「ごてんばっ木」のテーブル、椅子寄贈 御殿場 木材協組 市役所食堂に設置
木に対する親しみを醸成し、木材活用の意義を浸透する「木育」を推進する御殿場市に賛同し、御殿場木材協同組合はこのほど、推定樹齢250年とされる市内のスギから作ったテーブルと椅子を市に寄贈した。市役所東館の食堂「みくりやキッチン」で使用される。
同市中畑の八王子神社で伐採された大木を板に製材し、縦180センチ、横90センチ、高さ約60センチのテーブル1台と椅子6脚を製作した。年輪の感覚が狭く、高品質とされる同市の木材の特徴が色濃く表れ、木のぬくもりが感じられる仕上がりとなった。御殿場産を示す「ごてんばっ木(こ)」のブランドマークも目を引く。
テーブルは同食堂に置かれ、来庁者が自由に利用することができる。寄贈式で同組合の菅沼良将理事長は「見て、触って魅力を感じてもらいたい。御殿場産木材が市民に愛され、活用したいという思いになってもらえたら」と話した。