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スポーツ疾患専門診察 菊川市立総合病院 膝、肩関節も

 菊川市立総合病院(同市東横地)は10月、スポーツ疾患や膝、肩関節を専門的に診察するセンターを整形外科内に設置した。これまでも力を入れてきた診療分野で、実績を積んだ医師の赴任に伴い、より専門性の高い医療を提供するために体制を整備した。

膝のモデルを手に手術について説明する阿部センター長(右)=菊川市東横地の市立総合病院
膝のモデルを手に手術について説明する阿部センター長(右)=菊川市東横地の市立総合病院

 今春着任した阿部雅志センター長が、住民に身近な市立病院で充実した医療を提供したいと開設を発案した。所属する医師は阿部センター長を含め本年度着任した4人で、手術を助けるナビゲーションシステムを新たに導入した。病院によると、手術数を増やすことができ、安全性も高めることができるという。
 サッカーJ2藤枝MYFCのチームドクターも務める阿部センター長は「菊川は静岡市と浜松市の間にある。(スポーツや膝、肩関節などの治療で)周辺地域の中心となる存在を目指す」と思いを語る。競技による疾患だけでなく、幅広い年代の膝、肩関節の痛みに対応するほか、若手医師の教育施設も目指す。
 センターの初診受付は月・水曜日。紹介や予約した患者の受付は月・木曜日。問い合わせは同病院<電0537(35)2135>へ。

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