小学生草サッカー大会 女子の部 クワトロガールズ（御殿場） 全国Ｖ 市役所訪問 チームで連係 ミス少なく
８月中旬に静岡市で開かれた日本最大規模の小学生サッカー大会「第３７回全国少年少女草サッカー大会」の女子の部で、御殿場市のチーム「クワトロガールズＦＣ」が優勝した。同市在住のメンバー２人が２８日、勝又正美市長を表敬訪問し、結果を報告した。
大会は新型コロナウイルスの影響で４年ぶりの開催となった。全国の強豪だけでなく、台湾、中国など海外チームも参加し、女子の部は２４チームが激戦を繰り広げた。クワトロガールズＦＣは高い次元で攻守のバランスが取れ、６年ぶり２度目の優勝を果たした。
同チームは御殿場、沼津、伊豆の国、裾野各市と清水町のメンバーで構成している。守備の要となっているのが御殿場小６年の島彩綾さん（１２）と佐々木楓和さん（１１）の２人。大会の全５試合にフル出場し、計１失点に押さえる活躍を見せた。大会の優秀選手賞も受賞した佐々木さんは「ゴールキーパー前でみんなをカバーしながら、自分のミスを少なくしてプレーできた。日本代表を目指す」と話し、島さんは「攻撃に関わりながら守備に貢献できた」と振り返った。
勝又市長は「市民を元気づける活躍。全国優勝メンバーが御殿場にいることは誇りです」とたたえた。
メンバーたちは在住各市町で優勝報告を行う予定。
（御殿場支局・塩谷将広）
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