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女性視点の防災組織、10月めどに発足 市職員が意見交換 菊川市

 菊川市の長谷川寛彦市長は7日の市議会9月定例会一般質問で、女性の視点を防災に組み込むための庁内組織「防災女子の会」(仮称)を10月をめどに発足させる考えを明らかにした。女性職員を中心メンバーとし、女性が防災に関心を持ちやすい環境づくりについて話し合う。倉部光世氏(市民ネット)に答えた。

 市によると、9月中に多部局からメンバーを選ぶ。どうすれば女性が防災イベントや訓練、講演会などに参加しやすいかなどの意見を出し合う場と位置付け、月に1回の開催を検討している。
 市は避難所運営や自主防災活動に女性の視点を取り入れるために、各防災組織に女性役員の選出を呼びかけてきた。一方、市内の避難所に設置している避難所運営委員会の女性の比率は15・3%(2023年4月時点)にとどまっている。
 長谷川市長は「今までと違った視点で、女性職員も知恵を出し合っていくことが重要」とした。
 西下敦基(市民ネット)、織部ひとみ(みどり21)、渡辺修(同)、須藤有紀(同)、横山隆一(無所属、日本共産党)、坪井仲治(みどり21)の6氏も登壇した。
 (掛川支局・山本萌絵佳)

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