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茶況(2月22日)外国人研修生対象に茶業体験 菊川市などが講座

 菊川市と日本国際協力センターはこのほど、外国人研修生を対象にした茶業体験講座を同市西方の西方茶農協製茶工場で開いた。ブラジルやフィリピンの外国人研修生7人が参加し、工場を見学しながら茶の製造過程を学んだ。

製茶工場を見学する外国人研修生=菊川市西方
製茶工場を見学する外国人研修生=菊川市西方

 組合員の減少を背景に、茶農協が法人化に伴う外国人労働者雇用を検討する機会として実施した。西方茶農協の杉本敏秀組合長が講師を務め、茶農協での取り組みや製造について紹介した。参加者は茶園の様子を確認し、摘採機に試乗した。工場内では工程や機械の説明を受け、茶の加工にかかる時間や勤務態勢について活発に質問した。
 市の担当者は「茶業の魅力を感じてもらい、日本での就業選択の一つとして考えてもらえたらいい」と話した。
 (掛川支局・山本萌絵佳)

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