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GI登録の深蒸し菊川茶 輸出向け協議会設置へ 定例会で市長答弁

 菊川市の長谷川寛彦市長は6日の市議会6月定例会で、お茶の有機栽培と輸出に特化した協議会を本年度立ち上げる方針を示した。3月に国の地理的表示(GI)保護制度に登録された深蒸し菊川茶を海外でも保護できるよう登録申請を進め、販路拡大を目指す。須藤有紀氏(みどり21)の一般質問への答弁。
 輸出に向けた茶生産を推進するため、生産者らと茶園の場所や面積などを具体的に検討する。長谷川市長は「国の制度に登録されたため、国内外でブランド力が強化される。世界を視野に入れたビジネスチャンスの拡大につながる」と期待を込めた。
 登録後は茶業協会ホームページの閲覧数が大幅に増えたほか、キャンペーンの実施を希望する県外の複数の茶商から連絡があったと効果を報告。今後は飲食店や百貨店と協力した商品開発や、全国の多様なGI産品とのコラボレーションを検討し、引き続きPRに力を入れる。
 一般質問では坪井仲治(みどり21)、倉部光世(市民ネット)、渥美嘉樹(至誠の絆)各氏も登壇した。

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