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⚾センバツ発表一夜明け紅白戦 常葉大菊川「もっとやれる」

 第95回記念選抜高校野球大会に10年ぶり5度目の出場を決めた常葉大菊川は発表から一夜明けた28日、菊川市の同校グラウンドで練習を行った。

センバツ出場決定から一夜明け、紅白戦に臨む常葉大菊川の選手=同校グラウンド
センバツ出場決定から一夜明け、紅白戦に臨む常葉大菊川の選手=同校グラウンド

 午前7時前から集合してトレーニングやシートノックをこなし、10イニングの紅白戦を実施した。気温が10度を下回る寒さだったが、先発した内藤が5回を投げ無安打無四球と好投。持ち味の制球と緩急で打たせて取り、アピールした。
 熾烈(しれつ)なメンバー争いにおいて貴重な実戦。気迫を欠いたプレーにはスタッフの目が光った。石岡監督は厳しい表情で「期待して試合をしているが、もっとやれる。何のためにやっているのかを感じてほしい。(結果よりも)やる姿勢が大事」と強調した。
 主将の平出も現状に満足していない。「選抜が決まってどこかで甘さがチームに出ている。選ばれて終わりではなく、優勝するためにどうするか考えていきたい」と表情を引き締めた。

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