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外国人に選ばれる地域へ課題を議論 遠州広域行政推進会議

 大井川以西の8市1町でつくる遠州広域行政推進会議の会合が26日、牧之原市の相良原子力防災センターで開かれた。「外国人に選ばれる地域となるための取り組み」をテーマに各首長が議論を交わした。

日本語教室の整備などをテーマに議論を交わした遠州広域行政推進会議の会合=26日午後、牧之原市の相良原子力防災センター
日本語教室の整備などをテーマに議論を交わした遠州広域行政推進会議の会合=26日午後、牧之原市の相良原子力防災センター

 文化庁国語課の今村聡子課長から、日本語教育の推進に関する法律や方針についての説明があった後、浜松市の担当職員から各市町が実施する日本語教室の現状が報告された。指導者や支援者が不足していることが課題として挙げられた。
 解決策として、中野祐介浜松市長は教材の開発や指導者らを育成する講座の開催など各市町が連携して実施することを提案した。
 杉本基久雄牧之原市長と長谷川寛彦菊川市長は、外国籍児童生徒への日本語支援の取り組みが十分でないことも課題に挙げた。大場規之袋井市長は、ボランティアで日本語支援をしている団体へ金銭的な援助をする必要性を訴えた。

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