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テーマ : 教育・子育て

親子で歩き通学路確認 余裕を持って安全に登下校

 子どもが学校へ行って元気に帰ってくるのか、心配に思う親は少なくない。安全に登下校するための対策を、全日本交通安全協会(東京都千代田区)の井上悦希事務局長に教えてもらった。
 まず実践してほしいのは、前日までに必要な持ち物を準備し、時間と心に余裕を持って家を出ること。「例えば登校中、忘れ物に気付いて慌てて家へ戻ろうとすると、信号を無視したり、安全確認を怠ったり、焦って周囲が見えなくなる恐れがあります」。特に朝は、通勤通学で急ぐ大人や学生も多いため、車だけでなく自転車や歩行者同士の衝突の可能性も高い。
 そのため、実際に使う通学路を親子で歩いてみることも重要になる。ポイントは①子どもの目線で危険の有無を確かめる②平日の登下校の時間帯の道路状況を把握する③季節ごとに道路状況の変化を確認する。
 「朝は車両の通行が規制されているのに、下校時は規制がなく車の往来が激しい、清掃車や路上駐車する車が多い、夏になると樹木が生い茂り見通しが悪いなど、時間帯、季節によって道路の状況は変わります。子どもと一緒に歩きながらどんな危険が潜んでいるのかを考えさせ、注意する箇所や危険を回避する方法を教えてあげるとよいでしょう」
 ただし、成長するにつれて寄り道をしたり、普段使わない道を使ったりする子どもも増えてくる。そんなときは「決められた道を使って真っすぐ家へ帰ることで、事故に遭うリスクを減らせる」ことを子どもに説く。その上で、寄り道するなら▽どこに行くのか▽どのルートを使うのか▽誰と一緒なのか-などについて、日頃から子どもとコミュニケーションを取っておく。
 「歩道が狭い、用水路があるなど通学路の事情は全国各地さまざまなので、『こうすれば絶対に安全』という方法はありません。歩道を歩く、横断歩道を渡るといった交通ルールを順守しながら、臨機応変に危険を回避できるよう、日頃から大人が見本を示しましょう」と井上事務局長は呼び掛ける。

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