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テーマ : 御殿場市

銀世界のタンチョウヅル追い50年 御殿場の長田さん 12月に静岡で個展

 50年間にわたりタンチョウヅルを専門に撮影し続ける御殿場市のアマチュア写真家長田好一さん(74)が12月4~13日、静岡市役所市民ギャラリーで個展を開く。これまでの集大成と位置づけ、白銀の世界に映えるタンチョウヅルの写真36点を展示する。

県内で4年ぶりの個展を開く長田さん=御殿場市
県内で4年ぶりの個展を開く長田さん=御殿場市

 長田さんがタンチョウヅルを追い始めたのは25歳のころ。当時は絶滅危惧種で、テレビに映る姿に心を奪われた。以降、新型コロナウイルス拡大前までは毎年のように北海道鶴居村に赴き、2週間から1カ月ほど撮影を続けてきた。氷点下25度前後の環境下で2時間近く撮影機会を待つこともある。1度の遠征で撮れる納得の写真は多くて数枚という。
 2014年から個展を開いている。県内での展示は4年ぶり。「霧氷が輝き、気嵐(けあらし)が起きる極寒の自然の中で、白いシルエットが映える。美しい情景を切り取った写真をぜひ見てほしい」と来場を呼びかける。

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