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警察犬2頭嘱託 菊川署

 菊川署は20日、事件捜査に協力する菊川市内の嘱託警察犬2頭の飼い主と訓練者計3人に嘱託書を交付した。任期は2024年1月から1年間。県警の要請に応じて犯罪被疑者の追跡や行方不明者の捜索活動に携わる。

竹下署長(右)から嘱託書を受け取る警察犬の飼い主と訓練者=菊川市内
竹下署長(右)から嘱託書を受け取る警察犬の飼い主と訓練者=菊川市内

 交付を受けたのはラブラドルレトリバー「シクラメン号」の飼い主塚本佳子さん(53)と訓練者有海美香さん(54)、シェパード「ブルンネ フォム マッセル シュテルン号」の飼い主兼訓練者の杉山和平さん(72)。2頭は人のにおいを嗅ぎ分ける訓練などを積み重ね、県警鑑識課が10月下旬に実施した審査会で合格した。
 竹下貢署長はそれぞれの自宅を訪問し、嘱託書を手渡した。塚本さんは「愛犬が少しでも社会や人のために役立てばうれしい」と話した。

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