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こども記者 農業の現状取材 菊川の小学生7人 JA広報誌執筆へ

 菊川市の小笠南、小笠北の両小学校の5年生7人が2日、JA遠州夢咲の広報を担う「こども記者」として活動を始めた。4日までの3日間、管内の農業の現場を取材して回り、地元農産物に理解を深めた上で記事をまとめる。

河原崎組合長にレンズを向けるこども記者=菊川市下平川のJA遠州夢咲本店
河原崎組合長にレンズを向けるこども記者=菊川市下平川のJA遠州夢咲本店

 同市下平川の同JA本店で名刺と腕章、カメラを託されたこども記者は、職員から取材の手ほどきを受けた後、河原崎友二組合長へのインタビューに臨んだ。仕事のやりがいを尋ねて「職員を褒められることが一番うれしい」との回答を引き出した小笠北小の藤野敬人君(11)は「授業での発表はしっかりできるのに、人前で質問するのは難しい。農園を取材に行くのが楽しみ」と話した。
 最終日まで温室メロンやイチジクなどの農家、青果物流通センターなどのJA施設を訪れて現場の声に耳を傾ける。取材成果の記事と写真は同JAが9月に発行する広報誌「夢咲」の特集で掲載する。
 (掛川支局・高林和徳)

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