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テーマ : 教育・子育て

受験生「家族の協力で」本番舞台に 感染症へ警戒切らさず 大学入学共通テスト1日目

 大学入学共通テストが、13日、始まった。新型コロナウイルスは5類に移行したものの、感染状況が警報レベルに達したインフルエンザやコロナ拡大への懸念は今も残る。静岡県内の受験生は感染予防に苦心した日々を乗り越え、支えてくれた家族への感謝を胸に大一番に臨んだ。

「頑張って」と試験会場へと向かう生徒に声をかける高校の教諭ら=13日午前9時43分、静岡市駿河区の県立大(写真部・坂本豊)
「頑張って」と試験会場へと向かう生徒に声をかける高校の教諭ら=13日午前9時43分、静岡市駿河区の県立大(写真部・坂本豊)
マスク姿で次々と訪れる受験生の書類を確認するスタッフ=13日午前8時17分、静岡市駿河区の県立大(写真部・坂本豊)
マスク姿で次々と訪れる受験生の書類を確認するスタッフ=13日午前8時17分、静岡市駿河区の県立大(写真部・坂本豊)
試験室の前に設置されたアルコール消毒液=13日午前8時58分、静岡市駿河区の県立大(写真部・坂本豊)
試験室の前に設置されたアルコール消毒液=13日午前8時58分、静岡市駿河区の県立大(写真部・坂本豊)
「頑張って」と試験会場へと向かう生徒に声をかける高校の教諭ら=13日午前9時43分、静岡市駿河区の県立大(写真部・坂本豊)
マスク姿で次々と訪れる受験生の書類を確認するスタッフ=13日午前8時17分、静岡市駿河区の県立大(写真部・坂本豊)
試験室の前に設置されたアルコール消毒液=13日午前8時58分、静岡市駿河区の県立大(写真部・坂本豊)

 清水東高3年の鈴木優さん(18)は「昨年末に弟がインフルエンザにかかった時、親の計らいで弟と自分を隔離してくれたから、今日無事に本番を迎えられた」と話す。同高3年の宇野真帆さん(18)は学校や塾以外はできるだけ外出を控え、「家族もなるべく人混みにいかないよう気を使ってくれた」という。静岡城北高3年内野梨歩さん(18)も、家族でワクチンを接種し「店で買った食品は消毒をして食べるよう心がけた」などと、一家で感染対策に細心の注意を払った日々を振り返った。
 清水東高3年の望月陸央さん(18)はワクチンを接種していたが、「昨年末にインフルエンザにかかってしまい、不安になった」。マスク着用で望んだテスト初日は「世界史は納得のいく解答ができたが、英語のリーディングは時間が足りなかった」と語り、2日目に向け「気持ちを切り替えて、得意科目で取り返したい」と意気込んだ。

14日の日中は晴れ予報  静岡地方気象台によると、大学入学共通テスト2日目となる14日の県内は、次第に高気圧に覆われて日中は晴れるが、前線や湿った空気の影響で夜は曇りとなる見込み。予想最低気温は1度で、最高気温は12度。
 13日の県内は冬型の気圧配置でおおむね晴れたが、寒気や気圧の谷の影響で雲が広がりやすく、雨や雪が降るところがあった。  

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