小中学生理科研究プレゼン 最優秀に山下さん(浜松篠原小)、大石さん(静岡大付属浜松中)表彰
静岡県や浜松市、静岡大などでつくる「トップガン教育システム協議会」はこのほど、小中学生理科研究プレゼンテーションコンテスト(静岡新聞社・静岡放送後援)の審査と表彰式を浜松市中区の浜松科学館で行った。最優秀賞には浜松篠原小5年の山下瑞喜さんと、静岡大付属浜松中1年の大石康介さんが選ばれた。
山下さんは「カラスが熱中症にならない秘密」を研究した。大石さんは3Dプログラミングの知識を生かし「自然界のフラクタルをpython(パイソン)で描く アマミホシゾラフグの不思議」を発表した。
木村雅和協議会会長は「山下さんは素朴な疑問にいろいろな観点から調べた。大石さんは発想力が素晴らしかった」と評価理由を述べた。
このほかの主な結果は次の通り。
静岡大学長賞 塩崎文乃(浜松曳馬小)石田愛里彩(浜松蜆塚中)▽浜松医科大学長賞 窪野遼(袋井山名小)鈴木悠輝(静岡大付属島田中)
審査会では個人、グループ36組が夏休みの自由研究などの成果を発表した。
(浜松総局・大山雄一郎)