東山旧岸邸で歴史実感 台湾パストガバナーが御殿場訪問
国際ロータリー台湾パストガバナー協会の会員63人が28日、御殿場市の東山旧岸邸や隣接の甘味処(かんみどころ)「とらや工房」を視察訪問した。
同協会は地区ガバナーの経験がある有力な経営者らでつくる。参加者は国の登録有形文化財である東山旧岸邸で、岸信介元首相が首相退任後の晩年を過ごした邸宅内の書斎や居間、台所などを見学。居間のソファに座って多くの文化人が愛した避暑地である東山地区の風景を眺め、「静かで美しい」と感想を語った。
29日には同市内の御殿場プレミアム・アウトレットや御殿場高原時之栖などの施設も訪れるという。