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放置竹林解消へ一役 小笠北小児童が竹灯籠作り 2月に展示

 菊川市嶺田の小笠北小6年生が22日、市内の放置竹林で伐採された竹を使った竹灯籠作りに挑戦した。参加した36人は真剣な表情で竹に穴を開け、自分だけの作品を完成させた。

竹に電動ドリルで穴を開ける児童=菊川市嶺田の小笠北小
竹に電動ドリルで穴を開ける児童=菊川市嶺田の小笠北小

 放置竹林の解消に取り組む市民団体「たねあかり」のメンバーらが指導した。児童は竹にキャラクターや鏡餅など好きな絵柄の紙を竹に貼り付け、絵に沿って電動ドリルで穴を開けた。花柄を選んだ粕谷一華さん(12)は「ドリルの刃の太さを決めるのが難しかった。きれいにできてよかった」と話した。作業後、同団体の塚本隆男さん(72)が放置竹林による土砂崩れなどの危険性を語り、地域が抱える問題を児童に伝えた。
 制作した竹灯籠は2月22日から24日まで、黒田家代官屋敷(同市下平川)で行われる「代官屋敷竹あかり展」で展示する予定。
 (掛川支局・山本萌絵佳)

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