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全一般ごみ 外部搬出承認 掛川・菊川衛生施設組合議会

 掛川市・菊川市衛生施設組合議会は14日、両市の廃棄物処理施設「環境資源ギャラリー」(掛川市満水)で全員協議会を開き、2025年度から一般廃棄物の全量を外部搬出する方針を全会一致で承認した。期間は、建設する新施設が完成するまでの5年間。

他自治体への外部搬出方針を承認した組合議会の全員協議会=掛川市満水
他自治体への外部搬出方針を承認した組合議会の全員協議会=掛川市満水

 組合によると、県内の他自治体に搬出する計画で、3、4自治体と委託に関する協議を進めている。自治体の受け入れを補完する目的で、並行して民間事業者とも交渉する。
 可燃ごみを処理している現施設の溶融炉は20年6月以降、故障を繰り返していて、修繕しながら使い続けるより外部に委託した方が安価で安全と判断した。議員からは、現施設でトラブルが頻発した原因や導入当時の状況について検証を求める要望が出た。
 フリーマーケットアプリ「メルカリ」を使った粗大ごみ販売に関しては、開始した10月20日から11月13日までの25日間で74品を出品して55品が売れ、販売額は5万6千円になったとの報告があった。毎月数回、定期出品する。

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