全国駅伝「一丸で」 御殿場中女子チームが抱負
12月16日に滋賀県で開幕する全国中学駅伝大会に出場する御殿場中駅伝部の女子チームの生徒10人が6日、御殿場市役所を訪問し、勝又正美市長らに大会への意気込みを語った。
同チームは11月の県大会で4年ぶりに優勝を飾り、全国大会への切符をつかんだ。夏休みごろから本格的に始動したという同部は、陸上部を中心とした校内の長距離の精鋭が集う。昨年は県大会3位で涙をのんだだけに、生徒たちの全国大会出場の喜びはひとしお。主将の猪頭心花さん(15)は「入賞を目標に一丸で戦いたい。個人としてもチームとしても、支えてくれた人たちへの恩返しの走りができれば」と話した。
勝又市長は12月2日の市町対抗駅伝で同市チームが優勝したことに触れ、「御殿場中の勢いが後押しになった」と述べた。「全国大会での経験は人生の大きな力になる。楽しんできてほしい」と激励した。