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年末恒例、ウミガメを掃除「1年でも長く元気で」 下田海中水族館

 下田海中水族館(下田市)は27日、エントランスのウミガメ水槽の大掃除を行い、カメの汚れを洗い流した。体重100キロ超の巨体を飼育員が磨く様子を観光客が興味深そうに見守った。

佐山さんに甲羅を磨いてもらうウミガメ=下田市の下田海中水族館
佐山さんに甲羅を磨いてもらうウミガメ=下田市の下田海中水族館

 水槽では体重約100キロのアカウミガメと約130キロのアオウミガメ(いずれも雄)を1頭ずつ飼育している。水を抜き取った上で、まずは水槽を掃除。飼育員の佐山拓実さん(23)らがタワシで長さ1メートルほどのカメの甲羅を磨き上げ、コケの付着を丹念に落としていった。年末の恒例行事。佐山さんは「カメたちに1年でも長く元気でいてもらいたい一心」と願いを込めた。

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