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テーマ : 熱海市

熱海・海水浴客44%減 2019年比 今夏3カ所9万1985人

 熱海市はこのほど、今夏開設した市内の3海水浴場(熱海サンビーチ、長浜、網代温泉)の入場者数を発表した。3カ所の合計は9万1985人と前年比で21・5%減少した。新型コロナウイルスの感染症法の位置づけが5類に移行し、4年ぶりに行動制限のない夏だったが、予想に反して海水浴客の数が伸び悩んだ。コロナ禍前の19年比では44・1%の減だった。
 今夏の3海水浴場はいずれも7月8日から8月27日までの51日間にわたり開設した。入場者数の内訳は、熱海サンビーチが前年比で30・7%減の6万4945人、網代温泉が11・3%減の2960人にとどまった一方、長浜は19・6%増の2万4080人となり、地域差が出た。期間中、死亡事故は発生しなかった。
 今夏は記録的な猛暑が続き、お盆期間中には台風が襲来した。市によると、海水浴客が減少した具体的な要因は分かっていない。JR駅の乗降客数や駐車場の利用状況、海外旅行者の動向に関する各種データを用いて「詳しい検証作業を進める」(公園緑地課)としている。

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