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茶業発展願い 新年初もみ 菊川 100歳迎えた17人に贈呈

 菊川市の菊川茶手揉保存会と小笠手もみ製茶技術保存会は5日、「新春初揉み会」を市役所東館プラザきくるで開いた。会員11人が伝統の技術で手もみ茶を仕上げた。

手もみ茶の出来栄えを確認する会員=菊川市役所東館プラザきくる
手もみ茶の出来栄えを確認する会員=菊川市役所東館プラザきくる

 新年を祝うとともに茶業発展への願いを込める恒例行事。手もみしたのは昨年4月に摘み、冷凍保存していた茶葉約4・5キロ。会員はもみ台の「ほいろ」を使い、両手で擦り合わせながら乾かす「もみきり」や形を整える「こくり」などの作業を行い、完成させた。
 菊川茶手揉保存会の落合とし会長(75)は「茶業界が明るい1年になってほしい」と話した。手もみ茶は100歳を迎えた市内の17人に贈る。

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