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非行や事故防止へ 取り組み充実要望 菊川署協議会

 警察の業務について市民と警察官が意見を交わす協議会が8日、菊川署で開かれた。同署は管内の事件や事故の発生状況を説明し、委員は少年の非行や交通事故などの防止に向けて取り組みの充実を求めた。

警察業務について質問する委員(手前)=菊
警察業務について質問する委員(手前)=菊

 同署によると、昨年1年間の少年補導人数は69人(前年比31人減)で、交通事故件数は279件(同5件増)だった。委員は「中高生が非行に誘われないための対策をしてほしい」と求め、同署は「(防犯の)講話に実践的な内容を盛り込み、学校とも連携していく」と応じた。
 同署は2~5月の重点業務として、新学期が始まる子どもの安全対策など3点を挙げた。委員からは自転車通学をする中学生への安全指導、4月から全年齢で努力義務化される自転車乗車時のヘルメット着用のPR強化などを要望した。全国各地で相次ぐ広域強盗事件を不安視する声もあった。

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