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京アニ社員作品 映像投影 菊川の小沢さん 17日にイベント

 掛川工業高3年の小沢陸空さん(菊川市嶺田)が17日、2019年の京都アニメーション放火殺人事件に巻き込まれた大村勇貴さん(同市、同校出身)の作品「どっくんどっくん」を投影するプロジェクションマッピングを同市堀之内の菊川赤れんが倉庫で行う。イベントに先立ち、同日まで原画展を倉庫内で開催している。

大村さんの作品のプロジェクションマッピングを企画する小沢さん(右)=菊川市堀之内の菊川赤れんが倉庫
大村さんの作品のプロジェクションマッピングを企画する小沢さん(右)=菊川市堀之内の菊川赤れんが倉庫

 「どっくんどっくん」は生物が誕生してから今日までの38億年の歴史を色彩豊かな絵と擬音・擬態語で表現した作品。小沢さんは高校の先輩の絵本の良さを多くの人に知ってもらおうと、大村さんの家族から原画のコピーを借り、投影する映像を制作した。「どのページも色が鮮やかで奥深い。擬音だけで物語を伝えるのがすごい」と話す。擬音は小沢さんの高校の友人が吹き込むという。
 プロジェクションマッピングは17日午後6時半から。7分の映像を4回投影する予定。雨の場合は18日に開催する。原画展は午後2~4時。17日は午後5時半~7時半。

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