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テーマ : 御殿場市

空手高校年代 白熱の攻防 御殿場で大会 イタリア代表も参戦

 東京五輪のレガシー(遺産)を官民一体で継承するスポーツタウン御殿場推進協議会は3日、高校年代の空手大会「第2回空手道マウントフジジュニアチャンピオンシップ」を市体育館で開いた。イタリア代表の高校生も参加し、日本代表クラスの選手たちとハイレベルな試合を繰り広げた。

素早い技の応酬を繰り広げる選手たち=御殿場市の市体育館
素早い技の応酬を繰り広げる選手たち=御殿場市の市体育館


 イタリア代表は国内屈指の実力を持つ選手が組手に6人、形に2人出場した。日本からは強豪校の御殿場西高、福井工業大付属福井高、日本航空高(山梨県)の精鋭や県高校体育連盟の推薦選手が集い、日ごろの練習成果を発揮した。
 個人組手は男女3階級を各8人で競った。世界ジュニア選手権のルールを適用し、予選ラウンドの上位選手が決勝トーナメントに進む方式で争った。選手たちは顔を守る面を着けずに試合に臨み、蹴りや突き、打ちの素早い応酬を展開。会場に設置された2台の大型ビジョンに名前や獲得ポイントが表示され、来場者の応援にも熱がこもった。
 大会は世界での活躍を目指す高校生のステップアップの場とともに、五輪大会での競技採用に向けた機運醸成を図ることが目的。市は東京五輪空手競技でイタリア代表チームの事前合宿を受け入れ、その後も交流を続けていることから高校生代表の参戦が実現した。大会前には市内の子どもたちとの交流も実施した。
 (御殿場支局・塩谷将広)

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