小中学生のネット 安全利用へ冊子 公衆電話会、富士市に寄贈
公益財団法人「日本公衆電話会」はこのほど、小中学生にインターネットの安全な使用を啓発する冊子計4800冊を富士市に寄贈した。
冊子は、会員制交流サイト(SNS)の投稿が批判を集めて「炎上」した事例などで身近に潜む危険を説明した中学生向けの「ネット安全ガイドブック」と、小学生向けにインターネットの基本的な使い方や交通安全、防犯などを幅広くまとめた「こども手帳」の2種類。市内の中学1年生と小学5年生に配布する。こども手帳の電子版が入ったCDも各校で活用する。
同会静岡支部の渡辺栄一支部長らが市役所を訪ね、森田嘉幸教育長に冊子と目録を手渡した。渡辺支部長は「子どもたちが事件に巻き込まれず安全に過ごせるように活用してほしい」と話した。