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菊川市、介護保険料徴収ミス 計64件 起算日変更怠る

 菊川市は17日、2015~21年度の介護保険料の遡及(そきゅう)賦課手続きで、計64件の徴収ミスが発覚したと発表した。法改正に伴う起算日の変更を怠ったのが原因という。
 市によると、現行の介護保険制度は被保険者の所得に応じて、2年までさかのぼって介護保険料を賦課できる。徴収ミスの内訳は、過大徴収が39件で67万7680円、過少に算定したことによる過大還付が25件で計50万6400円。過大徴収の対象者向けに通知し、24年2月末までに還付する。過大還付の対象者には追加納付を求めない。
 厚生労働省が全国の自治体に宛てた起算日に関する通知を受けて、市が実施した状況確認で判明した。市は職員同士の情報共有やチェック態勢を強化するなどして、再発防止に努めるとしている。

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