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テーマ : 御殿場市

「木造や瓦屋根 多くが倒壊」 能登派遣の御殿場市職員が報告

 能登半島地震で被災した石川県に派遣され、応急給水や住家被害認定調査に当たった御殿場市職員4人が18日、勝又正美市長に活動報告を行った。現地の深刻な被害状況や活動を通じての教訓などを伝えた。

被災地で行われた住家被害認定調査の様子=石川県穴水町(御殿場市提供)
被災地で行われた住家被害認定調査の様子=石川県穴水町(御殿場市提供)

 課税課の西村衛課長補佐と観光交流課の細谷洋一郎副主任は9~15日、石川県穴水町の市街地を中心に50件超の住家被害認定調査を行った。「被害なしは2、3件。木造で瓦屋根の古い家は多くが倒れていた」と状況を説明。「平時から地域の調査をはじめとした準備をし、行政職員のすべきことを明確化しておくことが重要」と振り返った。
 上水道課の平賀研一主任と勝又成彰副主任は6~9日に現地に赴き、2トン給水車を用いて七尾市の小学校や特別養護老人ホーム、金沢市の体育館で応急給水活動を行った。現地では避難所と災害対策本部、現地調整隊の連携が難しく、給水車の運用が非効率化していた場面もあったとした。
 勝又市長は「現地での学びを市の災害対策にぜひ役立ててほしい」と述べた。

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