17人、藤枝市1施設13人、島田市1施設14人、磐田市1施設10人、掛川市1施設9人、湖西市1施設13人、浜松市中央区5施設53人
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釣り場ガイド 静岡県東部/中部/西部
静岡県東部 熱海 17日はメジナやマアジ、タカベ、ネンブツダイ。18日はメジナとネンブツダイ、タカベが釣れた。 ▽熱海市和田浜南町熱海港海釣り施設・電0557(85)8600 伊東 伊東港周辺はサビキ釣りでアジ。コマセはチューブ式がお薦め。カゴ釣りでアジとサバ。ウキ釣りでメジナ。大型狙いはフカセ釣りが有効。 ▽伊東市静海町稲七つり具店・電0557(37)0177 沼津・船 18日午後の沼津沖船釣りは良型マアジや大サバが多数。他に1.5キロのマハタやカイワリ、アマダイなど。 ▽沼津港 大翔丸・電090(4259)6786 静岡県中部 由比漁港 17日の三保沖船釣りは
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「防災上重要な道路」沿い 非耐震建築物316棟 静岡県報告
静岡県と県内の沿岸21市町が防災施策の情報共有を図る県津波防災地域づくり推進連絡会がこのほど、県庁で開かれ、県は「防災上重要な道路」沿いに耐震性がない建築物が県内に316棟あると報告した。所有者には耐震化の努力義務があり、県は耐震化を提案する専門家の派遣や補助制度を通じて耐震改修を促している。 県は、災害時の緊急輸送ルートのうち、県・市町災害対策本部や災害拠点病院など65拠点につながる道路と、中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)事故時の避難経路の計約690キロを防災上重要な道路としている。 国は、1981年5月以前の旧耐震基準で建てられた建物のうち、倒壊した場合に重要道路をふさぐ恐れがある建
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ごみ袋手に行進 防犯啓発も 湖西市南上の原地区
湖西市の南上の原地区安心安全まちづくり協議会はこのほど、地域住民に防犯や交通安全を呼びかけながら環境美化を目指す「地区防犯パレード」を行った。自治会役員や住民有志など約100人が参加し、集会所を出発してJR新所原駅周辺の約2キロの道のりを歩いた。 参加者は蛍光色のベストなどを身に着け、交通安全やシートベルトの全席着用を呼びかけるのぼり旗やごみ袋を手に、列になって練り歩いた。1時間半ほどかけて地域を巡りながら、道ばたに落ちたごみを拾い集めたり、生活道路の危険箇所を確認したりした。
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浜松、湖西小中生へ 花博入場券を用意 実行委と地元17社
浜松市で3月に開幕する「浜名湖花博2024」に向け、実行委員会と地元企業17社が小中学生にイベントを楽しんでもらおうと、同市と湖西市の全児童、生徒約7万2千人分のセット入場券を用意した。20日に浜松市への贈呈式が中央区の市教育委員会で開かれ、県の山本東経済産業部参事が宮崎正教育長に届けた。22日に湖西市でも贈呈式を開く。 県が管理する浜名湖ガーデンパーク、市が管理するはままつフラワーパークの両会場で1回ずつ使える入場券。学校を通じて全員に配布する。 山本参事は「地元の子どもたちに、記憶に残る思い出をつくってほしい」と呼びかけ、宮崎教育長は「植物の魅力、生命の尊さを学ぶ機会になれば」と期待を寄
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小中生“剣士”熱戦 湖西で剣道大会 4部門に420人
NPO法人湖西市スポーツ大会は18日、浜松、湖西両市の小中学生を対象にした「第48回湖西市少年剣道大会」を市アメニティプラザで開いた。計4部門に84チーム約420人の児童生徒が出場し、日頃の練習の成果を発揮してしのぎを削った。 剣道を学ぶ子どもたちの技術向上に向け開催している大会。小学生は低学年と高学年の部、中学生は男子と女子の部でリーグ戦やトーナメント戦を繰り広げた。地域の剣道教室やスポーツ少年団、部活動などで稽古を積んだ子どもたちが白熱した試合を繰り広げ、周囲では保護者が固唾(かたず)をのんで勝負の様子を見守った。
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浜名湖遺体事件、表鷲津湖岸公園の立ち入り禁止解除
湖西市の浜名湖畔で袋井市の通信制高校2年生(17)の他殺体が見つかった事件で、湖西署捜査本部は19日、遺体の発見場所に隣接した表鷲津湖岸公園(湖西市鷲津)の立ち入り禁止を解除した。
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浜名湖・高校生殺人事件 フリーダイヤル設置で情報募る 湖西署捜査本部
湖西市の浜名湖畔で9日に袋井市の通信制高校2年の男子高校生(17)の他殺体が見つかった事件で、湖西署捜査本部は19日、情報提供を求めるフリーダイヤルを設置した。 男子高校生は4日午後7時ごろ、「遊びに行く」と言って自宅を出た。5日未明まで浜松市中央区の友人宅に滞在したのを最後に行方が分からなくなり、9日夕、湖西市の表鷲津湖岸公園南側の湖上で遺体が発見された。 司法解剖の結果、男子高校生の死因は溺死と判明したが、遺体には生前に外部から強い打撃を与えられてできたとみられる皮下出血が複数あった。捜査本部は何者かが殴るなどの暴行を加えた後、溺れさせて殺害したとみて捜査している。 捜査本部は「事
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ポリオ根絶願いキャップ5万1000個 湖西、浜名湖RC寄贈
浜名湖ロータリークラブ(RC)はこのほど、ポリオ(小児まひ)の根絶に向けたワクチンの購入費として役立ててもらおうと、ペットボトルキャップ約5万1千個を湖西国際交流協会に届けた。 同協会は市内の学校などでの回収分と合わせてリサイクル業者に引き取ってもらい、収益を世界の子どもにワクチンを寄付する団体へ贈る。 同RCの中村哲也会長らが市民活動センターを訪ね、同協会の袴田勝彦会長にキャップを手渡した。キャップは、同市と浜松市浜名区三ケ日町の会員42人が、周囲への呼びかけや同協会のイベント「KOKOまつり」に出展したブースで回収した。ポリオ根絶を願い、10年以上継続して実施している。
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遠州の史跡やイベント 写真投稿を 歴史・文化スポット発信へ 静岡県西部地域局がコンテスト
昨年の大河ドラマ「どうする家康」で注目を集める静岡県西部の歴史・文化スポットの魅力を発信しようと、県西部地域局は3月10日まで、写真共有アプリ「インスタグラム」で「SNAP ENSHU(スナップ エンシュウ)フォトコンテスト」を開催している。 2023年1月1日から24年3月10日までに浜松市や湖西市など遠州地域で撮影した写真を募る。史跡や建造物などの歴史文化部門と、イベントやグルメなどの魅力部門の2部門。応募方法は写真に撮影した場所と年月日を記載し、「#スナップエンシュウ」のハッシュタグを付けて投稿する。 各部門の入賞者には遠州地域の特産品ギフトセットを贈る。 問い合わせは同コンテス
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浜名湖遺体 交友関係、足取り解明に全力 捜査本部20日で1週間
湖西市の浜名湖畔で袋井市鷲巣の通信制高校2年の男子高校生(17)の他殺体が見つかった殺人事件で、男子高校生が自宅を出た後の4日夜、浜松市中央区の繁華街を訪れていたことが18日、知人への取材で分かった。男子高校生は「今から友達の家に行く」と話していたといい、その後、同区の友人宅アパートへ向かったとみられる。男子高校生は同宅に滞在した後、5日未明に行方が分からなくなった。湖西署捜査本部の設置から20日で1週間。捜査本部は男子高校生の交友関係のトラブルや足取りを調べ、事件に巻き込まれた経緯の解明に全力を挙げている。 トラブルか 捜査関係者によると、友人宅アパートでは男子高校生のほかに成人を
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ブレス浜松 西部8市町と連携協定 バレー軸に地域発展貢献
バレーボールVリーグ女子2部「ブレス浜松」は18日、県西部8市町と連携協定を締結したと発表した。浜松市浜名区のサーラグリーンアリーナで同日、大林素子GMらチームと各自治体関係者が発表会に臨んだ。 協定を結んだのは御前崎市、菊川市、掛川市、袋井市、磐田市、浜松市、湖西市と森町。2024~25年シーズンに新設される国内リーグの最高カテゴリー「SVリーグ」の参入を目指すブレス浜松は、これらの地域の発展やスポーツ振興、市民の健康増進に貢献しながら、さまざまな価値の創出を図る。 会見で大林GMは「8市町、そして最終的には日本全国を巻き込めるよう、勇気(を与え)、力になれるチームづくりを目指す」と述
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特殊詐欺被害 注意呼びかけ 湖西署など啓発品配布
湖西署と湖西市防犯協会などはこのほど、年金支給日に合わせた特殊詐欺被害防止の啓発活動を、同市古見の豊橋信用金庫湖西支店で行った。湖西署員や地域安全推進員ら7人が、支店を訪れた人に啓発品を配布した。 地域安全推進員らは支店の出入り口前にのぼり旗を立ててチラシやウエットティッシュを手渡した。チラシでは特に、固定電話にかかってくる親族や医療機関をかたる連絡や、資産情報を聞き出す内容に注意するよう呼びかけた。県警シンボルマスコットの「エスピーくん」も登場した。
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浜名湖殺人 男子高校生の訪問宅 近隣住民と複数のトラブル
湖西市の浜名湖畔で袋井市鷲巣の男子高校生(17)の他殺体が見つかった殺人事件で、男子高校生が5日未明に滞在し、トラブルに巻き込まれたとみられる浜松市中央区の友人宅アパートでこれまで、出入りする若者グループが近隣住民らを怒鳴りつけるなど複数のトラブルが発生していたことが17日、関係者への取材で分かった。 近所の60代女性は昨年11月ごろ、アパートの前で、頻繁に出入りしていた若い男性が警察官に対して大声を出す姿を目撃。「『ふざけるな』などと警察官を罵倒しているようだった」と振り返る。その後、男性が警察車両で連行されていく様子も見かけたという。 周辺に住む男性はアパート駐車場に夜間、5人ほどの
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浜名湖殺人 友人宅に若者頻繁出入り 以前から、男子高校生も?
湖西市新居町中之郷の浜名湖畔で袋井市鷲巣の男子高校生(17)の他殺体が見つかった殺人事件で、男子高校生が5日未明に数時間滞在し、トラブルに巻き込まれたとされる浜松市中央区の友人宅アパートには、以前から男子高校生と同年代の若い男女が頻繁に出入りしていたとみられることが16日、捜査関係者や近隣住民への取材で分かった。男子高校生も出入りしていた可能性があり、湖西署捜査本部は最近の交友関係の聞き取りに加えて関係箇所の検証や捜索などを慎重に続け、5日未明のアパートの集まりと事件との関連について解明する。 関係者によると、5日未明はアパートに男子高校生の友人や成人の知り合いを含めた複数の国籍の知人男女
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静岡県内25施設で学年、学級閉鎖 インフルエンザ
静岡県は16日、県内の高校、小学校、こども園25施設でインフルエンザに感染したとみられる患者が計282人確認され、学年閉鎖、学級閉鎖を行ったと発表した。 市区町別の施設数と患者数は次の通り。 三島市2施設23人、御殿場市1施設4人、富士市1施設8人、静岡市葵区2施設23人、同市駿河区2施設24人、同市清水区3施設24人、藤枝市3施設23人、磐田市1施設8人、掛川市1施設12人、袋井市1施設28人、湖西市2施設32人、菊川市1施設8人、浜松市天竜区1施設18人、同市中央区4施設47人
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予算案など38議案上程 湖西市議会
湖西市議会3月定例会が16日開会し、2024年度一般会計予算案や23年度一般会計補正予算案など38議案が上程された。同日はこのうち、農業委員の任命に関する14議案に同意し、法改正を踏まえた市手数料条例の一部改正案と、物価高騰対策で住民税均等割の世帯などに給付を行うため11億1081万円を増額する補正予算案を可決した。 影山剛士市長は施政方針で24年度予算案について、「先を見据えながら一歩一歩、働くまちから働いて暮らすまちにつなげるための予算」と説明した。 23年度補正予算案のうち審議中の議案は、1億851万円を増額し総額を290億5190万円とする内容。国や県の補助金を使い、新居小のトイレ改
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新居町の観光マップ刷新 花博に向け 情報発信PRチーム 湖西市
湖西市新居町の魅力発信を担う地元有志の「新居町情報発信PRチーム」が、2年前に製作した「新居町まちめぐりマップ」を改訂した。「浜名湖花博2024」で同町から会場の浜名湖ガーデンパーク(浜松市中央区)などへの舟運が予定されていることから、観光客に旧東海道新居宿など地域のまち歩きも一緒に楽しんでもらおうと、内容を新しくした。 マップはA3判で、表裏に湖西市新居町周辺の地図を記載。飲食店や土産店など34カ所のほか、寺院や観光施設11カ所の場所や営業時間、特徴などを紹介している。この2年間に新規開店した飲食店などを含む9カ所を新規掲載し、各所の協賛も募った。2万部を発行し、掲載店や湖西・新居観光協
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浜名湖の高校生殺人 友人宅で誕生会か バイク倒すトラブル前、大人数で会食
湖西市新居町中之郷の浜名湖畔で袋井市鷲巣の男子高校生(17)の他殺体が見つかった事件で、男子高校生が5日未明に数時間滞在した浜松市中央区の友人宅では誕生日祝いのパーティーと称し、大人数で飲食をしていたとみられることが15日、複数の関係者への取材で分かった。男子高校生は、友人宅の敷地内でバイクを倒したことなどをきっかけにトラブルに巻き込まれた可能性があり、湖西署捜査本部が事件との関連を慎重に調べている。 関係者によると、友人宅には同年代の友人や成人の知り合いを含めた複数の国籍の知人男女が集まっていた。うち1人の誕生日を祝う目的だったとされ、飲食などをした男子高校生はバイクを転倒させトラブルが
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海外大会の好成績 報告 ルキア新体操ク、浜松市教育長に
浜松市と湖西市を拠点に活動するルキア新体操クラブが昨年12月に香港で行われた大会「AGG(エステティック・グループ・ジムナスティクス)アジアシリーズファイナルマッチ11th クイーンズカップ」で好成績を収めた。同クラブの小中学生のメンバーがこのほど、浜松市教育委員会を訪れ、宮崎正教育長に結果を報告した。 AGGは団体で行う新体操に似た競技。同クラブの「ルビー」チームは大会でチルドレン・ロング(8~10歳)の部門で優勝、「エメラルド」は同(10~12歳)2位、「サファイア」はチルドレン・ショート(12~14歳)3位。富塚西小4年内海湘子さん(10)は「初めての海外で緊張したけど楽しい演技ができ
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室内棒高跳び 新記録へ挑戦 湖西、97人が出場
湖西市アメニティプラザでこのほど、第4回西部室内棒高跳び記録会湖西大会(静岡西部陸上競技協会主催)が開かれた。オープン参加を含めて県西部の中高生や大学生、社会人の選手97人が出場し、全国的にも珍しい室内の棒高跳びに対応した施設で記録を競った。 中学生女子の部と男子の部は、3度連続で失敗すると競技が終了する日本陸上競技連盟のルールに基づいて実施した。選手は自身が持つ記録やコンディションに合わせて高さを選んで挑戦し、跳躍が成功すると観客席から拍手が湧き起こった。 一般の部には、県内のほか愛知、三重、滋賀など県外の選手も多数エントリーして技術を競った。
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静岡人インタビュー「この人」 18歳で「ふぐ処理者試験」に合格した 竹内彩季さん(湖西市)
本格的に資格取得を目指したのは昨年4月。アルバイト先の飲食店「弁天島山本亭」(浜松市中央区)や、実家が営む「割烹紅葉」(湖西市)で実技練習に励み、10月の誕生日の約3週間前に吉報が届いた。今春に名古屋市の調理専門学校を卒業し、京都市の懐石料理店に就職する。19歳。 ―資格を取得しようと思ったきっかけは。 「弁天島山本亭でアルバイトをしていた(当時)20歳の男性2人が2年前に合格した。静岡の最年少合格者と騒がれていたので(受験資格を持った)18歳の私が受かれば勝てると思った。フグの調理は難しそうだったが、頑張ればやれると信じてやった」 ―難しかった科目は。 「学科試験と同じ日に行う鑑別
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浜名湖の高校生殺人 バイク倒しトラブルか 直後に知人と姿消す
湖西市新居町中之郷の浜名湖畔で袋井市鷲巣の男子高校生(17)の他殺体が見つかった事件で、男子高校生が5日未明に滞在していた浜松市内の友人宅で、止めてあったバイクを倒したことなどをきっかけにトラブルに巻き込まれた可能性が高いことが14日、関係者への取材で分かった。 滞在先には、同年代とみられる友人を含めた複数の国籍の知人が集まっていたとされる。トラブルの直後、男子高校生が知人とともに姿を消したとの情報もあり、湖西署捜査本部が事件との関連を慎重に調べる。 男子高校生の死因は溺死で、13日の司法解剖時点で死後1週間程度が経過していた。遺体には、生前に殴られるなど外部からの強い打撃を加えられてで
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発見現場周辺で再び実況見分 浜名湖の男子高校生殺人事件 湖西署捜査本部
湖西市新居町中之郷の浜名湖畔で9日に袋井市鷲巣の男子高校生(17)の他殺体が見つかった事件で、湖西署捜査本部は14日午前、遺体の発見現場に隣接した表鷲津湖岸公園で再び実況見分を行い、捜査員が湖内に入って遺留品を捜索するなどした。 男子高校生の遺体は9日夕に発見され、13日の司法解剖で死因は溺死と判明した。同日時点で遺体は死後1週間程度が経過。遺体には、生前に外部から強い打撃を与えられてできたとみられる複数の皮下出血が確認されたという。捜査本部は何者かが男子高校生を溺れさせて殺害したとみて調べている。 男子高校生は4日午後7時ごろに自宅を出たのを最後に帰宅しなかった。外出時までに家族は男子
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「涅槃図」を鑑賞 仏教美術楽しむ 湖西・龍谷寺
湖西市でレクリエーションなどを企画する「レク楽の会」がこのほど、同市新居町の龍谷寺で、釈迦(しゃか)の命日とされる2月15日に飾る「涅槃(ねはん)図」の鑑賞会を開いた。約20人が参加し、釈迦の一生や涅槃の光景を描いた江戸時代中期の絵画を前に、仏教美術の魅力を学んだ。 講師は同町の鈴木芳朗さん(88)と、龍谷寺の谷和憲住職。鈴木さんは2019年まで、龍谷寺も位置する旧東海道新居宿西側の通称“寺道”で、道沿いに並ぶ複数の寺院の涅槃図を巡る鑑賞ツアーを開いていた。コロナ禍で中止していた企画を地域住民に再び楽しんでもらおうと、レク楽の会が鈴木さんや谷住職に依頼し、鑑賞会を開いた。 鈴木さんは県内外の
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釣り場ガイド 東部/中部/西部
東部 熱海 10日はメジナやスズメダイ、アイゴ、ネンブツダイ、スズキ、マアジ。11日はヒラメやタカベ、タカノハダイ、トウゴロウイワシ、ネンブツダイ、ベラ、カサゴ、スズメダイ。 ▽熱海市和田浜南町熱海港海釣り施設・電0557(85)8600 伊東 伊東港周辺はサビキ釣りでアジ。カゴ釣りでサバも釣れる。穴釣りではカサゴ。青イソメ餌の投げ釣りでシロギスやメゴチも狙える。メジナ釣りは配合餌とオキアミを混ぜたコマセが肝心。先週末はカマスやクロダイも釣れた。 ▽伊東市静海町稲七つり具店・電0557(37)0177 沼津・船 11日午前の沼津沖船釣りは0.8~1.5キロのマダイ、5キロの
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浜名湖に男子高校生の遺体 殺人事件として捜査本部設置 静岡県警
9日午後3時45分ごろ、湖西市新居町中之郷の浜名湖畔で袋井市鷲巣の中国籍の男子高校生(17)の遺体が見つかり、静岡県警は13日、司法解剖の結果などから何者かが男子高校生を溺れさせ殺害したと判断し、湖西署に捜査本部(本部長・平井伸英刑事部長)を設置した。捜査関係者によると、5日未明に男子高校生が滞在していた浜松市内の知人宅で友人とトラブルになったとの情報があり、同本部が事件との関連を調べている。 9日夕、遺体の発見場所に隣接した表鷲津湖岸公園=湖西市鷲津=で釣りをしていた男性が、「釣りざおに遺体がかかった」と110番した。遺体は湖面に浮いている状態で見つかり、死因は溺死だった。13日の司
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静岡県内8施設で学級閉鎖 インフルエンザ
静岡県は13日、県内の高校、小学校、こども園計8施設でインフルエンザに感染したとみられる患者が計82人確認され、学級閉鎖を行ったと発表した。 市区町別の施設数と患者数は次の通り。 焼津市1施設10人、藤枝市2施設19人、掛川市1施設12人、湖西市1施設12人、磐田市2施設18人、袋井市1施設11人
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全国空手「1回でも多く勝つ」 土井さん(浜松・雄踏小) 湖西市役所で抱負
湖西市スポーツ協会空手道部に所属する浜松市立雄踏小1年土井ひまりさん(7)が、17、18の両日に北海道で開かれる全日本少年少女空手道選抜大会の小1女子組手部門に出場する。このほど、湖西市役所を訪ねて影山剛士市長に抱負を語った。 夏の大会は県3位で全国大会に進めなかったが、県ベスト4の選手による選考会で勝ち、初の全国への切符をつかんだ。 同空手道部を設立した祖父の榊原昇さんや、空手経験者の母や兄の影響で5歳で競技を始めたひまりさん。同時に空手を始めた父龍典さん(38)と共に市役所を訪ね、「1回でも多く勝てるように頑張りたい」と意気込んだ。 大会に向け週6回、榊原さんの道場や市内の学校で稽
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小学生サッカー4チームが熱戦 浜松市浜名区でJCカップ
浜松市浜名区三ケ日町と湖西市のサッカー少年団が出場する「第21回浜名湖JCカップ争奪少年サッカー大会」(浜名湖青年会議所主催)が10日、同町の三ケ日運動場で開かれた。 三ケ日FC、湖西FC、新居サッカースポーツ少年団(SSS)、岡崎SSSの4チームが3~6年の学年別にチームを作り、トーナメントや総当たり戦などを行った。子どもたちは一生懸命にボールを追いかけ、熱戦を展開した。 試合後には、サッカー女子なでしこ1部の静岡SSUボニータの選手を招いた交流会も行われた。
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身近な風景画 ゆっくり楽しんで 読者の声に応え 湖西で個展 新聞店のケンモチさん(浜松市中央区)
浜松市中央区舞阪町のケンモチマサトシさん(53)による個展「心象画と創作絵画」が10日、湖西市新居町のカフェ&アートステージ竹生で始まる。18日まで。同区薬師町の新聞販売店「コデラ」社員で画業の経験があるケンモチさんが、2020年にコロナ禍収束を願い新聞購読者にアマビエの塗り絵や過去作品のプリントを配った際、「原画を見たい」との声が寄せられたため、期待に応えようと約6年ぶりの個展開催を決意した。 展示作品はポスターカラーを中心に、日常の風景に物語性を加えた絵画など27点。20代前半に描いた心象画と、40代で同じテーマを描き直した作品も並べた。天竜浜名湖鉄道の駅など身近な風景に、子どもやネコ
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子育て、産業振興重点 一般会計253億6000万円 湖西市予算案
湖西市は9日、2024年度当初予算案を発表した。一般会計は過去最大だった23年度当初比3・2%減の253億6千万円で、過去2番目の規模。老朽化した公共施設の更新を継続しつつ、市内に住んで働く「職住近接」推進のため、ライフステージに合わせた子育て支援や産業振興に重点配分した。影山剛士市長は同日の定例記者会見で、「これまでの施策を、中長期的な職住近接のまちづくりにつなげる『結』の予算」と説明した。 特別会計、企業会計を合わせた総額は2・5%減の445億9400万円。一般会計の歳入は市税が0・9%増の115億2100万円。このうち個人市民税は0・1%減の34億8900万円。法人市民税は20・1%
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16日から定例会 湖西市議会
湖西市議会は8日、議会運営委員会を開き、3月定例会の会期を16日から3月21日までの35日間と決めた。一般質問は3月4~6日の3日間に行う予定。
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昭和初期のひな人形 湖西で展示 人形や羽子板も
湖西市新居町の小松楼まちづくり交流館で3月10日まで、昭和初期のひな人形を紹介するおひなさま展が開かれている。 展示した御殿飾りのひな人形は昭和8(1933)年ごろ、芸者の置き屋として栄えていた小松楼の経営者に長女が誕生したことを祝い、名古屋市で作られた。御殿の屋根に金のしゃちほこが載り、格式の高い建物に使われた築地塀が備わる。親戚や得意先から贈られた人形や羽子板15点も並び、「勧進帳」や「越後獅子」など、歌舞伎や日本舞踊の名場面を表した作品を見ることができる。 会場では2月29日まで、同市新所の度会静枝さんによる書展も開かれている。3月3日午前10時~午後2時半には「おひなさま茶会」を
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湖西「美術の祭典」 写真など4部門の優秀作品表彰
湖西市文化協会は7日、市芸術祭「第43回美術の祭典」(静岡新聞社・静岡放送後援)の表彰式を市アメニティプラザで行った。写真と水墨画、絵画、書道の4部門で最高賞の市長賞などを贈った。 市長賞に輝いたのは写真部門が本多親志さん、水墨画部門が野田義弘さん、絵画部門が二松正晴さん、書道部門が久米いづみさん。本多さんは今回で3度目の市長賞を受け、次回以降は審査から外れる「無鑑査」の対象となる。4部門には無鑑査の人を含め、計173点の作品が寄せられた。 市長賞以外の主な受賞者は次の通り。 市議会議長賞 疋田千佳、芦沢香苗▽市教育長賞 立岡洋一、増田時次▽市文化協会長賞 村田和久、田中成美、染谷千栄
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外国人市民も防災対策 湖西で防災講座 簡易トイレ、グッズ確認
湖西国際交流協会はこのほど、外国人市民を対象にした防災講座を湖西市のJR鷲津駅前ひまわり広場で開いた。地域防災指導員が簡易トイレの使い方や非常用持ち出し袋に入れておくべき防災グッズなどを紹介する8カ所のコーナーを設け、友人同士や家族連れで参加した外国人が防災意識を高めた。 防災グッズのコーナーでは、指導員が災害時の紛失に備えて身分証のコピーなどを貴重品としてまとめ、避難所でも肌身離さず持ち歩くようアドバイスした。簡易トイレの体験では、断水中に自宅で便器にポリ袋をかぶせて使う方法を指導員が説明し、参加者は市販の凝固剤や猫砂に水を吸わせて効果を確認した。毛布で担架を作ってけが人を運んだり、消火
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新庁舎候補地に2カ所 湖西市 構想案 現庁舎隣接 機能集約へ
湖西市は7日までに、築49年が経過し老朽化した市役所現庁舎の建て替えに向け、新庁舎建設の基本構想案をまとめた。新庁舎の候補地には、現在は駐車場として利用されている現庁舎の北側と、市健康福祉センター南側の敷地の2カ所を選定。行政機能が分かれている同センターと市民活動センター(同市鷲津)の集約化を検討する方向性を盛り込み、2029年度の開庁を目指す内容とした。3月7日までパブリックコメント(意見公募)を実施している。 基本理念には、行政手続きのオンライン化を進めつつ、多様な市民が集える「『行かなくてもいい』けど『行きたい』場所」を設定。国の基準や他自治体の例から、現庁舎と両センターを統合した場合
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釣り場ガイド 東部/中部/西部
東部 熱海 1月31日と1日はメジナやトウゴロウイワシ、ネンブツダイ、タカベ、スズメダイが釣れた。2日はメジナや小マダイ、46センチのイナダ(ブリの若魚)、スズメダイ、ベラなど。3日はマアジやアイゴ、カワハギ、メジナ、トウゴロウイワシ、タカベなど。4日はメジナやトウゴロウイワシ、タカベ、ネンブツダイ。▽熱海市和田浜南町熱海港海釣り施設・電0557(85)8600 伊東 伊東港周辺はメジナ釣りがメイン。竿は磯竿の1~2号を使用する。メジナ用の配合餌にオキアミを混ぜたまき餌と、付け餌にハードタイプのオキアミMサイズを用意する。▽伊東市静海町稲七つり具店・電0557(37)0177
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ジュビロ磐田ホームタウン拡大 静岡県内クラブ 切磋琢磨を【記者コラム 黒潮】
今季サッカーJリーグ1部(J1)に復帰するジュビロ磐田のホームタウンが、昨年から従来の磐田市に加え、新たに静岡県西部7市町(御前崎、菊川、掛川、袋井、浜松、湖西市、森町)まで拡大した。Jリーグ昇格31年目を迎えるクラブが活動を展開する舞台は大きくなった。それだけに、サッカーを通して以前にも増した密度の濃いスポーツ振興や地域貢献が求められる。 ジュビロ磐田は今年に入り、ホームタウンで生産・製造された緑茶を用いた「遠州お茶ぱん」を商品化した。お茶ぱんは災害時の非常食にも活用でき、地域防災意識の向上と緑茶消費の拡大という地域課題の解決を図るという。ホームタウンの広域化に伴う、とても良い取り組みだ
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育てた落花生でお菓子作り 湖西・しらゆりこども園
JAとぴあ浜松女性部湖西地区支部は5日、湖西市入出のしらゆりこども園で園児が育てた落花生を使い、ピーナツチョコレート作りの体験活動を行った。年中の園児約40人が、湯煎したチョコレートにピーナツを混ぜ、おやつとして味わった。 同園では昨年5月に落花生の種をまき、6月に苗を園の畑に植えて育てた後、10月に収穫を行った。女性部員と保育教諭らがチョコレート3キロをボウルに取り分けて溶かし、殻をむいたピーナツ2.1キロを混ぜると、子どもたちがカップに取り分ける作業に取り組んだ。園児はチョコの甘い香りを嗅ぎながら、真剣な表情でスプーンを手に持ち、液体状のチョコレートをカップに注いだ。
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湖西・泊親会浜名湖空手教室4選手 全国大会結果を市長に報告
昨年11月に大阪市で開かれた第61回全国空手道選手権大会(日本空手道連合会主催)に出場した、泊親会清水道場浜名湖空手教室(湖西市)の選手4人がこのほど、市役所を訪問して影山剛士市長に結果を報告した。4人はいずれも形競技で出場。このうち鷲津小1年浜上杏蓮さん(7)が優勝、マスターズ女子2部に出場した会社員米本悠子さん(45)が準優勝を果たした。 出場したのはほかに、新居小5年鈴木舞香さん(10)と鷲津小1年内藤成政君(7)。4人は同じ道場の強化選手として練習を重ねている。それぞれが全国大会を経験した感想を述べ、本年度中に出場する大会に向けた抱負も語った。 浜上さんは夏の大会に続き本年度2度
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静岡県広報コンクール 広報紙部門 最優秀賞に島田市と吉田町
2023年度の静岡県広報コンクール審査会がこのほど行われ、広報紙の市部門で島田市、町部門で吉田町が部門別最優秀賞に選ばれた。広報紙(団体)部門を除く5部門の最優秀作品は24年度全国広報コンクールに出品される。 コンクールは6部門に計91点の応募があり、報道関係者やデザイナーなどが審査した。 島田市の「広報しまだ11月号」は、「『産む』を巡る『公共』」と題した特集で、保険適用となった不妊治療を取り上げた。不妊治療の当事者への取材のほか、不妊の原因や、妊娠に備えた体調管理など、さまざまな視点から「産む」を伝えた。審査員はデリケートなテーマに果敢に挑んだ姿勢や、説得力ある内容を高く評価した。
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湖西18歳 “ふぐ免許”一発合格 「処理者試験」 竹内さん静岡県内最年少
浜松市中央区の飲食店「弁天島山本亭」でアルバイトとして働く竹内彩季さん(19)=湖西市=がこのほど、10代女性の合格は珍しいという「ふぐ処理者試験」に合格した。合格発表当時は18歳で、県の条例で定められている18歳以上の受験資格ぎりぎりの最年少資格取得者となった。 試験は昨年8月に学科、9月にさばいて部位別にするなどの実技を行い、19歳の誕生日前の10月11日が合格発表だった。2023年度の全国合格率は67・8%だった。 浜松商高時代から同店でアルバイトに励んだ。21年度に同店の山本秀二料理長の子息らが20歳で合格したことで刺激を受け「当時静岡の最年少合格者と騒がれていた。18歳の自分が
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県トラ協西部支部 浜松市基金に寄付
静岡県トラック協会西部支部は5日、現金8万9千円を浜松市子どもの未来応援基金に寄付した。同支部の高取慶青年部会長(46)らが市役所を訪れ、贈呈式が行われた。 浄財はチャリティーゴルフ大会で募ったほか、同支部役員が安全衛生パトロールの際に会員企業を訪問して集めた。高取部会長は吉積慶太こども家庭部長に目録を手渡し「困っている人たちの元に届いてほしい」と話した。 同支部はこの日、同市社会福祉協議会と湖西市社協にも現金と金券を合わせた20万円相当ずつを寄付した。
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CM、ポスターで浜名湖発信 浜松学芸高生、湖西市長に活動報告
浜松学芸高の部活動で地域の魅力発信に取り組む社会科学部地域調査班がこのほど、福山大主催の高校生CMコンテストで金賞、海と日本プロジェクトの「うみぽす甲子園」で3位相当の日本財団賞を獲得した。遠州灘海岸や浜名湖でCMやポスターを撮影した生徒と教諭がこのほど、湖西市役所を訪問して影山剛士市長に結果を報告し、浜名湖のフォトスポットを発信するマップ製作などと連動した取り組みを紹介した。 うみぽす甲子園は海に関わるポスター製作と課題解決の取り組みのプレゼンテーションによるコンテストで、同校は1、2年の3人が出場した。生徒は昨年4月から週末に浜名湖を巡り、「高校生の日常」をテーマに写真を撮影。キャッチ
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大知波桜 見頃 湖西・大神山八幡宮
湖西市大知波の大神山八幡宮で、早咲きのサクラ「大知波桜」が開花して見頃を迎えた。地域住民らが一足早い春を感じようと、花見に訪れている。 大知波桜はカンヒザクラとヤマザクラの自然交配種で、同神社の木は1966年に住民により植えられた。1月下旬に開花を始め、2月下旬ごろまで薄ピンク色の花を楽しめる見込み。3日にはサクラを見るため神社を訪れる人が相次ぎ、木に群がり花の蜜を吸うメジロを写真に収めようとカメラを構える人もいた。 サクラの手入れや苗木の育成に取り組む住民グループ「大知波桜を守る会」は、神社の周囲に目印となるのぼり旗を立て、2月下旬まで夜間のライトアップを実施している。
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湖西市民の多彩な作品 芸術祭、ジュニア美術展も
湖西市芸術祭「美術の祭典」(市文化協会など主催、静岡新聞社・静岡放送後援)と「ジュニア美術展」が3日、市アメニティプラザで始まった。7日まで。 美術の祭典には市内在住・在勤者や湖西、新居両高の生徒が作品を応募した。会場には水墨画と写真、絵画、書道の4部門に寄せられた計173点が並ぶ。地域の祭りを捉えた写真や抽象画、漢詩を題材にした書など多彩な作品が目を引く。3日午前には審査を行い、優秀作品を選んだ。 ジュニア美術展には、市内11の小中学校と浜名特別支援学校の児童生徒が授業などで制作した絵画や立体作品約600点が展示されている。
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温暖化防止活動で表彰 静岡県、4団体に知事褒賞
静岡県は2日、2023年度の地球温暖化防止活動知事褒賞の表彰式を県庁で行った。地球温暖化防止に大きく貢献したとして4団体を表彰した。 温室効果ガス排出削減対策部門は、工場でのエネルギー消費量などの「見える化」を通じて、従業員の省エネ意識向上や設備運用の改善を進めた小野薬品工業フジヤマ工場(富士宮市)と、遮熱シートによる放熱ロス対策や井戸水を活用した空調への切り替えなどを行い二酸化炭素(CO2)排出量を大幅に削減した三恵(磐田市)が受賞した。 地球温暖化防止普及・啓発部門は、従来廃棄されていたコーヒーの果肉を使った商品の開発、販売などに取り組んだ静岡文化芸術大の「カスから生まれるプロジェク
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「“詐欺鬼”呼び込まない!」湖西署員呼びかけ 高齢者 一足早く豆まき
湖西市の梅田コミュニティーセンターで2日、高齢者の交流会「梅田ふれあい・いきいきサロン」が開かれ、節分を前に豆まきを行って交流した。湖西署員による特殊詐欺被害防止の講話もあり、地域住民に対し家に“鬼”を呼び込まないよう注意を呼びかけた。 豆まきでは、ボランティアのスタッフが鬼に仮装し、参加者は「鬼は外、福は内」と声を出しながら笑顔でピーナツや豆菓子を投げた。湖西署員は講話で市役所職員をかたる還付金詐欺などの手口を紹介し、「電話でお金の話が出たら、一度切って警察や周囲の人に相談を」と語った。 サロンは梅田自治会の住民を対象に年6回ほど開いている。同日は70~80代の住民ら45人が参加した。
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ひな人形7段飾り 華やか 湖西・紀伊国屋資料館 名家寄贈品展示
湖西市新居町の紀伊国屋資料館で3月3日まで、おひなさま展が開かれている。地元の名家から寄贈された昭和時代の7段飾りのひな人形8台を展示している。 「御殿飾り」と呼ばれるひな人形は、最上段に平安時代の御所を模した豪華な飾りを置くのが特徴。時代の流れにより、金びょうぶを置く「びょうぶ飾り」が主流になった変化も見ることができる。明治~大正時代に、男児の成長を願い飾られた土びな7体も展示している。 1月29日に地元のボランティア「新居史跡案内人の会」のメンバー約20人が、蔵から人形を出して手作業で飾りを並べた。中村美代子副代表(78)は「現代のひな人形は簡素化が進んでいる。昔のひな人形を見て、違
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12月有効求人1.45倍 ハローワーク浜松管内
ハローワーク浜松が30日発表した管内(浜松、湖西市)の12月の有効求人倍率は1・45倍(実数値)と、前年同月を0・13ポイント上回った。 ハローワークの担当者によると、運転手の残業規制で物流の停滞が予想される「2024年問題」に向け、貨物など運輸業の求人が増加している。一方、自動車関連は、ダイハツ工業の認証試験の不正などによる影響を注視する。 12月の有効求人数は前年同月比4・2%増の1万5261人で、32カ月連続で前年同月を上回った。有効求職者数は5・4%減の1万511人だった。 新規求人数は4・3%増の5363人。産業別では運輸・郵便業が32・9%増の327人、医療・福祉が6・0%増の1
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読み終えた本 次の人へ 湖西でクルクル古本市
家庭で読み終えた古本を譲り合う「第4回KOSAIクルクル古本市」がこのほど、湖西市白須賀の南部地区構造改善センターで開かれた。寄贈された絵本や小説など約540冊が並び、親子連れなどが訪れて新たな本との出合いを楽しんだ。 古本は地域住民やスタッフの知人から寄付された。「ごんぎつね」や「スーホの白い馬」など長年親しまれている絵本のほか、伝記シリーズや図鑑など多種多様な本が集まった。会場でも持ち込みを受け付け、来場者は1人5冊まで自由に本を選んだ。曼荼羅(まんだら)アートのワークショップや読み聞かせも行った。 イベントは、本好きの有志が集まる「言の葉Shiomi」が企画している。コロナ禍で中止して
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釣り場ガイド 東部/中部/西部
東部 熱海 1月24日はネンブツダイやタカベ、メジナ、トウゴロウイワシ。25日はネンブツダイやタカノハダイ、タカベ、アジ、トウゴロウイワシ、ベラ。26日はサンバソウ(イシダイの幼魚)や小マダイ、アジ、ネンブツダイ、ベラ、スズメダイ。27日はメジナやカワハギ、タカベ、アイゴ、マアジ、スズメダイ、ネンブツダイ、小マダイ、ベラ、トウゴロウイワシ。28日はメジナやネンブツダイ、トウゴロウイワシ、アイゴ、スズメダイ、クロダイ、ベラが揚がった。 ▽熱海市和田浜南町熱海港海釣り施設・電0557(85)8600 伊東 伊東港周辺は海水温の低下とともにメジナ釣りの好シーズン。フカセ釣りやウキ釣りで狙
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焼却施設改良工事が完了 湖西市環境センター 4月にごみ出しルール変更
湖西市環境センターで2021年3月から行われた焼却施設の改良工事が完了し、2月1日から本格的な再稼働が始まる。同市は燃やせるごみの焼却処分を10年10月から浜松市に委託してきたが、市内処理の再開で、焼却熱の活用や運搬距離の縮小による二酸化炭素(CO2)排出量削減のほか、災害時の対応力強化を図る。4月1日からはごみの分別や回収の方法も変更する。 工事の総事業費は54億円。浜松市と合併する前の旧舞阪町、旧雄踏町のごみも受け入れていた従来の施設から、湖西市のごみ量に合わせ焼却炉を縮小した。従来は県外で処理していた汚泥の受け入れ装置を新設したほか、焼却熱を活用する発電機を設置。白煙を見えなくするため
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最高賞に刑部さん(中央区) 浜松市中央卸売市場 地場野菜の品質競う
地場野菜の品質を競う「浜松市中央卸売市場野菜品評会」(実行委員会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)がこのほど、同市中央区の市中央卸売市場で開かれた。最高賞の浜松市長賞は刑部忠之さん=同区=の黄タマネギが選ばれた。 同市や近隣の生産農家約40軒が、大根やキャベツなど計81点を出品。市場関係者、市職員らが審査員を務め、形状や色、鮮度などを確認した。表彰式は2月20日に同市場で行われる。 その他の金賞受賞者は次の通り。 浜松青果社長賞 酒井一(大根、同市中央区)▽浜中社長賞 森健次(春キャベツ、湖西市)▽青果仲卸協同組合賞 名切博紀(ほうれん草、浜松市中央区)▽浜松青果物商業協同組合賞 加藤伊久雄(
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湖西の経済発展へ 40人思い新た 経営者懇話会 4年ぶり新春例会
湖西市の大手製造企業幹部でつくる湖西経営者懇話会(事務局・市商工会)がこのほど、4年ぶりの新春例会を同市入出のホテルで開いた。12社から約40人が集まり、地域経済発展への思いを新たにした。 懇話会の会長企業としてプライムアースEVエナジーの岡田政道社長が登壇し、物価高騰や人手不足などの課題を踏まえながら「これまでも苦難を乗り越えてきたことを糧に、湖西の地に集う企業として地域の発展のため頑張りたい」とあいさつした。 同商工会の袴田勝彦会長は「人口減少や少子高齢化が進む中、企業間連携による地域の活性化が不可欠。商工会としても地域に根ざした経済団体の責務を果たすべくまい進したい」と意気込んだ。出席
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「ゴジラ-1・0」山崎監督 浜名湖の撮影秘話「くたくたに…」 湖西・ボートレース場でトークショー
湖西市のボートレース浜名湖で28日、30日まで開催中の「知事杯争奪戦G1浜名湖賞」に合わせたイベントとして、昨年11月から上映中の映画「ゴジラ-1・0(マイナスワン)」の山崎貴監督と岸田一晃プロデューサーによるトークショーが開かれた。2人は、主人公らが海上でゴジラに遭遇するシーンを撮影した天竜川沖の遠州灘や浜名湖でのロケを振り返り、撮影時の苦労や思い出を語った。 ロケは2022年春ごろに行われた。遠州灘では陸地が映り込まない外洋で撮影したため、晴天でも波が高く船を出せなかったり、海面の色が変化して撮り直しを余儀なくされたりしたという。山崎監督はキャストやスタッフが船酔いに苦しみながら撮影に
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白須賀中生 合気道の“技”体験 基本の「小手返し」「一教」や護身術学ぶ
湖西市の白須賀中でこのほど、合気道の体験授業が開かれた。県教委による武道の指導者派遣事業の一環で、同市のほか富士市や沼津市などから県合気道連盟の講師5人が来校し、1、2年の生徒約60人が、合気道の基礎を学んだ。 このうち2年生は講師から正座の仕方や体の筋を伸ばす体操を教わった後、基本的な技を体験した。相手の体の横に入り込んで手首をひねる「小手返し」と、相手の腕を取って肘を抑え制圧する「一教」の二つについて、講師の手ほどきを受けながら2人一組で練習した。講師は不審者に腕をつかまれた際の振りほどき方など護身術も紹介し、「緊張を解くためには息を吐くことが重要」と解説した。 2年生の内山詩斗さん(1
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水道管の耐震化進まず、静岡県43% 財政難や人手不足が課題、災害復旧に影響
能登半島地震では水道施設が甚大な被害を受け、断水の長期化が課題となっている。南海トラフ巨大地震が想定される静岡県でも対策は急務だが、主要な水道管の耐震化率は自治体の財政難や人手不足もあって4割強にとどまる。被災地で復旧や給水に当たった自治体職員らはインフラ整備の重要性を指摘する。 「復旧作業がいつ終わるのか見通せない。長期戦を覚悟しなければ」 石川県珠洲市で水道施設の被災状況を調査した浜松市水道工事課の河村栄二技監(49)は現地の深刻な状況を語った。道路があちこちで陥没し、損傷箇所の特定も容易ではなかったという。「効率的に耐震化を進める必要がある」と教訓を口にした。 被災地では全国の
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米造園家の伝記 翻訳書籍を寄贈 平松さん、浜松市に
浜松市出身で、湖西市にサテライトオフィスを持つサステナビリティ(持続可能性)関連のコンサルティング会社「ヴォンエルフ」の平松宏城社長(62)がこのほど、自身が翻訳した書籍「オームステッド セントラルパークをつくった男」(学芸出版社)を浜松市に寄贈した。市は市立図書館に所蔵して貸し出す。 オームステッド(1822―1903年)はニューヨークのセントラルパークなどの設計に携わった米国の造園家。書籍はオームステッドの生涯や設計思想などを描いた伝記で、公園緑地整備や脱炭素の取り組みにも有益な内容になっている。勉強のため手に取った平松社長が「いい内容なので、世に出したい」と思い立って翻訳し、2022年
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浜名学園と社協に各8万円を寄付 湖西・ユニバンスと労組
湖西市の自動車部品メーカーのユニバンスと同社労働組合はこのほど、浜名学園と市社会福祉協議会に各8万円を寄付した。11月に同市鷲津の同社工場で開いた「シン・ユニバンスまつり」の売り上げの一部を、社会貢献に活用しようと寄付した。 まつりを運営した池谷大輔実行委員長らが浜名学園と市社協を訪ねて目録を手渡した。同社のイベントは4年ぶりの開催だった。池谷実行委員長は「来場者数が予想しにくかったが、駐車場が埋まり、過去最大規模の人に楽しんでもらえた」と振り返った。 イベントでは飲食物の販売を行わず、子ども向けのゲームや市のキャラクター「うなぽん」も登場したステージ、地元の農産物を格安で提供する物販などを
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水難救助活動で協力 ボランティアと覚書 湖西市消防本部
湖西市消防本部はこのほど、水難事故発生時の救助活動を迅速に行うため、水上バイク愛好家らでつくるボランティアの救助団体「U.S.P.R 県水上オートバイレスキュー連合体」(御前崎市)と覚書を締結した。浜名湖内での捜索活動や消防職員の操作技術向上を図る合同訓練などで協力する。同団体の野口貴史代表らが市消防本部を訪ね、山本浩人消防長と共に覚書に押印した。 同団体の会員は、公益社団法人日本水難救済会の救助員に登録する民間ボランティア。これまでも御前崎海上保安署との連携で、浜名湖の今切口付近や遠州灘での水難救助や事故防止の啓発活動、消防を含めた合同訓練などに取り組んできた。覚書により、新たに市消防本部
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水彩サークル 力作16点 8日まで、湖西で作品展
湖西市新居町の市老人福祉センターで活動する水彩愛好サークル「彩々」が2月8日まで、同センターで作品展を開いている。月2回集まって活動する70~80代の会員8人による水彩画16点が並ぶ。 会員は地元の画家小池征詮さんが開講していた教室の元受講生。2022年に小池さんが亡くなった後も仲間同士で集まり、現在は毎月第2、4木曜に同センターで活動している。作品展では、新居地区の船着き場など身近な景色のほか、立山連峰や剣岳を望む風景、季節の草花の静物画など、それぞれの個性や感性を生かした絵画を展示した。
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B1三遠と協定 湖西市 バスケ通じ活性化へ
湖西市とバスケットボール男子Bリーグ1部・三遠ネオフェニックスの運営会社フェニックス(愛知県豊橋市)は24日、バスケを通じたスポーツ振興や地域活性化を目指すパートナーシップの協定を締結した。湖西市役所を水野晃社長らが訪ね、影山剛士市長と協定を結んだ。 協定の内容は、市内小学校でのバスケ教室やイベント出展の協力、ホームマッチでの湖西市PRブースの設置など。水野社長は「三遠地域を笑顔と活力あるまちにするという経営理念に基づき、湖西市との連携を強固にしてPRしていきたい」と意気込んだ。影山市長も「締結前からさまざまな連携事業を展開してきた。ますます絆を強めて、子どもたちに夢を与えてもらいたい」とあ
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湖西市内に2産業拠点 都市計画 改訂素案提示
湖西市は本年度、都市計画マスタープランの改訂作業を進めている。2014年3月に20年後を見据えて策定した現行プランが計画期間の折り返しを迎えたため、市総合計画の改訂や国による浜松湖西豊橋道路の整備計画、少子高齢化の進行など、社会情勢の変化を反映した。このほど、市内で開いた外部委員の懇話会で改訂素案を示した。 素案の全体構想では、浜松湖西豊橋道路のインターチェンジ(IC)が設置される予定の同市太田付近と、トヨタ自動車の子会社「プライムアースEVエナジー」が同市新居町に建設中の新工場の周辺地区を「新産業拠点」として位置付け、新たな企業立地を促進することを盛り込んだ。また、東三河地域など広域圏との
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釣り場ガイド 静岡県東部/中部/西部
東部 熱海 18日は小メジナやタカベ、アジ。19日はアジやネンブツダイ、スズメダイなど。20日はオヤビッチャとネンブツダイが釣れた。 ▽熱海市和田浜南町熱海港海釣り施設・電0557(85)8600 沼津・船 沼津沖船釣りは19日と21日ともに、35センチ超のイトヨリや良型カイワリ、大サバ、マアジ、小マダイが揚がった。 ▽沼津港 大翔丸・電090(4259)6786 中部 由比漁港 20日の由比漁港周辺の船釣りは1キロまでのマダイが船中3匹、小~中型のアマダイは船中6匹。 ▽由比漁港 海桜丸・電090(1560)0465 静岡 19日の清水周辺のルアー釣りは、アジングで
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災害時のガス供給 迅速、円滑化へ覚書 湖西市と県LP協地区会
湖西市と県LPガス協会湖西地区会は22日、災害援助に必要なガス供給に関する覚書を締結した。市役所で行われた締結式で、影山剛士市長と内山佳則地区長が覚書に署名した。 災害発生時に、同協会が市の要請に基づいてLPガス設備の点検、調査を行うほか、迅速かつ円滑に避難所などにLPガスを供給して被災者の生活基盤を確保する。影山市長は「一日も早く市民生活が戻るように進めていきたい」、内山地区長は「災害時の支援活動をより実効性のあるものにする大きな一歩」とそれぞれ話した。 県と同協会が2018年に締結した協定を踏まえ、市町と地区会で覚書の締結が進んでいる。
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賃上げへ思い新た 連合湖西など浜松で新春交流会
連合静岡湖西地域協議会(連合湖西)と湖西地区労働者福祉協議会はこのほど、浜松市中央区のホテルで新春交流会を開いた。湖西市内企業の組合関係者ら約100人が出席し、経済活性化や賃上げへの思いを新たにした。 連合湖西の松林大介議長は1日に発生した能登半島地震について「被災された皆さんが日常を取り戻すための協力を得られる場にもしたい」とあいさつ。出席者は乾杯をして交流を深めた。会場では被災地への義援金と、認定NPO法人フードバンクふじのくにが実施するフードドライブ事業への寄贈品を募った。
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佐古さん「緑十字金章」 交通安全功労 湖西署長に報告
静岡県交通安全協会湖西地区支部の佐古充支部長(73)=湖西市岡崎=がこのほど、交通安全活動の功労者に贈られる「緑十字金章」(警察庁長官・全日本交通安全協会長連名表彰)を受章した。佐古支部長は湖西署を訪ね、川島好勝署長に受章の喜びを報告した。 佐古支部長はアスモ(現デンソー湖西製作所)に勤務していた1994年に同支部理事となり、2014年から支部長を務める。都内で開かれた第64回交通安全国民運動中央大会で表彰状を受け取った。川島署長は「長年の地道な活動の結果。今後も尽力をいただきたい」と祝った。 佐古支部長は取材に「一緒に活動してきた役員や交通安全指導員、運営に協力してくれる運転者や企業など、
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純白コデマリ出荷本格化 湖西 生産者らが目ぞろい会
湖西市特産のコデマリの出荷が1月から本格的に始まったことに合わせ、JAとぴあ浜松はこのほど、出荷規格を確認する目ぞろい会を同市新所の湖西営農センターで開いた。全国で約8割のシェアを誇るコデマリについて、生産者約40人が同JAや全国の市場関係者と品質の保ち方を巡り意見交換した。 コデマリは、純白の小さな花が集まってまりのような形に咲くのが特徴。メインの花を引き立てる素材として、卒業式などの式典や結婚式のブーケなどに活用されている。目ぞろい会では、消費者の手元に届いた時に花が美しく開いた状態にするため、出荷時の花の開き具合や枝の長さなどのポイントを確認した。 市内の生産者でつくる「こでまり協議会
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福岡ソフトバンクホークス 谷川原選手に湖西ポーク10キロ 市が贈呈
湖西市は21日、市内で自主トレーニングを行っている福岡ソフトバンクホークスの捕手谷川原健太選手(26)=豊橋市出身=に、湖西市特産の豚肉「湖西ポーク」10キロを贈呈した。同日、トレーニングを行っている同市白須賀の室内練習場「森ドーム」を影山剛士市長が訪ね、谷川原選手に目録を手渡した。 谷川原選手は16日から23日までの予定で自主練習を実施している。21日はトレーニングの模様を一般公開し、野球チームの小学生などがプロの練習風景を間近で見学したり、谷川原選手からサインをもらったりした。父親が同市新所原出身という谷川原選手は、「体づくりには栄養のあるものを食べることが一番。湖西の豚肉をたくさんい
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橋脚に落書き 湖西・潮見バイパス
湖西市の国道1号潮見バイパスの橋脚などでスプレー缶によるとみられる落書きが見つかり、道路を管理する国土交通省浜松河川国道事務所が湖西署に被害届を提出したことが19日、分かった。同署が器物損壊の疑いで調べている。 同事務所によると、被害を確認したのは潮見バイパスの橋脚と、浜名バイパスをくぐる地下道の2カ所で、昨年11月20日に同署へ届けた。周辺では数年前から落書き被害が複数確認され、同事務所では維持管理の中で落書きを消す作業も行うという。 周辺の道路を頻繁に利用するという同市の男性(63)は、「公共物の破損はいずれ税金で補塡(ほてん)することになってしまう。今後もエスカレートするのではと思
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湖西市 給食センターの事業者再公募へ
湖西市は19日の市議会1月臨時会で可決された本年度一般会計補正予算で、同市吉美の梶田多目的運動広場に建設する学校給食センターの整備・運営について、債務負担行為の総事業費を8億3800万円増額した。昨年9月に民間事業者をプロポーザル方式で公募したが応募がなかったため、物価上昇の影響を踏まえて事業費や要求水準を見直した。3月上旬に再公募を行う。 市教委によると、事業費の増額は最新の建築単価や物価上昇を反映したことが主な理由。同時に要求水準書の内容も変更し、1日2献立の調理を1献立に統一したり、配膳員の業務を見直して人数を減らしたりすることで経費の削減を図った。事業者再公募で、2026年9月を予
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補正予算案など可決 湖西市議会臨時会
湖西市議会は19日、1月臨時会を開き、国の物価高騰対策を受けた福祉施設への光熱費支援などを盛り込んだ本年度一般会計補正予算案や、消防防災センター建設工事の契約締結など計5議案を原案通り可決して閉会した。 補正予算は、住民税非課税世帯に給付金を支給するための専決処分を含め、計4億107万円を増額する内容。民間保育所や高齢者施設などに物価上昇分の給付金を支給するほか、第1次産業や中小企業などの省エネ設備導入を補助する。 消防防災センター建設工事は一般競争入札の結果、機械設備工事を日管・つぼい特定建設工事共同企業体(JV)が5億3350万円、電気設備工事を松川・旭特定建設工事JVが5億9400万円
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水道使用、午前5時台増 湖西市実証実験「行動変化の可能性」
湖西市はこのほど、昨年6月16日から10月15日にかけて水道スマートメーターを先行導入した同市知波田、入出地区で行った上水道の時間帯別料金制(オフピーク制)の実証実験について、結果の速報値をまとめた。期間中、従量料金を午後11時~午前6時に6割引き、午前10時~午後6時に2割引きとしたところ、午前5時台に水道使用量の割合が前後の時期や前年より増える傾向が確認され、市は「使用者の意識や行動に変化があった可能性がある」とした。15日の市水道事業経営審議会で報告した。 期間中の総配水量を1時間ごとの平均値で前年同期と比較したところ、全体的に配水量が前年より減少した中、料金が割り引かれた午前5時台
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究極の防災グッズ開発 合同会社ナミレ(浜松市浜名区)【静岡ものづくり最前線】
軽トラックの荷台に着脱が可能なキャビン「ナミレBOX(ボックス)」を製造・販売する。キャンピングカーやキッチンカーとしての依頼を受けるが、ソーラーパネルや換気扇、トイレ、ベッド、USBと外部電源などを標準装備にするなど「究極の防災グッズ」として開発を進めている。 キャンピングカー仕様のキャビンの長さは約2・1メートル、幅約1・4メートル、高さ約1・8メートルで重量は約280キロ。材質はアルミフレームや軽くて強度が高いアルミ複合板、断熱材を使用する。キャビン内のレイアウトはオーダーで水道などから選び、音の遮断やソーラーパネルの増設などの用途にも応える。販売価格はフル装備で税込み約170万円。
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湖西市 こども計画策定へ実態調査 6800人対象 ニーズ把握
湖西市は2~3月、保育や子育て支援事業のニーズや子どもを取り巻く環境について市の実態を把握するため、就学前児童と小学生の保護者、小中学生などを対象にした計5種類のアンケートを実施する。 対象者は計約6800人。昨年12月に政府が閣議決定した「こども大綱」を踏まえ、少子化対策や子どもの貧困対策などの包括的な指針として2024年度中の策定を目指す「市こども計画」に反映させる狙い。17日に市内で開いた子ども・子育て会議で説明した。 アンケートは、就学前児童の保護者、小学生の保護者、小5・中2の児童生徒とその保護者、高校生~34歳の若者世代を対象に実施する。このうち小5・中2の児童生徒と保護者、若者
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能登地震被災者に市営住宅9戸提供 湖西市
湖西市の影山剛士市長は18日の定例記者会見で、能登半島地震で被災し居住が困難になった人を対象に、市営住宅9戸を提供すると発表した。17日に申し込みを開始し、先着順で受け付けている。 提供するのは同市吉美の五田住宅と、同市鷲津の栄町住宅の2カ所。入居から1年間は敷金と家賃、駐車場1台分を無償とする。入居には住宅の被害状況を示す罹災(りさい)証明書などが必要になる。 影山市長は、既に市内の企業に勤務する人から被災地に住む親族の転居について相談があったとして「条件はあるが、なるべく柔軟に対応したい」と話した。 入居の問い合わせは市建築住宅課<電053(576)4549>へ。
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能登へ備蓄飲料水 地元運送会社輸送 湖西市、災害連携協定活用
湖西市は18日、能登半島地震の影響で断水が続く石川県七尾市に、災害時用に備蓄していた飲料水3900本(1本2リットル)を提供した。湖西市と災害時の物資輸送に関する連携協定を結んだ県トラック協会の協力で、同市の運送会社クラショウ(倉田隆元社長)が運搬を担当した。 全国の首長でつくる「活力ある地方を創る首長の会」を通じ、七尾市の茶谷義隆市長から「断水の長期化が見込まれるため飲料水を提供してほしい」との依頼があり、湖西市が備蓄分の提供を決めた。18日午前、「災害緊急物資輸送車」の旗を付けたクラショウの大型トラックに市職員が飲料水を積み込むと、倉田社長が自ら運転して七尾市へ向かった。19日に到着予定
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船舶衝突 16隻に倍増 23年、清水海保 過去10年2番目
清水海上保安部は17日までに、管轄する沼津市から湖西市にかけての海域における2023年の事故発生状況を発表した。船舶の衝突海難が前年比2倍の16隻と急増し、過去10年で2番目の多さとなった。 同海保によると、衝突の大半が、航行中のよそ見や漂泊中に周囲を見ていなかったなどの見張り不十分により発生していた。 全体の船舶海難は39隻で、死者・行方不明者は1人(前年比2人減)。昨年12月、釣り目的で出港したとみられるプレジャーボートが沼津市の海岸に漂着し、船主が行方不明のままとなっている。 人身海難は前年比11人減の31人。16人を占めたマリンレジャーでは、釣りが最多の6人だった。釣りでは5人が救命
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釣り場ガイド 東部/中部/西部
東部 熱海 11日はネンブツダイやアイゴ。12日はネンブツダイやタカベ。13日はアイゴやカワハギ、スズメダイ、トウゴロウイワシ、小マダイ、カサゴなど。14日はマアジやアオアジ、カワハギ、サンノジ、タカベなどが揚がった。 ▽熱海市和田浜南町熱海港海釣り施設・電0557(85)8600 伊東 伊東港周辺はサビキ釣りでアジ狙い。フカセ釣りやウキ釣りではメジナが大小さまざまなサイズが釣れ、クロダイも揚がる。冬の釣りは食いが渋いので、コマセはたくさん用意したい。 ▽伊東市静海町稲七つり具店・電0557(37)0177 中部 由比漁港 14日の由比漁港周辺の船釣りは0.8キロまでのア
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浜名湖の恵みに舌鼓 湖西に牡蠣小屋、本格シーズン
湖西市新居町の観光施設「海湖館」で、浜名湖産の養殖カキを提供する「牡蠣(かき)小屋」の営業が本格的なシーズンを迎えた。主催の湖西・新居町観光協会はこのほど、関係者を招いて試食会を開き、濃厚なうまみが特徴のカキを使った料理を約50人が味わった。 新居牡蠣組合が養殖したブランドのカキ「プリ丸」を提供する牡蠣小屋は12年目を迎えた。昨年度は約1万1千人が来場し、冬の風物詩として定着している。試食会では、焼きガキやフライ、天ぷら、みぞれあえなど6種類の味を楽しめる「まる得セット」(税込み3500円、1日限定25食)を提供。出席者は浜名湖の恵みに舌鼓を打った。 浜名湖のカキは温暖化などの影響で成育
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23年救急出動が最多更新 湖西市消防 4隊運用効果、市内搬送増
湖西市消防本部は15日までに、2023年1~12月の火災と救急、救助の活動状況(速報値)を発表した。救急出動は前年比175件増の2644件で、1973年の開署以来最多件数を更新した。火災は3件増の23件だった。 救急出動の内訳別は、急病が95件増の1705件、一般負傷が65件増の434件、交通事故が16件増の143件など。同本部は救急出動件数の増加を受け、23年4月に新たな救急車1台を配備して4隊運用を開始した。23年は4隊全てが同時出動した事例が13件あったものの、予備隊の出動や浜松、豊橋両市への応援要請はなかった。 救急搬送された人数は142人増の2420人で、このうち約7割が市内の
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湖西・鷲津の幼小中に感染症対策の機器 かなめ創建(浜松市中央区)が寄贈
浜松市中央区の建設業「かなめ創建」(牧野敏之社長)がこのほど、事業所を置く湖西市鷲津の小中学校と幼稚園に、感染症対策の機器を寄贈した。鷲津小で贈呈式を行い、牧野社長が各施設の校長らに使用方法や効果を紹介した。 同社が鷲津小と鷲津中、鷲津幼稚園に寄贈したのは、除菌電解水の給水器と超音波式噴霧器各1台(計160万円相当)。牧野社長が地元出身で学校近くに事業所を置いている縁で、グループ会社が取り扱う機器を提供した。贈呈式では渡辺宜宏市教育長が礼状を手渡し、「市内でも大規模な学校で子どもの出入りが多いため、ありがたい」と感謝した。
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鉢植えセロリ金賞 伊藤さん(JAとぴあ浜松西支部) 浜松、湖西から出品 中央区で品評会
浜松市と湖西市の生産者らでつくる「浜松洋菜共販運営委員会セルリー共販幹事会」は15日、鉢植えセロリの品評会「第21回はままつ洋菜鉢植えセルリーコンクール」をJAとぴあ浜松東・中央営農センター(中央区)で開いた。出品した14人の中から伊藤孝明さん(同JA西支部)のセロリが金賞に選ばれた。 コンクールは全国最大級の産地として知られる両市の栽培技術の発展と品質向上が目的。生産者は昨年7月下旬から9月にかけて苗を規定の鉢に植えて栽培した。JA静岡経済連の職員ら4人が葉の色や株の大きさ、茎の太さや巻き具合などを見比べて採点した。 審査委員長で県西部農林事務所の梅田さつきさん(33)は「夏の猛暑や11月
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尺八、琴、三味線で邦楽幅広く 湖西・表鷲津で演奏会
湖西市の表鷲津生涯学習推進懇談会は13日、新春邦楽コンサート「音絵巻2024」を同市の表鷲津多目的ホールで開いた。尺八と琴、三味線の奏者7人が、邦楽の古典から現代曲、歌謡曲まで幅広い約10曲を奏で、新春らしい音色で来場者を楽しませた。 同市新居町の琴奏者宮地秋子さんを中心に県内外の奏者が集まり、1曲ずつ構成を変えて演奏した。正月の定番曲として知られる「春の海」を尺八のデュオで披露したほか、江戸時代に作曲された「越後獅子」「乱れ」なども繰り広げた。 同ホールで開かれている竹取物語の古典文学講座が地域住民の人気を集めていることに合わせ、かぐや姫を題材とした作品や、フォークバンド「かぐや姫」が歌っ
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百人一首で伝統に親しむ 湖西高「私服デー」に合わせ
湖西市の湖西高は12日、日本の伝統文化に親しむ百人一首大会を校内で開いた。全校生徒約430人が参加し、体育館でグループに分かれて腕を競った。昨年度から始まった「私服デー」と合わせて実施し、私服姿で登校した生徒たちが普段よりもリラックスした様子で交流した。 百人一首大会は同校の恒例行事として毎年行われている。生徒は7人ほどの班に分かれ、事前に立候補した生徒が上の句を1回、下の句を2回読み上げるのに合わせ、取り札を探した。競技中には三味線班の生徒が演奏を披露し、新春らしい雰囲気の中で生徒は和やかにかるたを楽しんだ。 同校の私服デーは、制服の意義やTPOに応じた身だしなみの在り方を考える機会に
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観光誘客など意見交換 湖西・新居町商工会が新春懇談会
湖西市の新居町商工会はこのほど、新春懇談会を同商工会館で開いた。会員や同市の政財関係者約60人が出席し、地域の経済活性化に向けて意見交換を行った。 片山雅博会長はあいさつで、浜名湖周辺の観光誘客促進に触れ、「ターゲットを絞り、地元の商店に立ち寄ってもらえるようなアイデアを出しながら動いていきたい」と意気込んだ。昨年11月に全国商工会青年部連合会の大会で顕彰を受けた同商工会青年部の職業体験イベント「新居アンス」の取り組みも紹介した。
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たすきつなぎ 3時間力走 湖西で49チーム リレーマラソン
湖西市吉美の湖西運動公園内を周回する「KOSAIリレーマラソン」(市スポーツ協会など主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が14日に開かれた。市内外からエントリーした49チーム約380人が出場し、3時間かけ1周約1・5キロのコースでたすきをつないだ。 陸上競技場や野球場周辺にコースを設けた。参加者は野球チームや職場の同僚、友人同士などが集まった小学生以上の選手で、1チーム4~10人で構成。各ランナーが何周走ってもいいルールの下、3時間の周回数や到達タイムを競った。 午前9時の号砲とともに出場者は一斉に走り出し、チームメートや家族の声援を受けながら青いたすきを次の走者に渡した。
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つかみ取り、皮投げ…ミカンづくしの競技に挑戦 JAみっかび農協祭
浜松市浜名区三ケ日町のJAみっかびは13日、第46回農協祭「三ケ日みかんづくしの祭典」を同JA本所で開いた。青島ミカンの詰め放題やつかみ取り、ミカンの皮を遠くへ飛ばすゲームなどを繰り広げ、出荷が本格化している主力品種の青島をはじめ、三ケ日ミカンの魅力をPRした。 コロナ禍で縮小開催していたイベントを4年ぶりに従来通りに再開し、多くの来場者でにぎわった。 今回は新たに「まるごとミカンリンピック」を企画し、来場者はミカンを使ったさまざまな競技に挑戦した。参加者はミカンの皮をむいた長さと糖度の予測の正確さ、むいた皮を投げた距離の3種目で競い、ポイントに応じて景品を受け取った。青島の生搾りジュー
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個性豊かな竹細工 峯田さん26点展示 湖西のふれあい交流館
湖西市吉美の竹細工愛好家峯田保彦さん(71)の作品展が31日まで、同市鷲津のふれあい交流館で開かれている。竹だけを使って制作した個性豊かな動物や植物の彫刻など26点が並ぶ。 峯田さんは7年ほど前から、退職後の趣味として竹細工を独学で始めた。竹を3~4枚ほど貼り合わせた板をのこぎりやのみで削り、小動物や季節の草花などを表現している。初めて作った雨宿りをするカエルのカップルの竹細工を妻に「かわいい」と褒められたことを機に制作を続け、いろりを囲むカエルやネズミの嫁入り行列など、衣装や小道具まで竹で表現するようになったという。 米大リーグをテレビ観戦していた際に着想を得たという自由の女神像は、カエル
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広重の浮世絵で宿場町比較 湖西・新居関所史料館で企画展
湖西市新居町の新居関所史料館で2月25日まで、江戸時代の浮世絵師歌川広重が描いた東海道の風景を紹介する新春浮世絵版画展が開かれている。同館が収蔵する「東海道五拾三次」と「五十三次名所図会」の2シリーズを比較できるよう、県内の宿場町や街道ごとに計44点を並べて展示している。 「東海道五拾三次」は縦16センチ、横22センチの小さな版面に狂歌が詠み込まれた作品で、広重が40代後半の1840年ごろに描かれた。一方、「五十三次名所図会」は広重晩年の55年に刊行され、縦長の版面に空から見下ろしたような構図で描かれた作品が多い。このうち「新居(荒井)」の作品はどちらも、関所のすぐ近くに今切口に面した渡船場
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溶接技術と魅力形に アイアン家具/笙磨溶接(湖西市)【静岡ものづくり最前線】
工業製品の溶接で培った技術と経験を生かし、2023年からオーダーメードのアイアン家具製作を本格化した。「アイアン工房Shouma」のブランドを立ち上げ、溶接の魅力を広めようとイベント会場で子ども向け体験ブースの出展にも取り組む。 家具は顧客の要望に合わせ設計し、これまでに折り畳みテーブルや傘立て、大型犬用ケージなどを製作した。「バラバラの部品を自由に付けられるのが溶接の楽しさ。鉄の素材はおしゃれな雰囲気ながら、レザーや木など異素材との組み合わせで温かい雰囲気も出せる」と事業を立ち上げた笹瀬優介専務(34)は語る。 23年は受注生産の自社製品として「おやこベンチ」も開発した。高さ約40セン
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開幕向け広報推進 浜名湖花博実行委総会
浜名湖花博2024を主催する浜名湖花博20周年記念事業実行委員会(会長・川勝平太知事)は11日、第4回総会を県庁で開いた。2023年度の事業報告、24年度収支予算などを審議し、開幕に向けて広報活動を推進する方針などを確認した。 実行委は県内の農林水産、商工観光関係団体、行政など約30団体の代表で組織する。総会では、24年度収支予算を6億6246万円とする議案などが承認された。22~24年度の全体予算は19億924万円となった。川勝会長は「開催まで70日あまり。浜松・浜名湖地域の産業、観光振興につながるイベント。ぜひ成功させたい」と述べた。 浜名湖花博2024は3月23日~6月16日、浜松市の
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特産豚ウインナー 学校給食用に寄贈 湖西の農家団体
湖西市の畜産農家でつくる市畜産環境衛生対策協議会(石田明会長)は10日、市特産品の豚肉を子どもたちに味わってもらおうと、小中学校の給食用にとぴあ浜松ポークの粗びきウインナー約9600本を市に寄贈した。市役所で贈呈式を行い、石田会長が影山剛士市長に目録を手渡した。 豚の飼育頭数が県内最多の同市をPRしようと、2016年度から続く取り組み。石田会長は「ウインナーを通じて県内で最も盛んな畜産業について子どもたちに知ってもらいたい」とあいさつした。影山市長は「物価高騰の中でもおいしい地元産のウインナーを味わえる。子どもたちも楽しみにしていると思う」と感謝した。 ウインナーは市の給食記念週間に合わ
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湖西市職員ら活動報告 「対岸の火事でない」 能登半島地震
能登半島地震を受け、石川県で救助活動を行った湖西市消防本部の消防職員と給水支援に派遣された市職員が10日、市役所で影山剛士市長に活動状況を報告した。緊急消防援助隊の第1次隊に参加し同県珠洲市に入った隊員5人と、日本水道協会の災害応援に参加し同県七尾市で活動した水道課、下水道課の職員3人が出席。道路の陥没や土砂崩れ、厳しい寒さに苦慮しながら支援に当たったことを報告した。 緊急消防援助隊に参加した5人は、発災当日の1日夜に湖西市を出発。金沢市を経由して3日に珠洲市へ向かい、救助活動を支援して5日に第2次派遣隊と交代して湖西へ戻った。救急小隊の原口直樹消防司令補(49)は「今回の地震は決して対岸
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福招く絵手紙展 湖西・山本さん 教室生ら
湖西市の日本絵手紙協会公認講師山本真理さん(65)が市内で開講する絵手紙教室の新春作品展が30日まで、同市新居町の遠州信用金庫新居支店で開かれている。山本さんと50~70代の教室生26人が正月に合わせて制作した。 教室生は、市民文化講座として南部構造改善センターで開く「木漏れ日」と、同市古見と駅南の2カ所で開く教室「日だまり」に参加している。「福」の字を100種類の字体で表現して福を呼び込む「百福図」を題材にした作品は、教室生が1人ずつ異なる字体を選び、文字の形からイメージを膨らませて新年への願いをつづった。羽子板型のはがきに干支(えと)やだるまを描いた年賀状のほか、「身近な幸せ」をテーマ
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釣り場ガイド 東部/中部/西部
東部 熱海 1日は休園のため釣果なし。2日はベラやネンブツダイ、タカベ、スズメダイ。3日はネンブツダイやコチ。4日はネンブツダイやタカノハダイ。5日はネンブツダイのみ。6日はネンブツダイやアジ、タカベ。7日はネンブツダイや小マダイ、アジ、タカベ、タカノハダイが揚がった。 ▽熱海市和田浜南町熱海港海釣り施設・電0557(85)8600 伊東 伊東港周辺は年末年始、サビキ釣りでアジ、カゴ釣りで中サバ。穴釣りではカサゴ。フカセ釣りではメジナやクロダイ、ヘダイなども釣れた。 ▽伊東市静海町稲七つり具店・電0557(37)0177 沼津・船 強風の日が続いたため出船できず、釣果なし。
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天竜川水系 10日午前9時から取水制限 少雨影響で佐久間ダム貯水量減少
天竜川水利調整協議会は9日、天竜川水系の取水制限を10日午前9時から開始すると発表した。2023年12月中旬以降の少雨の影響で、佐久間ダムの貯水量が大幅に減少しているため。同水系の取水制限実施は23年1~3月以来、約1年ぶり。 上水道は5%、工業用水と農業用水はともに10%の取水制限を行う。対象市町は上水道4市1町(浜松、磐田、袋井、湖西、森)、工業用水3市(浜松、磐田、袋井)、農業用水3市1町(浜松、磐田、袋井、森)。今回の制限は第1段階で、県は「一般家庭や事業所への給水制限を直ちに行うものではないが、県民に節水努力を呼びかけていく」としている。 佐久間ダムの貯水率は23年12月1日時
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湖西の飲食店「豊千」、店主夫妻が「みんなの食堂」運営 地域の居場所目指す
湖西市新居町の飲食店「味楽酒房 豊千(ほうせん)」が、地域の居場所づくりを目指し「みんなの食堂」の運営に取り組み始めた。昨年12月には、子どもたちがクリスマスケーキ作りを体験するイベントを初開催。今後、店の定休日に合わせて月1回開催するため、イベントの内容や運営方法を模索している。 企画したのは店主の松井隆明さん(49)、陽子さん(50)夫妻。初回は4歳~小学5年生の子どもや保護者ら15人が参加し、直径15センチほどのスポンジケーキをイチゴやクリームで飾り付けた。一人ずつケーキ作りをした後は、子どもと大人が別々に机を囲み、夫妻が用意したカレーや唐揚げを味わった。 松井さん夫妻は数年前、
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地域防災へ一丸 湖西、消防出初め式
湖西市の消防出初め式が7日、岡崎中で行われた。消防団員と消防署員241人が参加し、地域防災への思いを新たにした。 影山剛士市長は「災害の多様化、複雑化で消防活動に対する地域の期待が増している。高い誇りを持ち尽力いただきたい」と激励した。消防団は中継放水の訓練や隊列行進を披露し、功労者の表彰や団員の家族への感謝状贈呈も行った。尾崎俊也団長は「地域消防の要として安全安心を守るため、一丸となりまい進したい」とあいさつした。 能登半島地震の支援活動に伴い消防署員の訓練披露を中止し、開式前には全員で犠牲者への黙とうをささげた。 表彰を受けた主な功労者は次の通り。 【県消防協会長表彰】特別功績章 小寺高
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天体望遠鏡を手作り 「はやぶさ2」模型展示も 湖西・ボートレース浜名湖
湖西市新居町のボートレース浜名湖で6日、「あそべる宇宙博」が始まった。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が提供した小惑星探査機「はやぶさ2」などの模型を展示し、天体望遠鏡を手作りするワークショップやスタンプラリーを行っている。7日まで。 会場に設置した模型はH2Bロケットや金星探査機「あかつき」、国際宇宙ステーションなど7台。人類の宇宙開発やロケット開発の歴史を紹介するパネルや動画とともに展示した。天体望遠鏡作りの体験では親子連れなどが厚紙と3枚のレンズを使って組み立て、星形のシールを貼って飾り付けるなどした。直径6メートルほどのドームの中ではプラネタリウムの上映を行った。 午前10時~午
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静岡県内外陶芸家6人が作品展 15日まで 湖西市
湖西市新居町内山のギャラリー由美で15日まで、県内外の陶芸家6人による作品展「冬のこしらえ―やきもの展・年の初めらしく」が開かれている。温かみを感じる陶磁器の皿やカップ、酒器など約200点を展示即売している。 ギャラリーオーナーの山口由美子さん(83)が、過去に浜松市内で開いていた画廊に縁のある作家が集まった。県内からは浜松市中央区の伊藤すゑ子さん、磐田市の佐藤京子さん、南伊豆町の倉前幸徳さん、杉浦健司さんが出品。佐藤さんの作品は英国の伝統技法「スリップウエア」を使い、2色の化粧泥で鮮やかな模様を描いたもの。伊藤さんは食器のほかに鬼の面をモチーフにしたレリーフや陶器のブローチなども展示して
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緊急消防援助隊 第2陣派遣 湖西
湖西市消防本部は4日、能登半島地震の緊急消防援助隊静岡県隊の第2次派遣隊に参加する消防職員の出発式を同本部で行った。救急小隊と後方支援小隊の5人が、活動を予定する石川県珠洲市に向け出発した。 同本部からは発災当日の1日夜に出発した第1次派遣隊に5人が参加し、救急車と後方支援車各1台も同県に入っている。現地の隊員からは、道路が寸断され救助活動の現場になかなかたどり着けない状況や、厳しい寒さと余震が続く中で避難生活が続いている様子が報告されているという。山本浩人消防長は「自身の体調と安全の管理に努め、県や市の代表として一人でも多くの被災者を助けてほしい」と激励した。 第2次派遣隊の5人は移動日を
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菊地2年ぶりV ボートレース 静岡新聞社・静岡放送ニューイヤーズカップ
湖西市のボートレース浜名湖で開催された静岡新聞社・静岡放送ニューイヤーズカップは最終日の3日、優勝戦が行われ、菊地孝平が2年ぶりの優勝を果たした。 日本モーターボート選手会静岡支部の46選手が出場し、12月29日から6日間にわたり熱戦を繰り広げた。優勝戦はインコースから河合佑樹、菊地、横沢剛治、松下一也、山田雄太、伊藤将吉の順。菊地は1周2コーナーで河合を差し返し、接戦の中で後続との差を広げて逃げ切った。2着に河合、3着に横沢が入った。 優勝賞金は160万円。菊地の通算優勝回数は70回。表彰式でカップを受け取った菊地は「自分のボート人生で最高のターンを決められた。まだまだ精進して日々成長
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地域の繁栄や五穀豊穣願う 湖西・八幡諏訪神社
湖西市鷲津の八幡諏訪神社で1日午前、元旦祭の神事が行われた。河美、鷲津、表鷲津の3地区から自治会役員や氏子総代ら約20人が参列し、地域の五穀豊穣(ほうじょう)や繁栄を祈願した。 参列者は市の文化財に指定された神殿に集まり、神前に鏡餅や海産物などの供物をささげた。小野田富美男宮司が祝詞を奏上した後、出席者は順に玉串を奉納してことし1年の安寧を祈った。
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遠州灘海岸(湖西)で日の出と甘酒堪能 住吉自治会などが配布
湖西市新居町の住吉自治会などが1日早朝、初日の出見物で遠州灘海岸を訪れた地域住民らに甘酒やおでんを振る舞った。炊き出しは4年ぶりの再開。「表浜」と呼ばれる海岸には500人以上の見物客が集まり、太平洋から昇る朝日を迎えて新年を祝った。 同自治会と住吉地区の社会福祉協議会、壮年会などが40年以上前から実施している。海岸には他地区の住民も多数訪れ、壮年会メンバーが配布した甘酒やおでんで温まりながら日の出を待った。朝日が昇ると集まった人々で万歳三唱をしたり、知り合い同士で新年のあいさつを交わしたりして親睦を深めた。公民館では抽選会も行った。 壮年会の堀川匡士会長(65)は、「地域の催しをやめるのは簡
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年明け祝う手筒花火 4年ぶりに境内で奉納 湖西・諏訪神社
湖西市新居町の諏訪神社で1日未明、遠州新居手筒花火保存会の参加団体「煙火仲町」が、新年を祝う手筒花火約60本を初詣に訪れた参拝客の前で披露した。神社境内での手筒花火の奉納は4年ぶり。境内に集まった地域住民らが、勢いよく噴き出す花火の火柱を見て歓声を上げた。 毎年7月の奉納煙火にも参加する煙火仲町の男衆約20人が、境内の広さに合わせた小ぶりな手筒花火を用意し、年明けの午前0時を迎えると次々に点火した。笛と太鼓に合わせた「ソラダセ、ダセヨォ」のかけ声が響く中、男衆は笑顔で花火を抱えて練り歩いた。見物客は火の粉が降り注ぐ様子を楽しみ、終了後には使用した手筒を厄よけの縁起物として持ち帰った。 煙
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7市町で首長選 2024静岡県内選挙
2024年に静岡県内で予定されている地方選挙は御前崎、伊豆、藤枝、下田、湖西、焼津各市と森町の計7市町長選、御殿場、御前崎、伊豆の3市議選。首長選は複数の候補者が出馬表明し、選挙戦が確実となっている自治体もある。 市議、県議の選挙区変更 浜松市行政区再編 浜松市の行政区が1日、7区から3区に再編された。今後、市議や県議の選挙区も変更される。 市議会(定数46)は近く議員定数条例を改正し、市議選選挙区を行政区と同じ3区に再編した上で、暫定的に定数46のまま、各選挙区の定数を中央区34、浜名区9、天竜区3と定める。27年の次期市議選に向けて、各会派で構成する議会改革検討会議が定数や各区の配分
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シークワーサー704個で富士山描く 湖西の土屋さん、皮使い制作
湖西市の手芸愛好家土屋清孝さん(72)が30日、かんきつ類の果皮を使って制作した黄金富士と大判小判の展示を浜松市北区引佐町の竜ケ岩洞で始めた。1月5日まで。 黄金富士は縦約60センチ、横約80センチで、シークワーサー704個分を使用した。花の形にむいた果皮に富士山の金色、空の青、桜のピンクなどの色を塗り、針金で段ボールに刺している。甘夏の果皮で作った大判小判は約200枚を並べた。土屋さんは「縁起物として運気が高まるかもしれない。初詣の帰りに立ち寄ってほしい」と話した。 展示は午前9時から午後4時。雨天中止。作品は、展示終了後に一般社団法人「ふじさん駿河湾フェリー」(静岡市清水区)に寄贈し
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華やか 切り絵カレンダー 湖西・安田さん 4日から作品展
湖西市南台に住む自閉症の切り絵作家安田幸大さん(25)が、自身の切り絵作品を使った2024年のカレンダーを制作した。毎年、干支(えと)や季節のイベントを題材にして作品を制作している安田さん。24年1月4日から、辰(たつ)をモチーフにしたカレンダーの原画など約30点を集めた作品展を、同市新居町の小松楼まちづくり交流館で開く。 4月の「お花見でワイワイ!竜のお花見」は、縦78センチ、横107センチの大きなキャンバスに満開の桜が咲き、30匹以上の竜と七福神が集う様子を描いた華やかな作品。色とりどりの竜が花見弁当を囲んで宴会をしたり、カラオケや散歩を楽しんだりする姿を、細部に至るまで切り絵で表現した
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11月有効求人1.39倍 ハローワーク浜松管内
ハローワーク浜松がこのほど発表した管内(浜松、湖西市)の11月の有効求人倍率は1・39倍(実数値)と、前年同月を0・13ポイント上回った。 ハローワークの担当者によると、インバウンド(訪日客)の増加などで小売りや宿泊の求人が増加した。一方で製造業はコスト高などによる価格転嫁を進められた企業と、踏み切れない企業で明暗が分かれているという。 11月の有効求人数は前年同月比4・2%増の1万5442人で、31カ月連続で前年同月を上回った。有効求職者数は5・6%減の1万1092人だった。 新規求人数は9・4%増の5409人。産業別は宿泊・飲食サービス業が47・6%増の124人、卸・小売業が17・8%増
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「ピアノもっと上手に」 全国コンクール出場報告 湖西・鷲津小 飯田さん
湖西市の鷲津小3年飯田葵さん(8)が28日、市役所に影山剛士市長を訪ね、12月中旬に都内で開かれた「第33回日本クラシック音楽コンクール」のピアノ部門小学校中学年女子の部に出場したことを報告した。 入学前にピアノを始めたという飯田さん。通っているピアノ教室の講師からの提案で、初めてコンクールに挑戦した。演奏曲「エチュード・アレグロ」を6月から猛練習し、8、10月に浜松市内で行われた予選、本選を通過した。 全国舞台を「今までで一番緊張した」と振り返り、成績は90点満点中85点で入賞ラインの86点に一歩届かなかった。来年に向けて「もっと上手になりたいと思った。また挑戦する」と意気込みを語った。
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妻切りつけ、全治4週間のけがを負わせた疑い
湖西署は28日、傷害の疑いで湖西市梅田、造園業の男(30)を逮捕した。逮捕容疑は27日午後7時ごろ、自宅で妻(30)の左腕を刃物で切りつけ、全治4週間のけがを負わせた疑い。
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警察業務に貢献 功労者へ感謝状 浜北署
長年にわたって警察業務運営への支援や交通事故防止などに協力、貢献したとして、浜北署はこのほど、関係団体の役員ら4人に署長感謝状を贈った。 功労者は県警察官友の会浜北支部会員の村松辰芳さん(71)=浜松市浜北区=と、県交通安全協会浜北地区支部の麁玉地区分会長足立敏郎さん(75)=同区=、同赤佐地区分会長の辻政良さん(72)=同区=、浜北地区安全運転管理協会役員の池田正弘さん(59)=湖西市=。同署で贈呈式が行われ、川合将仁署長から感謝状を受け取った。
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過去最高 静岡県3位入賞報告 「ボッチャこさい」、湖西市長に
静岡県障害者スポーツ大会「わかふじスポーツ大会」のボッチャ競技で過去最高の3位入賞を達成した「ボッチャこさい」の選手らがこのほど、湖西市役所を訪問して影山剛士市長に結果を報告した。 選手は同市白須賀の森千晴さん(31)と同市鷲津の森田広美さん(36)、同市新所の星川幸世さん(79)の3人。2日に袋井市で開かれた大会に出場した。チームは8年ほど前に始まった障害者の交流会のメンバーを中心に発足。コロナ下で感染予防のため中断していた月1回の練習会を、4月に再開した。森さんは「思った通りに投げられないと悔しいので、練習するしかない」と競技にかける思いを語った。 星川さんは、チームの一員としてボッ
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釣り場ガイド 東部/中部/西部
東部 熱海 18日はアイゴやメジナ、タカベ、ネンブツダイ、スズメダイ。19日はカサゴやタカベ、キジハタ、ネンブツダイ、オオモンハタ、ムロアジ。20日はネンブツダイやメジナ、タカベ、スズメダイ。21日は強風のため休園。22日はタカベやメジナ、ベラ、ネンブツダイ、スズメダイ、アジ。23日はタカベやネンブツダイ、カワハギ、スズメダイ。24日はタカベやネンブツダイ、ベラ、スズメダイ、マアジ、小イサキ、小マダイ、メバル、トウゴロウイワシが揚がった。 ▽熱海市和田浜南町熱海港海釣り施設・電0557(85)8600 伊東 伊東港周辺は日中、サビキ釣りやウキ釣りでアジが釣れる。針のサイズは4~5号
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1年の汚れ落とす 湖西・新居関所と紀伊国屋資料館
湖西市新居町の新居関所と紀伊国屋資料館で26日、年末恒例のすす払いと大掃除が行われた。ボランティアの新居宿史跡案内人の会や市シルバー人材センターのスタッフら約30人が、1年間の汚れを落として新年を迎える準備を整えた。 関所の役人が通行人の取り調べを行った面番所では、ボランティアらがササ竹を使い軒下のほこりを払ったり、長さ約10メートルの廊下や各部屋の畳をぞうきんで水拭きしたりした。国内で唯一現存する関所の遺構をきれいにするため、室内に陳列された人形をビニールで覆い、すみずみまで丁寧に汚れを拭い落とした。案内人の会の刑部勝江さんは、「今年もありがとうという思いを込めて大掃除をしている。来年も
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いじめ検証へ県外第三者委 湖西市、元生徒側に回答
湖西市立中で2019年に発生したいじめの重大事態について、第三者調査委員会が今年5月に公表した報告書を巡り、市は25日までに、被害を受けた元生徒側が7月に提出した要望書への回答を文書で示した。調査委の手続きに対し、元生徒側が要望した県外の第三者による検証委員会を設置し、文部科学省のガイドラインに沿った調査ができていたかを検証する意向を明らかにした。 調査委は、市教委が21年に重大事態として認定したことを受け発足。今年5月に公表した報告書でいじめを認定し、学校や市教委の対応が不適切だったと結論づけた。一方、元生徒側は報告書に対する所見や市への要望書で、重大事態の調査方法を定めた文科省のガイド
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書家大箸さん 行書中心に展示 29日まで、浜松いわた信用金庫蜆塚支店
浜松市中区の書家大箸開さん(35)の個展が25日、同区の浜松いわた信用金庫蜆塚支店で始まった。29日まで。 行書を中心とした大小さまざまな42作品を並べた。大箸さんが詠んだ短歌「人の世も 終着駅は 吹雪かな 熱分け合いて 波瀾(はらん)万丈」や小林一茶の俳句「蝶(ちょう)が来て つれてゆきけり 庭のてふ」などを題材にした作品が来場者を楽しませている。 浜松西高(同区)や新居高(湖西市)で書道講師も務めている大箸さん。「3年以内に手がけた力作を集めた。書から勢いを感じてもらえれば」と話した。
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地域活性化貢献で全国顕彰 新居町商工会青年部 湖西市長に報告
湖西市の新居町商工会青年部がこのほど、全国商工会青年部連合会の大会で「まち(地域)づくり部門」の顕彰を受けた。辻岡孝昭部長(43)と山本和弘前部長(45)が市役所を訪ね、影山剛士市長に報告した。 同青年部が2022年から始めた子ども向け職業体験イベントの「新居アンス」が、地域活性化に貢献したと評価を受けて関東ブロック1都10県から選出された。11月に群馬県で行われた表彰式に辻岡部長が出席し、顕彰状を受け取った。 新居アンスは青年部員が各自の本業を生かしたワークショップを開き、参加者の子どもたちは受付で“雇用契約書”にサインをして体験をした後、会場でゲームや飲食に使えるクーポン券などの報酬を受
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図書館でクリスマス気分 湖西でおはなし会
湖西市立中央図書館で23日、クリスマスに合わせた読み聞かせの催し「おはなし会」が開かれた。親子連れ約30人が参加し、サンタクロースが登場するパネルシアターや画用紙で作ったツリーの飾り付けを楽しんだ。 図書館のボランティアグループ「たんぽぽ」の4人が運営を担当。クリスマスの歌に合わせてサンタクロースが動物たちにプレゼントを配るパネルシアターを上演し、100人のサンタクロースが登場する絵本を紹介した。親子で画用紙のツリーにシールを貼って飾り付ける工作も行い、参加者に落書き帳や手作りのオーナメントなどを贈った。 同図書館のおはなし会は、毎週土曜にボランティアや職員が開いている。
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湖西市発展へ1億円寄付 汐見製作所創業者見山行雄さん 9月に急逝 感謝状贈呈
自動車部品製造の汐見製作所(湖西市新居町)を創業した見山行雄さん(87)=同町内山=が8月、湖西市に現金1億円を寄付していた。寄付直後の9月3日に行雄さんが病気で急逝したため、市は12月22日、同製作所を継いだおいの圭二社長(45)を市役所に招き、影山剛士市長が行雄さんへの感謝状を手渡した。 今年の春ごろに行雄さんから「市政全般に役立ててほしい」と市へ寄付の申し出があり、8月23日付で受領した直後の死去だった。感謝状贈呈式で影山市長は「突然のことで感謝の気持ちを直接伝えられず残念。功績をさまざまな形で残していただき、市民を代表して感謝したい」と述べた。 行雄さんは豊橋市出身で、愛知県立時
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門松寄せ植え 大人気で完売 湖西の障害者施設
湖西市新居町の障害者就労支援施設「浜名学園なぎさ作業所」はこのほど、年末恒例となっている門松を使った寄せ植えの販売会を同作業所で行った。手作りの小さな門松と共に飾れる寄せ植えは、開始前から地域住民が行列をつくる人気ぶり。用意した200個が1時間程度で完売した。 花の苗を栽培している同作業所で、20~60代の利用者19人が事前に作業を行い寄せ植えを作った。門松は利用者が縄で竹を縛ったり南天に色を塗ったりして飾り付けたもの。鉢にはハボタンやパンジー、ストックなど彩り豊かな草花を植え、1個1200~1700円で販売した。地域住民は職員から手入れの方法を聞き、好みの鉢を選んで買い求めた。
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1位「バッテリーロード開通」 湖西市 5大ニュース発表
湖西市の影山剛士市長は22日の定例記者会見で、市の2023年5大ニュースを発表した。市民らの投票で選ばれた1位は「大倉戸茶屋松線(通称・バッテリーロード)の開通」で490票。2位は「シャトレーゼ遠鉄ストア湖西店のオープン」(475票)だった。 市公式LINE(ライン)で1~10日に募集し、1104人が1人最大五つのニュースに投票した。影山市長は、国道1号バイパス大倉戸インターチェンジから、トヨタの子会社プライムアースEVエナジーが建設中の新工場につながるバッテリーロードについて、「開通を機に産業経済をさらに活性化し、職住近接を進めたい」と意気込んだ。 3位以下は次の通り。 ③イオンタウ
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ライドシェア解禁 政府方針を評価 湖西市長
湖西市の影山剛士市長は22日の会見で、政府が来年4月に日本版ライドシェアを部分解禁する方針を示したことについて、「訪日客や大阪万博の需要だけではなく、公共の福祉の面でわれわれが求めていた部分が示された」と評価した。 20日のデジタル行財政改革会議で示された政府方針は、タクシーが不足する地域や時間帯に限り、タクシー会社の管理下で自家用車の一般ドライバーによる有償運送を認める内容。交通空白地や運賃などの判断に首長の権限を認め、運行区域を柔軟に設定できるようにする規制緩和の方向性も盛り込まれた。 民間の路線バスが撤退した同市では、市がコミュニティーバスと予約型乗り合いタクシーを運行するほか、市内企
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パラ水泳、サーフィンで活躍 白須賀中職員加藤さん(浜松) 湖西市長に好成績報告
10月の全国障害者スポーツ大会の水泳2部門で優勝、11月の世界パラサーフィン選手権で2位に輝いた湖西市立白須賀中事務職員の加藤真吾さん(47)=浜松市浜北区=がこのほど、湖西市役所に影山剛士市長を訪問して結果を報告した。 加藤さんは高校時代の交通事故で右手にまひが残ったが、幼少期から続けていた水泳や趣味で始めたサーフィンを、社会人になってからパラスポーツとして取り組むようになった。浜松市代表として出場した全国障害者スポーツ大会では、水泳男子自由形の25メートルと50メートルで優勝。米国で開かれた世界パラサーフィン選手権には日本代表として初出場し、男子上半身障害・低身長の部で2位入賞を果たし
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高齢者に反射材 サンタ姿で贈る 湖西署など施設訪問
湖西署や県交通安全協会湖西地区支部などは21日、年末の交通安全県民運動の一環で湖西市新所の軽費老人ホーム「ケアハウス燦光(さんこう)」を訪れ、入居者に防犯と交通安全の講話を行った。サンタクロースに扮(ふん)した署員が啓発品の反射材タックルバンドを配り、約30人に特殊詐欺被害や交通事故への注意を呼びかけた。 署員と交通安全指導員が講話を行い、特殊詐欺の手口や市内で発生した死亡事故の状況を説明した。同署生活安全課の警察官は特殊詐欺被害を防ぐ方法として、「電話でお金の話になったら一度電話を切り、周囲の人に相談して」とアドバイスした。交通安全指導員は、高齢者の事故が時間帯別で午前中に多く発生している
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新居関所に江戸期の門松を再現 迎春準備、着々と 湖西市
湖西市新居町の新居関所に20日、江戸時代の文献や浮世絵を基に再現した門松が飾られた。大御門には高さ4メートルの竹を左右に設置して長さ9メートルのしめ縄を上部に掲げ、門の根元をマツやウメの枝、センリョウなどで飾り付けた。正月飾りの展示は来年1月8日まで。 設置したのは新居関所と紀伊国屋史料館でガイドを務める「新居宿史跡案内人の会」のボランティア。15人ほどが集まり、大御門と関所入り口の2カ所で門松設置の作業を行った。門松は新居関所史料館が保管する江戸時代後期の文献「新居町方記録」に記載された正月の絵図などから再現したもの。山口耕司副会長は「今年は大河ドラマの影響で新居関所を訪れてくれる人も
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野菜摂取促進へ献立紹介 浜名給食研究会講習会で県 湖西
静岡県西部健康福祉センターはこのほど、県民の野菜摂取促進に向け、湖西市内の栄養士らが集まる浜名給食研究会の料理講習会で、野菜と魚を使ったメニュー3品を紹介した。栄養士ら8人が市健康福祉センターに集まり、実際に調理をしながら野菜の量や味付けを確認し、献立の参考にした。 同センターの小林悦子専門主査が講師を務め、クリスマスに合わせたメニューとして「サケと小松菜のクリームパスタ」と「サバと白菜のカレースープ」、「タラのソテー・レモンソース」のレシピを紹介した。市内の学校や病院、福祉施設に勤務する栄養士らが、手順を確認しながら手際よく調理した。 例年の講習会は魚料理をテーマに実施しているが、生活習慣
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慈善ゴルフ浄財 3市社協に寄付 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫は19日、浜松、磐田、湖西3市の社会福祉協議会に計28万5744円を寄付した。11月に湖西市で開いた店別対抗チャリティーゴルフ大会の参加者が寄せた浄財を充てた。 磐田市国府台の市社協事務所には、同信金SDGs推進部の米沢浩祐副部長ら2人が訪れ、沖山均常務理事に寄付金6万円を手渡した。米沢副部長は「地域福祉の充実に役立ててほしい」と話した。 ゴルフ大会には24店舗の取引先関係者ら194人が参加した。同信金が会場で募金を呼びかけた。
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叙勲受章の佐々木さん 喜び報告 湖西市
秋の叙勲で旭日小綬章を受けた元湖西市議の佐々木伸康さん(70)=同市鷲津=がこのほど、市役所に影山剛士市長を訪ね、受章の喜びを伝えた。 佐々木さんは湖西青年会議所会員として政治問題を研究する中で市政に関心を持ち、20代で初出馬した。1983年に市議に初当選し、2011年まで通算6期24年間を務め、03~05年には議長を担った。現在は地域の民生委員を務めている。議長時代の印象深い出来事として03年の静岡国体卓球競技を振り返るとともに、受章については「改めて市民の皆さまに感謝したい。身の引き締まる思い」と語った。
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釣り場ガイド 東部/中部/西部
東部 熱海 12日はカワハギやメジナ、アジ、タカベなど。13日はアジやマダイ、タカベ、ネンブツダイ。14日は小マダイやアイゴ、タカベ、ネンブツダイが釣れた。15日は釣り人が少なく釣果なし。16、17日は強風のため休園した。 ▽熱海市和田浜南町熱海港海釣り施設・電0557(85)8600 伊東 伊東港周辺は五目釣りが楽しめる。投げ釣りでシロギス。サビキ釣りでは引き続きアジが釣れた。ウキ釣りでメジナ、穴釣りはカサゴ、メバル。例年よりアジが多く釣れていて、特に雨の日に数が出た。 ▽伊東市静海町稲七つり具店・電0557(37)0177 沼津・船 悪天候のため出船できなかった。 ▽
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浜松湖西豊橋道路 国交省に実現要望 中野市長、影山市長ら
浜松市の中野祐介市長、湖西市の影山剛士市長らが20日、国土交通省に加藤竜祥政務官を訪ね、東名高速道三ケ日ジャンクションと豊橋市の三河港を結ぶ「浜松湖西豊橋道路」の早期実現を訴えた。両市や愛知県東部の市町村、経済団体でつくる建設促進期成同盟会と静岡、愛知両県、中部経済連合会の連名での要望。 物流の効率化による産業振興、災害時の支援活動強化といった面で重要な道路になると指摘した上で、両県や浜松市が今後行う環境影響評価(アセスメント)や都市計画手続きが円滑に進むよう協力し、事業化を図ることを求めた。道路予算の確保も盛り込んだ。 中野市長は取材に「複合的な交通ネットワークができあがる観点で必要性を説
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牡蠣小屋 今年は眺めも格別 湖西・海湖館
湖西市新居町の観光施設「海湖館」で20日、浜名湖産のカキを味わえる「牡蠣(かき)小屋」がプレオープンした。従来は施設の外に小屋を設けていたが、今年は海湖館2階に場所を移し、焼きガキの体験スペースと食堂を分けた。浜名湖の景色を眺めながら屋内で食事ができるようになり、関係者は集客アップに期待する。 牡蠣小屋は湖西・新居観光協会の主催で12年目を迎えた。新居牡蠣組合が養殖したブランドのカキ「プリ丸」を使った料理を中心に提供する。焼きガキは3個税込み1200円。カキの天ぷらやみぞれあえ、シラスのつくだ煮など11品を集めた1番人気の「まる得セット」は3500円。今年はプリ丸のバター焼き(千円)、地域
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団体体操でアジア入賞 湖西・浜松の7選手報告
団体体操競技「エステティック・グループ・ジムナスティクス(AGG)」のアジア大会で入賞した「ルキア新体操クラブ」の小中学生7人が18日、湖西市役所を訪問し影山剛士市長に活躍を報告した。浜松、湖西両市を拠点に活動する同クラブからアジア大会に出場した3チームのうち、湖西市の小中学生が所属する2チームの選手が訪れ、影山市長から祝福を受けた。 AGGはリボンなどの手具を使わず、音楽に合わせ演舞する競技。大会は「クイーンズカップ」と呼ばれ、10~12歳、12~14歳の2チームは3月の日本大会の各部門で優勝し、12月上旬に香港で開かれたアジア大会で2位と3位に輝いた。 鷲津中1年の田内椿百子さん(1
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外国人と餅つき 地域住民が交流 湖西で体験会
湖西国際交流協会(KOKO)は17日、日本の伝統文化を通じて外国人市民と地域住民が交流する機会を提供しようと、餅つき体験会を湖西市の表鷲津多目的ホールで開いた。フランスやベトナム、中国など各国出身の市民や日本人計37人が参加し、ふかしたてのもち米をついてその場で味わったり、鏡餅にして持ち帰ったりした。 市内の和菓子店「三ツ輪屋」の渡辺敏明さん(33)が講師を務め、鏡餅の形の由来や鏡開きの作法を紹介し、新年の家に神を招くため玄関に飾ることなどを解説した。参加者は3グループに分かれて石臼ときねを使い、「よいしょ、よいしょ」と声をかけ合って順番に餅をついた。出来上がった餅は1人分ずつ取り分け、きな
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伴さん(湖西岡崎中3)全国活躍誓う バレー県選抜 市役所で意気込み
25~28日に大阪市で開かれる第37回全国都道府県対抗中学バレーボール大会に出場する湖西市立岡崎中3年伴将弥さん(14)がこのほど、市役所に影山剛士市長を訪ねて大会に向けた意気込みを語った。 小学2年生から少年団で競技を始めた伴さんは、今年夏の大会で岡崎中の主将として中体連の東海大会、市内のクラブチーム「湖西グランツ」の主将として全国大会に出場した。12人の県選抜チームに選ばれ、大会に向けた練習試合のため県外への遠征も重ねている。伴さんは「県選抜では普段のチームとポジションが違うが、自分にできることを尽くしてベスト4を目指したい」と意気込んだ。
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浜名湖観光に新戦略案 ツーリズムビューロー報告
観光庁の認定を受ける浜名湖観光圏(浜松市・湖西市)の事業を協議する浜名湖観光圏整備推進協議会(会長・中野祐介浜松市長)は15日、2023年度の第2回会合を開いた。23年度で解散する予定の同協議会の事業を集約する形で担うことになる観光地経営組織(DMO)「浜松・浜名湖ツーリズムビューロー」が24~28年度の新たな観光事業戦略「海の湖観光戦略」案を報告した。 「海の湖」は同観光圏のブランドコンセプト。両市の基本計画・構想の実現に向け、戦略の目的には「浜松・浜名湖エリアを『訪れてよし、住んでよし』の魅力ある地域に」を掲げ、稼げる地域、訪問客に選ばれる地域、観光産業を担う人材の発掘と育成を目指す。柱
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鷲津駅前で昼市 高校生がもてなし 湖西
湖西市のJR鷲津駅前ひまわり広場でこのほど、中心市街地の活性化に向けた「冬の昼市」が開かれた。8団体が出店し、このうち湖西高漫画研究班の生徒がクリスマスに合わせたボディーペインティングで来場者をもてなした。 イベントは市内の飲食店主らでつくる「湖西夜市プロジェクト」が冬季のイベントとして開催し、出店者はパンや野菜、カツ丼などを販売した。湖西高からは生徒8人が参加し、クリスマスツリーや雪だるまなど9種類の柄を用意して、来場者の希望に合わせ頬や手の甲に絵を描いた。 駅前の空き店舗も会場として使い、湖西歌舞伎保存会による着付け体験と区画整理前の鷲津駅周辺の写真展示を行った。
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交通安全と防犯、年末「心がけて」 静岡県西部各地で県民運動
交通安全県民運動と年末特別警戒の初日の15日、県西部各地で警察や行政、防犯団体が広報活動を展開した。 「家康くん」も参加 浜松市東区 浜松市東区役所では、市職員、浜松東署員ら約50人がパトロール出発式に臨んだ。署員らが「特別警戒実施中」ののぼり旗を掲げ、交通事故や詐欺被害防止に向けて気を引き締めた。市のマスコットキャラクター「出世大名家康くん」も参加し、市民の安心安全な暮らしに向けて広報活動に協力した。 「出発」の号令後、パトカーや青色防犯パトロール車(青パト)など約10台が管内のパトロールに向かった。松本一勝署長は「管内では自転車盗や車上狙いが増加傾向にある。防犯活動にご尽力いただきた
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郷土菓子「すわま」作り 湖西で教室 市民ら調理手順学ぶ
湖西市で食育に取り組む市健康づくり食生活推進協議会はこのほど、同市新居町の郷土菓子「すわま」を作る料理教室を、市健康福祉センターで開いた。市民24人が講師の太田悦子さん(81)=同町=から手ほどきを受け、文化庁の「100年フード」に選ばれたすわま作りに挑戦した。 参加者は三温糖としょうゆ、水を鍋で煮詰めて蜜を作り、米粉と混ぜて練り上げ小判型に成形した。すわまの語源として伝わる州浜(すはま)の形を表すために箸を押し当てて模様を作ると、蒸し器に入れて完成させた。 すわまは江戸時代ごろから旧新居町に伝わる郷土菓子で、桃の節句に合わせ各家庭で作られてきた。会場にはひな人形やちらし寿司なども飾り、地域
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児童ら餅つきとしめ縄作り体験 湖西の自然クラブ
湖西フロンティア倶楽部(クラブ)が主催する小学生向け講座「今川こども自然クラブ」がこのほど、湖西市大知波のおちばの里親水公園で餅つきとしめ縄作りの体験活動を行った。市内の小学生と保護者約30人が約4キロのもち米を炊いて石臼で餅つきを行い、本年度の活動を締めくくった。 子どもたちはスタッフの指導で順番にきねを持って餅をつき、一口大に取り分けてあんこをくるんだり、きな粉をまぶしたりした。もち米とサツマイモを混ぜてつぶした後、丸めてきな粉を付ける九州地方の郷土料理「ねったぼ」も作り、3種類の味を食べ比べた。 鷲津小6年の福留希生さん(11)は「餅つきが上手と言われてうれしかった。サツマイモが入った
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特別交付税12月分 静岡県1.7%増 市町分は2.2%増
静岡県は12日、県と県内市町に14日に交付される2023年度特別交付税の12月交付額を公表した。県分は前年比1・7%増の15億400万円、市町分は同2・2%増の45億7200万円で、台風2号災害などの災害復旧関連の増額が影響した。 県によると、県分はことし6月の台風で県内広域で被害が発生したことに伴う増額と、県立総合病院の救命救急センター運営費分が普通交付税に移管されたことによる減額で、「例年分」は前年比100万円減となった。東日本大震災分は、対象となる県単独の緊急防災・減災事業が増加し、2500万円増額した。 市町分では、津波対策などに取り組む湖西市が前年の8・9倍の4337万円。台風
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優秀賞に3団体 県コミュニティ活動
静岡県コミュニティづくり推進協議会はこのほど、潤いや活力のある地域づくりに取り組んでいる団体に贈る「コミュニティ活動賞」の受賞団体を発表した。最高賞の優秀賞には松野地区まちづくり協議会(富士市)と青木平区自治会(富士宮市)、「かわねふるさと応援隊KiTeGo」(川根本町)の3団体が輝いた。 県内の9市1町から12団体の応募があった。松野地区まちづくり協議会は、地域住民にアンケートを実施し、日曜朝市や親子で運動する場の提供など住民のニーズに応じた活動を展開した。青木平区自治会は「10年・20年先も住んでみたい青木平」を合言葉に、住民の高齢化に備えて地域の階段に手すりを設置するなどインフラ整備を
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通信制課程の生徒 静岡中央高が募集
静岡中央高は2024年度通信制課程の入学生を募集している。1日から願書の配布を始めた。定員千人で、出願期間は24年3月16日から。 応募資格は原則として県内在住者で、中学卒業見込みまたは卒業した人、高校からの転入希望者や高校中退者。志願日程や出願書類は資格区分により異なる。受付と同時に入学初年度の科目指導を行うため、1時間程度を要する。 キャンパスは中央(静岡市葵区)、東部(三島市の三島長陵高内)、西部(湖西市の新居高内)の3カ所。「自学自習」を基本とし、定期テストはなく、各生徒の学習進度に合わせたタイミングでレポート提出や面接指導を行う。 問い合わせは中央キャンパス<電054(209)24
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優良安全運転管理者 桂山さんに表彰状 湖西地区安管協が伝達
湖西地区安全運転管理協会はこのほど、優良安全運転管理者として関東管区警察局長・関東安全運転管理者協議会連合会長連名表彰を受けた、湖西市シルバー人材センターの桂山洋一事務局長に対する表彰状伝達式を湖西署で行った。 年末の同協会役員会の冒頭で、川島好勝署長と小口洋子会長が、桂山事務局長に表彰状と記念品を手渡した。桂山事務局長は1997年から同センターの安全運転管理者を務め、長年にわたり事業所の交通事故防止に貢献した。
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補正予算案など20議案可決し閉会 湖西市議会
湖西市議会12月定例会は13日、最終本会議を開き、同市新居町の松枯れ対策などで4億836万円を増額する本年度一般会計補正予算案や、追加上程した新居地域センター改修工事請負契約の一部を変更する議案など計20議案を原案通り可決し閉会した。 補正予算案の答弁で、市は松くい虫(マツノザイセンチュウ)による松枯れの対策について、旧東海道松並木の古木などへの予防剤注入は304本を対象に行うと説明した。被害を受けて既に枯れたマツは、新居弁天公園や新居下水処理場付近の浜名保全林などで計571本を伐採する予定。予防剤の注入は2024年2月中、伐採作業はカミキリ虫が羽化する前の同3月末までに終える見込み。伐採し
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ササ竹打ち付け厄払い 湖西・大倉戸の「チャンチャコチャン」
湖西市新居町浜名の大倉戸地区でこのほど、疫病神を送り出す風俗行事「チャンチャコチャン」が行われた。地域の子どもら約15人が集まり、ツバキの木で作った船に乗せたわら人形を引き回しながら、かけ声に合わせてササ竹を打ち付け、厄を打ち払った。 子どもたちは各自の家をはらい清めたササ竹を手に、地元の恵比須(えびす)神社に集まった。疫病神に見立てた「デックラボー」と呼ばれるわら人形をツバキの枝に乗せ神社を出発すると、旧東海道沿いの集落を東端から西端に向かって練り歩いた。途中で立ち止まる度に、鉦(かね)の音に合わせ「大倉戸のチャンチャコチャン」と声を出してササ竹を打ち付け、地域の外へ厄を追い出した。旧東海
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釣り場ガイド 東部/中部/西部
東部 熱海 6日はトウゴロウイワシやメジナ、クロダイ、アイゴ、タカベなど。7日は強風のため休園。8日はメジナやタカベ、スズメダイ、カサゴなど。9日はトウゴロウイワシやマアジ、アイゴ、メジナなど。10日は小マダイやカワハギ、ネンブツダイ、トウゴロウイワシ、メジナ、マアジ、スズメダイなどが揚がった。 ▽熱海市和田浜南町熱海港海釣り施設・電0557(85)8600 伊東 カマスを狙うなら早朝が良い。10~13号のカマスサビキで釣れる。サビキが取られるため、号数や種類を複数用意したい。日中や夕方は中アジが回遊してくる。型が大きいため、サビキ仕掛けは5号以上が良い。一部でサバも釣れた。 ▽
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湖西市内の小中統廃合 合意形成へ議論丁寧に【西部 記者コラム 風紋】
湖西市は本年度、小中学校再編の基本方針をまとめ、対象2地区に検討委員会を設置し基本計画の策定を始めた。しかし、このうち白須賀地区の検討委では地域住民や保護者代表の委員から白紙化の要望が相次ぎ、地域の合意形成が十分ではない状況が明らかになった。子どもの教育環境と地域の将来を決める問題として、市には丁寧な説明と議論の積み重ねが求められる。 5月に市が示した基本方針は、1小1中の白須賀地区で中学校を近隣校に統合し、2小1中の北部地区は小学校を中学校所在地に統合した上で、中学校は隣接校への統合か小中一体型かを選ぶ内容。再編の議論は少子化で1学年10人以下の学校が出ることを受け2021年に始まり、適
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大倉戸茶屋松線の陸橋 早期着工を要望 湖西市に市自治会連
湖西市自治会連合会は12日、市への要望書を影山剛士市長に提出し、国道301号の渋滞緩和や都市計画道路大倉戸茶屋松線の陸橋整備の推進などを求めた。板倉福男会長ら役員4人が市役所を訪ね、影山市長に要望書を手渡した。 要望では、9月に開通した大倉戸茶屋松線(通称・バッテリーロード)による渋滞緩和の効果や災害時の役割に期待する一方、東海道新幹線と交差する部分に陸橋を整備する計画が確定していないことについて、「事故発生のリスクが高い危険な場所になっている」と早期着工を求めた。 そのほか、子どもの安全確保に向けた学校周辺への防犯カメラ設置と、小中学校の再編計画について地域との丁寧な合意形成を求める内
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夢実現「一人の力じゃない」 ジュビロ磐田の山田選手 湖西・新居高生に心得
湖西市新居町の新居高は11日、サッカーJリーグ1部(J1)への昇格を決めたジュビロ磐田の主将山田大記選手(34)を招いた講演会を校内で開いた。山田選手は1年生約150人に夢の実現に向けた努力やプロサッカー選手としての心がけを語った。 同校サッカー部顧問の村松太介教諭が山田選手と小学生から高校まで同じチームの同級生だった縁で講演会が実現した。山田選手はプロ選手になる夢をかなえた経緯を説明。中学時代には活躍できず夢を諦めかけた時に、村松教諭ら友人に「一緒に全国大会を目指そう」と誘われて強豪校に進んだことがチャンスをつかむ契機になったとし、「一人だけの力で夢をかなえられるわけではない」と振り返
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部活以外の習い事、中学生46%が経験 湖西市教委 部活巡る調査
湖西市教委は11日、中学部活動の地域連携や地域移行の在り方を議論する推進協議会の第2回会合を、同市鷲津の市民活動センターで開いた。市教委は、小5~中2の児童生徒とその保護者、小中学校の教員を対象に実施した部活動に関するアンケートの結果を報告した。 調査では、中学生の46%が部活動以外に地域での習い事やクラブチームなどでスポーツ・文化活動を行っていることが分かった。「部活動に入って良かったこと」を選ぶ設問(複数回答)は「活動が楽しい」や「友達ができた」などの答えが上位だった一方、「地域での活動で大切にしていること」を選ぶ設問(同)は「技術の向上」が最多となり、生徒が部活動と校外の活動に求める
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記者コラム「清流」 殻を破る一歩
湖西市の小中学生が1泊2日で英語のネーティブスピーカーと触れ合う「イングリッシュ・キャンプ」の初日。グループ活動をする子どもたちの姿を撮影していると、1人の小学生が目に留まった。 自己紹介の内容を書き出すために渡された紙は名前以外真っ白。うつむいたマスクの目元がぬれていた。親元を離れた心細さか、英語への戸惑いか、初対面の人への気後れか―。スタッフがそっと寄り添う様子を見て会場を離れたが、その後も気にかかっていた。 後日、運営団体の代表と話すと、この小学生はどこで思いを切り替えたのか、2日間で自ら講師に英語で質問するまでになり、自己紹介のスピーチもやり遂げたという。子どもの成長力に驚いた。
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起業、科学体験 楽しく ものづくり人材育成へ フリマを出店 磁石製作など 湖西
湖西市は9日、ものづくり人材の育成に向け、子どもたちがフリーマーケットで起業を体験する「キッズフリマ」と、地元企業などが科学の魅力を紹介する「青少年の科学体験」の両イベントを市アメニティプラザで同時開催した。 初開催のキッズフリマは、出店者も買い物客も小学生以下の子どもだけが参加。市内の小学生34組53人が出店者として応募し、おもちゃや本などの商品を用意して自分たちで値段を決めた。大人がフェンスの外から見守る中、子どもだけで呼び込みや値段交渉を行い、出店者は売り上げを記録しながら店を運営した。 友達同士で参加した岡崎小5年の川崎路実さん(11)と松下陽咲さん(10)は、家の中から使わなくなっ
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懐かしい風景 油彩で表現 湖西の杉山さん、17日まで展示会
湖西市鷲津の画家杉山悦照さん(78)の「絵と陶芸展」が10日から、同市新居町中之郷のカフェ&アートステージ竹生で始まる。17日まで。絵を始めて24年の杉山さんが手がけた油彩の風景画18点と、自宅で開く陶芸教室の教え子が作った干支(えと)の焼き物など約50点、ネイリストの娘恵子さん(48)によるネイルアート9点が並ぶ。 定年退職後の趣味として絵を始め、日展入選も経験した杉山さん。同市の本興寺や白須賀地区の干し大根、奈良県斑鳩町の法起寺など歴史や風土を表す情景を描いた作品を展示した。入出地区の干拓地を題材にした作品は、あぜ道を歩く夫婦の後ろ姿を描き込んだ。杉山さんは「人の姿を入れると絵に温かみ
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保育所や児童ク4施設に助成金 生命保険県協会
生命保険協会県協会(会長・杉本健第一生命静岡支社長)はこのほど、子育てと仕事の両立を支援するため、県内の保育所と放課後児童クラブの計4施設に助成金を贈った。静岡市葵区の同協会事務所で贈呈式を行った。 助成を受けたのは、春日保育園(同市葵区)、かけがわのぞみ保育園(掛川市)、キッズハウスおおかば(浜松市東区)、さくら元気クラブ(湖西市)。杉本会長が代表者に決定通知書を手渡し「女性が安心して子育てと仕事を両立できるよう、施設拡充など助成金を有効に活用してほしい」と話した。助成金は施設の改良・補修や本、玩具の購入費などに充てられる予定。 待機児童問題解消への貢献を目的とした生命保険協会のプロジ
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給食費支援を来年度導入 湖西市長 答弁 少子化対策で制度設計へ
湖西市議会12月定例会は8日に一般質問を行い、影山剛士市長は少子化対策として2024年度から新たに、学校給食費の支援制度を導入する意向を示した。 答弁で影山市長は、自身の持論として「国が本気で少子化対策に取り組むなら、給食費だけでなく義務教育費の全面無償化や高等教育費の支援拡充などは国策として行うべき」と説明。一方で「職住近接を推進するための子育て世帯への支援や少子化対策として、基礎自治体にできることを考えたい」と支援制度導入の意図を述べた。 市教委によると、本年度の学校給食費は物価高騰対策のため6%の補助を行い、保護者負担額は小学校で年間5万9400円、中学校で6万7320円。市教委は11
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青春思い出すポップス披露 10日、湖西でコンサート
湖西軽音楽愛好会「Scale(スケール)」は10日午後1時~4時半、慈善コンサート「青春ポップス」(静岡新聞社・静岡放送後援)を湖西市鷲津の浜名湖れんが館で開く。 出演は同市や浜松市で活動するバンド4団体。40~70代のメンバーが青春時代に聴いた1960年代のオールディーズや70年代の和製ポップスなど、往年の名曲やオリジナル曲を披露する。入場無料。定員は先着130人程度。会場で交通遺児支援や東日本大震災や熊本地震の復興支援の募金活動を行う。 問い合わせは代表の菅沼さん<電080(5100)5599>へ。
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1泊2日 “英語漬け” 湖西の小中学生、講師とキャンプ ゲームや対話で表現学ぶ
湖西市のコサイ・イングリッシュ・クラブ(浅田一郎代表)はこのほど、市内の小中学生が1泊2日で英語に親しむ「イングリッシュ・キャンプ」を浜松市北区の県立三ケ日青年の家で行った。公募で集まった小5~中2の40人が英語を母語とするインストラクター9人とゲームなどを通じて交流し、“英語漬け”の生活を体験した。 初日は5人ほどのグループに分かれ、趣味や好きな料理などを紹介する表現を学んだ。講師に質問するとスタンプを得られる工夫も取り入れ、子どもたちは勇気を出してコミュニケーションに挑戦した。グループの仲間同士や講師との1対1など、さまざまな場面で英語を使い、最終日には自分自身を表現するスピーチを行った
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湖西中 再編方針固まらず 市教委は複数案で調査へ 検討委会合
湖西市教委は7日、小中学校の統廃合を巡り北部地区に設置した再編検討委員会の第2回会合を、同市の北部多目的センターで開いた。委員は学校の視察を踏まえ意見交換したが、市が2案を示した湖西中の再編方針は委員の意見がまとまらなかった。市教委側は再編後の校舎の配置やスクールバスの運行例を複数案で作成し、2024年度に子育て世代対象のアンケートを行って意見の集約を目指す方針を示した。 市の基本方針は知波田、東の2小を湖西中所在地に統合し、湖西中は小中一体型か岡崎中への統合かを選ぶ内容。子育て世代の委員の一人は、幼稚園の統合を例に「両園の子どもたちが仲良くなり、行事でも互いのいいところを取り入れて経験が広
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小中学校統廃合 子どもの思いは? 湖西市議会で「意見表明権」巡る質問
湖西市の小中学校統廃合の議論を巡り、7日の市議会12月定例会一般質問では「子どもの意見表明権」の保障を巡るやりとりがあった。小中学生からの意見聴取を求める議員に対し、市教委は答弁で「児童生徒数が減った将来の学校をイメージすることは、経験値が少ない子どもたちには大変難しい」として否定的な姿勢を示した。 質問した荻野利明氏(共産)は、4月に施行されたこども基本法が基本理念の中で「全ての子どもが自己に直接関係する事項に意見を表明する機会の確保」を掲げたことを踏まえ、小中学校の再編方針に子どもの意見を反映するよう求めた。市教委の鈴木啓二次長は「再編が行われる際には子どもたちから期待や不安の意見を聞
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鷲津保育園跡地を宅地へ 湖西市議会 一般質問 市長が売却方針説明
湖西市議会12月定例会は7日に一般質問を行い、影山剛士市長が園舎の老朽化で2022年度末に閉園した市立鷲津保育園の跡地について「建物を解体した後、職住近接を推進するため宅地として売却する」との方針を示した。 質問では保育の受け皿確保を巡り、同園跡地の利用方針を問われた。影山市長は跡地について「駅から近く立地が良い。市から用途の指定はできないが、24年度には売却して宅地の増加につなげたい」と説明した。一方、市内で不足している0~2歳児対象の定員確保に向けて市立鷲津幼稚園をこども園化する方針の有無も問われたが、影山市長は「保育需要の変化に合わせて検討する」と従来の方針を改めて示し、保育教諭の確保
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障害者工賃向上 ナマズ養殖挑戦 湖西 空き倉庫活用 新施設 浜松の医療法人「好生会」
浜松市南区の三方原病院など、県西部で精神科病院や福祉施設を運営する医療法人「好生会」(渡辺実輝宏理事長)が6日、障害者の工賃向上に向けた新たな取り組みとして、ヒレナマズの陸上養殖施設を湖西市新居町に開設した。築50年の空き倉庫に排水が出ない閉鎖循環式の水槽を置き、稚魚2000匹を放流した。餌やりなど日々の管理作業を法人内の福祉事業所に委託し、病院給食の材料としての活用や事業化を目指す。 広さ約100平方メートルの倉庫に、直径4・6メートルの水槽2台とろ過槽やアンモニアを無毒化する装置などを設置した。ヒレナマズの完全養殖で実績があるジャパンマリンポニックス(岡山県)のシステムを導入。持続可能な
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湖西病院、新築移転検討 来年度 基本構想策定へ 市議会一般質問
湖西市議会12月定例会は6日、一般質問を行い、市立湖西病院の杉浦良樹病院事業管理者が、同病院の新築移転に向けた検討を進める方針を明らかにした。移転先は未定だが、来年度をめどに新たな病院の機能や規模をまとめた基本構想の策定を目指す。 同病院は1989年完成。2021年度に劣化診断を行い、「大規模改修や移転新築などの検討が必要」と判断された。答弁で杉浦病院事業管理者は、現在地で改修する場合、「仮設設備の建設や医療活動の制限が必要になる」として、医療サービスや病院収益への影響と移転費用などを比較した上で、「新築移転を優先して検討する」と説明した。基本構想策定のため院内にプロジェクトチームを立ち上
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粘土こねこね 自分だけの皿 湖西・岡崎幼稚園
湖西市の陶芸家宮司孝男さん(72)が5日、同市の岡崎幼稚園で陶芸教室を開いた。年長児46人が参加し、宮司さんの助言を受けながら粘土をこねてオリジナルの皿を制作した。 子どもたちは新聞紙の上で粘土を自分の顔の大きさに広げ、指でつまんで縁を付けた。ハートや猫、星など思い思いの形を作り、底面に竹串で好きな絵を描いたり、おはじきを埋め込んだりした。おはじきは窯で焼く際に溶けて模様になるという。事前に粘土遊びで練習をした子どもたちは次々に作品を完成させた。 制作した皿は宮司さんが自身の工房で乾燥させた後に焼き、卒園の記念品として園児の手元に渡る予定。
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釣り場ガイド 静岡県東部/中部/西部
東部 熱海 1日はウリボウ(イサキの幼魚)やタカベ、ネンブツダイ。2日は小マダイやクロダイ、ヒラソウダ、トウゴロウイワシ、カワハギ、ヘダイ、タカベ、ネンブツダイなどが釣れた。 ▽熱海市和田浜南町熱海港海釣り施設・電0557(85)8600 伊東 伊東港周辺は徐々に水温が低下しているため回遊魚は減ってきた。朝方にはカマス。活性が良ければ日中でも釣れる。ウキ釣りではメジナ。 ▽伊東市静海町稲七つり具店・電0557(37)0177 沼津・船 2日午前の沼津沖船釣りは0.8~2キロのマダイが2人で9匹。25~40センチのアジは多数揚がった。 ▽沼津港 大翔丸・電090(4259)
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オリゴ糖でウナギも腸活 静岡県水技研と藤田医科大など研究 感染症予防と成長促進に効果
静岡県水産・海洋技術研究所浜名湖分場(浜松市西区)と藤田医科大(愛知県)などの共同研究チームが、オリゴ糖を養殖ウナギに経口投与することで腸内環境を改善(プレバイオティクス効果)させ、感染症予防と成長促進に効果を生む技術を開発した。研究チームによると、ウナギを対象にプレバイオティクス効果を検証した世界初の研究という。実用化に向けて養鰻(ようまん)現場での試験も進む。 11月上旬、湖西市新所の丸浜入七養鰻場ではオリゴ糖の一種「ケストース」を混ぜた餌に、試験養殖中のウナギが一斉に群がった。職員は「普通の餌に比べて食いつきが非常にいい」と驚きを口にする。普段から感染症の発生が少ない養鰻池だが、ケス
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税知識向上や啓発推進 浜松西法人会 70周年祝い式典
浜松西法人会(辻祥治会長)はこのほど、創立70周年の記念式典を浜松市中区で行った。会員や来賓ら約160人が出席し、税知識向上や地域貢献活動を推進する会の今後の発展を願った。 式典で辻会長は「地域経済の発展とともに、地域に貢献する団体として成長してきた。急速に進むデジタル化や少子高齢化など変革の時代の中、事業の推進を図りながら、会員増強や相互の交流を通じて魅力ある活動を進めていきたい」と式辞を述べた。長年会の活動に尽力した6人の功労表彰も行った。 同法人会は1953(昭和28)年、浜松法人会として設立。89年に浜松税務署東西分割に伴って社団法人浜松西法人会となった。公益社団法人に移行した現
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歳末謝恩セール開催 17日まで抽選券配布 新居町商工会 湖西市
湖西市の新居町商工会による歳末謝恩セールが17日まで、市内59店で行われている。各店の基準で買い物客に「ゆめ宝くじ」を配布し、抽選で最大3万円分の参加店共通商品券が当たる。当選発表は22日。 年末恒例の催しに、市商工会の加盟事業所も参加して実施している。当選番号は22日に参加店舗のチラシや新居町商工会のウェブサイトで発表する。 当選者には同日から来年1月19日まで、新居町商工会館で抽選券と商品券を引き換える。特賞が3万円分1本、1等は1万円分5本、2等が5千円分30本、3等が3千円分60本。商品券は来年2月末まで利用可能。 問い合わせは新居町商工会<電053(594)0634>へ。
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湖西の歴史的建物 ジオラマに 写真と同時展示、27日まで
湖西市新所のジオラマ愛好家鎌田充さん(72)と、同市の写真愛好団体「八ちゃん会」による展示会が27日まで、同市新居町の小松楼まちづくり交流館で開かれている。鎌田さんが市内の「ずっと残したい古き良きもの」をテーマに、新居関所や芸者の置き屋だった同交流館、旧東海道の歴史を残す民家などのジオラマ7点を製作した。八ちゃん会は来年の結成60周年を前に、会員が保管していた旧新居町の歴史を伝える写真26点を展示した。 過去に映画「男はつらいよ」の情景や天竜浜名湖鉄道39駅のジオラマを製作した鎌田さんは、昨年夏ごろから地元の歴史的な建物を題材にした作品づくりを始めた。建物の所有者に許可を取り、自身の歩幅で大
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湖西市、過去最高6位 驚異10人抜き、区間賞三つ 監督デビュー戦【市町対抗駅伝】
静岡市で2日行われた第24回県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)は県西部8市町から9チームが出場し、地域の誇りを胸にたすきをつないだ。市の部準優勝の浜松市北部に続き、同市南部が3位、湖西市が過去最高の6位、掛川市も2年連続の10位入賞を果たすなど健闘した。 湖西市は、中嶋克太監督(47)の“デビュー戦”で過去最高の6位に食い込んだ。3選手が区間賞の力走。指揮官は「7位以上を目標にやってきた。想定以上の結果」と満足げだった。 3区金田陽愛選手(11)=湖西岡崎小6年=が驚異の10人抜きで区間タイの記録をたたき出し、チームを勢いに乗せた。「と
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市の部 区間賞選手の喜びの声 第24回市町対抗駅伝
1区(3.673キロ)中・高校生女子 沢田 結弥(浜松市北部、浜松市立高3)11分24秒 沢田 結弥 区間賞を取れていなかった。ようやく獲得できてうれしい。地元へ感謝の気持ちを伝えたかった。 2区(1.903キロ)小学生男子 平野 空哉(磐田市、豊田南小6)5分52秒 平野 空哉 最後までペースが落ちず、スタートからいつも通りの走りができた。目標にしていた区間賞が取れて最高。 3区(1.715キロ)小学生女子 金田 陽愛(湖西市、岡崎小6)◎5分18秒 金田 陽愛 区間新記録を狙っていたので悔しい気持ちもあるが2年連続区間賞を取れて良かった。とにかく前にいる人を抜かすことだけ
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10月有効求人1.30倍 ハローワーク浜松管内
ハローワーク浜松が1日発表した管内(浜松、湖西市)の10月の有効求人倍率は1・30倍(実数値)と、前年同月を0・07ポイント上回った。 9月の有効求人数は前年同月比1・0%増の1万5154人で、30カ月連続で前年同月を上回った。有効求職者数は4・6%減の1万1618人だった。 新規求人数は1・4%増の5169人。産業別は医療・福祉が15・7%増の1370人、卸・小売業が16・8%増の627人と増加した。一方、製造業は0・9%増の754人にとどまり、宿泊・飲食サービス業は30・4%減の133人だった。
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浜松西・税の作品 優秀78点を選出 中区で表彰式
浜松西税務連絡協議会はこのほど、2023年度小中学生「税の作品」表彰式を浜松市中区のクリエート浜松で開いた。同市中、西、北の3区と湖西市の管内の小中学校152校から作文、標語、習字、ポスター、絵はがきの部門に計10577点が寄せられ、78点が優秀作品に選ばれた。 各部門の最優秀作品は次の通り。 【小学生習字】県教育委員会教育長賞 鈴木真央(瑞穂6) 【小学生ポスター】県納税貯蓄組合連合会優秀賞 外山朋介(鷲津6) 【小学生絵はがき】浜松西税務署長賞 佐原凌吾(岡崎6) 【中学生作文】公益財団法人全国法人会総連合会長賞 柴田貴衣(浜松西高中等部1) 【中学生標語】浜松西税務署長賞 鈴木大士(北
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静岡県市町対抗駅伝 展望 精鋭ぞろい 競り合い必至 市の部/浜松勢軸に御殿場、富士が追う
静岡市内で2日に行われる第24回静岡県市町対抗駅伝競走大会(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催、県、県教委、県スポーツ協会共催)の各市町のオーダーが1日、発表された。同市葵区で監督会議が行われ、出席した35市町37チームの代表者が当日のレースの注意点などを確認した。 市の部は4連覇を狙う浜松市北部と、2年連続準優勝の浜松市南部の競り合いになりそうだ。御殿場市、富士市が浜松勢の牙城を崩せるか。静岡市静岡、湖西市も上位を狙う。 浜松市北部が盤石の布陣を組んだ。県内高校女子で歴代トップクラスの1区沢田(浜松市立高)で主導権を握り、勝負どころの5区を県高校男子5000メートルランク4位の
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レースで勇気と感動を 湖西市チームが出発式【市町対抗駅伝】
静岡市で2日に開かれる静岡県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)に出場する湖西市チームの出発式が1日、市役所で行われた。中嶋克太監督は「勇気と感動を与えられるレースをしたい」と意気込みを語った。 中嶋監督が選手やコーチを1人ずつ紹介し、集まった市職員や家族らが激励の拍手を送った。チームは過去最高の「市の部7位以上」を目標に掲げ、6月から練習を重ねてきた。主将の辻本桜寿さん(18)=浜松開誠館高3年=は選手を代表し、「チーム一丸となって、今年こそ過去最高の順位を取って帰ってきたい」と意気込んだ。 影山剛士市長は「市民の応援を背に、駿河路をゴールまで駆け抜けてほしい」と
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駅前彩る電飾3万5000個 湖西・鷲津駅
湖西市鷲津商店街協同組合とステージ21こさい希望塾が主催する「きらきらフェスタinこさい」の交流会がこのほど、同市のJR鷲津駅前ひまわり広場で開かれた。冬の風物詩となっている鷲津駅前のイルミネーションの点灯式を行い、合図と共に約3万5千個の電球が夜の駅前を彩った。 点灯式では、サンタクロースの帽子をかぶった子どもたちがジョッキグラスの中のろうそくに火を付けて掲げ、街路樹に取り付けた電球を一斉にともした。イルミネーションの点灯は来年2月28日まで行う予定。 広場のステージでは湖西高の吹奏楽部と三味線部のほか、太鼓やダンスのグループがパフォーマンスを披露した。市商工会の企画による「湖西フードフェ
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区画整理支援 静岡県組合連合会が国交省に要望
静岡県土地区画整理組合連合会(岩崎伸次会長)は29日、国土交通省で石橋林太郎政務官と面会し、県内5地区の事業について2024年度の国庫補助や交付金の確保を要望した。 対象は吉田町浜田、袋井市袋井駅南都市拠点、磐田市鎌田第一、浜松市浜北中央北、湖西市浜名湖西岸の5地区。いずれも機能性の高い市街地形成や産業拠点を作るための道路整備に取り組んでいて、各地区の組合代表者らが事業の必要性を説明した。岩崎会長は「熱意と現状をお伝えした。整備促進へ支援をお願いしたい」と訴えた。 石橋氏は「いろいろなプロジェクトが進んでいると分かった。良いまちづくりができるよう(予算確保の)検討を続けたい」と応じた。
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補正予算など21議案を上程 湖西市議会開会
湖西市議会12月定例会は29日に開会し、本年度各会計補正予算案や条例改正案など21議案を上程し、このうち3件を可決した。審議中の議案のうち一般会計補正予算案は、同市新居町で進行する松枯れ対策の事業費などを盛り込み、4億836万円増額する内容。 条例改正案は、人事院の勧告に基づく市職員らの給与引き上げや、大規模改修中の新居地域センターについて来年7月以降の使用料を改定するもの。同日中に可決した議案は、人権擁護委員候補者の推薦と、新居地域センターの改修で追加工事をするため債務負担行為の限度額を5200万円引き上げる一般会計補正予算案、議員の請負状況を公表する条例案の3件。 会期は12月13日まで
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13カ国の文化紹介 湖西で交流イベント
湖西国際交流協会(KOKO)はこのほど、多文化交流のイベント「第10回KOKOまつり」(静岡新聞社・静岡放送後援)を湖西市アメニティプラザで開いた。日本やブラジル、ペルー、インドネシアなど計13カ国のルーツを持つ市民らが集まり、各国の伝統の衣装や食文化を紹介したり、ダンスを通じ交流したりした。 会場内には約30団体が文化の紹介や食品販売のブースを並べた。ペルー出身の市民でつくるグループは、母国の世界遺産「マチュピチュ」を紹介する手作りの模型を展示した。インカ帝国の王座や祝祭を再現したコーナーも設け、来場者が伝統楽器などを手に記念撮影した。中国の楽器「二胡」の体験やブラジルのスイーツ販売、日本
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2商工会青年部初の意見交換会 湖西と新居
湖西市の市商工会と新居町商工会の青年部がこのほど、初のタウンミーティングを同市鷲津の浜名湖れんが館で開いた。部員12人が集まり、市商工会の袴田勝彦会長と新居町商工会の片山雅博会長を交えて各自の事業の情報や、地域活性化に向けた意見を出し合った。 これまでイベント協力などで関わりのあった両青年部が、部員間の交流を深めようと初めて企画した。参加者は仕事、湖西市、女性参画社会の3テーマでグループに分かれて議論。事業に役立つ補助金の種類や人手不足の現状についても情報交換した。 袴田会長は「しがらみに左右されない若い世代に新たな考えを出してもらい、発展につなげたい」とあいさつ。片山会長は両商工会が本年度
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釣り場ガイド 静岡県東部/中部/西部
東部 熱海 23日はメジナやタカベ、ネンブツダイ、トウゴロウイワシ。24日は強風のため休園した。25日は小マダイやクロダイ、カワハギ、ソウダガツオ、ベラ、ネンブツダイ、スズメダイなど。26日は小マダイやタカベ、トウゴロウイワシ、ベラなどが釣れた。 ▽熱海市和田浜南町熱海港海釣り施設・電0557(85)8600 伊東 伊東港周辺はサビキ釣りでイワシとアジ。針は4~5号で、午後3~5時ごろが狙い目。ウキ釣りではメジナ。23日にはサバが回遊してきて、ウキ釣りやカゴ釣り、サビキ釣りのいずれでも釣れた。シロギス狙いの投げ釣りは通年で狙える。餌は青イソメで、穴釣りやメジナ釣りなどにも流用できる
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婚活アプリ会社と協定 湖西市、出会いの機会提供
湖西市はこのほど、少子化や人口減少の対策として結婚を希望する独身男女に出会いの機会を提供しようと、マッチングアプリ「Pairs(ペアーズ)」の運営会社「エウレカ」(東京都)と出会い促進プロジェクトの連携協定を結んだ。同社の自治体との協定は全国6例目で、県内では初。 市役所でオンラインの締結式を行い、影山剛士市長と同社の山本竜馬CEOが協定書に署名した。市と同社は来年度、婚活セミナーの開催や、アプリ利用に対するクーポンの発行などの事業を検討している。 協定締結式で影山市長は「結婚を望む人にアプリを通じて出会いの機会を得てもらい、結婚後に住む場所として湖西市を選んでもらえるような政策を充実さ
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湖西出身石川さん 市学校整備へ浄財
湖西市出身の医師石川雅俊さん(43)=東京都千代田区=がこのほど、市立小中学校の施設整備とものづくり人材の育成を後押しするため、市に現金600万円を寄付した。 市内や都内などに医院を持つ「まめクリニックグループ」の創業者で、市への寄付は4回目。石川さんは市役所に影山剛士市長を訪ねて目録を手渡し、影山市長から感謝状を受け取った。市は寄付金のうち500万円を公共施設整備基金に積み立てて小中学校の整備に活用し、100万円を湖西少年少女発明クラブの運営に充てる。
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音楽や太極拳 多彩な交流 西部地域センターで活動発表 湖西
湖西市の西部地域センターでこのほど、同センターの利用団体などが日頃の活動の成果を発表する催しが開かれた。太極拳やオーケストラ、吹奏楽、ダンスなど計23団体が参加した。 生涯学習や趣味の講座が各自の活動を紹介して交流を深めるイベント。大ホールのステージにはギターサークルや合唱団、社交ダンスの愛好会などが出演した。このうち湖西おいでんフィルハーモニーは、総勢約30人の楽団で坂本九の楽曲をまとめたメドレーなど3曲を演奏した。パステル画やキルトの展示、茶席体験、パンや雑貨の販売なども行われた。イベントの締めくくりには人気企画の餅投げを行った。
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ダイズ「きれいに育った」 湖西・白須賀小児童が収穫
湖西市の白須賀小5年生がこのほど、学校近くの畑でダイズを収穫した。JAとぴあ浜松の協力で毎年実施している農業体験で、収穫したダイズは6月下旬に児童が種をまき、雑草取りを行った。今後は豆を乾燥させて脱穀や選別を行い、きな粉あめとみそ造りを体験する。 児童16人は、同JA女性部員が貸し出している15メートル四方の畑を訪れ、高さ約80センチに伸びてダイズの豆が付いた株を引き抜いた。女性部員やJA職員と協力しながら、1・5トントラックの荷台がいっぱいになる量を収穫した。味岡真大君(10)は「ダイズの株は固くて抜きづらかった。こんなにきれいに育つとは思っていなかった」と驚きを語った。 学校では、昨
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災害時の連携確認 湖西で合同訓練 県西部消防長会
静岡県西部地区消防長会はこのほど、広域の応援を必要とする大規模災害の発生を想定した合同訓練を、湖西市新居町のボートレース浜名湖対岸駐車場で行った。西部7消防本部・局と聖隷三方原病院、湖西署、日本自動車連盟(JAF)静岡支部が参加し、多数の負傷者が発生する交通事故の発生を想定して連携を確認した。 幹線道路上で中型バスと乗用車2台が衝突した後、さらに乗用車やトラックが追突して負傷者が多数発生した―との想定。消防職員は横転したりドアが開かなくなったりした車両から資機材を使って負傷者を救助し、多数のけが人の状態を見て救助や治療の優先度を決めるトリアージを行うなどした。聖隷三方原病院のドクターヘリも駆
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交通安全と防犯啓発 自治会などパレード 湖西・表鷲津地区
湖西市の表鷲津自治会と表鷲津地区安心・安全まちづくり協議会はこのほど、地域住民に交通安全と防犯を呼びかけるパレードを同地区で行った。地区内12の町内会役員や地域のボランティア団体などから約60人が参加し、地域を練り歩いて住みやすいまちづくりを呼びかけた。 参加者は町内会ごとに列をつくり、運転中のシートベルト着用や携帯電話の使用禁止、飲酒運転の根絶などを訴えるカードを掲げて住宅街を中心に約3キロの道のりを歩いた。出発式では湖西署員が管内で発生した特殊詐欺や車上狙いの手口を報告し、地域住民に注意を求めた。 パレードは地域ぐるみのまちづくりを目指し、2011年から実施している。コロナ禍での中断を経
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変形性膝関節症の治療解説 湖西・浜名病院 地域住民に健康講座
湖西市の浜名病院はこのほど、地域住民を対象にした健康講座を同病院で開いた。変形性膝関節症の治療を行う同病院人工膝関節センターの古橋亮典センター長が講師を務め、膝関節の一部を人工関節に置き換える手術の方法を解説した。 古橋センター長は、膝関節の構造を紹介しながら、加齢などにより膝の軟骨がすり減ることで発症する変形性膝関節症の特徴を説明した。治療は生活習慣の改善や投薬などを行いながら、膝の痛みが治らない場合に手術を行うことを説明。膝関節を全て人工関節に置き換える手術に比べ、一部のみ置き換える手術は、関節の耐用年数が短いものの回復までの時間が短いなどの利点があることを紹介した。高齢者が自立した生活
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パルクールと融合 ボートレース浜名湖、鬼ごっこイベント
湖西市新居町のボートレース浜名湖で25日、障害物を乗り越えながら鬼ごっこを繰り広げるイベント「パルクール鬼ごっこ」が始まった。26日まで。初日は体験会を行い、参加者は子ども同士や親子で対戦を楽しんだ。 人工芝のマットを敷いたフィールドに高さ1メートルほどの障害物を設置し、20秒間に鬼ごっこで対決をするゲーム。体験会は2人一組で次々に対戦し、参加者は障害物に手を突いてよじ登ったり、飛び降りたりしながらゲームを繰り広げた。イベントは9月以降、全国のボートレース場で開催されている。26日には試合を行い、個人戦に90人、チーム戦に21組63人が出場する予定。 ボートレース浜名湖は25日、キッズス
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湖西・白須賀の小中再編 白紙化や再調査 複数委員が要望
湖西市教委は24日、白須賀地区の小中学校再編で基本計画の策定を担う検討委員会の第2回会合を、同市の南部構造改善センターで開いた。会合では学校の視察を踏まえて中学校の統合先や通学方法を議論する予定だったが、複数の委員から基本方針の白紙化と地域での再調査を求める意見や市教委の議論の進め方に対する疑問の声が上がった。 検討委は学識経験者に加え保護者代表4人、地域住民代表3人と白須賀小・中の校長2人で構成。小学校を存続し、中学校を廃校にして近隣校に統合する市の基本方針に関し、住民と保護者の双方から「このまま進めると地域の分断を生みかねない」と強い懸念が示された。「廃校ありきの議論」と不信感を表す委員
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中根金作(磐田出身)庭園修復へ 湖西 花博20周年向け 孫の行宏さんが工事計画
2024年の浜名湖花博20周年に向け、湖西市新居町の老人福祉センターで、磐田市出身の世界的造園家中根金作(1917~95年)が設計した枯山水庭園の修復工事が行われている。21、22の両日には金作の孫で中根庭園研究所の行宏さん(44)が湖西市を訪れ、中根家に残る図面や植栽リストを基に、造園業者と植え直す木の配置を決めたり、剪定(せんてい)の方針を打ち合わせたりした。 87年に完成した同庭園は、時間の経過で木の形が変わったり当初植えられた木が枯れたりして庭園の様子が変化していた。修復工事では作庭当時の図面や写真などの記録を基に、新たにモミジ4本とサルスベリ1本のほか、アセビやシダなどを追加した。
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白須賀発 芸術イベント開幕 湖西 自然素材で作品作り 11月25日から2日間一般公開
湖西市白須賀の白東館(旧食堂「吾妻屋」)と地域のビオトープを会場にした芸術イベント「浜名湖のその先へ Re―blooming」が23日、開幕した。初日は自然の素材や漂流物を使ったワークショップと、桜を題材にした映像作品の上映が行われた。イベントには市内外の芸術家8人とバンド1団体が参加する。25、26の両日に作品展示の一般公開とマルシェなどを行う。 ビオトープの会場で、浜松市北区の木工作家柏原崇之さん(42)と千葉県船橋市のフラワーアーティスト加藤ひろえさん(56)がワークショップを開いた。来場者は周辺で育ったヤマフジのつるを土台にしてセンリョウやシダをあしらったリースや、遠州灘海岸の漂着
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浜名湖のアマモ もっと増えて デンソー労組が種まき 湖西市
湖西市に製造拠点を持つデンソー(本社・愛知県刈谷市)の労働組合が20日、地域貢献活動の一環として浜名湖のアマモの再生に向けた取り組みを体験した。静岡、愛知両県の各地から組合員と家族約70人が湖西市に集まり、生物の産卵場や水質浄化などの機能から“海のゆりかご”と呼ばれるアマモを増やすため、湖で種まきや苗の植え付け作業を行った。 参加者は静岡大農学部の笹浪知宏教授や地元漁師の徳増隆二さんから話を聞き、地球温暖化などの影響で全国的に発生しているアマモの減少とアサリの不漁などとの関係を学んだ。その後、紙粘土にアマモの種を埋めたり、アマモの苗を麻ひもで割り箸にくくりつけたりし
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釣り場ガイド 静岡県東部/中部/西部
東部 熱海 16日はタカベやイサキ、メジナ、ネンブツダイなど。17日は悪天候のため入場者なし。18日はタカベやトウゴロウイワシ、ベラ、スズメダイなど。19日はソウダガツオやメジナ、イスズミ、アイゴ、オオモンハタなどが揚がった。 ▽熱海市和田浜南町熱海港海釣り施設・電0557(85)8600 伊東 気温の急激な低下とともに海水温も下がり、青物は不調。これからはウキ釣りやフカセ釣りでメジナが有望。日中はカマスサビキや餌釣り、ルアー釣りなどでカマスが多く釣れた。他に穴釣りではカサゴが狙える。 ▽伊東市静海町稲七つり具店・電0557(37)0177 中部 由比漁港 16日の富士川
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新居弁天の松枯れ深刻 湖西市が対策へ 12月補正予算案に関連費5400万円
湖西市新居町の新居弁天地区を中心に夏以降、松枯れが深刻化して市内各地に急拡大した。同地区には海水浴場や海釣り公園があり、市は民間事業者の再開発と併せて市内外から人を呼び込む観光拠点と位置付ける。海沿いの景観をつくる松林の保全に向け、市は本年度新たに予防剤の樹幹注入や伐採を集中的に行う方針を決めた。29日に開会する市議会12月定例会に提出する本年度一般会計補正予算案に、関連事業費5432万円を計上した。 松枯れの主な原因は、マツ材線虫病を媒介するマツノマダラカミキリの拡大。市の対策では、新居弁天公園や浜名川沿いなどで被害を受けたマツを伐採し、旧東海道やヤマハ発動機新居工場前の松並木を形成す
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湖西市営火葬場 来春終了 4月から新居斎場に統合
湖西市の影山剛士市長は21日の定例記者会見で、同市入出の市営火葬場の業務を2024年3月末に終了し、同4月から同市新居町の新居斎場やすらぎ苑に統合すると発表した。老朽化や火葬件数の減少を受け、市内2カ所にあった施設を統合して効率化を図る。 市によると、市営火葬場の供用開始は1968年、新居斎場は2003年。湖西市と旧新居町との合併に伴い、10年に統合の方針が決まっていた。22年度の火葬件数は新居斎場が561件、市営火葬場が89件の計650件で、斎場の設備がない市営火葬場の利用は年々減少していた。市によると、年間の火葬件数のピークは40年度ごろに700件程度となる見込み。統合で設備は6炉から3
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ホクホク焼き芋 湖西で親子イベント 秋の味覚ぱくり サツマイモの魅力体感
湖西市の子育て支援サークル「ここねっとタオのプーさん」はこのほど、秋の味覚であるサツマイモの魅力を子どもたちに伝えるイベントを同市の北部多目的センターで開いた。16組約50人の親子連れが参加し、品種ごとの味の違いやサツマイモを使ったおやつ作りのアイデアを学んだ。焼き芋を作るトラックも登場し、参加者はまきを燃やして芋を焼く様子を見学した。 同市新所の農家土屋みのりさん(55)が講師を務め、自身が畑で育てたサツマイモを使って品種や食べ方を紹介した。参加者は蒸した紫いもと紅はるか、シルクスイートを試食した後、茶巾絞りや芋けんぴなどのおやつを手作りする方法を学んだ。新聞紙を詰めた段ボールに事前に収穫
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地域商売繁盛へ「えびす講」 新居町商工会青年部
湖西市の新居町商工会青年部はこのほど、同市新居町の二宮神社で地域の商売繁盛を祈願する「えびす講」の神事を執り行った。 部員4人が参列し、お神酒やタイなどを供えて順番に玉串を奉納した。辻岡孝昭部長は今年の青年部の取り組みについて、子ども向け職業体験イベント「新居アンス」が市内外で評価を受けていることを挙げ、「来年に向けてさらに事業の継続や拡大を目指したい」と意気込んだ。部員間の親睦を図る会合も開き、地域経済の在り方について意見交換した。
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園児にっこり 小鼓「いい音」 浜松・西区で能楽や礼法学ぶ
浜松市と湖西市の4保育園の園児約100人が20日、浜松市西区のヒーローズ浜松西保育園で開かれた能楽や礼法などを学ぶ文化体験イベントに参加した。国連の定める「世界こどもの日」(同日)に合わせ、全日本伝統文化後継者育成支援協会(東京都)が企画。子どもたちが日本の伝統文化に親しんだ。 参加したのは同保育園、ヒーローズさなるこ保育園(同区)、ヒーローズはまきた保育園(浜北区)、ヒーローズこさい保育園(湖西市)の園児。大倉流小鼓方十六世宗家の大倉源次郎さんが講師として、子どもたちに能楽で使用する小鼓の特徴や打ち方を紹介した。子どもたちは大倉さんの演奏に合わせ、かけ声を出しながら鼓を打つ動作をまねた。
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パラ空手で全国V 湖西の冨浦さん 働きながら稽古10年、市長に喜び報告
8月の第19回全日本パラ空手道競技大会(全日本空手道連盟主催)で聴覚障害の部に出場した会社員冨浦真一さん(45)=湖西市鷲津=がこのほど、市役所に影山剛士市長を訪問し、40歳以上の形での優勝と、40~65歳の組手での準優勝を報告した。スズキ湖西工場で働く傍ら、10年ほど前から浜松市の道場で空手を習っている。今年、念願の黒帯取得と初の全国大会での優勝という目標を達成した。 大会は障害と年代ごとに部門が分かれ、冨浦さんの出場部門は形に6人、組手に3人が出場した。組手の試合で手を骨折したため、回復を待って影山市長への報告に訪れた。 冨浦さんは宮崎県出身。高校生の時にブルース・リーのポスターを見
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家康愛飲の抹茶味わう 湖西で茶会
湖西市新居町の小松楼まちづくり交流館でこのほど、徳川家康が大御所時代に愛飲した「本山抹茶」の歴史を感じる茶会が開かれた。同交流館で活動するお茶講座のメンバーが、静岡市の茶農家有志でつくる「静岡本山抹茶研究会」が製造した抹茶をたてて来館者に振る舞った。 新居関所を設置した家康が大河ドラマを機に注目される中で、旧東海道新居宿の歴史を伝える同交流館でも伝統文化を体験する機会を提供しようと開催した。来館者は研究会が再興した本山地区の抹茶生産について紹介を受けながら、地元の和菓子店がつくった秋の菓子と共に抹茶を味わった。 イベントは県の東アジア文化都市事業の一環。
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湖西市議会12月定例会 29日から
湖西市議会は20日、議会運営委員会を開き、12月定例会の会期を29日から12月13日までの15日間と決めた。一般質問は同6、7、8日の3日間の予定。
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新居中2年生 地域の仕事体験 湖西市
湖西市の新居中はこのほど、2年生の職業体験を地元企業などの協力を受けて実施した。地域の高齢者施設や飲食店、建設業者など41カ所に生徒約130人が分かれ、2日間にわたって仕事を体験した。 新居地域センターでは改修工事に関わる山平建設(浜松市中区)の協力で、生徒5人が工事の現場を訪れた。生徒は朝礼に参加した後、事務所で工事の内容や現場監督の仕事について社員から説明を受けた=写真=。現場監督が工事の計画を立て、材料の調達や作業員の安全確保などさまざまな事柄を管理しながら、工事を円滑に進める役割を果たしていることを学んだ。
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交通安全功労者や優良運転者を表彰 安全協会湖西地区支部
静岡県交通安全協会湖西地区支部はこのほど、無事故無違反を長年継続した優良運転者と、交通安全の啓発活動に協力した功労者に対する表彰式を、湖西市健康福祉センターで行った。 湖西署の川島好勝署長と佐古充支部長が計25人のうち出席者に表彰状を手渡した。川島署長は優良運転者に「引き続き市民の模範のドライバーになってほしい」と祝辞を述べた。 被表彰者のうち、同署長と同支部長の連名表彰を受けた人は次の通り。 優良運転銅賞 蟻波清代(新居町新居)小野田宏昭(鷲津)鈴木康稔(新所原東)林明仁(新居町新居)福井留美(新所岡崎梅田入会地)村田義和(新所)▽交通安全功労銅賞 小河栄(駅南)杉山大介(白須賀)
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災害時物資輸送で協定 湖西市と事業者の法人
湖西市はこのほど、全国の中小運送事業者でつくる一般社団法人「AZ―COM(アズコム)丸和・支援ネットワーク」(東京都)と災害時の物資の輸送や調達に関する協定を結んだ。同法人の立沢勝美ゼネラルマネジャーらが市役所を訪ね、影山剛士市長と共に協定書に署名した。 協定の内容は、災害発生時に市外から同法人の加盟事業者が支援物資の緊急輸送や、物資の調達に協力するもの。立沢マネジャーは「大規模災害の発生時には地元企業が動けないこともある。公的機関と顔の見える関係をつくり、支援体制を整えたい」とあいさつした。影山市長は「全国のネットワークによる支援は心強い」と感謝した。 同法人は丸和運輸機関(埼玉県)が
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静岡県SDGSビジネスアワード 採択団体がプラン発表
環境課題の解決に貢献するビジネスプランを表彰する「静岡県SDGsビジネスアワード」(県主催)のキックオフミーティングがこのほど県庁で開かれ、同アワードに採択された9団体が独自に考案したビジネスプランを発表した。 県内の産業廃棄物処理やアパレル、食品加工などさまざまな業種の企業や団体が循環型社会、自然共生、脱炭素などをキーワードにしたプランを説明し、環境ビジネスに詳しい専門家からアドバイスを受けた。 食品廃棄物などの資源化に取り組む富士宮市の「アサギリ」は、化学肥料の低減と有機農業の拡大に向けて、余剰牛ふんやバイオ炭を活用した循環型システムの構築プランを発表した。代表者は、肥料製造から農作
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浜名湖・遠州灘の味 お歳暮セット販売 新居町商工会女性部 湖西市
湖西市の新居町商工会女性部は20日午前9時から、浜名湖産のウナギとノリ、遠州灘産のシラスを詰め合わせたお歳暮セット「新居よいとこ あらいじゃんギフト」を販売する。20~22日午前9時~午後3時に新居町商工会館で予約を受け付ける。発送は12月11日。 ギフトは3コース。いずれもしらす干しと青のりが付き、Aセットはウナギの白焼き2本とかば焼きのタレが入り6千円。Bは白焼き1本とタレ、ウナギのかば焼きと甘辛く煮たゴボウをご飯に混ぜる郷土料理「ぼく飯」のもと2人前が付き5千円。Cはぼく飯のもと4人前が付き4千円。税込み、送料別。女性部の村田悦子部長(76)は「物価が上がっているが大きく値段を上げず
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2000円分食事券 1000円で 湖西市商工会20日発売
湖西市の市商工会は20日午前10時から市内44店舗で使える「飲食店応援チケット」の販売を開始する。2千円分の食事券セットを各千円で販売する。販売数は計1800セットで、事前、休日、平日の3段階で販売する。チケットの利用期間は26日から来年1月21日まで。 チケットは500円券の4枚つづり。事前販売は20日から同市鷲津の市商工会館で500セットを扱う(午前10時~午後5時)。休日販売は26日午後2~8時に「きらきらフェスタ」会場のJR鷲津駅前ひまわり広場で800セットを販売する。平日販売は27日から市商工会館で500セット(午前10時~午後5時)。各回1人2セットまでで売り切れ次第終了。購入は
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秋の味覚販売 11月18日からまつり 浜松市天竜区
浜松市天竜区春野町の秋の味覚を楽しむ催し「第48回はるの産業まつり」(実行委主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が18、19の両日、同町領家の春野ふれあい公園で開かれる。 約65の企業・団体がブース出展し、茶やアユの塩焼き、銘菓「あおねり」などを販売する。湖西市のウナギや長野県のリンゴといった市外の特産品も集まる。ステージでは天竜高春野校舎生徒による「秋葉太鼓」の披露やハーモニカ奏者の演奏、もち投げなどが行われてまつりを盛り上げる。 会場近くに800台収容可能な駐車場を用意する。
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静岡人インタビュー「この人」 新所原を元気にする会の会長 山下菊大さん(湖西市)
湖西市西部のJR新所原駅周辺で活動する住民有志のグループ「新所原を元気にする会」で4代目の会長を務める。地元の建設会社社長。49歳。 ―団体発足の経緯は。 「新所原駅の橋上化を機に、“遠州西の玄関口”の地域を盛り上げようと、2012年に地元の商店主や自治会関係者などが参加して発足した。初年度から秋に開催している『ねんど祭』は、市内に古墳時代から鎌倉時代にかけての窯跡が点在する歴史をものづくりのまちの原点と捉えたイベント。市内の粘土を使った泥団子遊びなどは、子どもたちの人気を集めている」 ―これまでの活動は。 「発足以降、夏の『浴衣de夕涼み』、春のウオークラリ
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CO2排出量を減らすには 新居中で環境学習
湖西市はこのほど、同市新居町の市有地で大規模太陽光発電所(メガソーラー)を運営する国際航業(東京都)による環境学習を、同市の新居中で行った。1年生約150人が脱炭素社会の実現に向けた取り組みを学ぶボードゲームに挑戦し、脱炭素につながる身近な行動の効果や設備投資の必要性を考えた。 使用したボードゲームは、中央に置いた地球のボードから、温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)を模した雲形のチップを取り除いていくゲーム。生徒は「入浴をシャワーで済ませる」や「テレビの使用時間を減らす」などの行動が書かれた札を2枚ずつ引き、CO2の削減効果が高い行動をグループで話し合って選択した。ゲームの中では省エネ家電
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からくり技術 全国で腕試し 湖西発明クラブから2チーム 台車滑走やプレゼン
湖西少年少女発明クラブの中学生が、25日に愛知県で開かれるからくり技術の全国大会「第11回全国少年少女チャレンジ創造コンテスト」(公益社団法人発明協会主催)への出場を決めた。2チームの生徒5人がこのほど湖西市役所を訪れ、影山剛士市長に全国大会の抱負を語った。 出場するのは、同発明クラブの「チャレコンコース」で学ぶ2年生。8月に市内で開いた初の地区大会の記録や映像を主催者に送り、2チームとも全国大会出場の60チームに選ばれた。本番は全チームが一斉にからくりの台車を走らせて評価を受ける予選と、30秒間のプレゼンテーションを交えた決勝が行われる。 からくりを積んだ台車は、湖西市の歴史と地球温暖化を
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静岡県学生児童発明くふう展 佐藤さん(湖西・鷲津小)、杉野さん(浜松・江西中)知事賞
静岡県学生児童発明くふう展(県発明協会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)の表彰式がこのほど、静岡市葵区の県産業経済会館で開かれた。湖西市立鷲津小3年の佐藤架暖さんと浜松市立江西中3年の杉野元紀さんが最高賞の知事賞に輝いた。 佐藤さんは、ろ過を利用してきれいな水を循環させる「メダカの水換え装置」を発明した。杉野さんは、開封した液体調味料を長く保存できる「酸化スピードダウン蛇腹タレビン」を考案した。 県未来の科学の夢絵画展の入賞者も表彰され、静岡市立城北小6年の千葉琉偉君と、浜松市立開成中3年の米倉潤さんが最優秀の同協会会長賞を受けた。 その他の主な入賞者は次の通り。 【県学生児童発明くふ
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湖西市社会福祉協議会 法人化40周年式典 52個人57団体表彰
湖西市社会福祉協議会はこのほど、法人化40周年を記念した式典(静岡新聞社・静岡放送後援)を同市新居町のボートレース浜名湖で行った。毎年実施している市社会福祉大会の表彰で対象外だった分野の功労者をたたえる特別表彰を含め、地域福祉の充実に貢献した計52個人57団体に表彰状や感謝状を贈った。 記念式典では、同社協の会長を長年勤めた佐藤幸夫さんをはじめ、車いす利用者の移動に5年以上協力したドライバーや10年以上ボランティア活動を続けた市内の団体などに表彰状を贈った。地域福祉意識の醸成と交流の推進などを目指すことを盛り込んだ大会宣言も採択した。森宣雄会長は「40周年を契機に改めて地域の生活課題を掘り
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北原白秋作詞の民謡「鷲津節」 踊って継承 湖西高で授業
詩人の北原白秋(1885~1942年)が作詞した郷土民謡を継承する「湖西民謡保存会」(井原裕司会長)は13日、湖西市の湖西高で「鷲津節」の授業を行った。音楽を選択する1年生24人が保存会の会員に踊りを習い、地域の風土を描いた民謡を学んだ。 生徒は歌詞カードを手にCDで音源を聞いた後、会員の手ほどきで踊りの所作を覚えた。最初はぎこちない動きをしていた生徒たちは30分ほどでこつをつかみ、輪になって踊りを披露した。初めて鷲津節を踊ったという松原伶朋さん(15)は、「動きに慣れていなかったので難しかったけれど、皆で踊れて楽しかった」と笑顔を見せた。 鷲津節は白秋が32年に湖西市を訪れ、浜名湖周
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釣り場ガイド 静岡県東部/中部/西部
東部 熱海 10日はメジナやカワハギ。11日はマダイやメジナ、クロダイ、ウツボ、カンパチ。12日はイスズミやタカノハダイ、スズメダイ、メジナが揚がった。ソウダガツオやトウゴロウイワシ、ネンブツダイ、タカベは連日釣れている。 ▽熱海市和田浜南町熱海港海釣り施設・電0557(85)8600 伊東 伊東港周辺はサビキ釣りでイワシ。早朝に釣れていたアジは少なくなったが、夕方はカゴ釣りでシマアジやショゴ(カンパチの幼魚)も交じる。早朝はウキ釣りでメジナ、カマスサビキでカマスが釣れる。ブラクリ仕掛けでは日中にカサゴ、暗くなるとメバルも釣れる。 ▽伊東市静海町稲七つり具店・電0557(37)0
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静岡県内35施設で学級・学年閉鎖 インフルエンザ
静岡県は14日、県内の高校、小中学校、幼稚園、こども園35施設でインフルエンザに感染したとみられる患者が計463人確認され、学級閉鎖、学年閉鎖を行ったと発表した。市区町別の施設数と患者数は次の通り。 沼津市4施設94人、裾野市3施設27人、長泉町1施設10人、三島市1施設14人、伊豆市1施設8人、函南町1施設12人、小山町1施設13人、富士市1施設26人、富士宮市1施設7人、静岡市葵区2施設39人、同市駿河区1施設11人、同市清水区1施設18人、牧之原市1施設2人、菊川市1施設8人、湖西市1施設13人、浜松市中区8施設84人、同市東区2施設23人、同市西区2施設20人、同市南区1施設12人
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耕作放棄地活用 有機栽培 “りきバナナ”収穫報告 篠原建設社長 湖西市長に
湖西市利木で耕作放棄地を活用してバナナの有機栽培に取り組む篠原建設(浜松市西区)の榊原夏雄社長が13日、湖西市役所を訪れ、影山剛士市長にバナナの収穫と販売の開始を報告した。「HAMANAKO(浜名湖)りきバナナ」と名付け、同地区で運営する「r cafe(アール・カフェ)」で10日から販売を開始した。 同社の農園整備は昨年5月ごろに始まり、今年10月に初の収穫作業を開始した。バナナは未熟な状態で収穫した後、低温貯蔵庫で熟成させて販売する。甘みや香りが強いのが特徴で、輸入品に比べて薄い皮に茶色い斑点が出るのが食べ頃の合図。大量出荷はできないが、最初に植えた株は2~3カ月ほど継続的に収穫できる見込
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湖西・応賀寺開創1300年 古刹の歴史、地元写真家が表現
湖西市新居町の竹生カフェ&アートステージで14日、地元のアマチュア写真家前田裕二さん(83)による作品展「応賀寺開創1300年の想いを写す」が始まった。20日まで。画廊に隣接する応賀寺で3日に営まれた開創1300年記念大法会の様子や、寺が所蔵する仏像などを撮影した写真33点が並ぶ。 地域の街並みや人々の営みを中心に撮影している前田さんが、幼少期から親しんできた古刹(こさつ)の節目の日を写真に収めた。稚児行列に参加した地域の子どもたちの自然な表情や、13人の僧侶により行われた荘厳な護摩祈とうの様子などを、前田さんなりの視点で記録した。過去に寺の依頼を受けて撮影した本尊の薬師如来坐像など仏像の
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新築社殿で七五三お祝い 60年ぶり建て替え 湖西市の笠子神社
湖西市白須賀の笠子神社で12日、例大祭と七五三参りが営まれた。同神社は今年9月、約60年ぶりに社殿の建て替えを終えたばかり。新たな社殿の完成を祝う「遷座奉祝祭」も執り行われ、地域住民が地域の繁栄を祈願した。 同神社は16世紀前半から現在地にあると伝わる地域の神社。かつては七五三参りの地として知られ、遠方からも人が訪れたという。昨年1月、旧社殿の老朽化を受けて氏子が建設委員会を立ち上げ、氏子や地元企業などから浄財を募って、コンクリートの基礎工事から行って建物を新築した。 七五三参りには例年より多い8組の親子連れが訪れ、華やかな着物を身に着けた子どもたちが新たな社殿で祈とうを受けた。遷座奉祝
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「こさいの豚肉」豪快試食 PR大使の静岡ブルーレヴズ日野、槙選手 湖西「P―1フェア」参加呼びかけ
湖西市で生産が盛んな豚肉の魅力を発信する「こさいの豚肉PR大使」に委嘱されたラグビーリーグワン1部・静岡ブルーレヴズの2選手が10日、同市梅田の飲食店「湖彩(うみいろ)」を訪問し、豚肉料理を味わった。2人は市内産豚肉の味を堪能し、市内18店で開催中のキャンペーン「P―1フェア」への参加を呼びかける動画を収録した。 店を訪れたのはフッカー日野剛志選手(33)とウイング槙瑛人選手(23)で、ランチで提供される「閉じないカツ丼」(税込み1870円)を試食した。一般的なカツ丼と異なり、低温調理で火を通した豚肉を揚げ、和風だしをかけた白米と卵の上に乗せて店独自のソースをかけた料理。槙選手は厚さ3セ
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交通死亡事故現場 再発防止策を検討 湖西署など
湖西署はこのほど、湖西市鷲津の市道で10月3日に発生した交通死亡事故の現場診断を実施した。同署や地元の河美自治会、県交通安全協会湖西地区支部、市土木課などの関係者約25人が集まり、事故の状況に基づいて再発防止策について意見交換した。 事故は午前9時半ごろ、JR東海道線本興寺踏切北側の信号のない交差点付近で発生した。81歳の女性が運転する軽乗用車が交差点を右折した際、進行方向で道路を歩いて横断していた87歳の女性と衝突。歩行者の女性が亡くなった。現場診断では、歩行者が横断していた部分の道路幅が周囲に比べて広いため、交差点付近で車の動きが変則的になっていることなどを確認した。地域住民からは「右折
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脳卒中専門医不足、システムで補う 湖西と浜松の病院が連携深化 迅速な画像診断へ
浜松医療センター(浜松市中区)と湖西市立病院が今夏、コンピューター断層撮影(CT)画像を両病院間で共有する「画像連携システム」を導入し、脳卒中専門医の不足への対応に連携を深めている。これまでも専門医が所属していない湖西市立病院に同センターから週に1度、専門医を派遣してきた。両病院の医療従事者は「市民の安心感を醸成したい」と話し、迅速な治療に取り組む。 CT画像の連携システムは専用の端末を使う。湖西市立病院に脳卒中の疑いのある患者が運ばれると、患者の名前などは伏せて画像が同センターに送信される。診断は同センターの中山禎司・脳神経外科部長か、同センター内で、脳卒中に対応する医師10人が所属す
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湖西市 子育て支援施策 進捗確認 子ども・子育て会議 「市こども計画」策定へ
湖西市は7日、子ども・子育て会議の本年度初会合を市健康福祉センターで開いた。委員は2020~24年度を対象期間とする市の子ども・子育て支援事業計画の進捗(しんちょく)状況を確認し、市の施策に意見を寄せた。市は25年度以降の次期計画について、国が年内にも公表する「こども大綱」を踏まえ、現行計画に少子化対策や子どもの貧困対策などを加えた包括的な施策の指針として、新たに「市こども計画」を策定する考えを示した。 新たな市こども計画は25~30年度を計画期間とする予定で、24年度中の策定を目指す。 現行計画の進捗確認では、市が保育施設の定員や放課後児童クラブの実施状況などの項目で22年度の実績を報告し
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自慢の写真20点 愛好家が作品展 30日まで、湖西
湖西市や浜松市の写真愛好家4人による作品展「写友展」が30日まで、湖西市新居町の遠州信用金庫新居支店で開かれている。写真歴の長い70代の4人が、この1年間に撮影した風景や動物、祭りなどの写真20点が並ぶ。 出品者は同市新居町の白井槙雄さん、浜松市西区の戸毛光男さん、同市中区の福嶋豊美さんと佐藤規夫さん。いずれも浜松写真連絡協議会のメンバーで、普段は富士山や各地の祭り、動物園の生き物など、各自が得意のテーマで撮影をしている。SNSが盛んな時代にプリント写真の良さを感じてもらおうと、自慢の作品をB2サイズやA1サイズに印刷して展示した。
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駅伝チームに反射材贈呈 安協湖西地区支部【市町対抗駅伝】
静岡県交通安全協会湖西地区支部は8日、12月2日に静岡市で開かれる県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)に向け練習を重ねる湖西市の駅伝チームに、反射材を使った蛍光たすきとタックルバンド各80個を贈った。同日、佐古充支部長が同市吉美の湖西運動公園陸上競技場を訪ね、チームの小学生に贈呈品を手渡した。 同支部は、公道で練習をする機会が多い選手たちの交通事故を防止しようと毎年反射材グッズを贈っている。佐古支部長は、夕暮れ時や夜間の事故に注意を呼びかけ、「けがをしないよう練習を重ねて、本番では湖西市のたすきをつないで上位入賞を目指してほしい」と選手を激励した。
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先生は“陸上王” 右代選手、児童に走り方伝授 湖西・知波田小150周年記念
陸上男子十種競技の日本記録保持者で、2度の五輪出場経験がある右代啓祐選手(37)=東京、国士舘クラブ=を招いた特別授業が8日、湖西市の知波田小で行われた。全校児童約130人と保護者が参加し、子どもたちは右代選手から走り方のこつや夢の実現に向けた心がけを学んだ。 右代選手は校庭で、子どもたちに速く走るこつとして姿勢や腕を振る位置、足の上げ方を指導。児童は右代選手の実演を見ながらダッシュの練習を繰り返した。右代選手は十種競技で行うハードル走や走り高跳びも披露し、子どもたちは「キング・オブ・アスリート」とたたえられる競技の迫力を間近で体感した。6年生の藤井日南さん(11)は「近くで見ると足が速
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釣り場ガイド 静岡県東部/中部/西部
東部 熱海 3日はソウダガツオやアオリイカ、カサゴなど。4日はアイゴやタカベ、ネンブツダイ、カワハギ、メジナなど。5日はソウダガツオやマダイ、スズメダイ、カンパチ、タカベなどが釣れた。 ▽熱海市和田浜南町熱海港海釣り施設・電0557(85)8600 伊東 伊東港周辺は日差しの強い日が続いたためか、日中のサビキ釣りはやや苦戦。アジは夕方が狙い目。午後5時ごろには暗くなってしまうので、午後3時ごろから釣り始めるのがおすすめ。 ▽伊東市静海町稲七つり具店・電0557(37)0177 沼津・船 4日午前の沼津沖船釣りは30~40センチの大アジが多数。他にオオモンハタやマハタ、小マダ
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異なる個性 油彩や水彩 湖西 絵画愛好家が作品展
湖西市や浜松市在住の絵画愛好家による作品展「第43回円展」が7日、湖西市鷲津の晴春堂画廊で始まった。12日まで。新作を中心に、季節の風景を描いた風景画やはがきサイズの水彩画など、個性豊かな29点が並ぶ。 出品者は60~80代の女性5人で、いずれも同市新居町出身の画家渡辺俊明さん(故人)に師事した仲間。淡い色を塗り重ねた水彩画や色鮮やかな油彩画、異なる素材を貼り合わせて作ったコラージュなど、一人ずつ特徴が違う作品がそろった。 円展は、渡辺さんが40年以上前にJR鷲津駅近くで開いていた画塾の作品展として始まった。2005年に渡辺さんが亡くなった後も塾生はそれぞれに制作活動を続け、年1回の展示会を
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秋の叙勲と褒章、静岡県庁で伝達式 川勝知事「識見生かし人材育成を」
秋の叙勲と褒章、危険業務従事者叙勲の伝達式が6日、県庁で行われ、地方自治や社会福祉、保健衛生などの分野で功績のあった計39人に川勝平太知事が勲章、褒章を伝達した。 受章者は、旭日小綬章の元湖西市議佐々木伸康さん(70)=湖西市=、元静岡市議田形清信さん(77)=静岡市駿河区=、瑞宝小綬章の元県議会事務局長大石日出男さん(79)=静岡市清水区=ら。 川勝知事は「長年、国や地域のために尽くされた功績で勲章、褒章を受章された皆さまは有徳の人。今後も卓越した識見と豊富な経験を発揮し、『ふじのくに』を担う次世代の育成に特段の尽力をしてほしい」と述べた。 このほかの受章者は各省庁から伝達を受ける。
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水道料10%上げ案了承 湖西市審議会 25年度の改定向け
湖西市は6日、水道料金の改定を検討する水道事業経営審議会の第4回会合を市役所で開いた。市は2025年度を目指す次の料金改定で、物価上昇への対応や災害時などに必要な内部留保資金の確保のため、現行の料金水準を10%引き上げることを改定案の有力候補として示し、委員が大筋で了承した。 市は改定率6%から12%まで4段階のシミュレーションを示し、年間6・8億~8億円の内部留保資金を安定的に確保するためには、25年度に10%引き上げた上で、5年後の30年度をめどにさらなる改定が必要と説明した。25年度からの新料金案では、量水器の口径に応じて設定された現行の基本料金や従量料金を変更。一般家庭での利用が多い
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丹精の菊花展示 湖西 笠子神社祭りに向け
湖西市の「笠子花の会」は6日、12日に開かれる笠子神社の祭りを前に、会員が丹精込めて育てた菊花の展示を市内の公共施設など21カ所で開始した。市役所や市立中央図書館のほか、地域の学校や事業所などで24日まで展示する。 菊の花は、住民有志を中心にしたメンバーが笠子公会堂近くのハウスで栽培した。6日午前には会員が菊の鉢を市役所などの展示場所に運んだ。市役所には高さ1メートルを超える大菊の鉢18個や、スプレー菊でかたどった富士山を設置した。森孝明会長は「例年より暑く栽培が難しかったが、展示中にはさらに立派な花が見られる」と話した。 笠子神社の祭りは12日午前11時から。昨年1月から行った社殿の建て替
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裾野で2年ぶり ラリー競技 巧みなハンドルさばき 会場沸く
初心者向けのラリー競技「トヨタ・ガズー・レーシング・ラリーチャレンジ」が5日、2年ぶりに裾野市で開催された。 出場した89台の車は、メイン会場となった市運動公園をスタートし、市内や林道など約67キロを走行した。公園内の一角に設けた全長約400メートルの「スペシャルステージ」では、タイムアタックを実施した。急カーブで軽快なドリフト走行をしたり、坂道を猛スピードで駆け上がったりした。 メイン会場や市内の沿道には多くの観客が訪れた。ドライバーの巧みなハンドルさばきに拍手を送ったり、華やかなデザインの車の写真を撮ったりして楽しんだ。 両親と訪れた湖西市の兵藤慎祐君(8)は「車のレースに興味がある。ド
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出店やステージ 「ねんど祭」活況 湖西
湖西市のJR新所原駅周辺の住民有志でつくる「新所原を元気にする会」はこのほど、「第12回ねんど祭」を同駅北口ロータリーで開いた。ロータリーの一部を会場に、地元の飲食店や団体が10の出店を並べ、地域住民らが買い物やステージイベントを楽しんだ。 出店ではウナギ弁当や串カツ、どて煮などが振る舞われたほか、おもちゃや花火の販売も行われた。地域のボランティア団体「十日会」は、炭火であぶったみたらし団子を提供し、来場者が行列を作った。 ステージでは湖西吹奏楽団やおかさきこども園の園児、岡崎中吹奏楽部が演奏を披露した。岡崎中3年生有志などは創作ダンスのソーラン節を発表した。
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英語「聞く」「話す」向上 湖西岡崎中、実践と振り返り 反復で上達
静岡県内中学生の英語の課題として全国学力テストの結果から浮かんだ「聞く」と「話す」能力の向上。中学の学習指導要領「外国語」には「授業は英語で行うことを基本とする」と記されているが、現場ではどんな授業が行われているのか。能力向上の工夫とは。英語の授業に力を入れる湖西市立岡崎中を取材した。 「Let’s talk in English.You can make mistakes.(英語で話そう。間違っても大丈夫)」。10月上旬、中村圭太教諭(40)の呼びかけで始まった3年生の授業。地震発生時に避難所でALT(外国語指導助手)が安心して生活できるように情報を伝える―という想定で、生徒
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稚児行列華やか 湖西・応賀寺 開創1300年記念大法会
湖西市新居町の真言宗・鏡光山応賀寺(道家成弘住職)は3日、開創1300年の記念大法会を行った。法会に先立って檀家(だんか)や地域の子どもたちが参加した稚児行列を行い、約90人の行列が近隣の公民館から同寺の薬師堂まで約500メートルを練り歩いた。法会では本尊の薬師如来を開帳し、僧侶13人が大般若経の転読を行って家内安全や病気平癒を祈願した。 法会は毎年この時期に行う薬師如来大祭に合わせ実施した。稚児行列には0~11歳の子どもたち55人が参加。道家住職をはじめ僧侶13人が先導し、裃(かみしも)を着た檀家総代や御詠歌を唱える女性たち、子どもたちが続いて寺の薬師堂へ向かった。地域住民は華やかな衣
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古見川きれいに 地域住民ら清掃 湖西
湖西市はこのほど、市役所横を流れる古見川で「古見川きれい作戦」と題した清掃活動を実施した。市や湖西署員、地域住民のほか、地元企業の従業員など約200人が参加し、川岸の雑草を取り除いたりごみを拾ったりした=写真=。 清掃活動は市役所から中央図書館にかけて約300メートルの区間で行った。参加者は草刈り機や鎌を手に、川の中に生えた草や柵に絡むつるなどを刈り取った。同活動は、市民に環境美化への意識を高めてもらおうと、湖西環境保全協議会の加盟企業などの協力で実施している。
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防火ポスターや習字など表彰 浜松市浜北区 12日まで展示
浜松市消防局と県消防協会西遠支部は4日、2023年度の防火ポスターと防火習字、消防団員募集ポスターの各コンクールの入賞作品表彰式を浜北区のプレ葉ウォーク浜北で行った。入賞者62人の作品は12日まで、同所で展示する。 防火ポスターは浜松市内の幼年・少年消防クラブ、防火習字は同市の少年消防クラブ、消防団員募集ポスターは同市と湖西市の小中学生から作品を募った。入賞者には賞状が贈られた。 各部門の最優秀賞は次の通り。 防火ポスター(少年消防クラブ) 日下部有咲(浜北地区少年消防クラブ)高橋宗裕(城北地区少年消防クラブ)鈴木八千代(中央・北地区少年消防クラブ)▽防火習字 野上紫帆(同)宮崎舞子(
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ベルソニカに不正アクセス 情報流出約1000件
自動車部品製造のベルソニカ(湖西市)は3日までに、社内システムが外部から不正アクセスを受け、取引先の担当者氏名を含む情報や、自社社員らの氏名や住所、電話番号など計約千件の情報流出を確認したと公表した。同日までに被害の情報は寄せられていないという。 同社によると、9月22日に不正アクセスの形跡を確認し、ネットワークを遮断し県警に連絡した。復旧を進めるとともに、被害などの調査を継続している。 同社の担当者は「再発防止へ対策を徹底していく」と話した。同社はスズキ系の車体部品メーカー。
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クマに襲われ湖西の男性けが 長野
3日午前9時10分ごろ、長野県大町市平付近の山中で「男性がクマに襲われた」と同行者から消防に通報があった。大町署によると、男性は湖西市の会社員(50)で、頭をかまれて病院に搬送された。軽傷で命に別条はない。3人でキノコ狩りに来ており、他の2人にけがはなかった。 クマは成獣とみられ、現場から逃げた。署は付近の住民に警戒を呼びかけている。
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野球強豪校招待し熱闘 湖西、新居高がフェスタ
湖西高と新居高が県内外から高校野球の強豪校を招待して行う「第8回湖西ベースボールフェスタ」が3日、湖西市吉美の湖西運動公園野球場で開幕した。県外からは、今年春の選抜大会で優勝した山梨学院(山梨県)と三重県の強豪・海星の2校を招待。県内からは静岡、浜松西、浜松商、オイスカ浜松国際、浜松湖北佐久間分校の5校が参加した。5日までの3日間で計8試合を繰り広げる。 初日は湖西と静岡、海星、湖西と佐久間分校による連合チームの4チームで3試合を行い、各校の1、2年生が白熱した戦いを繰り広げた。高校野球ファンも観戦に訪れた。フェスタは、全国レベルのプレーに触れる機会をつくろうと、湖西高の斎藤哲男監督が中心と
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記者コラム「清流」 新聞記者の足跡
赴任以降すっかり入り浸っている喫茶店で、ある日店員に声をかけられた。「静岡新聞さんですか。前にこの方がよく来てくれていたんです」。差し出されたのは1枚の名刺。今年の春に急逝した、4代前の支局長の名前が記されていた。 この先輩が湖西支局にいた2009~12年は、ちょうど湖西市と新居町の合併前後。当時の資料には彼のきちょうめんなメモが残っている。異動前、隣の部署にいた先輩にろくなあいさつもできないまま転勤してしまい、当時の話を聞きたいと思っていたがかなわなかった。地元の人からは今も時折思い出話を聞く。 転居が付きものの新聞記者はよそ者として地域に伺うことが多い。自分はどれだけ湖西の人の記憶に
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9月有効求人1.32倍 ハローワーク浜松管内
ハローワーク浜松が31日発表した管内(浜松、湖西市)の9月の有効求人倍率は1・32倍(実数値)と、前年同月を0・08ポイント上回った。1倍を超えるのは27カ月連続。 新規求人数で建設業や不動産・物品賃貸業が前年同月を大幅に上回った一方、製造業などは下回り、円安や物価高による影響が不透明なことから、ハローワークは動向を注視する。 9月の有効求人数は前年同月比2・1%増の1万5378人で、29カ月連続で前年同月を上回った。有効求職者数は3・9%減の1万1691人だった。 新規求人数は2・0%増の5622人。産業別では建設業が22・0%増の814人、サービス業が13・1%増の656人、卸・小売業が
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湖西の工場で除草担当 “働くヤギさん”来校 岡崎小、社員が活躍紹介
湖西市の岡崎小に1日、トヨタ自動車の子会社プライムアースEVエナジー(PEVE、同市)の工場で除草作業を担うヤギ4匹が来校した。3年生の児童約120人が社会科の環境学習の一環で同社の取り組みを学び、実際にヤギと触れ合いながら生態について説明を受けた。 PEVEの社員が車載用蓄電池を生産する同社工場の特徴を説明し、二酸化炭素(CO2)を排出する機械を使わずに除草ができるヤギの活躍を紹介した。子どもたちはヤギが1日に約8キロの草を食べることや、工場で働く社員の間で人気者になっていることなどを学ぶと、運動場に出て餌やりを行った。藤浪羽桜さん(8)は「ヤギが工場で働いているなんてすごい」と驚きを語
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「湖西焼」製作45年 陶芸家宮司さん作品展
湖西市の土を使った陶器「湖西焼」を製作する陶芸家宮司孝男さん(72)が5日まで、同市の自宅兼工房で作品展「陶器の市」を開いている。45年間にわたり同市の土を使うことにこだわってきた宮司さんが、この2~3年間に作った食器や花器など約200点を展示即売している。 宮司さんは1978年、古墳時代から鎌倉時代にかけての窯跡が残る湖西市に焼き物文化を再興しようと移住した。市内で採れた土を中心に使い、湯飲み茶わんや皿など実用的な陶器を製作している。深い藍色の釉薬(ゆうやく)を使った食器のほか、フクロウの付いた花瓶や動物の置物なども並ぶ。 西部地域センターと市老人福祉センターで陶芸教室も開講している宮司さ
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9団体の環境プラン採択 静岡県SDGsアワード 8日、県庁でイベント
静岡県は1日、環境課題の解決に貢献するビジネスプランを表彰する「県SDGsビジネスアワード」の採択団体9件を決定したと発表した。各団体は8日午後1時15分から県庁で行うキックオフイベントでそれぞれのプランを発表する。 循環型社会や生物多様性、脱炭素社会などをテーマに、18件のビジネスプランが寄せられ、アワードの総合プロデューサー谷中修吾さん(湖西市出身)らが事業の実現可能性や革新性、環境への貢献度などを審査した。採択団体は今後3カ月間にわたり、専門家から事業成長に向けた伴走型支援を受ける。来年3月に最終成果発表会を行い、知事賞などを決める。 採択団体は次の通り。 アサギリ(富士宮市)ア
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脱炭素社会目指し中長期計画案示す 湖西市、意見公募へ
湖西市は1日、ゼロカーボンシティ推進協議会の第4回会合を同市の湖西地域職業訓練センターで開き、本年度中の策定を目指す地球温暖化対策実行計画(仮称)の素案を示した。計画案では2030年度までの達成を目指す中期目標と、50年度までの長期目標を設定。13年度の温室効果ガス排出量の推計値を基準に、30年度に46%削減、50年度に実質ゼロとする目標を掲げた。 計画案は、省エネルギーや再生可能エネルギーの普及▽ものづくり産業の支援▽市全体への普及啓発▽行政のゼロカーボン化推進―の4分野を柱に、太陽光発電の導入促進や事業所の省エネ推進など16の施策を挙げた。各施策に応じた計51の取り組みを示し、3段階で優
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将来は消防隊員かな 湖西でフェスタ
湖西市消防本部はこのほど、消防防災に対する市民の理解を高める「消防フェスタ2023」を同本部で開いた。消防隊員や救助隊員の仕事体験のほか、消防車両の展示、消防団のラッパ隊や幼年消防クラブの園児による鼓笛の演奏などが行われ、多くの市民が訪れた。 体験ブースでは、ロープ渡りやホースを使った放水、水消火器の的当てゲームなどが行われた。ロープ渡りでは子どもたちがヘルメットとハーネスを身に着け、消防職員に支えられながら腕の力を使って長さ5メートルほどのロープを渡った。消火用ホースを丸めたものを転がしてペットボトルを倒すボウリングでは、小さな子どもたちも体験に挑戦した。 幼年消防クラブからは市内の微
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釣り場ガイド 静岡県東部/中部/西部
東部 熱海 10月27日はソウダガツオやムロアジ、イナダ、メジナ、カワハギなど。28日はソウダガツオやメジナ、タカベ、イサキ、オオモンハタなど。29日はソウダガツオやタカベ、メジナ、イサキ、ネンブツダイなどが揚がった。 ▽熱海市和田浜南町熱海港海釣り施設・電0557(85)8600 伊東 伊東港周辺は早朝、カマスに交じって中アジが釣れる。アジ狙いならウキ釣りが良い。アジは群れが多ければサビキ仕掛けが有効だが、カマスが掛かると仕掛けを切られてしまう。カマスを狙うならカマスサビキを用意したい。 ▽伊東市静海町稲七つり具店・電0557(37)0177 沼津・船 10月26日午前の
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“バイクのふるさと” 浜松をツーリング 絶景、メーカーゆかりの施設も【しずおかアウトドアファン】
浜松市と周辺地域は浜名湖や中田島砂丘、天竜区の中山間地域など風光明媚[めいび]な観光地を数多く抱え、バイクツーリングを楽しむ県内外のライダーから人気が高い。世界的な二輪車メーカーのスズキ、ホンダ、ヤマハ発動機の3社が創業した“バイクのふるさと浜松”で絶景やものづくりの歴史に触れられるスポットを探した。 浜松市天竜区春野町のシンボル「大天狗[てんぐ]面」。縦8メートル、幅6メートルと天狗面としては日本一の大きさを誇り、9月下旬の週末は多くのライダーや行楽客が訪れた。 菊川市の会社員大塚アレシャンドレさん(50)は妻ナオミさん(53)とホンダの大型バイクに2人乗り
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アジ三枚おろし挑戦 新居高生 さばき方学ぶ 湖西市
湖西市の新居高はこのほど、浜松市北区の老舗鮮魚店「魚兼」の山内章さん(46)を講師に招き、魚のさばき方を学ぶ調理実習の授業を行った。福祉コースの3年生19人がアジの三枚おろしを体験し、かば焼きとうしお汁を作った。 山内さんは生徒の前で三枚おろしを実演し、ぜいごやうろこ、内臓などを取り除く手順を説明した。生徒は1匹ずつアジを手にして、山内さんや教員に教わりながら慎重に身を切り分けた。ジャスミン・トヤマさん(18)は「骨が硬く、身が柔らかくて包丁が滑りやすいところが難しかった。初めてだけどうまくさばけたと思う」と話した。 切った身は小麦粉で衣を付けてかば焼きにしたほか、骨からだしを取り、うし
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湖西で豊田佐吉顕彰祭 「創造」の精神、次世代へ
湖西市は30日、自動織機を発明し、トヨタグループの礎を築いた同市出身の豊田佐吉(1867~1930年)の第60回顕彰祭を鷲津中で開いた。佐吉のひ孫に当たるトヨタ自動車の豊田章男会長や影山剛士市長ら約50人が参列し、佐吉が掲げた「報恩・創造」の精神を次世代へ継承し、未来へ挑戦し続ける決意を新たにした。 章男会長は、トヨタの子会社が市内で進める車載用蓄電池の新工場整備を巡り、大正時代に佐吉が蓄電池開発を奨励していた歴史に触れ、「研究と創造の精神がふるさとで受け継がれていることを、佐吉自身が一番喜んでいるのでは」とあいさつした。佐吉の胸像を前に、「トヨタグループも『常に時流に先んずべし』の精神を
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工場や作業車、親子で見学 浜松でツアー 建設業界の仕事間近に
浜松建設業協会はこのほど、親子で建設業への理解を深めてもらうための見学会を開いた。同市や湖西市の小学生と保護者約70人が、浜松市新清掃工場(浜松市天竜区青谷)と新都田市民サービスセンター(北区新都田)を巡った。 来年4月稼働予定の新清掃工場では、施工を手がける日鉄エンジニアリングの担当者が足場組立、溶接などの各工程で多様な職人が働く建設業の特徴を紹介。「地図に残る仕事ができる」とアピールした。 建屋内を見学し、各地からごみを受け付けて溶融するまでの流れを学んだ。生ごみを収容するピットは深さ20メートル以上で、児童から「とっても大きい」と感嘆の声が上がった。 新都田市民サービスセンター見
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新居関所で産業まつり ステージイベントなど多彩 湖西
湖西市新居町の新居関所周辺でこのほど、産業まつり「第28回あらいじゃん」(実行委・新居町商工会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が開かれた。関所駐車場のメイン会場にステージを設け、地元で活動する新体操やダンスのグループがパフォーマンスを披露した。周辺の寺社や史料館を巡るスタンプラリーも行い、多くの人が街を行き交った。 メイン会場では消防団の車両やパトカーを展示し、ウナギや郷土菓子の「すわま」なども販売した。湖西市と友好関係にある長野県木曽町も特産品を販売するブースを設けた。湖西高の生徒は、市の歴史や文化の知識を問う自作の「湖西検定」を発表し、検定に挑戦する来場者もいた。 関所周辺の同商工会
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中学空き教室整備「ふるさと学習室」 地域の歴史など紹介 湖西市
湖西市はこのほど、11月3日の文化の日を前に、湖西中の空き教室に整備した「ふるさと学習室」の特別公開を行った。市内の遺跡で発掘された土器などの史料や市民が寄付した民具などを通じ、市の歴史を紹介する展示室を公開した。 ふるさと学習室は同校の空き教室9部屋を改装し、2017年度から毎年、文化の日に合わせて無料公開している。市内各地で発見された史料を、縄文時代から近代に至るまで種類別に紹介している。古墳時代から鎌倉時代にかけて使われた湖西窯跡の展示スペースでは、来場者は窯で作られていた大きなつぼを観察したり、窯の一部に残った当時の職人の手形を見つけたりした。会場では発掘体験や勾玉(まがたま)作り
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子ども食堂に野菜 食べて喜ぶ顔 支えに 心筋炎で補助人工心臓 移植待機5年 湖西のシェフ 鈴木さん栽培
心筋炎のため補助人工心臓を装着しながら、野菜作りに励む女性が湖西市にいる。鈴木彩乃さん(47)は7月から、自宅の農園で作った野菜を市内の子ども食堂に寄付する活動を始めた。フランス料理のシェフとして活躍していたさなかに発病して7年、心臓移植の待機者となり5年。移植を待ち療養生活を送る中でも「食を通じて人が喜ぶ顔を見たい」と、自身にできる活動を模索している。 鈴木さんが発病したのは、市内のレストランでシェフやソムリエとして働いていた2016年秋。風邪のような症状がひどくなり病院で受診したところ劇症型心筋炎と判明し、一時は人工心肺装置での治療も受けた。その後も再発が相次ぎ心臓の機能が低下。17
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生徒開発商品をPR 浜松大平台高生が販売実習
浜松大平台高(浜松市西区)国際情報ビジネス系列の生徒が28日、中区の遠鉄百貨店で販売実習に取り組んだ。地元企業の協力で接客やビジネスマナーを実践的に学んだ。 菓子メーカーのたこ満と山田屋製菓舗が、生徒と湖西市産バナナを使って開発したケーキや、デニッシュなどを販売した。3年生7人が店頭で商品をPRした。 実習は高校生に地元企業を知ってもらおうと企画し、今回で6年目。内山愛月さん(18)は「学んだマナーを就職先で生かしたい」と話した。 販売実習は29日も行う。午後3時まで。商品が売り切れ次第終了する。 (浜松総局・仲瀬駿介)
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知波田小「150才」お祝い 湖西、滑り台新設
湖西市の知波田小は25日、創立150周年を祝う「知波田小150才おめでとう集会」を同校で開いた。新設した滑り台で1年生16人が初滑りを楽しんだほか、子どもたちが同校へのプレゼントとして制作した作品を発表し、学校に感謝の気持ちを伝えた。 滑り台は、PTAが資源回収などで積み立てていた費用で購入した。児童は、段ボールで作ったケーキやバースデーボード、お祝いの手紙などを披露し、滑り台の前で記念撮影した。 最後は、全校児童128人と教員が校舎を囲んで手をつなぎ「150才おめでとう。いつもありがとう」と述べた。児童会役員の藤井日南さん(11)は「1カ月以上前から準備してきた。お祝いができて良かった」と
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湖西で豚肉料理フェア 飼育頭数、静岡県内1位をPR
湖西市は28日から、市内で生産が盛んな豚肉をPRするご当地グルメイベント「P―1フェア」を開催する。市内飲食店が提供する豚肉料理を写真投稿サイト「インスタグラム」で投稿してもらい、投稿者に抽選で食事券をプレゼントする。12月3日まで。 豚飼育頭数が県内第1位の同市をアピールしようと初めて企画した。市内18店が協力し、とんかつや豚角煮、ポークハンバーグ、酢豚など自慢の料理を提供する。このうち5店舗は市内産の豚肉を使ったメニューを用意したという。 応募は参加店舗で対象メニューを注文し、提供された料理の写真に「#P1フェア」とハッシュタグ(検索目印)を付けて投稿する。フェア終了後、抽選で10組
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伝統の流鏑馬神事に歓声 湖西・八幡諏訪神社 秋の例大祭
湖西市鷲津の八幡諏訪神社でこのほど、秋の例大祭に合わせた流鏑馬(やぶさめ)神事が執り行われた。鷲津3地区で3日間続いた「わしづまつり」を締めくくる神事に多くの住民が詰めかけ、五穀豊穣(ほうじょう)を祈った。 流鏑馬を前に、鷲津、表鷲津、河美の3地区から選ばれた若者が馬に乗り境内を往復する「馬場見せ(マエトビ)」と、小学生が弓矢を披露して走る「ちゃんぶくろ」と呼ばれる儀式を行った。流鏑馬の射手を務めたのは河美地区から選ばれた田内佳佑さん(32)。馬上から空中に1本の矢を放った後、境内を往復して的の前で止まり、弓を射る流れを7回繰り返した。矢が的を射抜くと、観衆からは大きな歓声が上がった。田内さ
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自動車部品メーカー、技術PR EVや自動運転向け製品出展【ジャパンモビリティショー】
東京ビッグサイト(東京都)で26日開幕したジャパンモビリティショーは、小糸製作所や、初参加のプライムアースEVエナジー(湖西市)など県内関係の自動車部品メーカーも独自の技術や取り組みを出展した。電気自動車(EV)や自動運転といった次世代車に対応した製品や技術力を発信している。 小糸製作所は「二輪車用ADB(配光可変ヘッドランプ)」を初公開し、25年の市場投入を目指すと明らかにした。遠くまで照射しコーナーリング時の視野を改善するとともに、前走車や対向車のまぶしさを防止する。勝田隆之専務執行役員は「二輪のライダーにも最適な光を提供したい」と力を込めた。 朝日電装(浜松市浜北区)は、電動二輪
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湖西・北部地区小中再編 検討委が初会合 市教委
湖西市教委は26日、北部地区の小中学校再編を巡り、基本計画の策定を行う検討委員会の初会合を市役所で開いた。市教委が5月に示した基本方針は、東小と知波田小を湖西中所在地に統合した上で、湖西中を小中一体型とするか、岡崎中に統合するかの2案。委員からは、基本方針が決まった過程や他の選択肢の有無などについて質問が上がった。 住民代表の委員が「保護者アンケートで『現状維持』の選択肢がなかった」と指摘すると、市教委側は、「1学年の児童数が10人や15人になるため、教育環境は変えなければならない」と再編の必要性を強調した。保護者代表の委員が「岡崎小や鷲津小の学区も変更して、市全体で学校規模のバランスを取る
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「職住近接」施策に提案 市民や高校生、市長と議論 湖西
湖西市はこのほど、市長と市民が意見交換する本年度のタウンミーティングを同市鷲津の市民活動センターで開いた。公募で集まった30~60代の市民8人と湖西、新居両高の生徒8人が参加し、「職住近接」を掲げる市のまちづくりなどを巡り影山剛士市長に意見や提案を述べた。 影山市長は、市内の事業所で働く人の所得が市外に流出している現状を説明し、市内への移住・定住を促進する職住近接の必要性とそのための施策を紹介した。参加した市民からは、保育園の定員不足を訴える意見や湖西連峰の整備に関する要望のほか、若者にとって魅力的な職場を市内に確保するための取り組みを求める声などが上がった。 湖西、新居両高の生徒は、事前に
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介護給付費 初の3000億円超 21年度 静岡県内 制度開始から3.7倍に
静岡県が25日までにまとめた2021年度の介護保険事業年報によると、介護サービスの利用者負担を除いた介護給付費は前年度比1・5%増の3030億6300万円だった。高齢化の進展に伴って利用が拡大し、初めて3千億円を上回った。 給付費は01年度に1千億円、09年度に2千億円を突破。介護保険制度が始まった00年度と比べると3・7倍に膨らんだ。25年には団塊の世代が全て75歳以上の後期高齢者となり、さらなる増加が見込まれる。 介護費用は前年度から1・5%増えて3368億4千万円となり、こちらも過去最多を更新した。 65歳以上の1人当たり給付費は26万1963円で前年度から1・8%増えた。全国平
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釣り場ガイド 東部/中部/西部
東部 熱海 20日はダツやカサゴ。21日はオオモンハタなど。22日はオオモンハタやスズメダイ。ソウダガツオやカワハギ、トウゴロウイワシ、タカベ、ネンブツダイは連日揚がっている。 ▽熱海市和田浜南町熱海港海釣り施設・電0557(85)8600 伊東 伊東港周辺は日中、サビキ釣りでサバやイワシ、イサキの幼魚。カマスサビキではカマス。夕方からはウキ釣りやカゴ釣りで中アジ。穴釣りでカサゴやメバル。 ▽伊東市静海町稲七つり具店・電0557(37)0177 沼津・船 22日午前の沼津沖船釣りは0.8~1.5キロのマダイ。良型アマダイやマアジも交じる。午後の船は20~25センチのマアジが
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坊ケ峰(浜松市北区、愛知県豊橋市) 富士見岩からの眺望 存分に【山ある記】
浜名湖のほとりで育った者にとって、朝な夕なに湖面にその影を落とす湖西連峰こそ「心の風景」だ。特に対岸から見た左右対称の裾野を見事に引く坊ケ峰(446メートル)の山容は、眺めるたびに登降意欲をかき立てられる。 湖西市のおちばの里親水公園から、まずは平安時代に栄えた山寺跡の大知波峠廃寺跡に足を延ばそう。豊川稲荷へのいにしえの参拝道、豊川道沿いに進む。不動の滝を経て約45分で到着だ。樹林帯を抜けると一気に視界が広がった。すり鉢状の斜面がまぶしい。 ここから原生林に覆われた稜線[りょうせん]上の登山道を北上していく。廃寺跡から約30分で絶景スポットの富士見岩に到着だ。大きな岩の上から眺望を存分に
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湖西・新居高 地元企業と連携授業へ 2024年度から
湖西市の影山剛士市長は24日の定例記者会見で、ものづくり人材の育成に向けて新居高が2024年度から、新たに地元企業と連携した授業に取り組むと明らかにした。これまで同校では就職を希望する生徒を対象に、主に夏休みを使って企業による講座などを実施してきたが、24年度からは理科の授業や新設科目の「生産技術」、制御実習指導など、通常の授業の中でも市内の製造関連企業などの知見を生かす。 同校の新たなカリキュラムでは、地元企業が理科の科目に合わせた出前授業を行うほか、生徒が2年次から選択する工業コースの実習指導などを担当する予定。23年度中に県教委が同校にロボット実習装置や制御実習装置などの新設備を導入
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湖西市白須賀地区の小中再編 市長「検討委員会の議論中注視」
湖西市の影山剛士市長は24日の定例記者会見で、白須賀地区の小中学校再編に関する市の基本方針について、「再編検討委員会における具体的な議論を注視する」との姿勢を示した。 市が5月に示した基本方針は、同地区で小学校を存続し、中学を近接校に統合する内容。同地区の基本計画をまとめる検討委の初会合は19日に開かれ、住民代表の委員から中学の存続を求める意見が出たほか、保護者代表の委員からは学校の適正規模の根拠や、部活動の地域移行を目指す中で中学を統合する意義を問う声も上がった。 記者から基本方針を見直す可能性を問われた影山市長は、統合を希望する市民の意見もあるとして、「現時点で(基本方針を)変える予
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湖西で花寄せ植え体験 市民と交流の場 障害者施設
湖西市新居町の障害者就労支援施設「浜名学園なぎさ作業所」はこのほど、市シルバー人材センターの女性部会員を対象にした花の寄せ植え作りの体験を行った。同センター女性部会員の希望者16人が参加し、施設の利用者17人と共にパンジーやビオラなどの花を選んで鉢に植えた。 花の苗の育成や販売を20年以上行っている同作業所が、花好きの市民に施設利用者が働く姿を知ってもらおうと実施した。参加者は利用者が育てている苗から好きな花を選び、バランス良く配置して寄せ植えにした。普段からイベント会場などで販売するために寄せ植えの作業を行っている利用者は、土のかけ方などをアドバイスしながら参加者と交流した。 同作業所
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水中ドローンで浜名湖きれいに 映像使い「ごみ問題」啓発 浜松市西区のダイビングショップ
浜松市西区のダイビングショップ「ザ・ダイブス」(木瀬かおり代表)が、水中ドローンを活用した浜名湖の水中清掃や環境保全の啓発活動に取り組んでいる。木瀬さんは「釣り人が多い浜名湖でも水中ドローンなら安全に作業ができる。通行人や釣り人に注目もされるので、ごみ問題を知ってもらうきっかけにもなる」と狙いを語る。 水中ドローンの運用を始めたのは2021年春。浜名湖で20年から水中ドローンを使って清掃活動に取り組んでいたボランティア団体「根がかりプロジェクト」(平松卓三代表、愛知県岡崎市)と出会い、協力する形でスタートした。 同団体によると、近年はコロナ禍でも人混みを気にせずに楽しめるレジャーとして
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湖西で「ねんど祭」 10月29日、飲食店や演奏披露
湖西市の住民グループ「新所原を元気にする会」(山下菊大会長)は29日午前10時~午後3時、同市のJR新所原駅北ロータリーで「第12回ねんど祭」を開く。地域の商店などが出店を並べ、市内の遺跡から発掘された焼き物の歴史などを紹介する。 古墳時代から鎌倉時代にかけ、同市で焼き物の生産が盛んだった歴史にちなんだイベント。同駅周辺の飲食店や事業所など10団体が協力し、ウナギ弁当や串カツ、おもちゃなどを販売する。地元のこども園と岡崎中吹奏楽部、湖西吹奏楽団による演奏や、岡崎中生徒有志によるソーラン節も披露する。紙粘土を使いペットボトルキャップでマグネットを作る無料のワークショップを、先着130人程度受
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フォークソングやハーモニカ披露 湖西で愛好家らイベント
湖西市新居町の神宮寺でこのほど、地元の音楽愛好家らでつくる「森の熊音楽会」が音楽イベント「子安殿de歌っちゃお!」を開いた。同市や浜松市、豊橋市などから計18組が出演し、ハーモニカやギターの引き語りなどを披露した。 年1回開催する恒例のイベントで、今回で9回目を迎えた。同市新居町の光栄理容店店主の桑原幹根さんを中心に、音楽好きの仲間が集まって開催している。満開のキンモクセイが香る境内で、出演者はフォークソングや童謡など思い思いの楽曲を披露した。
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伝統の「生き人形」華やか 4年ぶり復活 湖西・新居 天神社例祭
湖西市新居町のグリーン広場で21日夜、橋本地区の天神社例祭に合わせ、地域の若者が扮装(ふんそう)をして山車に乗る「生き人形」が4年ぶりに復活した。従来は3台の山車で地区を練り歩いていたが、今回は日ケ崎地区の1台のみが復活し、広場での展示に切り替えた。地域住民が華やかな山車を見物し、手踊りや太鼓演奏を繰り広げた。 生き人形に選ばれたのは日ケ崎地区に住む高校3年中村亘佑さん、高校1年疋田葵さんの2人。人形浄瑠璃や歌舞伎の演目「絵本太功記」に登場する明智光秀の息子十次郎と、その妻初菊に扮(ふん)した。どちらも父親が子どもの頃に生き人形の役を務めたという。華やかな着物を身に着け、人形として微動だ
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「太陽系のロマン」写した写真展 湖西で10月31日まで
湖西市新居町の写真愛好家石牧巽さん(79)による天体写真の展示会「太陽系のロマン」が31日まで、同市新居町のJAとぴあ浜松新居支店で開かれている。2012年5月の金環日食など、石牧さんが撮影した写真12枚を展示している。 作品の多くは自宅から撮影した。日食のほか、「スーパームーン」と呼ばれる満月が大きく見える現象や、木星と月の接近など、今年8月までに撮影した写真を選んだ。テレビの天気予報で天体現象のニュースをチェックしているという石牧さんは、「ピントと露出を合わせるのが難しいため、何枚も撮って試行錯誤している」と話した。 土日は休館。
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1300人が秋の湖畔力走 湖西で浜名湖マラソン
秋空の下で湖畔を走る「第15回浜名湖マラソン」(湖西市スポーツ協会など主催、静岡新聞社・静岡放送協力)が22日、同市新居町のボートレース浜名湖周辺で開かれた。県内外のランナー1355人がエントリーし、潮風を浴びながら健脚を競った。 親子ペアが走る1・5キロと個人参加の3、5、10キロの計4コースで、性別や年代別に計25部門を設けた。出場者は号砲を合図にボートレース浜名湖前をスタートし、浜名湖を間近に感じる道路を力走した。幅広い年代のランナーが入り交じる中、出場者は自己ベスト記録や完走など、各自の目標に向かって懸命な走りを見せた。 会場では、参加賞としてウナギを使った郷土料理「ぼく飯」のも
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苔玉や手まり…住民作品ずらり 湖西・入出地区で文化祭
湖西市の入出集落センターで21日、入出明湖会主催の第29回文化祭が始まった。22日まで。入出地区の住民の芸術作品や地域の子どもたちによる図画工作の作品など約500点が並ぶ。 地域で活動するサークルや個人が制作した陶器や写真、絵画のほか、手まりやひょうたんを使ったランプ、苔玉(こけだま)など個性豊かな作品がそろった。しらゆりこども園となぎさ保育園、東小、湖西中の子どもたちによる絵画なども展示している。 入出地区の漁業を研究する松本良之さん(81)=同市新所=による恒例の模型展示は、今回で25回目を迎えた。ボラやスズキを捕るため、明治時代から昭和30年代ごろまで行われた簀網(すあみ)を使った
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市民の多彩な芸術作品300点 湖西市で「文化の祭典」
湖西市文化協会と市教委が主催する市芸術祭「第56回文化の祭典」が21日、同市アメニティプラザで開幕した。24日まで。同協会の加盟団体を中心に、一般公募も含む多彩な作品約300点が並ぶ。 出品者は約200人。絵画や写真、水墨画、華道など市内各地で活動する各団体のメンバーや、公募に応じた市民などが作品を寄せ、日頃の活動の成果を披露した。日常生活の中で感じた思いや季節の移ろいを表現した短歌や俳句、フラワーアレンジメント、繊細なレース編みなど、幅広い作品が集まった。 午前9時半~午後5時。会場では日本茶花道茶友会が22日午後3時まで茶席を設けている。1人300円。華道の展示も22日午後4時まで。
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ちりめん細工、表情いろいろ 湖西の高橋さん 10月31日まで作品展
湖西市新居町の小松楼まちづくり交流館で31日まで、同町の高橋邦子さん(75)によるちりめん細工の作品展が開かれている。高橋さんが定年退職後の趣味として15年間に制作したつるし飾りやちりめん細工の人形など50点以上が並ぶ。 作品は季節の草花や動物、昔話を題材にした人形など多岐にわたる。同市の休耕地を活用した「前向花畑」の風景や遠州新居手筒花火といった地域の魅力を題材にした作品や、五月人形や十二支など春夏秋冬を象徴する作品も展示した。繊細な手仕事で仕上げた表情豊かな人形が来場者の目を楽しませている。 市内の教室でちりめん細工を学んでいる高橋さんは「完成した時の充実感が楽しみ。間隔が空くと同じ
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湖西・白須賀地区 小中学校再編へ初会合 市教委、中学統合2案例示
湖西市教委は19日、白須賀地区の小中学校再編を巡り、基本計画の策定を担う検討委員会の初会合を市役所で開いた。白須賀小を存続し、白須賀中を近隣校に統合する市の基本方針に対し委員が意見を述べた。市教委は中学校の再編について、地区全体を隣接する1校に統合する案と、通学距離に応じて地区を分け複数校に統合する案を示した。 市教委はこれまでの適正規模の検討や住民との意見交換、保護者向けアンケートの結果などを報告。通学負担への配慮から小学校を維持する一方、中学校は「多様な人との関わりで成長できる」として統合を目指す方針を説明した。 中学校の再編で地区全体を隣接校に統合する案では、地区の人間関係を維持で
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健康増進などで協定締結 湖西市と明治安田生命 イベント実施も
明治安田生命保険相互会社と湖西市はこのほど、市民の健康増進や地域振興に向けた包括連携協定を締結した。市役所で締結式を行ったほか、同社が従業員などから集めた募金18万1千円と、電話の音声を明瞭にする機器1台を市に寄贈した。 協定は健康増進や地域振興、スポーツ振興など4分野で協力する内容。締結式では、同社浜松支社の片倉浩彰支社長と影山剛士市長が協定書に署名をした。同社は、野菜摂取量や血管年齢などの測定器を活用した健康チェックのイベントを、市の主催事業などに合わせ実施する予定という。 寄付は、明治安田生命グループの従業員が出身地などゆかりの地域を指定する任意の募金に、同社の拠出金を上乗せして贈る「
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理容店改装、笑顔のたい焼き店 湖西の80歳伴さん「会話うれしい」
JR新所原駅にほど近い湖西市新所原の住宅地に17日、「たいやき伴屋」が開業した。55年にわたり地元で理容店を営んでいた伴みさをさん(80)が、2021年に閉業した店舗を改装し、小さなたい焼き店をオープンした。伴さんは「いつでも笑っておしゃべりができるような店にしたい」と意気込む。 元の理容店は伴さんが母親の店を継いで夫の勝さん(82)と営んでいた。21年に店を閉じたが、社交的な2人を見てきた息子夫婦に勧められ、伴さんは新店舗の開設を決意した。店内を改装して機械を入れ、建物外側の窓口や看板は息子が手作りしたという。近隣に住む親戚の協力も得ながら新装開店にこぎ着けた。 開業から地域住民や知
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車いすバスケなどパラスポーツ体験 湖西でイベント
湖西市新居町のボートレース浜名湖でこのほど、パラスポーツなどの運動に親しむイベント「スポパラ!」が開かれた。日本財団パラスポーツサポートセンターなどとの連携で子どもから大人まで楽しめる体験会や選手のトークショーなどを実施し、親子連れなどでにぎわった。 パラスポーツの体験会では車いすバスケットボールと陸上、ボッチャ、ビームライフル(射撃)の4種目を用意した。車いすバスケのコーナーでは、来場者が競技用の車いすを操作し、ボールを膝に置いた状態でのドリブルやターン、座った状態でのシュートなどに挑戦した。パラアスリートからの手ほどきも受け、競技の魅力や上手になるこつなどを学んだ。トークショーには、ボク
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「過去最高の結果」目標 湖西市チーム結団式【市町対抗駅伝】
静岡市で12月2日に開催される第24回県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)に向けて、湖西市チームの結団式が17日夜、同市鷲津の市民活動センターで行われた。選手21人を発表し、過去最高タイとなった前回大会の8位を超える結果を目標に掲げ、選手らが決意を表明した。 主将の辻本桜寿選手(18)が影山剛士市長から代表旗を受け取り「全力を尽くし主将らしい走りをして、過去最高の結果を持ち帰りたい」とあいさつした。今年からチームを率いる中嶋克太監督(46)は「7位以内を目標に、市の代表としてメンバーを支えたい」と意気込んだ。 選手団は次の通り。 監督 中嶋克太▽コーチ 佐原仙一
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釣り場ガイド 東部/中部/西部
東部 熱海 13日はソウダガツオやゴマサバ、小マダイ、タカベ、ネンブツダイ、トウゴロウイワシ、カマス。14日はネンブツダイやムロアジ、スマガツオ、シマアジ、タカベ、トウゴロウイワシ。15日はタカベやネンブツダイ、トウゴロウイワシが揚がった。 ▽熱海市和田浜南町熱海港海釣り施設・電0557(85)8600 伊東 伊東港周辺はサビキ釣りでイワシが多く釣れる。夕マヅメから夜にかけてウキ釣りやカゴ釣りで中アジ。アジの群れが来るのは一瞬なので夕方から準備すると良い。カマスは日中でも狙える。 ▽伊東市静海町稲七つり具店・電0557(37)0177 中部 由比漁港 15日の三保沖船釣り
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記者コラム「清流」 「いつか」のために
9月の県総合防災訓練では、湖西市内の幼稚園で訓練を取材した。訓練開始の放送を合図に机の下に潜り込む子どもたち。机から頭がはみ出す子を見た教員が、「お尻にはお肉があるから、まずは頭をしっかり隠して!」と自身のお尻をたたいて見せた。その姿に、記者自身も幼稚園や小学校で先生に同じ言葉を言われた記憶がよみがえった。 子どもの頃は防災訓練が嫌いだった。物々しいサイレンに防災頭巾の暑さ、上履きでグラウンドに出た時の不快感―。だが今思えば、教員という身近な存在に教わって何度も経験した対応こそが、一番体に染みついている気がする。 地域や世代を超え、積み重ねられてきた防災訓練の歴史を感じた。実際に大きな地
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湖西市新居町の魅力、静岡県外の美術家が語る 地域住民と交流事業
静岡県文化財団の「アーツカウンシルしずおか」による芸術家と地域住民の交流事業「マイクロ・アート・ワーケーション」で、湖西市新居町に県外在住の美術家2人が滞在している。17日には受け入れ団体のNPO法人新居まちネットのスタッフらと共に、同市の小松楼まちづくり交流館で意見交換会を行った。2人は19日まで滞在する。 来訪した美術家は、熊本県荒尾市の宮本華子さん(36)と東京都の三本木歓さん(33)。2人は13日の到着以降、同NPOの案内で町内を巡ったり徒歩や自転車で散策したりして、創作活動のアイデアを膨らませている。 意見交換会には同NPOのスタッフや市職員など15人ほどが集まり、2人が感じた
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秋告げるコスモス見頃 浜松市・浜名湖ガーデンパーク
浜松市西区の浜名湖ガーデンパークで約40万本のコスモスが見頃を迎え、秋の到来を告げている。 広さ約3000平方メートルのコスモス畑に、赤や白、ピンクなどの鮮やかな花が咲き誇る。天候に恵まれた16日は、家族連れらが花畑でゆっくりと散策を楽しむ姿が見られた。 同園によると、今週末に満開となる見込みで、10月末まで楽しめそうという。湖西市から娘の七五三の写真撮影に訪れた伴野江里奈さん(26)は「とてもきれいに咲いていて、良い写真が撮れた」と笑顔を見せた。 恒例のコスモスの地上絵も描かれ、展望塔からはハトと四つ葉のクローバーを見ることができる。 (浜松総局・山川侑哉)
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移住定住策など見直し提言 湖西市議会 行政事業を初評価
湖西市議会は、行政の監視機能強化のため本年度初めて実施した2022年度決算の事業評価の結果と24年度予算への提言をまとめた。各常任委員会で選んだ6事業を評価し、このうち移住定住促進事業と道の駅潮見坂管理運営事業を4段階中3番目のC評価として、大幅な見直しを求めた。16日、馬場衛議長らが市役所で影山剛士市長に結果を提出した。 22年度分の決算審査後に総務経済、福祉教育、建設環境の3常任委で、市が行った事務事業評価から評価項目を抽出し、市当局にヒアリングを行い課題を検討した。C評価の移住定住促進事業は、移住奨励金などの制度利用者への調査から「十分な効果があったとは言えない」と指摘。転出の防止に重
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磐田・竜洋海洋公園で210人ごみ拾い ネッツトヨタ静浜
ネッツトヨタ静浜(浜松市東区)は16日、社友会の会員による清掃奉仕活動を磐田市駒場の竜洋海洋公園で実施した。静岡市から湖西市までの全店舗から約210人が参加。ごみ袋を手に竜洋海岸周辺を歩き、空き缶やペットボトル、吸い殻などを拾い集め、環境美化に汗を流した。 同社が「P・K・O活動(ポイ捨て・危険物・ゼロ)」と名付けて長年取り組む社会貢献活動の一環。新型コロナ禍に伴う中止を経て、4年ぶりに開催した。
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商工祭で暮らしの相談 プロレスや働く車展示も 湖西
湖西市商工会はこのほど、「Show湖西 住まいと暮らしの商工祭」(静岡新聞社・静岡放送後援)を同市古見の勤労者体育センターで開いた。約30の加盟事業所がブースを構え、リフォームや介護サービスなどに関する出張相談や総菜販売を展開したほか、プロレスの試合や働く車の展示を行い、多くの人でにぎわった。 屋内エリアには出張相談やワークショップのブースが並び、工務店の「かなめ創建」はフローリング材で作った箱に熱湯を入れ、床材による吸湿効果の違いを実演した。防災用品の展示や相続に関する無料相談なども行われた。屋外では飲食店が自慢の料理を販売するなどした。 浜松市のNPO法人「プロレスで浜松を元気にする
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流鏑馬神事で繁栄祈る 湖西・女河八幡宮と二宮神社
秋祭りのシーズンを迎えた湖西市内で15日、静岡県や市の無形民俗文化財に指定されている流鏑馬(やぶさめ)の神事が、女河八幡宮(同市新所)と二宮神社(同市新居町中之郷)の2カ所で営まれた。地域住民が太鼓を打ち鳴らして神社に集まり、神事を通じて地域の繁栄や無病息災を祈った。 県の文化財に指定された女河八幡宮では、巫女(みこ)役の女児が神社を参拝する「巫女卜(みこのうら)」や、男児3人が馬で境内を駆ける「十列児(じゅうれんじ)」など、流鏑馬と共に古来から伝わる神事を順に執り行った。巫女卜には年長から小3の女児3人が選ばれ、華やかな着物を身に着けて馬に乗った。十列児には東小6年生の男児3人が参加し、
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浜名湖の夕焼けなど描く 湖西 西区の足立さん個展
湖西市新居町中之郷のカフェ&アートステージ竹生で14日、浜松市西区の画家足立典正さん(68)の個展「竹のように生きる」が始まった。23日まで。夕日に染まる浜名湖や、ススキなど秋の風景を描いた新作を含む20点が並ぶ。 25年間にわたる画家生活の中で、足立さんが特に力を入れて描いてきた身近な風景や、地域の個人商店のシリーズを中心に集めた。アクリル絵の具やパステルを使い、柔らかな光を表現した作品が目を引く。湖西市内での個展は初めて。知人の作品展で竹生を訪れた足立さんが、自然豊かなカフェ周辺の環境やオーナー夫妻の雰囲気に引かれて個展の開催を決めたという。足立さんは「空間の魅力も味わいながら作品に触
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地域安全のつどい 防犯功労者ら表彰 静岡
静岡県防犯協会連合会と県警は12日、本年度の「地域安全のつどい」を静岡市駿河区の県男女共同参画センターあざれあで開いた。防犯や少年の非行防止に尽力した功労者らを表彰した。 全国地域安全運動(20日まで)の関連行事。連合会の栗原績理事長と県警の水嶋春彦生活安全部長が表彰状を伝達した。参加者を代表し、防犯ボランティアに取り組む静岡大3年の高橋恵さんが「地域安全運動の担い手として一層の努力をする」と宣言した。 表彰を受けた功労者らは次の通り。 内閣府特命担当大臣表彰 西村保(藤枝市)菊川厚代(同)▽全国防犯協会連合会防犯功労者・防犯栄誉金章 大杉弘海(磐田市)勝又利幸(裾野市)▽同連合会功労ボラン
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湖西・新居の風景、写真パネルに 10月22日まで、JR駅前に展示
湖西市の新居町商工会は、地域の商店の情報や魅力的な風景などの写真をまとめたパネル計9枚を製作し、JR新居町駅前に掲示している。22日まで。 商店のパネルは会員事業所12店を紹介した。写真は会員を中心とする異業種交流会のメンバーが撮影し、新居町周辺の漁港や街並み、諏訪神社の祭典など、地域の歴史や文化を象徴する題材を中心に27枚を集めた。22日には、写真のパネルを市内で開催されるJR東海さわやかウオーキングのコースに設置する予定。
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湖西・新居関所周辺を周遊 10月22日産業まつり
湖西市新居町の新居関所周辺で22日午前9時~午後3時、産業まつり「第28回あらいじゃん」(実行委・新居町商工会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が開かれる。関所と仲町公園をメイン会場に、旧東海道新居宿の歴史をたどるスタンプラリーやイベントを展開する。荒天中止。 メイン会場では、ウナギの販売やくじ引き、パトカーや消防車両の展示、子ども向けの魚釣りなどを行う。関所駐車場のステージには湖西高三味線部やダンスグループなどが出演する。関所や周囲の寺社など9カ所を巡るスタンプラリーを行い、全てのスタンプを集めた人には会場と周辺の商店で当日中に使える300円分の金券を贈る。 実行委員長を務める太田秀政・
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日本語教育充実へ 湖西市に提言書 推進会議
湖西市の日本語教育の在り方を検証する市日本語教育推進会議(会長・坂本勝信常葉大教授)がこのほど、市と市教委に提言書を提出した=写真=。多数の外国人市民が暮らす同市で多文化共生を進めるため、日本語教育施策の方針作成や支援の体系化、地域のコーディネーター配置など7項目を提言した。 同会議は学識経験者や日本語教育コーディネーター、湖西国際交流協会などの委員6人で構成。本年度に発足し、計4回の会合で提言書をまとめた。坂本会長らが市役所を訪ね、影山剛士市長と渡辺宜宏教育長に提言書を手渡した。 提言は、外国人市民の子どもに対する初期支援の強化や、高校生年代で就学や就労をしていない外国人市民の居場所づくり
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詩人北原白秋の足跡表現 湖西・本興寺で民謡保存会 ダンスや弾き語り 幻想的に
湖西民謡保存会はこのほど、同市鷲津の本興寺で、詩人北原白秋(1885~1942年)が湖西市に滞在して作詞した民謡や歌の魅力を伝えるイベント「道~北原白秋と本興寺~」を開いた。本堂前に建立された白秋の歌碑の前で民謡を踊り、ギターの弾き語りと朗読、ダンスを組み合わせた幻想的なパフォーマンスを披露した。 同保存会のメンバー3人が白秋作詞の「鷲津節」と「浜名湖セレナーデ」の2曲を踊り、現在も地域に伝わる白秋の功績を紹介した。さらに、県西部などで活動するシンガー・ソングライター畑中摩美さん、コンテンポラリーダンサー秋山実優さん、俳優戸塚晴美さんが登場。白秋に扮(ふん)した俳優阿南慎司さんも現れ、32、
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浜松開誠館高生 全国大会で活躍 地元湖西市に報告
全国高校総合体育大会と全国高校野球選手権大会に出場した湖西市在住の浜松開誠館高生徒3人がこのほど、市役所に影山剛士市長を訪ねて結果を報告した。 野球部3年の近藤愛斗さん(18)=新居中出身=、陸上男子3000メートル障害と1500メートルに出場した3年辻本桜寿さん(18)=岡崎小出身=、女子バスケットボール部1年の小幡美空さん(16)=新居中出身=が訪れた。影山市長は「地元出身の高校生の活躍が小中学生の身近な目標になる」とたたえた。 近藤さんは「目標だった甲子園出場はできたが、2回戦での負け方には悔しさが残った」と振り返った。3000メートル障害で4位入賞した辻本さんは「経験を踏まえてさらに
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釣り場ガイド 東部/中部/西部
東部 熱海 6、7日はオニカサゴやソウダガツオ、スマガツオ、ダツ、ネンブツダイ、タカベ、ボラなど。8日はクロダイやメジナ、ソウダガツオ、スマガツオ、トウゴロウイワシなどが釣れた。 ▽熱海市和田浜南町熱海港海釣り施設・電0557(85)8600 伊東 伊東港周辺は朝と夕方にサビキ釣りでアジ。日中はイワシが多かった。イサキの幼魚も多く釣れたが、まだ身がないので食べずにリリースを。ウキ釣りではメジナやヘダイ、クロダイ。 ▽伊東市静海町稲七つり具店・電0557(37)0177 沼津・船 8日夜の沼津沖船釣りは指2本半~5本幅のタチウオが15匹前後でトップは40匹。9日午前の船は0.
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野球の練習拠点 湖西で開業へ 元建築会社倉庫を改装、整備
湖西市白須賀の国道1号潮見バイパス沿いに15日、野球の室内練習場「MORI DOME(森ドーム)」が開業する。バッティングセンターがない同市に野球の練習拠点をつくろうと、建築会社の倉庫兼作業所だった建物の所有者が、投球や打撃などの基礎練習ができる施設に改装した。自主練習などでの利用と同時に、野球選手を招いたイベント開催や教室の開講も予定している。 施設オーナーの森礼子さん(62)は昨年5月ごろから、所有する倉庫が空いたことを機に、野球好きの息子の助言で練習場の整備を始めた。全国各地の練習場を見学し、野球用品の製造や室内練習場の運営を行う「フィールドフォース」(本社・千葉県)の協力を受けて
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浜松、湖西にイオン 続々オープン 小売り競争激化へ 顧客囲い込み狙う
小売り大手のイオングループが県西部の浜松、湖西市に相次いでショッピングセンター(SC)を出店している。4月に湖西市に「イオンタウン湖西新居」を開業。浜松市内には10月28日に「そよら浜松西伊場」をオープンし、周辺の大通り沿い約5キロの間には「イオンモール浜松志都呂」「イオン浜松西」と三つのSCが集中することに。同市南区にも来春、「イオンタウン浜松新橋」を開業予定で、出店攻勢を図る。特にコストコや地場のドラッグストアがひしめく浜松市内は競争激化が必至とみられ、イオンの顧客囲い込み戦略の行方に業界の視線が集まる。 そよら浜松西伊場はイオングループが「都市型」と位置付けるSC。短時間で買い物が
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伝統の流鏑馬神事復活 無病息災祈り的を打つ 湖西市・熱田一宮神社
湖西市内各地で10月に入り、地域の秋祭りのシーズンを迎えている。同市吉美の熱田一宮神社では8日、例大祭に合わせて市指定無形民俗文化財の流鏑馬(やぶさめ)神事が執り行われた。コロナ禍を経て4年ぶりの実施で、市場、川尻、山口の各地区から集まった住民が無病息災や家内安全を祈った。 同神社の流鏑馬は、地域の子ども3人による「アゲウマ」が境内を3往復した後、成人男性3人が乗る「ホンウマ」が9~10往復する。弓を使い矢を射るのではなく、手に持った矢で的を打つのが特徴。乗り子の男性は馬に乗って走りながら、竹ざおの先に取り付けられた的の板に矢を打ち付けた。境内に集まった住民らは馬の迫力に歓声を上げ、的を
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扇や剣手に厳かに 児童が舞、豊穣祈願 新居・湊神社
湖西市新居町では7、8の両日に湊神社の例大祭が開かれ、8日午前には同神社境内で「宮座」と呼ばれる神事が行われた。例大祭は4年ぶりの開催で、新居小の4年生2人が浦安の舞を奉納した。 同神社周辺の船町、栄町、泉町、俵町、柏原町、向島町の代表や祭典委員ら約30人が集まった。伊藤敏子宮司が神事を執り行い、五穀豊穣(ほうじょう)や家内安全を祈った。浦安の舞を奉納したのは新居小4年の木下莉唯さん(9)と疋田麗奈さん(9)。約1カ月間の練習を重ねた2人は、扇や剣を手に厳かな舞を披露した。同日午後には各町でみこしの引き回しなどを行った。 市内では10月下旬にかけ、地区ごとに秋祭りが繰り広げられている。
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静岡県内小中高16校 インフルエンザで学級・学年閉鎖
静岡県は6日、小中学校、高校計16校でインフルエンザに感染したとみられる患者205人が確認され、学級閉鎖や学年閉鎖を行ったと発表した。 市区町別の患者数は次の通り。 【小学校】小山町4人、湖西市27人、同市18人、浜松市西区17人、同市北区6人 【中学校】御殿場市5人、静岡市葵区12人、同市駿河区10人、同市清水区9人、焼津市5人、浜松市西区17人、同市浜北区8人 【高校】富士市34人、静岡市清水区10人、同市葵区10人、湖西市13人
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牛を間近に「大きいな」 餌やりや爪切り見学 湖西・知波田小生
湖西市の知波田小は4日、全校児童が地域の歴史や自然、産業などを学ぶ「ふるさとの日」の体験活動を行った。125人の児童が5グループに分かれ、学区内の事業所などを訪れた。同市太田の「満咲(まんさく)牧場」では1~6年生約30人が、2022年10月に開所した施設で酪農の仕事を学んだ。 バスで牧場を訪ねた子どもたちは、同牧場代表取締役の矢野裕之さん(62)から牛の体のつくりや1日の仕事について説明を受けた。牛が1日に47キロの餌を食べることや鼻の模様が1頭ずつ異なることなどを知ると、子どもたちは驚きの声を上げた。矢野さんらの案内で牛舎を巡り、餌やりや爪切りの様子も間近で見学した。 6年生の藤田
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浜松、湖西両市長が上空視察 道路、河川整備状況を確認
浜松市の中野祐介市長と湖西市の影山剛士市長は6日、国土交通省中部地方整備局のヘリで両市内の道路、河川の整備状況を視察した。両市長とも市内の上空視察は初めて。 浜松市南区の天竜川河川敷を発着点に、道路は浜松市北区から長野県飯田市を結ぶ三遠南信自動車道、同区から愛知県三河港に至る浜松湖西豊橋道路、河川は天竜川中下流域と再編事業中の佐久間ダムなどの現場を確認した。 視察後、中野市長は三遠南信道について「付近の現道が崩れている。トンネルと橋が続く難工事だが早期完成を願う」と話した。影山市長は浜松湖西豊橋道路の予定ルートに触れ、「山間部から海に抜ける道ができれば防災や物流、観光など多様な観点で効果が見
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障害児の家族と被災経験共有 県西部の団体が「防災キャンプ」 地域との関係づくり重要
静岡県西部の医師や看護師、福祉専門職らでつくる団体「みらいTALK」(平野浩一代表)はこのほど、人工呼吸器など医療的ケアが必要な子どもや障害児のいる家庭の災害対策を考える1泊2日の「サバイバルキャンプ&防災ワークショップ」を浜松市北区細江町の浜松みをつくし特別支援学校で開いた。東日本大震災で被災した障害児の家族2組が避難生活の状況や平時からの備えについて経験を共有した。 福島県いわき市在住の笠間真紀さん(47)は、三男の理恩君(12)が生まれつき肢体不自由で医療的ケアが必要。発災時は市内の病院にいた。「迷惑になるのでは」と避難所に行く選択肢がなかった当時の心境を紹介した。松川浩子さん(63)
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モーター 作ったぞ 湖西・岡崎小 地元企業から学ぶ
湖西市梅田のデンソー湖西製作所はこのほど、地元の岡崎小3年生を対象にした出前授業を同校で開いた。地域のものづくりを学ぶ総合的な学習の時間の一環で、約120人の児童が工場の特徴や自動車を動かすモーターの仕組み、同社の社会貢献事業などについて理解を深めた。 社員6人が学校を訪ね、湖西製作所の紹介とモーター作り、持続可能な開発目標(SDGs)の取り組み、同社のスポーツ事業の4テーマで講話を行った。社員は自動車のモーターを生産している製作所の特徴を紹介。子どもたちはキットを使ってコイルと磁石、電池などで簡易的なモーターを組み立て、コイルに電気が通ると磁石の上で回転する様子を観察した。児童にとっても身
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ランチュウの美競う 浜松で愛好家品評会
金魚の品種「ランチュウ」の愛好家でつくる錦友会はこのほど、浜松市東区の清水金魚で第111回全国らんちう品評会を開いた。県内外から愛好家が45人参加し、美しさを競った。 当歳魚(今年生まれ)、2歳魚、親魚(3年目以降)の3部門で審査した。計107匹が出品され、審査員は白いタライにランチュウを移し、体つきや泳ぎ方、尻尾の形などを総合的に評価した。東大関を最高位に番付順に並べた。 主な成績は次の通り。 【当歳魚】東大関 松田力三(浜松市)▽西大関 田中康浩(愛知県豊橋市) 【2歳魚】東大関 田中康浩(愛知県豊橋市)▽西大関 鈴木克己(浜松市) 【親魚】東大関 疋田秀雄(湖西市)▽西大関
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9議案可決、認定 湖西市議会閉会
湖西市議会9月定例会は4日、最終本会議を開き、看護師養成の奨学金制度を創設する条例や2022年度の一般会計決算、病院事業会計決算など、各委員会で審査した9議案をいずれも原案通り可決、認定して閉会した。
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静岡ブルーレヴズ(磐田)「こさいの豚肉」PR 湖西市、大使委嘱
湖西市は、市内で生産が盛んな豚肉を県内外に広く発信する「こさいの豚肉PR大使」を創設し、磐田市を拠点に活動するラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズに委嘱した。 昨秋、両者が地域振興などに関するパートナーシップ協定を結んだことがきっかけ。レヴズには、プロスポーツクラブの発信力を生かしてこさいの豚肉の認知度向上につながる活動に取り組んでもらう。具体的には、湖西市内18店舗で豚肉料理を提供するイベント「P―1フェア」(10月28日~12月3日)に選手が訪れ、SNSでの情報発信を行う。任期は来年3月31日まで。 磐田市大久保で委嘱式が行われ、影山剛士湖西市長が伊藤平一郎選手に委嘱状を手渡した
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琴の演奏や落語楽しむ 湖西でお月見イベント
湖西市新居町の小松楼まちづくり交流館を運営するNPO法人新居まちネットはこのほど、「お月見落語会&邦楽コンサート」を同交流館で開いた。大正時代から伝わる歴史的な建物で、来場者はクラリネットや琴の演奏、詩吟、落語を鑑賞した。 十五夜に合わせた企画。邦楽コンサートでは、地元の琴奏者宮地秋子さんらによるグループ「関の音(と)」や湖西吹奏楽団のクラリネット奏者が、曲ごとに構成を変えて8曲を披露した。伝統的な楽曲だけでなく、美空ひばりの「お祭りマンボ」なども演奏し、約50人の来場者を楽しませた。 同町の本果寺などで寄席を開いている喜六家清八さんは、賭け事を巡る古典落語を披露した。
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釣り場ガイド 東部/中部/西部
東部 熱海 9月29日はサバやタカベ、ネンブツダイ、ソウダガツオなど。30日はネンブツダイやタカベ、トウゴロウイワシ、サバ、小イサキ。1日はメッキや小イサキ、ベラ、トウゴロウイワシなど。 ▽熱海市和田浜南町熱海港海釣り施設・電0557(85)8600 伊東 9月26日に港内でカサゴの放流を行った。カサゴは成長が遅いため20センチに満たないものはリリースを。 ▽伊東市静海町稲七つり具店・電0557(37)0177 沼津・船 9月29日午前の沼津沖船釣りは小マダイが多数。他にマアジやカイワリ。午後の船は25センチ前後のマアジやワラサ(ブリの若魚)。1日夜の船は指2~4本幅のタチ
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湖西「前向花畑」 ヒガンバナ見頃 耕作放棄地を整備
湖西市岡崎のJR東海道線沿線の耕作放棄地を活用整備した「前向花畑」で、ヒガンバナが見頃を迎えた。道路やあぜ道沿いに紅白の花が彩りを添え、散策や写真撮影に訪れた人の目を楽しませている。 花畑を整備するNPO法人「ハピネス湖西」の内山勝男さん(72)、カツヨさん(72)夫妻が、5年以上前から少しずつ球根を植えて株を増やした。2週間ほど前から咲き始め、今週末までは花が咲いた様子を楽しめそうだという。 同所ではコスモスも咲き始めており、2週間ほどで見頃を迎える見込み。
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火おこしでアウトドア体験 湖西でマルシェ「市場の市場」
アウトドアを中心としたマルシェイベント「市場の市場」がこのほど、湖西市吉美の杉浦機械工具店駐車場で開かれた。駐車場に9団体の出店が並び、同社のブースでは人気の火おこしやまき割り体験が行われた。 JR鷲津駅前でイベントを開く「湖西夜市プロジェクト」が同社の協力で開くイベントで、4月に続き2回目の開催。来場した親子連れらは、金属棒を使った火おこしに挑戦した。県バーベキュー協会による炭火焼きハンバーガーの販売や、ミニ四駆の体験、総菜や和菓子の販売なども行われ、来場者は思い思いの時間を過ごした。
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溺れたとき 対処法は? 湖西新居中で水難救助訓練
湖西市立新居中の3年生12人がこのほど、文化体験活動のアウトドア講座で水難救助訓練を行った。学校のプールでカヌーやカヤックなどで遊びながら、救命胴衣やペットボトルを使って泳いだり、溺れたときの対応を学んだりして水辺での安全確保のポイントを学んだ。 本年度から新たに始まった同講座では、アウトドアインストラクターの山本純也さん(40)=浜松市北区=が講師を務め、生徒がたき火や川遊びなどを体験しながら防災や事故防止の技術を学んでいる。同日は生徒がプールで泳ぎながら救命胴衣やペットボトルの浮力を確かめたり、ロープで救助をされる際の注意点について説明を受けたりした。川瀬大夢さん(14)は「楽しみながら
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卓球白熱 湖西で世代広く163人出場
第52回湖西市民卓球大会と第23回湖西市民ラージボール卓球大会(湖西卓球協会主催)がこのほど、同市のアメニティプラザで開かれた。市内在住や在勤の小学3年生から85歳まで、延べ163人が出場し、個人戦や団体戦で戦った。 卓球大会は、小学生の部のほか中学生男女、一般男女の個人戦と、団体戦を行った。ラージボール大会は通常より一回り大きな球を使うゲームで、高齢者を中心に白熱した試合を繰り広げた。 卓球大会の上位者は次の通り(かっこ内は所属団体)。 団体 ①ITSUKIクラブA②デンソー&さい卓③ITSUKIクラブB③さい卓▽一般男子 ①田村夕(デンソー)②高柳伸哉(ITSUKIクラブ)③林勇祐
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フルートと箏 和洋の響き堪能 湖西でコンサート
湖西市の表鷲津多目的ホールでこのほど、「オータムコンサートin表鷲津」が開かれた。フルートと箏(こと)のグループ「pomecolo(ポメコロ)」が出演し、クラシックやJ―POPなどを編曲した楽曲を披露した。 ポメコロは、同市表鷲津出身のフルート奏者大村美佳さん(44)=浜松市中区=のほか、浜松市、愛知県在住の箏奏者でつくるグループ。「ボレロ」や「天国と地獄」などクラシックの名曲を組み合わせたメドレーをはじめ、山口百恵の「秋桜」などの歌謡曲を含む6曲を披露した。曲により打楽器のカホンも取り入れて演奏を繰り広げ、約40人の来場者は和洋の響きが融合した音楽を堪能した。 コンサートは、表鷲津地区の住
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8月有効求人1.27倍 ハローワーク浜松管内
ハローワーク浜松がこのほど発表した管内(浜松、湖西市)の8月の有効求人倍率は1・27倍(実数値)と、前年同月を0・06ポイント上回った。1倍を超えるのは26カ月連続。 生活関連サービス・娯楽業などで新規求人数が増加した一方、7月と同様に物価高などを背景にして製造業などの減少傾向が続き、ハローワークは動向を注視している。 8月の有効求人数は前年同月比1・5%増の1万4822人で、28カ月連続で前年同月を上回った。有効求職者数は3・9%減の1万1637人だった。 新規求人数は0・2%減の5063人。産業別では生活関連サービス・娯楽業が36・6%増の276人、医療・福祉業は7・7%増の1230人。
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湖西市新居町「バッテリーロード」開通祝う 全長2キロ、新たな南北軸
湖西市は30日、国道1号浜名バイパス大倉戸インターチェンジ(IC)と市中心地を南北に結ぶ都市計画道路「大倉戸茶屋松線」(通称・バッテリーロード)の開通式典を、同市新居町で行った。約60人の関係者が出席し、トヨタ自動車の子会社プライムアースEVエナジー(PEVE)が整備中の新居工場や、新居鉄工団地に接続する新たな道路の完成を祝った。 開通区間は延長約2キロの片側1車線の道路で、整備事業費は約27億円。式典では関係者がテープカットを行い、影山剛士市長は「PEVEで生まれた車載用バッテリーが世界に旅立つ最初の道になる。地域に親しまれ、市の持続可能な発展につながることを願う」とあいさつした。遠州新
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湖西にEV電池新工場 トヨタ子会社PEVE 25年春完成予定
トヨタ自動車の子会社プライムアースEVエナジー(PEVE、湖西市岡崎)が同市新居町に整備を進める生産拠点「コサイ・バッテリー・パーク」で、建設中のハイブリッド車(HV)用電池の工場に加え、新たに電気自動車(EV)用電池の工場が建設されることが30日、同社への取材で分かった。EV電池専用工場は同社初で、生産開始は2026年以降となる見込み。 新工場は、同拠点敷地内に「第3工場」としてトヨタが建設し、PEVEが運用する。建物は鉄骨造2階建てで、建築面積約5万4千平方メートル。25年春の完成予定。同拠点に接続する都市計画道路の開通に合わせた工場見学のイベントで、同社が明らかにした。 トヨタは
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静岡県内14施設で学級・学年閉鎖 インフルエンザ
静岡県は29日、小学校など計14施設でインフルエンザに感染したとみられる患者150人が確認され、学級閉鎖や学年閉鎖を行ったと発表した。 市区町別の患者数は次の通り。 【幼稚園】浜松市西区11人 【小学校】富士市14人、静岡市葵区5人、掛川市12人、浜松市南区7人、同市北区7人、同市浜北区7人 【中学校】沼津市11人、浜松市中区8人、同市東区13人、同市北区8人 【高校】御殿場市9人、湖西市25人、浜松市東区13人
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障害者雇用へ理解深める 浜松で企業セミナー
浜松市はこのほど、2023年度障害者雇用支援セミナーを中区のアクトシティ浜松コングレスセンターで開いた。企業の採用担当者らが、障害者雇用について理解を深めた。 ハローワーク浜松の山下博士雇用指導官は、民間企業の障害者の法定雇用率(現行2・3%)を達成しているのは管内(浜松市、湖西市)で半数ほどだと説明。法令整備や医学の進歩を背景に、仕事を求める障害者が増えているとも解説し、障害者の職場定着のための支援制度も紹介した。 障害者を雇用する企業による事例紹介もあった。浜名梱包輸送(浜北区)の担当者は、障害のある社員向けの仕事内容として箱の組み立て、コンテナ清掃などを示した。障害の特性を理解し、
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鷲津駅前広場で音楽イベント 湖西、12組出演
湖西市のJR鷲津駅前ひまわり広場でこのほど、音楽と飲食を楽しむイベント「Ha.m.o.p(ハモップ)」が開かれた。ステージには県西部などで活動するアマチュアミュージシャンなど12組が出演し、演奏を披露した。 7月に続き2回目の開催。ギターの弾き語りをするシンガー・ソングライターや和太鼓のグループ、バンドなどが登場し、オリジナル曲やカバー曲を次々に披露した。会場にはキッシュやコーヒーを販売する店やキッチンカーなど17の出店が並び、来場者は食べ物や飲み物を片手に生演奏に耳を傾けた。
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釣り場ガイド 東部/中部/西部
東部 熱海 22日はカサゴやイシダイ、ワカシ(ブリの幼魚)。23日はカンパチや小マダイなど。24日は小マダイや小メジナ、トウゴロウイワシなど。ソウダガツオやイサキ、サバ、タカベは連日釣れた。 ▽熱海市和田浜南町熱海港海釣り施設・電0557(85)8600 伊東 伊東港周辺や川奈いるか浜では餌釣りや弓角仕掛けでソウダガツオとサバ。サビキ釣りは早朝と夕方にアジ。カマスサビキではカマスも揚がった。 ▽伊東市静海町稲七つり具店・電0557(37)0177 沼津・船 23日夜の沼津沖船釣りは指2本半~4本幅のタチウオが15匹前後。スルメイカは多数、カマスなども交じる。24日午後の船は
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湖西・鷲津小150年 児童が歴史紹介 寸劇、すごろく披露
湖西市の鷲津小で27日、創立150周年の記念集会が開かれた。授業参観に合わせて全校児童約880人と保護者が体育館に集まり、児童会役員が学校の歴史を紹介する寸劇とすごろくを披露した。子どもたちは明治時代から続く学校と地域の歴史を学びながら節目の年を祝い、ペア学年で交流を深めた。 同校は学制発布翌年の1873(明治6)年に、妙立寺と本興寺の境内に置かれた二つの小学校が母体。1922年に両校が合併し、47年に校名が「鷲津小」となった。児童会役員の寸劇には学校のキャラクターや仙人が登場し、過去の写真をプロジェクターで映しながら歴史を振り返った。発明家の豊田佐吉が同校を卒業したことや太平洋戦争中の
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静岡県内21施設で学級・学年閉鎖 インフルエンザ
静岡県は26日、小学校など計21施設でインフルエンザに感染したとみられる患者247人が確認され、学級閉鎖や学年閉鎖を行ったと発表した。 市区町別の患者数は次の通り。 【幼稚園】湖西市5人 【小学校】裾野市7人、磐田市7人、浜松市中区13人、同区24人、同市東区16人、同区9人、同市西区10人、同市南区14人、同区8人、同市北区6人、同区20人、同市浜北区18人 【中学校】熱海市13人、三島市11人、同市12人、裾野市7人、島田市11人、 【高校】沼津市8人、静岡市葵区17人、浜松市中区11人
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電子商品券 受け付け開始 湖西市 1億1700万円分、消費を喚起
湖西市の影山剛士市長は26日の定例会見で、物価高騰の影響を受けた市民や飲食店などの支援策として、プレミアム付き電子商品券「コーちゃんPay」の申し込み受け付けを開始したと発表した。本年度の発行総額は1億1700万円で、プレミアム率は昨年度を上回る30%。申し込みは10月18日まで受け付け、申込金額が上限に達した場合は抽選を行う。 1口あたり5千円の自己負担で6500円分の商品券を販売する。1人5口まで購入可能で発行の上限は1万8千口。商品券のうち1500円分は市内に本社を置く中小企業や個人事業主の店舗で使える「限定券(A券)」、5千円分は加盟店舗全体で使える「共通券(B券)」。対象店舗は25
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バレー女子 ブレス浜松、湖西・新居小で出前授業 走りのこつ伝授
バレーボールVリーグ女子2部・ブレス浜松の選手やコーチらが26日、湖西市の新居小を訪問し、6年生約60人に対する出前授業を行った。選手らは来週実施される体力テストに向け、子どもたちに50メートル走のタイムを縮めるこつを伝授。姿勢や腕の振り方などのポイントを、児童と一緒に走りながら解説した。 来校したのは、水上真悠子選手(27)、丸山莉佳選手(24)、山本実奈選手(24)とコーチら6人。スタート時のポイントとして体を前傾姿勢にすることや腕をしっかりと振ること、「最初の3歩を速くして勢いに乗る」などのこつを説明した。子どもたちは選手らを挟んでスタートダッシュを練習し、正しいフォームや走り出す勢
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浜名湖畔で親子ハゼ釣り 湖西フロンティア倶楽部が教室
湖西市で自然体験や環境学習に取り組む「湖西フロンティア倶楽部(クラブ)」が24日、ハゼ釣りの親子体験教室を同市の表鷲津湖岸公園で開いた。市内の小学生ら5組が参加し、浜名湖畔で釣りを楽しんだ。 初心者でも挑戦しやすいハゼ釣りを通じて浜名湖に親しんでもらおうと、毎年開いているイベント。参加者は釣りが得意なスタッフから説明を受け、釣り針に餌のアオジャムシを付け、岸の近くを狙って仕掛けを飛ばした。この日は15センチ程度のハゼが次々に釣れ、子どもたちは予想以上の釣果に歓声を上げた。 母親と参加した鷲津小4年の木下裕翔君(9)は、「すぐ魚に餌を取られてしまうところが難しかったけれど、たくさん釣れると楽し
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ジュビロホーム戦に招待 サーラコーポレーション 湖西市社協に30席寄贈
サーラコーポレーション(愛知県豊橋市)はこのほど、サッカーJ2ジュビロ磐田の観戦チケット30人分を湖西市社会福祉協議会に寄贈した。5月に同市がジュビロ磐田のホームタウンに加入したことに合わせた取り組み。市内の子ども食堂などを通じて、観戦を希望する子どもたちと家族を招待する。 招待チケットは10月1日と28日、11月4日に磐田市のヤマハスタジアムで行われるホームゲームのもの。同社経営戦略本部の竹本万弓マネジャーらが湖西市社協を訪ね、森宣雄会長にチケットとオリジナルグッズの折り畳みクッションを届けた。同社の担当者は「選手たちが一丸となって戦うチームを応援してほしい」と話した。 市社協では市内の子
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地域貢献、最後の秋まつり 来年閉鎖のソニー湖西サイト
2024年6月末で操業を終了する湖西市境宿のソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズ湖西サイトで22日、「SGMO秋まつり」が開かれた。地域貢献の一環として屋外エリアを開放し、長年地域に親しまれてきたイベント。会場は、工場閉鎖前最後の機会に訪れた地域住民らでにぎわった。 工場敷地内に焼きそばやクレープなどを販売する13の出店が並び、ステージでは社員が部門別のチームで競い合うゲームや、有志のバンド演奏などを披露した。お笑いコンビの「ジョイマン」と「エルフ」の2組も登場して盛り上げた。イベント終盤には、地元の梅田手筒花火保存会が手筒花火約60本を打ち上げた。 目や耳が不自由な人の
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海湖館広場に歌声響く 宝探し大会も 湖西・オータムフェスタ
湖西市新居町の観光施設「海湖館」でこのほど、湖西・新居観光協会が「南浜名湖オータムフェスタ」を開いた。広場で音楽ライブを繰り広げ、市内外で活動するアマチュアバンドなど10組が出演したほか、マルシェや子ども向けの宝探し大会を行った。 毎月第3日曜に新居関所駐車場で開かれる朝市などで音楽を披露している愛好家らが出演し、J―POPの名曲などを披露した。広場では茶や花の苗、総菜などを販売する6店舗とキッチンカー2台が出店。ウナギのつかみ取り体験に来た親子連れでにぎわう中、出演者が歌声を響かせた。 新居弁天海水浴場の砂浜では子ども向けの宝探しゲームを行い、砂浜に隠された色の付いた石を探した参加者に
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犬と触れ合い高齢者ら笑顔 湖西で施設訪問
静岡県動物保護協会湖西支部はこのほど、湖西市新所岡崎梅田入会地の特別養護老人ホーム光湖苑で、施設利用者に動物と触れ合う機会を提供する訪問活動を行った。同協会に登録するボランティア3人と飼い犬3匹が施設を訪れ、デイサービスの利用者と触れ合った。 訪問したボランティア犬はポメラニアンと黒柴、プードルの3匹。いずれも人と触れ合う訓練を受け、福祉施設の訪問や学校での動物愛護教室などに協力している。同日は約30人の利用者がグループに分かれ、犬を膝に乗せてなでたり、名前を呼んで微笑みかけたりした。過去に自分で飼っていた愛犬を思い出し、涙を拭う利用者もいた。 同協会では毎年、希望する福祉施設を対象にした訪
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浜松東、湖西署に安全宣言書を提出 JAとぴあ
JAとぴあ浜松は21日、職員らの交通事故防止を誓う交通安全宣言書を浜松東、湖西の両署に提出した。 浜松東署管内では、支店や営農センターに勤務する職員とその家族計1795人が子供と高齢者に配慮した運転や、早めのライト点灯などの実践事項が記された宣言書に署名した。竹内章雄代表理事理事長らが同署を訪れ、松本一勝署長に手渡した。 湖西地区では、湖西市内5支店と営農センターの職員や家族計291人が宣言書に署名した。山本淳行常務理事、北谷英久湖西地区統括部長らが湖西署を訪問し、川島好勝署長に宣言書を提出した。 同JAは29日までに、浜松中央、浜松西、浜北、細江の4署にも宣言書を提出する予定。
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青信号手を挙げて横断歩道渡る練習 湖西の保育園
湖西署と県交通安全協会湖西地区支部は21日、秋の全国交通安全運動に合わせ、湖西市古見の小規模保育園「きりつ保育園」で乳幼児向けの交通安全教室を開いた。交通安全指導員が大型絵本の読み聞かせを行い、園児は室内で横断歩道の渡り方を練習した。 同園に通う0~2歳児と保育士約20人が参加した。同協会の交通安全指導員が道路上での危険を示した大型絵本を読み、園児は絵本の仕掛けをめくって遊んだ。室内に横断歩道を模したビニールシートと訓練用の模擬信号機を設置すると、園児は保育士と一緒に信号機の色が青に変わるのを確認し、手を挙げて横断歩道を渡る練習をした。 駐車場でパトカーの見学と記念撮影も行った。
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湖西市議会 13議案可決 9月定例会
湖西市議会9月定例会は20日、本会議を開き、市が上程した議案の質疑と一部採決を行った。5月に火災が起きたリサイクルプラザの復旧や消防防災センター建設地の汚染土壌撤去などのため、歳入歳出をそれぞれ1億4556万円増額する本年度一般会計予算案など13議案を可決した。 看護師養成機関の学生を対象とした奨学金制度を創設する条例案など8議案は、市議会常任委員会に付託された。各委員会で審議した後、定例会最終日の10月4日に委員長報告を経て採決する。
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釣り場ガイド 東部/中部/西部
東部 伊東 カゴ釣りや弓角仕掛けでソウダガツオやサバ。他にサビキ釣りで早朝と夕方にアジが釣れる。遠くに投げずに足元を探ると良い。日中はコノシロが多い。 ▽伊東市静海町稲七つり具店・電0557(37)0177 沼津・船 9月12日午後の沼津沖船釣りは4.5キロまでのマダイが多数。マアジやカイワリ、イトヨリも交じる。13日午後の船も25センチ前後のマアジや中サバ。16日の夜の船は60~90センチ、指2本半~4本幅のタチウオが10匹前後。20~35センチのカマスは多数。他にスルメイカやマアジなど。 ▽沼津港 大翔丸・電090(4259)6786 中部 由比漁港 9月17日の三保
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静岡県内13校学級閉鎖 インフルエンザ
静岡県は19日、小中学校、高校計13校でインフルエンザに感染したとみられる患者114人が確認され、学級閉鎖を行ったと発表した。 市区町別の患者数は次の通り。 【小学校】沼津市8人、同市8人、静岡市葵区5人、藤枝市5人、掛川市17人、湖西市17人、浜松市中区2人、同区12人、同市南区11人。 【中学校】焼津市6人、同市8人。 【高校】磐田市7人、同市8人。
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森林基金の活用法 湖西連峰管理検討 市議会一般質問答弁
湖西市は19日の市議会9月定例会一般質問で、2019年度に創設した森林環境基金の使い道について、新たに湖西連峰の維持管理などへの活用を検討する意向を示した。 基金は、森林の間伐や木材利用の促進などを目的に国から交付される「森林環境譲与税」を受け創設した。市は21年度に譲与税を活用した補助制度を開始。森林荒廃で土砂災害の危険が生じるなどした公益性の高い場所を再整備する事業に対し、完了後3年間の適正管理などを条件に補助金を交付している。 全国の自治体では譲与税の使い道が決まらず、交付額を有効に消化できない課題も生じている。市は新たな活用方法として、人気のハイキングコースがある湖西連峰で、倒木の撤
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ボランティア「里いもの会」 福祉施設で歌や踊り披露 湖西
静岡県西部の福祉施設を中心に慰問活動をしているボランティア団体「里いもの会」が17日、湖西市岡崎の特別養護老人ホーム寿松園を訪れ、「歌と踊りの集い」と題したイベントを開いた。50~80代の会員16人が得意のフラダンスや歌などを繰り広げ、施設利用者を楽しませた。 フラダンスの5人組は、明るい曲に合わせて帽子を使ったダンスを披露した。ギターの弾き語りや手品、日本舞踊などを披露する会員もいた。施設利用者やスタッフら約40人が参加し、音楽に合わせて手拍子をしたり、知っている曲を口ずさんだりして交流した。 同会は湖西市のほか掛川、磐田、浜松各市などのメンバーが集まり、趣味を生かして月1、2回の慰問
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湖西の山田さん、もうすぐ100歳 川勝知事らが祝福 敬老の日に訪問
敬老の日の18日、本年度に100歳を迎える山田あささん(99)=湖西市太田=を川勝平太知事らが訪問し、国と静岡県からの祝い状や記念品などを贈った。山田さんの孫やひ孫など親族も同席し、長寿を祝った。 川勝知事は岸田文雄首相からの祝い状と銀杯、県からの寿詞と駿河和染のテーブルマットをそれぞれ山田さんに手渡し、「お元気でいてください」と声をかけた。湖西市の鈴木典之副市長も市を代表して花束を贈った。山田さんは返礼として自作の布草履を川勝知事にプレゼントし、「こんなにたくさんの人に祝ってもらえて、生きてきたかいがあった」と目を細めた。 山田さんは1924(大正13)年1月3日生まれ。現在は自宅で次
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人力ボート速さ競う 湖西で全国大会 20艇が力走
太陽光発電や人力で走る自作ボートで速さを競う「ソーラー・人力ボートレース全日本選手権大会」(日本ソーラー・人力ボート協会主催)が17日、湖西市新居町のボートレース浜名湖で開幕した。県内外から20艇が出場し、初日は100メートルと200メートルのレースを繰り広げた。化石燃料を使わない“エコ”なボートが浜名湖を力走した。 高校生や高等専門学校、企業の同好会などが自分たちの力で製作したボートを持ち寄りエントリーした。自転車の部品を組み込んでこぐ船や、体重移動を推進力に変えて動くボートのほか、太陽光パネルを積んでモーターを動かすボートも走った。 18日は1キロのスラローム
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ろ過装置 効果体験 環境問題を啓発 湖西市がフェア
湖西市は16日、環境問題や地球温暖化対策を市民に啓発する「こさい環境フェア」を、同市新居町のボートレース浜名湖で開いた。市役所の環境部門の各課や企業、福祉事業所などが13のブースを設け、来場者が体験コーナーや展示を巡った。 市内の事業所などが加盟する湖西環境保全協議会は、水のろ過装置の効果を実演した。来場者はペットボトルに布や砂、活性炭などを詰めた装置に泥水を注ぎ、装置を通った水の濁りが改善される様子を確認した。県地球温暖化防止活動推進センターは、サイクルマシンをこいで発生させた電気でクレーンゲームを操作する体験を行い、子ども連れを中心に人気を集めた。花の苗の販売や、下水汚泥から作った乾燥
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湖西おいでん祭 市民総踊り、230人息合わせ ステージや出店多彩に
湖西市の夏を締めくくる「第28回湖西おいでん祭」が16日、同市新居町のボートレース浜名湖対岸駐車場で開かれた。メインイベントの市民総踊りには、11チーム約230人が参加。地元ゆかりの「湖西音頭」など4曲を踊り、日頃の練習の成果を披露した。 毎年8月下旬に開催していたが、今年は熱中症対策のため9月にずらして開いた。市民総踊りでは、同市出身の発明家豊田佐吉にちなんだ「佐吉のふるさと音頭」や、「新居音頭」なども披露。出場チームが輪になって息の合った踊りを繰り広げた。祭りの締めくくりには遠州新居手筒花火が披露され、迫力のある約160本の手筒花火に集まった市民が歓声を上げた。 昼間のステージイベン
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インフルエンザ 静岡で流行期か 例年より4カ月早く
静岡市は15日、市内でインフルエンザの流行が始まったと発表した。例年は1月ごろ流行期に入ることが多く、約4カ月早い。市保健予防課は新型コロナウイルス感染症との関連性も含め、「詳しい原因は分かっていない」とし、今後の動向を注視するとしている。 今シーズンの調査の起点となる9月4~10日の1週間で、市内の定点医療機関の平均患者数が2・84人となり、流行の目安となる「1人」を上回った。前週(8月28日~9月3日)は1・24人だった。今後、患者数の増加が予想される。昨シーズンは2023年1月2~8日に流行が始まった。 市の高齢者対象のインフルエンザ予防接種は10月1日から始まる。保健予防課は手洗
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「お達者度」自立健康生活期間、静岡県全体伸び 男性/菊川初のトップ 女性/御殿場6年連続
静岡県は15日までに、65歳から自立して健康に生活できる期間を示した2020年の「お達者度」をまとめた。男性は18・59年、女性は21・57年で、いずれも前年から延伸した。市町別にみると、男性は菊川市が19・45年で初めて1位になり、女性は御殿場市が22・57年で6年連続トップだった。 要介護度2未満の状態を「お達者」と定義し、人口や死亡数、介護認定状況のデータに基づいて県が毎年独自に算出している。県全体は前年に比べ男性が0・29年、女性が0・19年それぞれ伸び、いずれもデータの公表を始めた09年以降で最長となった。 2位以下は男性が裾野市、袋井市、湖西市、三島市の順。女性は湖西市、森町
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発達支援教室など移転 新所幼稚園跡地の新施設に 湖西市答弁
湖西市は15日の市議会9月定例会一般質問で、2022年度末に閉園した市立新所幼稚園の跡地に整備する子育て支援施設に、市健康福祉センター「おぼと」で実施している発達支援教室や就園前の相談窓口、保護者や園の教員向け講座などを行う機能を移転する方針を示した。24年度に改修工事を行い、同年度内の開設を目指す。 発達に課題のある未就園児を対象とした発達支援教室は現在、おぼとのホールで1歳児クラスを月2回、2歳児クラスを月4回開講し、遊びや運動を通じて就園に向けた支援を行っている。鈴木祥浩こども未来部長は答弁で、新所の新施設に移転する理由を「おぼとはトイレが遠いなど環境面の課題がある。幼稚園の設備がある
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静岡県内インフル流行期入り シーズン初週、急激な感染拡大懸念
静岡県は14日、インフルエンザが流行期に入っていると発表した。定点医療機関の報告によると、1カ所当たりが直近1週間(4~10日)に診た患者数は平均4・79人となり、前週の2・19人の2倍以上。シーズン入り1週目で流行期に入った上、過去最多となった。今後、急激な感染拡大が懸念される。 流行の目安は1カ所当たり「1人」。新型コロナウイルスの感染症法の位置付けが5類に移行した5月以降、異例の流行が始まった。定点医療機関あたりの患者数は6月以降は1人前後で増減を繰り返し、いったん終息したものの、8月下旬に1・44人になってから前週比1・5倍以上で上昇を続けている。 国の基準で注意報レベルは10人
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新居跨線橋撤去の是非 湖西市「来年度に方針」 市議会一般質問で市答弁
湖西市は14日の市議会9月定例会一般質問で、老朽化と耐震性能の不足で撤去が検討されている「新居跨線橋」について、2024年度中に撤去か存続かの方針を決めると明らかにした。24年2月に、今月開通する都市計画道路「大倉戸茶屋松線(通称・バッテリーロード)」の影響を踏まえた交通量調査を行い、方針を決定する。 同跨線橋は、同市新居町のボートレース浜名湖東岸からJR東海道本線や東海道新幹線をまたぎ、国道301号などに接続する高架橋。ボートレース場が現在地に移転した1968年に浜名湖競艇企業団が設置した。所有者として維持管理を担う同企業団は2021年12月、27年度をめどに橋を撤去する方針を示した。
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お得な食事券 9月21日販売開始 湖西・新居町商工会
湖西市の新居町商工会は21日午前9時から、町内の飲食店で使えるプレミアム付き食事券の販売を同市の新居町商工会館で行う。5千円分の食事券セットを各3千円で販売する。先着千セットで、なくなり次第終了となる。 食事券が使えるのは、同商工会に加盟する居酒屋やカフェなど27店舗。同日から来年1月14日まで利用できる。購入は現金のみで1人2セットまで。初日は同会館のほか、付近に臨時駐車場を開設して対応する。 問い合わせは同商工会<電053(594)0634>へ。
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釣り場ガイド 静岡県東部/中部/西部
東部 熱海 9日はマダイやソウダガツオ、コノシロ、ショゴ(カンパチの幼魚)、メジナ、イサキなど。10日はカンパチやクロダイ、メジナ、オオモンハタ、マハタ、タカベなどが揚がった。 ▽熱海市和田浜南町熱海港海釣り施設・電0557(85)8600 伊東 これからはソウダガツオやサバ狙い。2本針仕掛けで、一つは擬餌針のカブラ、もう一つに餌のオキアミを付けてコマセをまく餌釣りや弓角仕掛け、ジギングなど、いろいろな釣法が楽しめる。今後に期待したい。サビキ釣りや投げ釣りもまだできる。 ▽伊東市静海町稲七つり具店・電0557(37)0177 沼津・船 10日午後の沼津沖船釣りは20~25セ
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地震や津波 模型で学ぶ 湖西鷲津小PTA防災教室
湖西市の鷲津小PTAはこのほど、「親子ふれあい災害体験教室」を同校で開いた。地域防災指導員が手作りの模型で地震や津波、液状化現象などのメカニズムを解説したほか、非常用持ち出し袋や家具転倒防止のグッズを紹介した。地震体験車や煙体験ハウスも設置され、親子連れ約60人が活動を通じて防災対策を考えた。 液状化現象の模型は台車を付けた水槽の中に水を含んだ砂を敷き、激しく揺さぶって地震を再現した。参加者は揺れの後に水たまりができたり、砂の上に置いた家や車の模型が沈んだりする様子を観察した。プレートの動きで地震が発生する様子や津波の影響を説明する模型もあり、子どもたちは仕掛けを動かして災害の仕組みを学んだ
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童謡、合唱、古典高らか 湖西・カトレアコーラス
湖西市の西部地域センターで活動する女声合唱団「カトレアコーラス」がこのほど、30周年記念コンサートを同所で開いた。団員16人が出演し、童謡や合唱曲、イタリア古典歌曲など15曲を披露した。 同合唱団は1992年結成。コロナ禍で文化活動が停滞していた中、2022年に予定していた30周年のコンサートを1年延期して開催した。コロナ前から練習していたという「証城寺のたぬきばやし」をはじめとする合唱曲を披露し、美しいハーモニーで約180人の聴衆を楽しませた。指揮を務める講師の斉藤恭代さんがソロを披露する演目もあり、16~17世紀のイタリアで書かれたオペラを基にした楽曲を、アイリッシュハープなどの伴奏で披
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7~8月の船舶海難13隻 清水海上保安部が発表
清水海上保安部はこのほど、管轄する湖西市から沼津市までの遠州灘と駿河湾で発生した今夏(7~8月)の海難事故件数(速報値)を発表した。 同海保によると、事故に遭った人は前年と同じ3人で、死者・行方不明者はいなかった。3人はいずれも成人男性で、マリンスポーツをしていた。 船舶海難は13隻で、昨年から5隻増えた。船種別ではプレジャーボートが10隻(前年比3隻増)と全体の8割を占めた。2014年と並んで過去10年で発生件数は最多。10隻のうち6隻が釣り目的だった。 プレジャーボートの海難事故が増加傾向にあり、同海保では講習会やパトロール時に安全確保の徹底を引き続き呼びかける。
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湖西市チーム 選手選考会 小学生16人 記録競う【市町対抗駅伝】
12月2日に静岡市で開かれる県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)に向け、湖西市スポーツ協会陸上部が10日、駅伝チームの選手選考会を兼ねた記録会を同市吉美の湖西運動公園で開いた。小学生16人が参加し、1500メートルの記録を測定した。 男子9人、女子7人が参加した。男女別で記録会を行い、ゼッケンを着けた子どもたちは号砲に合わせて一斉に走り出した。駅伝チームは19日の実行委員会で登録選手を決め、10月17日に結団式を行う。11月に市内で開く大会の結果を踏まえ、駅伝当日に走る選手を選考する。
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園児、児童らの防火ポスター審査 湖西市消防本部
湖西市消防本部はこのほど、市内の小学生が参加する少年消防クラブと、園児による幼年消防クラブの防火ポスター審査会を、市健康福祉センターで開いた。応募総数計190点から、県のコンクールに進む特別賞14点と入選作品を選んだ。応募作は秋の火災予防運動に合わせ、10~11月に中央、新居の2図書館や西部地域センターで展示する。 ポスターを描いたのは市立小6校の61人と、市内の私立保育園やこども園の7園129人。火の始末の徹底や住宅用火災警報器の重要性を訴える作品を、消防車の絵や標語を添えて完成させた。市教委の指導主事が審査員を務め、入賞作品を選んだ。 特別賞の受賞者は次の通り。 小学生 本村美陽(
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マイクロプラ判別へ共同研究 スズキと静岡大 タンパク質特性生かす
スズキは11日、静岡大とマイクロプラスチックの有無や種類などの判別技術に関する共同研究を開始すると発表した。同社は海洋環境保護の一環で海洋マイクロプラスチック回収装置(MPC)付き船外機を販売している。研究を通じてプラスチック片が短時間で簡便に検出できる試薬を開発し、国内外の海域から集めた回収物の効率的な分析や、顧客の海洋プラごみ削減の意識向上に貢献する。 タンパク質のプラスチックへの吸着特性を生かし、静岡大農学部の中村彰彦准教授と連携する。色のついた蛍光タンパク質などを活用し、プラスチックと混ぜ合わせ、正確かつ短時間にプラスチックの特定や種類別の色分けができるよう目指す。 スズキは昨年
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鷲津幼小中に30万円分図書 湖西の古見報徳社
湖西市の一般社団法人古見報徳社はこのほど、同市の鷲津幼稚園と鷲津小、鷲津中の3施設に対し、計30万円分の図書を寄贈した。各施設の希望に合わせた図書計約150冊を贈った。 鷲津中で同日、贈呈式を行い、木下喬理事長が3施設の校長らに目録を手渡した=写真=。新たに贈った図書は文学作品や辞書、図鑑のほか、料理本や紙芝居など。 同市古見地区の24世帯が参加する同団体は、2010年から毎年図書の寄贈を継続している。木下理事長は「図書を有効に活用してもらっている。今後もできる限り続けたい」とあいさつした。
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湖西「うなぽん」ゆるバース参加 ゆるキャラGP後継、市内企業が3D技術で協力
2022年に誕生した湖西市の公式キャラクター「うなぽん」が、「ゆるキャラグランプリ」の後継イベントとしてインターネット上の仮想空間(メタバース)で開催中の「ゆるバース」にエントリーした。市内のものづくり企業の協力で3Dデータが製作され、参加が実現した。市はオンライン投票が締め切られる10月20日に向け、うなぽんへの投票を呼びかけている。 エントリーに必要な3Dアバターのデータを製作したのは、自動車部品製造の「ジェイテクトコラムシステム」(旧社名・富士機工)。製品の3Dデータを基に金型の設計を検討する技術を応用し、ウナギやパンダをモチーフにしたうなぽんの丸い体を3Dで表現した。 ゆるキャ