“15の春”緊張を力に 勝負 静岡県内公立高入試 スタート
静岡県内の公立高93校で5日、2024年度入学者選抜が一斉に始まった。全日制と定時制合わせて約1万9500人の受験生が学力検査に臨んだ。
午前に国語と数学、英語、午後に社会と理科の試験を実施した。6日は面接や学校裁量枠の実技検査を行う。県教委によると、志願倍率の平均は全日制1・06倍、学年制定時制0・53倍、単位制定時制0・90倍。
合格発表は14日正午以降。県教委は今回から各校での合格者番号一覧の掲示を取りやめ、ウェブサイトでの発表のみにする。
浜松市中央区の同市立高(定員360人)は、約470人が受験した。受験生たちは、試験官から計算・通信機能のある時計は持ち込めないことなどの注意事項を緊張した表情で聞いた。試験開始を告げるチャイムが鳴ると、素早く試験問題に取りかかった。
▶【変更後】2024年度 静岡県内 私立・公立高校入試(日程・募集計画・志願倍率)