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「世界平和に」誓う 静岡県西部各地 戦没者に献花、追悼 台風で行事は中止【戦後78年 しずおか】

 台風7号の影響で、県西部の各市は15日、終戦の日に合わせた戦没者追悼行事の開催を中止した。一部の市は市役所内に献花台を設置し、市民が手を合わせて戦争の悲惨さと平和の尊さをかみしめた。

戦没者追悼式会場から移設された献花台=掛川市役所
戦没者追悼式会場から移設された献花台=掛川市役所
市長メッセージを掲示する菊川市職員=同市役所
市長メッセージを掲示する菊川市職員=同市役所
戦没者追悼式会場から移設された献花台=掛川市役所
市長メッセージを掲示する菊川市職員=同市役所

 掛川市は、中止になった追悼式の祭壇を会場から市役所1階に移設した。来庁者が献花できるよう、式典で使う予定だった白菊を祭壇脇に添えた。献花台設置は17日まで。小中学生による「平和を考える自由研究」の作文朗読は見送り、市ホームページへの全文掲載を検討している。袋井市も同様に、市役所内に献花台を設置した。
 菊川市は18日まで、市役所ロビーに戦没者名簿を掲示する。同市の戦没者は菊川地区832人、小笠地区488人。「戦争の悲惨さや恐怖、残された家族の思いを語り継ぎ、平和を継承していくことが責務」とする長谷川寛彦市長のメッセージも掲出した。

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