イチゴ農家見学、静大生と交流へ タイの学生が静岡来訪 農業テーマに研修 副市長と面会
外務省の対日理解促進交流プログラムの一環で静岡市を訪れているタイの学生が7日、市役所静岡庁舎を訪れ、大長義之副市長と意見交換した。11日まで県内に滞在し、農業をテーマにした活動に取り組む。
来日しているのは大学生10人と高校生5人。市内のイチゴ農家を見学したり、静岡大農学部の学生と交流したりするほか、御殿場市の農家でのホームステイも予定する。カセサート大3年のセッタヴ・パラミメタワットさん(21)は実家が農家で日本の農業に関心があったと言い、「久能の石垣イチゴ栽培に興味がある。同世代の学生との交流も楽しみ」と話した。
大長副市長は「今回の研修を通じて、日本、静岡とタイの架け橋になってほしい」と期待を込めた。
(政治部・池谷遥子)