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茶況(12月14日)日本茶アワード 「浜茄子紅茶」受賞 菊川・サングラム

 菊川市の製茶問屋丸松製茶場が運営するサングラムが日本茶アワード2023のフレーバーティー部門に出品した「浜茄子紅茶」がこのほど、日本茶輸出組合理事長賞を受けた。バラ科の花「ハマナス」を使った紅茶で、花の香りや爽やかな甘みが評価されたという。

受賞した「浜茄子紅茶」=菊川市堀之内のサングラム
受賞した「浜茄子紅茶」=菊川市堀之内のサングラム

 浜茄子紅茶はべにふうきをベースにハマナス、ハマナスの実、甘茶をブレンドした。酸味のある実と甘みの強い甘茶の配合比率を工夫したという。ハマナスは川根本町の農家から仕入れた。担当者は「ティーポットに入れたときに花が開く姿も楽しめる。マイナーな材料を使うことで味を残すことができ、評価もされてうれしい」と喜びを語った。
 今季の販売は終了していて、次の販売は春以降になる予定。
 (掛川支局・山本萌絵佳)

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