馬との触れ合い、夢広げて 御殿場で障害者ら乗馬や餌やり挑戦
日本障がい者乗馬協会は26日、障害者が夢を育む機会を創出する「馬とふれあう会」を御殿場市の相模乗馬研究所で開いた。
同市にはパラ馬術競技のナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点施設に指定されている市馬術・スポーツセンターがあることなど、障害者が馬術に挑戦できる貴重な環境が整っている。パラ馬術の普及に加え、馬との触れ合いで心の癒やしを得てもらうことなどを目的に開催した。
障害者やその家族らが訪れ、ポニー2頭とサラブレッド3頭に餌やりをして心の距離を縮めた。乗馬にも挑戦し、「視線が高くて気持ちよかった」「自分もうまく乗りこなしたい」などと夢を膨らませた。
会場ではパラ馬術について紹介する動画の放映なども企画された。