あなたの静岡新聞
▶ 新聞購読者向けサービス「静岡新聞DIGITAL」のご案内
あなたの静岡新聞とは?
有料プラン

テーマ : 教育・子育て

静岡人インタビュー「この人」 高校生主体のイベントで企画運営を担う 青嶋さくらさん(静岡市駿河区)

 静岡県内の高校生が21日にホテルグランヒルズ静岡(静岡市駿河区)で開くイベント「静岡探究コレクション」の実行委員として、昨年10月から準備を進めてきた。上級生として積極的に企画運営を推進する。静岡商高3年。17歳。

青嶋さくらさん
青嶋さくらさん

 ―どんなイベントか。
 「探究学習の成果を発表したり、ダンスや合唱、各校の制服を披露する『制服ランウェイ』をしたりと、約10の企画を予定している。県内の18校から集まった約40人の実行委員は、学校や学年の枠を超えて協力してきた。当日は高校生千人を集めるのが目標で、SNSを使ってPRしている。訪れた人も企画側もわくわくするイベントにしたい」
 ―なぜ実行委員になろうと思ったのか。
 「夏休みに静岡市主催の『高校生まちづくりスクール』に参加し、地域課題を解決するビジネスプランの提案に取り組んだ。自分たちのアイデアを実現する難しさを感じた経験だったが、同様の機会があればぜひ参加したいと考えていた。自分の視野も広がると思った」
 ―自身の担当は。
 「高校生が探究学習で商品開発した弁当やパンなどを販売する『探究縁日』の企画と運営。企業にも参加をお願いしている。会場にはちょうちんを飾ったりして、縁日の雰囲気を出せればいい」
 ―抱負を。
 「実行委員は遠慮することなく意見を出し合い、いい関係が築けている。学校の授業とは違い、多くの人たちと交流することで『そんな考え方があるんだ』という新しい発見も生まれている。イベントを新たな学び、新たな探究学習につなげていきたい」
 (社会部・木村祐太)

いい茶0
▶ 追っかけ通知メールを受信する

教育・子育ての記事一覧

他の追っかけを読む