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テーマ : 教育・子育て

藤井王将「楽しんで将棋続けて」 掛川で小中学生に指導対局

 将棋の第73期王将戦で3連覇を果たし、祝賀行事に出席するため掛川市を訪問中の藤井聡太王将(21)が9日、同市の大日本報徳社で地元の小中学生を対象に指導対局を行った。多面指しで9人と対局し「一手一手をしっかり考えて指しているのが伝わってきてうれしく思った。楽しんで将棋を続けてほしい」と呼びかけた。

小学生に対局指導する藤井聡太王将=掛川市の大日本報徳社
小学生に対局指導する藤井聡太王将=掛川市の大日本報徳社

 同市では王将戦第6局が行われる予定だったが、第4局で防衛が決まったため対局がなくなった。指導対局では掛川で対局があった場合の初手見学に申し込んで当選した9人が、藤井王将と阿久津主税八段(41)に挑んだ。
 将棋歴1年の掛川中央小2年の栃木すみれさん(8)は「大駒を取られないようアドバイスしてくれた。もっと練習したい」、掛川大浜中1年の松下徹心さん(12)は「最も憧れている棋士。すごく貴重な体験で、終盤の詰め方などが勉強になった」と話した。
 王将戦の大盤解説も行われた。藤井王将は約100人のファンの前で開幕局を自戦解説し「振り駒に独特の緊張感があった」などと振り返った。

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