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テーマ : 御殿場市

御殿場南小 行司、郷土力士が出前授業 栃幸大と児童 ぶつかり稽古

 大相撲春日野部屋に所属する行司や県内出身力士が15日、御殿場市の御殿場南小を訪ね、相撲の出前授業を行った。6年生約100人が体験を交えながら相撲の歴史や練習を学び、国技への理解と関心を高めた。

栃幸大を力いっぱい押す児童たち=御殿場市の御殿場南小
栃幸大を力いっぱい押す児童たち=御殿場市の御殿場南小

 木村庄太郎三役格行司と力士の栃幸大(25)=三島市出身、飛龍高卒=、香富士(35)=沼津市出身=が訪問した。木村行司は「相撲はスポーツであり、神事である」と説明し、相撲の歴史を紹介。土俵祭で神様を迎え、千秋楽の神送りの儀式で終了する本場所の流れや力士の所作の意味、行司の仕事なども解説した。
 栃幸大を相手にしたぶつかり稽古も体験。児童が大きな胸に力いっぱい飛び込み、力士の力強さを実感した。わんぱく相撲全国大会に出場した同校の“横綱”岩井拓真君との力比べでは大きな歓声が上がった。力士のやりがいについて児童から問われた栃幸大は「地元三島市の方々など多くの人が応援してくれること」と答え、香富士は「応援を力に変えられる仕事であること」などと述べた。
 御殿場市では4月11日、市制施行70周年記念として33年ぶりに大相撲御殿場場所が開かれる。出前授業は機運醸成企画の一環。
 (御殿場支局・塩谷将広)

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