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黄金色の秋、棚田稲刈り 菊川市千框

 菊川市倉沢の千框(せんがまち)の棚田で21日、稲刈りが行われた。保全に取り組むNPO法人せんがまち棚田倶楽部のメンバーや棚田オーナー制度登録者、静岡大棚田研究会の会員約300人が秋晴れの下、黄金色の稲を刈った。

稲刈りに取り組む参加者=菊川市倉沢の千框の棚田
稲刈りに取り組む参加者=菊川市倉沢の千框の棚田

 参加者は自らが田植えした区画に育ったもち米「葵美人」を鎌で刈り取り、はざ掛けした。オーナーは5月下旬に田植えをし、毎月草刈りに訪れていたという。刈った稲は乾燥後に、同NPOが脱穀、もみすり、精米し11月下旬にオーナーに渡す。
 千框の棚田は農林水産省の「つなぐ棚田遺産」に認定されている。同NPOの堀延弘事務局長は「今年は暑かったので量が少なくなりそう。自然と人間が一体となっているのが棚田。オーナーにも感じてもらえたはず」と話した。

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