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地域活動の人材育成 コミュニティカレッジ開講 静岡

 明るく住みよい社会を築くために地域活動に取り組む人材を育成する県コミュニティづくり推進協議会の本年度の「コミュニティカレッジ」が9日、静岡市葵区の市民文化会館で開講した。11月までに4回の講座を行い、講義やワークショップ、県内地域団体への訪問を通じて活動時の心構えや運営のこつなどを学ぶ。

地域活動に取り組む人材育成を目的にしたコミュニティカレッジの初回講座=静岡市葵区の市民文化会館
地域活動に取り組む人材育成を目的にしたコミュニティカレッジの初回講座=静岡市葵区の市民文化会館

 本年度の受講生は地域団体やNPO法人、地区センターなどに所属する県内各地の26人。初回講座は藤枝市の一般社団法人「SACLABO(サクラボ)」の渡村マイ代表理事が進行役を務め、菊川市市民協働センターの笠原活世センター長と、NPO活動にも取り組む裾野市自治振興課職員の宮坂里司さんが活動概要やまちづくりへの思い、賛同者を増やすポイントなどを紹介した。宮坂さんは「まずは自分たちが活動を楽しむことが大切」とやりがいの重要性を語った。
 伊豆市のNPO法人「NPOサプライズ」の飯倉清太代表理事による講義も行った。協議会の伊藤嘉奈子会長は「実践的な内容を盛り込んだ。受講生には地域づくりのリーダーになってほしい」と期待した。

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